「プロジェクトP 〜チャット版ポケモンカフェ〜」第16回(5月25日)

※基本事項は第1回と同じなので省略いたします。
 今回は2004年5月25日のログがベースになっています。

なお、今回の編集はルビーさんです。(管理人より)


今日のポケモンカフェ。
いつも争いのもととなっているゲンキとラグアがいないためか、
ルーチェとルビーが一緒に来ているのに、トラブルは何もない。

そこへ、ぴりりりりり、と電話が鳴った。
ゲンキ『もしもーし?ピコちゃーん?』
ピコ「あ、ゲンキさん」
なんと、それは修行に出ているゲンキからの電話であった。
ゲンキ『ティーダとついさっき合流したのよー、強くなってたわー♪』
ピコ「そうですか、ティリコさんは?」

佐藤軍師「う〜ん、嵐の予感が……」
ポケモン同士の電話中、軍師がつぶやいた。
佐藤軍師「現地到着と同時にメガトンパンチの洗礼がきそう……」
嵐の予感、とはそういう意味だったらしい。

ゲンキ「大丈夫、連れてきた♪」
佐藤軍師「キターーーーー!!」
ばたん、とゲンキ一家が店内に入ってきた。
電話をしながらカフェに来ていたらしく、ちょうどいいタイミングで到着したらしい。
それに驚き&嫌な予感を表すような声で、軍師が叫んだ。

おかゆ「こんばんはです」
それとほぼ同時におかゆもカフェにはいってきた。
挨拶を返すものもいるが、ゲンキに気を取られて挨拶を返さないものもいる。

ゲンキ「こんにちは、軍師さん♪」
予想通り、アーマー特攻メガトンパンチが炸裂した。
佐藤軍師「グラクシプロン!!」
黒山「いきなりきた・・・・」
佐藤軍師「いいパンチだったねぇ。(「治癒の軟膏」を使用)」

ティーダ「ゲンキ、今はこんばんわだと思うよ。お久・・!」
ティーダが、ゲンキの言葉を訂正した。そしてルビーを睨む。
ティーダ「しぶりです・・・・・」
これに対して、ルビーは舌打ちした。
ルビー「(ちっ。ラグアはまだいないんだよな・・・)ああ、久しぶり。」

ゲンキ「もうカウンターごときに負けないわ!チャド、ちょっとおいで!」
チャド「ひいいいい(がたがたぶるぶる」
おかゆ「またケンカになるんでしょうか・・・?」
ルビー「ならないでしょう。ラグア(ケンカ相手)がいませんから>おかゆ 」
おかゆ「ならないならいいです。(ぇ」
ウィング「こん〜」
ウイングがカフェにやってきた。ちょうど、ゲンキの試し打ちがはじまる・・・。

ゲンキ「破壊光線!(標的チャド」
チャド「いいいいい・・・・か、カウンター!」
ゲンキ「(にやり)チャドー、返せるなら返しなさいー!」
チャド「ふー・・・みゃうわ!?(破壊光線直撃」
黒山「(試し撃ちみたいのならしてますけどね・・・・。)」
おかゆ「チャドさん大変ですね〜・・・」
佐藤軍師「いじめにしか見えない……」
ライガ「近所のガキ大将が小さい子虐めてるって感じだナァ・・・・」
佐藤軍師「物を奪っていないからジャイアニズムとはいえないし……。」
おかゆ「・・・(汗」

チャド「(ピヨり)・・・・・」
ゲンキ「がんばったわよー、カウンターで返せない破壊光線!!(待て」
ルビーは、ゲンキの技をノートにメモしながら満足そうにつぶやいた。
ルビー「う〜ん、こういうデータがおもしろいんだよね〜。通常時と違う変化は分析に限る!」

