\「プロジェクトP 〜チャット版ポケモンカフェ〜」第8回(5/8)

※基本事項は第1回と同じなので省略いたします。
 今回は2004年5月8日のログがベースになっています。


ここはI県某所のポケモンカフェ。
今日も大勢の客、特に異様な雰囲気を醸し出す常連客でにぎわっている。

佐藤軍師(以下軍師)「さて、私の知っている限りでここの常連のポケモンは総勢140匹います。」
Rista「……数えたんですか。」
ルビー「そんなに・・・?」
四面楚歌(以下楚歌)「140!? そんなにいるんですか!?」
ちなみにこの話を投稿した時点では160匹を突破していて、手持ちの平均は約7匹である。
軍師「現象:常連の持っている「サーナイト」は必ず♀である。」
ラティ「へえ〜初めて知った」
おかゆ「140・・・多いですねぇ・・・」
Shine「あ、ですよね。」
軍師「ついでにキルリアも……(汗」
その辺はやはり外見が影響しているのだろう。
せつな「Σ多いですねぇ(何>140」
ラック「みなさんを集めてパーティしてぇ……」
本当に実現したら元気が有り余りすぎて乱闘になるのは避けられないだろう。

ルビー「他に現象とかってありますか?」
軍師「現象:リザードンは6匹いる。」
おかゆ「へぇ・・・・」
これもまた後になって増えたことが確認された。
おかゆ「常連じゃないけど、わたしもリザードン持ってます(お前は黙ってろ」
(注:↑におかゆのリザードンはカウントされていない)
おかゆ(♀だけど・・・)
軍師「現象:何人か、伝説のポケモンを持っていたりする。これは有名ですね。」
ルビー「それはあるなぁ」
おかゆ「伝ポケ(略すな)は使わない主義です(ぇ」
ルビー「あたしも、そうですね」
Rista「私は紫電さんの定義に従ったまでで(黙れ」
Shine「僕は伝ポケ好きタイプじゃないので。」
せつな(´-`).。oO(アレも伝説に入ってるのかな。。。(ぇ)
おかゆ「伝ポケ、可愛くないから(蹴」
軍師「そういえばRistaさんは専用アイコンがセレビィで小説版ポケモンカフェでセレビィを降臨させた為に……(略。
おかゆ「伝ポケで可愛いのもいるけど、何か使いたくない・・・」
Rista「(闇鍋編で)活躍までさせられたら下げられませんよ……(ぇ
軍師「下げれないですよね
軍師は常連達のプロフィールを記したボード(=臨時掲示板)を見ていたが、何かに気づいて声を張り上げた。
軍師「異議あり!!エメラルさんのゲンガーとカメックさんのカメックス、リザードンに性別の記述なし!
Rista「単に忘れているだけでは?」
カメック「す、すみません。後で直しときます」

緑翠ルーチェ(以下ルーチェ)「でーい(謎」
チャイムが鳴り、上機嫌のルーチェが店に入ってきた。
彼女の話によれば、ルイージマンションのエンディングに到達したという。
軍師「あ、もうひとつ現象確認!」
Shine「あ、ルーチェさん、此処にファッツさんが盗ってきたミカンが一袋。」
Rista「こんにちは>ルーチェさん」
ルビー「まだあったんだ・・・みかん」
Shine「ルーチェさん用のみかんが一袋♪」
軍師「現象:クリアというニックネームのポケモンは2匹いる。」
ラティ「く、クリア?」
軍師「ニックネームですよ、勘違いしないように。」
Shine「2匹ですか?(汗。」
Rista「ルーチェさんのと……後は?」
軍師「異議あり!!塑羅さんのエアームドとルーチェさんのメタモンのニックネームが一致したのはなぜだ!!
Shine「ええええええええー!?」
ルビー「よくあることだ、気にするな」
Shine「ルーチェさん、みかんは?」
ゲンキ「はい」
Rista「種類が違うなら何とかならない?
クリア「悪かったな一緒で!」
この日はたまたま塑羅がいなかったので、ここでのクリアはルーチェのメタモンである。
リリト「別に偶然でしょ?」
Shine「どうぞみかん。(袋一杯。」
軍師「判決:偶然の一致なので、無罪!
ツイン(おかゆのマイナン)「たまたま、たまたまー♪」
クリア「おいルーチェ!俺もこの名前気に食わないから変えろ!
ルーチェ「めんどくさいからやだ。(きっぱり
おかゆ「ぅ゛、帰ります・・・・」
時間が来たと言っておかゆは帰っていった。
常連達が見送る中、軍師がつぶやいた。
軍師「暴打暴慢毒舌とはこの事か……。」
ライナ「俺の名前、たまにメスと間違えられるんだよな・・・」
軍師「ありえますね。」
クリア「ったくよー・・・いつか変えろよ!で無いと殺る!」
ルーチェ「殺れるもんならやってみな、どうせるーが先に殺っちゃうかr(待」
ラグア「大丈夫♪ふたりがやっちゃうまえにあたいが凍らせるから」
ルーチェとクリアの言い合いにルビーのラグアが口を出す。
軍師「毒の吐きあい……何と醜い……!」
クリア「勝手に言ってろ、その前に炎タイプに変身してやる」
ラグア「やれるものならやってみなさい!」

