「プロジェクトP 〜チャット版ポケモンカフェ〜」第22回(5月30日)

※基本事項は第1回と同じなので省略いたします。
 今回は2004年5月30日のログがベースになっています。

なお、今回の編集はルビーさんです。(管理人より)


ルビー「暑いですね・・・」
ルビーが店に入ってきた。ふぅ、と息をつく。
ゲンキ「・・・!」
ティーダ「・・・・こんにちわ・・・」
ゲンキはぴりぴりっとした空気を発し、ティーダはルビーから顔を背けた。
Shine「あーあー…。ルビーさんこんにちはー。」
クラウド「よぉ。お前のおかげで気分は最悪だな(ぉぃ」
はじめにいらいらを言葉にしたのは、クラウドだった。
レント「なんかあいつらやだ・・・ていうか、あっちのほうが最悪」
レントは、ルーチェのポケモンたちを見てつぶやく。

佐藤軍師「はぁ……暇だ……」
Shine「また来ますね、あとで。んでわ」
shineは、一度家に帰るという。挨拶をして、店を出た。
クラウド「!・・っ、呪い残しておけばよかった・・・(待て 」

佐藤軍師「……」
軍師は何を思ったか、無言でデッキケースを用意した。
そして小さい釣り竿と釣り糸。そして裁縫針をとりだした。
で、水槽に釣り糸を垂らす。
ちなみに、水槽にはア・リク召喚テッポウオのフィーがはいっている。

ルビー「レント、あんまりぴりぴりしないでよ」
レントはぴりぴりいらいらの状態だった。
ゲンキからは湯気がでている・・・。
ティーダ「・・ピコ、ゲンキにお茶のぎんぎんに凍ったペットボトル渡さなかったっけ?
ピコ「あ、それなら溶かしてもう飲み終わったみたいですよ」
ラグア「レント。あんなのにかまってもしょうがないわ・・・」
ラグアは、ぴりぴりいらいら状態のレントに言った。

キール「何やる気で?軍師さん」
佐藤軍師「誰か……突っ込みを入れてくれ……」
どうやら軍師はだれかからのつっこみを待っていたらしい。
フィーは裁縫針に興味を示していたが、食いつこうとする様子はない。
っていうか食いついても意味ないし。

ゲンキ「・・・・ラグアぁっ!
ティーダ「貴方に再戦を申し込む、でしょう?ゲンキ」
ゲンキがラグアに向かって言う。ティーダがさらに続けた。
それを、ラグアは冷たい声で返事した。それでも瞳には本気の炎が宿っている。
ラグア「なによ・・・・やる気?」
クラウド「当たり前だ。」

佐藤軍師「戦闘は外でお願いしますよ」
まだ軍師は水槽に釣り糸を垂らしていた。つっこみを待っているのか?
キール「あ、結果だ。何?・・・・武器調達したと。(汗」
佐藤軍師「……(誰か〜突込みを〜!)」
軍師はじれったそうにまわりに視線を送る。
ピコ「軍師さん・・・えさつけない限りは食いつきませんが?(何」
佐藤軍師「ピコさん……突込みどころが甘いですよ……。」
キール「漢の餌無し一本釣りでもやるきか?!」
佐藤軍師「キールさんも突込みが甘い……えさつけるとか、それ以前の問題ですよ。」
軍師へつっこむはずなのだが、だんだんクイズ化しているような気もする。
ピコ「人のポケモン釣ってどうするんですか?(そうきたか」
ピコにも軍師は首を振った。
う〜んと考えていたキールが、はっと顔を上げ、軍師に向かって叫ぶ。
キール「その前に何故裁縫針なんだ!
キールのつっこみが軍師に直撃する!!
佐藤軍師「いい突込みですよ……、他には「太公望かよ!」も期待していましたが……。」
キール「そこまで詳しくはいえないナw 」
その場にいたものは、みんな苦笑いした。