ゲンキ「んふ♪ティーダ、アンタのも試したら?(何」
佐藤軍師「私が受けてもいいですが」
ランザン「(こりゃチャドさん参る気もわかるようでわからん気がしますよ(汗)」
ティーダ「チャド、ごめんなさい・・・破壊光線!(またか」
軍師が名乗り出たが、ティーダは無視してチャドに攻撃を放つ。
チャド「ふぃー・・・んわー!・・・・か、カウンター!(ぉぃ」
そしてあわててはねかえそうとするチャド。
チャド「んぎゃ!(カウンター不発」
佐藤軍師「(光線技にカウンターできるのか?)」
ティーダ「うまく行きましたね・・・(汗」

「よいしょ、よいしょ・・・・ルビー! 」
ルビー「な〜んか外で叫んでいるのがいるような?」
外で自分を呼んでいるような気がしたルビーは、ドアを開いて外を見た。
そこには、見覚えのあるポケモンがいる。
ラグア「ルビー!たっだいまー♪」

ゲンキ「(ラグア完全無視)ティリは試す?試さない?」
黒山「(何故か凄く嫌な予感がしますが気のせいですか?) 」
ティーダ「(こちらも完全無視)ティリは・・・やっぱチャドですね(汗」
ティリコ「じゃーあ、メガトンパンチ」

ルビー「え・・・ラグア、おかえり。っていうか、そのひっぱってきたのは・・・? 」
ラグア「あ、これ?おみやげよ〜。データがほしいんでしょ?」
ラグアがよいしょ、よいしょと引っ張ってきたのは、
シロガネ山のバンギラス・・・しかも3匹であった。
ルビー「サンキュー。いけ、モンスターボール!」
ルビーはモンスターボールを3つ放り投げた。
ラグアが気絶させて引っ張ってきたほどだから、もちろん簡単に捕獲できた。
ルビー「あとでバンギラスの目を調べて、技の測定、それから・・・」
ルビーはバンギラス研究の計画を立てていた。
その目はきらん、と光っている・・・。

レント「ハ〜イ♪らぐあ〜」
先日、タマゴから孵ったばかりのピチュー、レントがラグアに挨拶した。
ラグア「え、ピチュー・・・どうしたの?」 
リリト「あのね〜(説明中)」
驚くラグアにリリトが説明する。 
ライナ「ところでさ〜」
そして、ポケモンのおしゃべりタイムになってしまった。

ゲンキ「(ぱきぱきぱき)ティーダ・・・なんかこんな感じよね?(怖」
キュリアス「ラグア、おまえがいないから私が代わりをしていたのだぞ」
ラグア「珍しいわね〜。でも、ありがと。今度はバリバリ戦っちゃうわ!」 
ライナ「ラグア、修行でどのくらい強くなったんだ?」
ルビーの手持ちは、ひさしぶりにラグアにあったので、
すっかりおしゃべりしている。(しかも全員外にでてる)
ラグア「そりゃー、当然ゲンキより強いくらい?」 
リリト「さっすがね〜。じゃ、今度タッグしましょうね」 
レント「レンもみならう!」

ゲンキ「(ぶちぶち)ティーダ・・・あたしたちだってタッグなら・・・(湯気」
さて『この本人たちは楽しんでいる』会話を聞いていたゲンキがいた。
ティーダ「(真顔)もちろんですよ・・・それ以前に僕らを引き離してバトルさせるほうがおかしいですね(怖」
どんどん危険なムードになっていく・・・・。

その『危険』が発動する前に、ルビーが切り出した。
ルビー「そろそろ帰ろうか。家でゆっくりラグアの話を聞けばいいだろ。
あたしもバンギラスの研究♪」
手持ち「オッケー!」
ルビー「ってことで、帰ります。じゃね〜」
ルビーはキュリアスの背中にのって、さっさとカフェを後にした。

カフェを壊さず、それに『危険』にならないうちに、
物語は終わる。

まあ、ルビーが去った後に、
ゲンキ一家の叫び声が、カフェから聞こえたとか聞こえないとか・・・・。