ゲンキ「セレイーっ!みかん返しやがれてめーっ!」
一方、ルーチェ達の後ろでは彼女のポケモンによるみかん争奪戦が始まっていた。
セレイ「全部1人で食べないー♪」
ゲンキ「ほざくなぁっ!飛翔対人用メガトンパンチっ!」
軍師「ゴフッ!!
Shine「ぐ、軍師さん!?」
セレイ「サイコシールドー♪バーカ、そのまま吹っ飛べ!(ルーチェのほうへ」
軍師「ゲンキさんのメガトンパンチもお強いようで……」←巻き添えを食らった人
Rista「そりゃ対人用と言うくらいですし……」
ゲンキ「(着地)・・・・っ!だー、むかつくーっ!」
Shine「…とばっちり受けても大丈夫なように適当に身体能力上げときます(ゑ。」
ルーチェ「対人用のほうが強いんですよ(爆」
軍師「ゲンキさん、次の誤射は軍師式関取団の餌食にしますよ……。」
Rista「鎧の材質、もっと強いのにしようかしら……>とばっちり」
ゲンキ「セーレーイ!食らえ、ルーチェハンマーアターック!(ハンマー借りた」
ラグア「冷凍ビーム♪」
ゲンキとセレイを氷漬けにできるだけの威力が放たれた。
ルビー「ラグア、人の戦いにつっこむなよ」
軍師「南無阿弥陀仏>ゲンキ・セレイ」
セレイ「サイコシールドー。ラグアちゃん、ボクにハンマーが当たったらどうする・・・ふぎゅう!?(直撃」
楚歌「帰ってきたら、事態が急展開してますね(苦笑」
ゲンキ「ふん、他愛も無い・・・(熱で溶けた(爆」
ナイツ「ついでにナイトヘッドかけとこうか?>ゲンキ・セレイ」
Rista「だから争いに拍車かけない。」
ナイツがRistaに殴り飛ばされた頃、Shineは何かを唱えていた。
Shine「…御許に仕えることを許したまえ。響け、壮麗たる歌声よ! ―――ホーリーソング!(天使術!?
ラグア「ほほほ、おもしろくなってきたじゃない」
ゲンキ「みかんはいただ・・・マイリーっ!」
マイリ「へっへーん、セレイサンキュー♪」

軍師(パフィー、締めるなら首ではなくて頭蓋骨を……!)
パフィー(Ristaのプクリン)「……えっ……わ、私……呼ばれました……?」
軍師「いや、紹介文見て思ったこと。」
楚歌「うわぁぁぁん、どうなってるんだよーっ!!(泣」
Rista「ただのみかん争奪戦のようです。」
ルビー「そこにラグアまで加わっちゃいました」
楚歌「Ristaさん、ルビーさん、どうもです」
軍師「いまどきミカンですか……冬場なら許すのに……。」
Shine「近くにみかん農家があるそうですよ>みかん」

ゲンキ「・・・逝けぇ、ルーチェハンマーホーミングアターック!」
マイリ「わわわわ、イギーよろしく!(陰に隠れる」
イギー「ぐー・・・ぐわっ!?(直撃」
軍師「とりあえず、先日作成したタワーシールド立てておきますね。(流れ弾に当たらないように。)」
マイリ「ルーイ、パス!」
みかんの袋がリレーのバトン状態である。
さらに混乱を沈めようと便乗するポケモンも現れた。
ナイツ「よーし、ナイトヘッドっ!(全体攻撃)」
ライナ「それなら雷!>ナイツ」
ルーイ「はぁ・・・どうして僕に回すんですか?ヒナ、よろしくです」
Shine「っと、ちょっと障壁でも張ります!」
Rista「嫌な予感……」
ルビー「う〜ん、ライナまで加わってしまった」
ヒナ「うふふふふー、あたしるーちゃんからならがんばるわー♪」
ナイツ「うぎゃあああっ!!(雷ヒット)」
ルビー「・・・って!リリトもいっちゃった!?」
ライナ「悪いなナイツ♪」
楚歌「もしかして戦闘中!!!?(気づくの遅っ!!!」
ルビー「トレーナーは指示してないんだけどね」
ゲンキ「ぐおらぁぁっ!(ハンマー飛び」
ヒナ「甘い甘いー♪(避け」
ルーチェ「・・・そろそろ止めようかな(ぉ」
ようやくルーチェが重い腰を上げた。
緑翠ルーチェ「ルーイ、ヒナ止めてきて。」
軍師「戦闘というより乱闘ですね……。」
Shine「僕の方は自分で色々身体能力上げたりしてますよ(えぇ!?」
ナイツ「やったなー!?(ライナにシャドーボール)」
Shine「――― アグリゲットシャープ!
シュライヤ「俺も加わっていいか?
楚歌のザングースまでいつの間にか顔を出している。
楚歌「ダメェえええええっ!!!!
ルーチェ「・・・(にやり」