さて、ラグアとゲンキの話に戻ろうか。
ラグア「いいわよ。誰?ゲンキとティーダかしら」
どうやらダブルバトルになったらしいが、ゲンキとラグア以外の参加者が決まらないらしい。
ティリコ「やぁだ、ティリもやりたいー!(駄々こね」
クラウド「・・・俺もだめかな・・いや、普通にダメだ」
ティリコは駄々をこねた。クラウドも参加したかったようだが、あきらめぎみである。
ゲンキ「ラグア。どうするつもり?」
ゲンキはキレモード突入である。
佐藤軍師「ああ熱い、こんな日には、乱がある、店の中では、やらないでくれ。」

キール「ア、戻ってきた。」
黒山「今回も死ぬかと思った・・・・」
キールが外の黒山を見つけた。
店に入ってきた黒山は、息切れしていた。
相当疲れているようである。

ラグア「ゲンキ確定でしょ。あとは・・・ティーダかしら?」
ティーダ「・・・分かりました。では、外に出ましょう。
・・・それから。あまり攻撃を避け続けるのにも限度があると思いますよ?」
ティーダがラグアに言った。ラグアは技をよけ続けることがある。
これには無理がある、ということだ。
ティーダ「ラグアさんも、誰かパートナーを選んでください」
ラグア「リリトかライナかそれともシルドかミリル・・・だれかやりたい?」
ルビーのポケモンたちは誰がバトルするか話し合った。
ゲンキ「ティーダ、アンタが連射できるようになってたらどれだけ良いか・・・(ハ」
ティーダ「大丈夫ですよ、甘く見ないでほしいです」

Shine「アミノ式のみつつただいまです。」
帰宅したshineがまたカフェにやってきた。
手にはアミノ式が握られている。
ブラッド「しかし…ざくろ、いなかったな…」
Shine「珍しいですね、彼女が約束すっぽかすなんて。」

リリト「そっちに選んでもらうわ。決まらないもの」
話し合ったものの、全く決まらなかったらしい。
ライナ「俺かリリト、ミリル、シルド・・・誰を選ぶ?」
ティーダ「・・・僕ならライナさんかな。ゲンキに選ばせてもラグアのことしか言わないと思うし(待て 」
ライナ「よっしゃぁ!いくぜ、ラグア!」 
ラグア「オッケー。よろしく・・・決まりね」

黒山「おかえりです」
Shine「何が起こってます?」
佐藤軍師「乱闘勃発直前。」
黒山「ラグアさん組VSゲンキさん組再戦の予感です。」

ティーダ「よろしくお願いしますね。それから・・・ま、いいか。ゲンキ、行きますよ」
ゲンキ「・・・・うし!ラグア、あんただけには負けないよ!」
佐藤軍師「ポケモンは2体……
30ターンで決着がつかない場合はラスゴで瞬殺、それまでには決着てくださいよ。」
緑翠ルーチェ「・・・どーせまた終わったあとどっかいきそうだけど。(何」
佐藤軍師「一応、審判みたいな事をやらせていただきます、佐藤軍師です。」

黒山「店に被害が及んだらどうするんだろう。」
ラズリ「弁償ですね。」
当然の答えである。
黒山「・・・・払いきれるか自体謎ですけどねw」
まあ・・・・これも当然の答えであろう。

佐藤軍師「リクさんがいないので、店舗に及ぶ攻撃は私がある程度は守ります」
ア・リクは、ポケモンを使って壁を張ることができ、
防御などのときは大活躍なのだが・・・・今日はカフェに来ていない模様である。
ルビー「あたしも守ります。(手持ちのバトルだし)」
緑翠ルーチェ「まあ、いざとなったらマントで跳ね返しますので。」
Shine「僕は守れない訳じゃないと思いますが…やめておきます。」
shineは少し後ろに下がった。
ルビー「みんな、技が飛んできたら店を守れよ」その他の手持ち「了解!」
緑翠ルーチェ「あ、そうだ。二軍の中のエスパーたちにお願いしましょ(ぉ
今日だけ出陣、フライヤー(ネイティオ♂)、スパール(エーフィ♂)、サーナ(サーナイト♀)!
っと、そこの3人はカフェに技が届かないようにがんばれり!(ぇ」
フライヤー「了解した。サイコシールド展開準備!」
黒山「んー、じゃあ、頼むよ!アシュトン、キール、シェード、キーン!」
ルビー「キュリアス、神秘の守りを」
緑翠ルーチェ「・・・あ。セレイ、あんたもサイコシールドはれるじゃん!(気づくの遅い」
黒山「キールの血色の鎧強化。オリハルコン装甲膜装備。」
セレイ「ひどいね・・・・(ハ」
Shine「…ざくろなら何とか出来そうなんですが…僕だとなぁ…(汗。」

