「プロジェクトP 〜チャット版ポケモンカフェ〜」第13回(5/14)

※基本事項は第1回と同じなので省略いたします。
 今回は2004年5月14日のログ(Rista保存)がベースになっています。


金曜日の午後。
ポケモンカフェにRistaが訪れた時、店の中にはphase shift(以下シフト)のファッツの他に目立った客はいなかった。

ファッツ「今日は皆さん忙しいようで;あんまり人来てないです;」
そう言ってから何故か目をそらすファッツ。
ファッツ「というかタ・・・楚歌さん来ないかな・・・(ボソ
Rista「……もしかして何か期待してます?楚歌さんに。」
ファッツ「あ・・・;いや・・・;(赤面」

しばらく他愛もない雑談をしていると、緑翠ルーチェ(以下ルーチェ)が現れた。

ルーチェ「絶対もらうぞー!(黙れ」
ファッツ「あ、ルーチェさんだw」
ルーチェは何やら張り切っている。
ファッツ「あ、ルーチェさん、今日はみかんは無いですよ;」
ルーチェ「いや、クラニンのポイントためて(ぉ」
ローラ「タリスさんにあげるタルトに使っちゃったんだよね〜w」
ファッツ「うわっ;バカァ!」
第9回を読んだ方、あるいは事件(?)当時居合わせた方なら、ファッツが何を期待しているかもうお分かりだろう。
ルーチェ「後230ポイントかよー・・・無謀だー・・・」

Rista「本人がいないからいいようなものを……あれ?」
ファッツ「ん?どうしました?リスタさん」
Rista「……さっきの会話、もしS氏に聴かれていたとしたら……」
ファッツ「S氏・・・?」
こちらはチャットに参加された方なら分かるかも知れない。
第12回においてRistaを怒鳴りつけていた通信機の相手である。
クロウズ「聴かれてたら間違いなくナイツの耳にも入ってるわよ、あいつ気に入られてたから」
ファッツ「うひゃあ〜・・・;」
クロウズ「Ristaは絶対勝てないのよね。空飛べるし」
ファッツ「空とぶ!?Σ」
クロウズ「羽があるのよ。ポケモンじゃないけど、タイプつけるなら悪・飛行ね。」
ファッツ「悪!?Σ」
Rista「対空攻撃出来ない分をこのトキで何とか出来ないかと試行錯誤中……」
そう言いながらクロウズを殴ったRista。
クロウズ「絶対悪!いきなり基地に押しかけてきて即爆破よ!?」
シフト「ファランクスかスティンガーでも貸しましょうか?;」
ファッツ「本気でムッ殺そうとしてるならぜったいおすすめw」
Rista「いえ、下手に刺激するくらいなら地道に要求の小説書きますよ。」

Ristaはため息をついた。
ログは長いので省略するが、過激なポケモンさらいの要求は
小説か宿題を終わらせろ。1つ片づくごとに1匹返す
というものであった。

クロウズ「でもネタが尽きたら力ずくで奪い返すつもりなんでしょ?」
ファッツ「ま、確かに一撃必殺の保障が無いのなら下手に仕掛けると命取りですね;」
Rista「……まあ、弱点なら把握してますから。
ファッツ「・・・なんですか?弱点って?
声を潜めるふたり。
Rista「ある言葉に反応して動きが鈍るとか。
ファッツ「へえ〜・・・流石にソレは教えられませんよね?」
クロウズ「Rista、携帯鳴ってるけど。」
ファッツ「・・・S氏か?」
Rista「無視しましょう。」
ファッツ「無視して大丈夫なのか?その電話;」
Rista「(画面表示を見つつ)大丈夫でしょう。要求の追加なんて考えられませんし。」
ファッツ「やっぱりS氏なんだな;」
クロウズ「案外気が変わったから返すなんて事……ないわよね……」
ファッツ「こっちに飛んできてカフェ爆破なんて無いだろうな;こっちもそれなりに応戦しなくちゃならなくなるぞ;」
Rista「それはありませんよ。」
トキ「……」
そうこうしている内に、クロウズにぴったりより沿っていたトキが電話を取ってしまった。
ファッツ「あ、トキが取っちゃった;ちゃんとしゃべれるのか?」
トキ「もしもし?…………はい。」
クロウズ「トキちゃん、くれるの?はいはい……もしもし、お電話代わりました〜」
トキからバトンタッチを受けたクロウズはしばらく話した後、今度はRistaに携帯電話を回した。
クロウズ「はい、Rista。かなりご立腹みたいよ?」
Rista「話し合ってくるので外に出ます。」
ファッツ「この後、どうなってしまうのかー!!(ガチンコ風」