ライナ「このやろー!もう1発電撃だ!」
ライナ対ナイツは既に別個の戦いになりつつある。
Rista「さて……ジャックルでも呼んできますか……」
ナイツ「同じ手に乗るかよ!(かわす)」
リリト「残念でした。後ろはあたくしの・・・かみ砕く!」

Shine『・・・・・次のニュースです。現場からお送りします。現場の四面楚歌さん(なに!?(笑)』
楚歌「は、はぁ……」
Shine「あったんですが…まぢで。(汗。>現場」
Shineのネタが見事空振りした頃……
ルーチェ「ルーチェ必殺・対ポケ用メガトンキーック!
ゲンキ「ぐほぁっ!(直撃&気絶」
軍師「さて、騒がしくなってきたな……(銀羽扇を装備しつつ。)……ま、静かになるかな。」
ルーチェ「ふー・・・いい加減にしないと次は放電してあげる♪(ゲンキに向かって」
ルーイ「止めてきましたー」

ナイツ「べ、別に……効果抜群じゃないしね……」
見事にかみ砕く攻撃を食らったナイツは息が荒くなってきていた。
Rista「ナイツ、月の光(リング装備状態)なら使わせませんからね。(きっぱり」
リリト「(にやり)ナイツ、前見なくていいの?」
ナイツ「はい?」
カメック「あっリザ介がっ」
ライナ「とりゃー!波乗り!!
どこから乗れるだけの波が来るのか、という疑問はさておき、波乗りもクリーンヒット。
その間にカメックのリザ介が勝手にモンスターボールから飛び出していた。
ベニバナ「・・・で、何で私?ルーチェ」
ナイツ「妖しい光っ!」
リリト「原始の力!」
リザ介「こんにちは」
しかも状況を察していないのだろう、挨拶している。
軍師「リザードンかな。」
ラベンダー「ついでだからオイラも!みんな、よろしくー♪」
ナイツ「リザ介、ヘルプ!」
当のリザ介が気づく前にナイツがその後ろに隠れた。
ベニバナ「(ラベにツバメ返し)アンタ下がってて。煩いから。」
軍師「リザードンの後ろに隠れるリザードン恐怖症の方。」
楚歌「第1回参照ですか」
Rista「あれでも克服しようと必死なんですよ>恐怖症」
Shine「あー、あれですか。(笑。>恐怖症」
ナイツがリザ介の背中を蹴って跳び、リリトが放った原始の力はリザ介を直撃。
岩タイプの技が炎・飛行タイプのリザードンに当たったので、威力は一気に4倍である。
リザ介「や、やめてー」
リリト「あ〜ら、ごめんなさい。ナイツをねらったんだけど♪」
ラック「おもしろいことになってきたなぁ〜w」
見かねた軍師は一度外していた銀羽扇を再び装備した。
ベニバナ「何も知らない人に攻撃を仕掛けるのはどうかしら、リリト?」
なだめるようなことを言いつつリリトに火炎放射。
リリト「あら、別に間違ってよ。ナイツが壁にするから」
軍師「そろそろ静かにしないと、神の怒り撃ちますよ!

神の怒り。
軍師の技「羽扇乱舞」のひとつで、周囲1km以内にいる全てのポケモンを戦闘不能にする大技である。

リザ介「う〜空に逃げよう」
原始の力により大ダメージを受けたリザ介は「空を飛ぶ」で店の外に逃げた。
ナイツ「えーと……(Ristaに飛びつく)……リアラ、暇なら手伝え!」
タリス「大乱闘ですね………(汗) シュライヤさんが好きそうな状況です…」
リアラ「貴様に貸してやる手など……お?」
ベニバナ「攻撃は正確に当てる物よ」
リリトに切り裂く攻撃。宣言通り、正確に当ててきた。
リリト「ああそう?じゃ、正確にあてますわ」
ベニバナに原始の力。
売り言葉に買い言葉とはまさにこのことであろう。
ジャックル「Rista、これはどういう状況だ?」
Shine「ジャックルさんが来ましたね。」
楚歌「タリス、ダブルウォールの発動準備!」
ベニバナ「ラベ、三種同時打ちよろしく」
軍師「この建物なら部屋全体を効果範囲にできますよ。」
Rista「とりあえずジャックル、そこで暴れている方全員にカード手裏剣を。」
ジャックル「了解。……少々人数が多いが……」
店内を見渡す軍師を避けつつ、カードを投げるジャックル。
一方ラベンダーはベニバナの言葉を受け、三種同時打ちを放った。
ラベンダー「そーれぇ!」
リアラ「おいジャックル、何故最初が私なんだ!?」
ベニバナ「(カードをかわして)ラベ、悪かったわね(汗&盾」
タリス「不毛な争いはまだまだ続くのでしょうか………?」
一番冷静に状況分析している楚歌のサーナイト、タリスであった。