Ristaが出て行った後、ファッツはしばらくカフェにいたが、シフトの都合で一時退却することとなった。


……そして約2時間半後。
先に戻ってきたのはRistaだった。ちょうど塑羅・ルビーとほぼ同時の来店である。
実はここからが今回の話の本題である。

塑羅「こんばんわ〜」
ルビー「こんばんは♪」
塑羅「あ、ルビーさん。こんばんわ〜」
Rista「こんばんは。」
ルビー「こんにちは〜。そういえば、ナイツはどうしてますか?」
Rista「小説が進まないことに怒った登場人物S氏に誘拐されました(汗」
クロウズ「誘拐じゃなくて拉致でしょアレは!」
ルビー「はぁ・・・ま、いいや」

ルビー「さて、木の実のケーキでもいかがですか?」
そう言ってルビーは小さなバスケットを取り出した。
彼女の料理好きは第11回でも触れられている通りである。
ルビー「3つ、あるんですけど・・・」
クロウズ「折角だからいただこうかしら。……あ、Rista、携帯鳴ってる。」
リリト「実ははずれケーキもあり」
クロウズ「トキちゃんも食べる?」
Rista「ハズレってどんなのを……(電話を取る)もしもし?」
ライナ「そりゃあ当然、食べてから・・・だろ?」
Rista「(電話中)1つ終わりました。約束通り1匹返してください。」
電話の相手はまたもS氏のようだ。
トキ「けーき、たべます」
リリト「ケーキはね、赤クリームと青クリームと黒クリームがのってる3種類よ」
ライナ「赤にするか?それとも黒?青か?」
クロウズ「どうしようかしら……」
ファッツ「ふい〜・・・やっと帰ってこれた・・・;」
一足遅れてファッツ帰還。
ファッツ「こんばんわ〜w」
Rista「(電話中)もちろん、ポケモンカフェ爆破の話も無かったことにしてくださいね。」
ファッツ「今日は、9時くらいになってもタ・・・四面楚歌さんが来なかったら俺のケーキも解放しますんでw」
ルビー「あたしはいらないから、ご自由にどうぞ」
リリト「ケーキはまだあるからね〜。ファッツや塑羅さんもどうぞ♪」
ファッツ「あ、じゃあ一個くださいなw」
クロウズ「トキちゃん、選んでいいわよ。(毒味はアタシがするから)」

ルビー「赤と青と黒のケーキがあるんだけど>ファッツ」
ファッツ「じゃあ、俺の色っぽい赤にしようかな・・・」
ルビー「ファッツが赤だね」
トキ「あお!」
ファッツ「っていうか、はずれってなんだよ・・・;」
ルビー「まだ食べないでね。トキちゃん&クロウズが青だね」
ファッツ「俺が作ったやつははずれなんか無いからな;」
ルビー「塑羅さんとかRistaさん(電話中か・・・)もいかがですか。」

S氏『後ろの声は……さてはまたポケモンカフェにいるな?』
Rista「で、誰を返してくれるんですか?」
ファッツ「ナイツは返してもらっても俺がいるから果たしてでてくるかどうか・・・;」
S氏『これからそちらに向かわせる。誰が行くかはお楽しみだ。』
Rista「セカンド以上にしてくださいね……クロウズだけじゃ大変なんですよ……」
S氏『貴様……自分の都合しか考えていないだろう!』

電話をよそに、色を選択した2組にケーキが配られた。
リリト「じゃ、そろそろ食べましょうか?」
ファッツ「ん・・・じゃあ・・・;」
ルビー「どうぞ〜」
ファッツ(というかはずれってどれだ〜!?)
クロウズ「そう?じゃあまずアタシが一口……」
ファッツ「リスタさんが電話終わってからにしようw」