そう言っている間に、神ならぬ軍師の怒りへのカウントダウンは進んでいた。
軍師「戦闘不能にされたくなければ、モンスターボールの中に入れてください
ルビー「ま、あいつらがあの状態だと無理だろうね」
リザ介「おこったぞ〜かえんほうしゃ」
警告しているそばからリザ介が戻ってくる。
軍師「流石にモンスターボールの中までには手を出しませんよ。」
ルーイ「ヒナ、これって絶対入ったほうが・・・(出てたのか」
楚歌「まずい、とりあえず戻って、みんな!」
Rista「ナイツ、リアラ、ジャックル、戻りなさい。(ボール×3)」
ルビー「あたしが指示しても、あいつらは戻らない>軍師」
Shine「ジャッジメントの詠唱初めて欲しいですか?vv(笑いまくり。」
ヒナ「いーのいーの、だって見てるの楽しいし♪(何」
Shine「始めますよ?vvv(何か愉快犯全開なんですが…。」
軍師「ラスゴ(神の怒り)、マナ充填開始」
ルーチェ「別に戦闘不能にしてもらったほうが煩くなくていいので。」
実はこの時、ルーチェはルーイが外に出ていることに気づいていなかった。
このことが後に悲劇を招くことになる。
カメック「も、もどれリザ介」
ルビー「素直にボールに戻れよ・・・」
リリト・ラグア「いやよ」
ライナ「そのまえにやることが・・・雷!!>ナイツ」
Rista「ナイツでしたら既に戻ってますよ」
しかし雷の方向だけは正確で、テーブルの上に置いたナイツのモンスターボールに当たっていた。

軍師「全ての生きとしていけるものよ……
Shine「輝く御名の下、地を這う汚れし魂に裁きの光を雨と降らせん。
ついに軍師が詠唱を唱え始めた。
ほぼ同時にShineの口も動き始めている。
楚歌「軍師さんが本気になられたら大変な事に……(汗」
ライナ「悪いけど、そいつの開閉スイッチは壊しといたから♪」
ライナはRistaにそう言い残してボールに戻った。
軍師「わが神の手により……
Shine「安息に眠れ、罪深き者よ……
リリト「あら、ナイツが終わったなら用はないわね」
ラグア「みんな戻ったらつまらないわ」
ふたりはそれどころじゃないということに気づいていないのだろうか。
Rista「スイッチ……?」
楚歌「闇鍋大会のキョウヘイさんやミュウツーさんみたいになっちゃいますよぉ(泣」
リアン「流石四面楚歌さんというか…」
軍師「散りなさい……!」
軍師はカードケースから「神の怒り(8th)」を取り出した。

軍師「Wrath Of God!(←「神の怒り」)」
Shine「ジャッジメント!

楚歌「うわぁああああああっ!!?(泣」
軍師「……終わりましたね……。」
ラズリ「一足遅れてやりましたね…」
2人が十数秒差で炸裂させた2つの技により、外に出ていたポケモンは全滅した。
ルビー「Ristaさん、ライナがボールのスイッチを壊しちゃいましたけど・・・」
Rista「……誰の?」
ルビー「ナイツです。直さないと、でられません」
Rista「了解です。後で修理に出しますので。」
そう言えば雷が当たった時火花が散ったような、などと思いつつ、ルビーとRistaが話している頃。
自分のポケモンを鎮めるためにわざと出しっぱなしにしていたルーチェは、倒れているベニバナ・ラベンダー・イギー・マイリ・ヒナを次々に回収していった。
ルーチェ「煩いのが黙ってくれましたね、ルーイ、出て・・・・!」
そして愛ポケのルーイを出そうとした。
……ところが。
ルーチェ「あれ、何でルーイのボールが空なわけ?」
軍師「ルーチェさん、奥のほうに吹き飛んでいるのは?」
Shine「あら、出てませんでした?ルーイさん。」
ルーチェ「あ゛ーっ!
楚歌「もうボロボロだよぅ……(涙」
ルーチェ「るるるるる・・・・・」

瀕死状態のルーイを抱きしめ涙するルーチェ。
彼女の背には夕日の最後の一筋が降り注いでいたとかいないとか……