ルビー「じゃじゃん!はずれの発表!」
一同(電話中のRistaも含めて)注目。
ルビー「残念ながら・・・・はずれは黒のケーキなのでした」
ハズレを引かなかったと知ったファッツはすぐに食べ始めた。
ファッツ「あーん・・・うん!おいひい・・・(もぐもぐ」
クロウズ「あら。大丈夫ならトキちゃん、はい、あーんして」
ファッツ「で、だれがババ引いたんだ?」
ルビー「残っちゃった・・・・」
ムームー「塑羅がHP作りに頭を悩ませておりますので、私が頂いても宜しいでしょうか?>ケーキ」
ルビー「黒でいいなら♪」
ファッツ「・・・いいんじゃない?黒いのしか残ってないけど(を」
ムームー「では、それを・・・」
ファッツ :(果たしてどんなリアクションが・・・)

ア・リク「この頃破壊神化しているア・リクで〜す(汗」
自ら宣言しつつ登場。常連(とポケモン達)の挨拶は省略。

ルビー「ちなみに、赤はヒメリとイアと・・・で刺激的な味に。」
ファッツ「どうりて舌が若干痺れて・・・」
ルビー「青は・・・オレン・オボンをいれてみました」
トキ「おいしい!」
ルビー「リクさんもケーキ食べましたよね(黄色)」
ア・リク「食べさせていただきました♪おいしかったです〜」
トキ「ごちそうさまでした!」
ルビー「どういたしまして。機会があれば、またごちそうしてあげるからね」
ファッツ「ところでイアのあとの・・・って何?」
ルビー「マトマ、その他いろいろ。いっぱいいれました」
ファッツ「・・・;かなり研究したみたいだな;普通そこまでごちゃ混ぜにしたら味、落ちるぞ;」
ルビー「木の実で薬もつくれます!(自慢)」
ファッツ「おお〜w天然派だなw」

ア・リク「で、ポケモン返却の方は・・・>Ristaさん」
Rista「これから1匹帰ってくることになりました。」
ア・リク「・・・トキ〜しゃべれるん?(自分で呼んだのに・・・」
クロウズ「少しずつ教えてるの。(ひらがなだけど……)」
トキ「こんばんは。(ぺこり)」
ア・リク「トキでっせ〜式神で呼んで・・・(知りたくないと思うので強制終了」

ムームー「黒・・・なんでしょうね。」
ライナ「黒はな〜・・・実は・・・・」
リリト「黒ケーキ、リクさんはしってますよね?」
ア・リク「あれ?・・・知ってるけど・・・」
ファッツ「知らない・・・>黒の正体」
ムームー「まあ、私はノロシの料理で慣れてますが・・・。」
シフト「うちの連中、まずいのにはあんまり抵抗無いかも;」
ファッツ「抵抗というか免疫だろ?」
ルビー「・・・・黒のポロックがいれてある(たっっぷり)
ファッツ「うっへえ;」
Rista「料理の免疫は特にないですね、うちは……」
ルビー「嫌いなものは徹底的にいやがるメンバーかも」
ファッツ「ゲンキなんかはまずいものへの免疫はおろか、食中毒なんかにも免疫ありそうだなw
今のファッツの発言は想像であって、実際のところは誰も知らない。

ライナ「ムームー、ケーキの感想は?」
ムームー「漢方ケーキよりはマシですね・・・。」
ファッツ「漢方って続けてやってはじめて効果があるから・・・」
ファッツ「一回食っただけじゃ毒にも薬にもならないらしいw」
リリト「(おかゆさんにはすごく効いたのになぁ、黒ケーキ・・・)」
ムームー「体に良いかではなく、味の話ですが。」

クロウズ「で、結局誰が帰ってくるの?」
ア・リク「ゆうな、貸しますかぁ?>Ristaさん(止めとけ」
Rista「サードレベルじゃないといいんですが……(ここで出せないから」



後半へ続く。