なんだか大げさな気もするが、
あの4匹(特に例の2匹)のバトルなのだから、これくらいでちょうどいいだろう。
・・・・・多分。

ゲンキ「やるわよ・・・ティーダ!」
ティーダ「了解です!」
ラグア「やるわよ〜。ライナ、よろしく!」
ライナ「当然!」
4匹は戦闘態勢に入る。やる気満々だ。
佐藤軍師「30ターン=15分と考えさせていただきます、時間オーバーで即ズドンさせていただきます。」

佐藤軍師「『神の怒り』の範囲はバトルフィールドのみ……それでは……」
視線と視線がぶつかり合って、火花が散る。
軍師が手を挙げた。
佐藤軍師「試合(戦闘)……開始!

ゲンキ「手始めに・・・十万ボルト!(牽制」
ラグア「冷凍ビーム!」 ライナ「雨乞い!」 ティーダ「波乗り!」
さあおそろしい試合が始まった。

ゲンキ「破壊光線乱打ぁ!」ラグア「こっちも・・・冷凍ビーム連射!」
いきなりゲンキは破壊光線を乱打する。
負けじとラグアは冷凍ビームを連射した。
バシュッ!バシュッ!
緑翠ルーチェ「わー・・・ゲンキの攻撃が恐ろしいことに!(何 」
佐藤軍師「冷凍ビームで破壊光線を相殺している……能力が格段に上昇していますね……」
Shine「普通に考えて有り得ない光景ですよね…」
shineのいうとおり『普通に考えたら』あり得ない光景である・・・・が、
ここはポケモンカフェ。そしてのその常連が集まる場所なのだ。
こんなことは毎回(!?)のようにおこる、お約束パターンなのである。

ティーダ「僕も行きます!破壊光線連射!(お前もできるのか」
ライナ「ティーダには・・・雷!」
ラグアとゲンキがむちゃくちゃにビームを発射しているそのからわらで、
ティーダとライナがぶつかりあっていた。
ティーダ「はぐぅっ!・・・」
ライナ「くっ・・・やるな。破壊光線も・・・・」
お互いの攻撃が、直撃する。

アシュトン・キーン「Oバリア!オン(プロフ2個目参照)」
ゲンキ「だー!(まだ乱打中(つーか止めろよ一度くらい」
佐藤軍師「ゲンキさん!乱打するときは方向を考えてください!!(白の防御円発動1回目。)」
常連&常連のポケモンたちは、
店に被害をもたらさないように、必死に防御していた。
フライヤー「・・・ゲンキからだ。「方向なんか決めてたらすきだらけだっ!」だそうだが。」
そりゃまあ、そうだろう。

Shineは用事があるらしく、一度、このバトル観戦をあとにした。
それと入れ替わりにはいってきたのは、ウイングである。

ティーダ「・・・・破壊光線・フルパワー!」
ライナ「(いきなりかよ!)雷・・・うわわっ」
ティーダ「はうっ」
雷を討った直後に破壊光線がライナにヒット。
同じくティーダにも雷がヒットした。
佐藤軍師「うおっ!今度はこっちかよ!!(神聖発動1回目。)」
ゲンキ「とーめーてーたまるかー!」

黒山「ウィングさん?!こんにちは。って、今外に出たら死にに行くのと一緒なんで店内にとどまっててくださいね
ウィング「!?」
さすがにカフェ常連でも、このなかに飛び込んできてすぐに状況を理解するのは難しいだろう。

ラグア「こー・・・のー・・・・(冷凍ビーム連射中)」
ゲンキ「うーらーらーらーらー!(壊 」
PPが尽きないのか、この2匹はまだまだビーム乱射中である。
緑翠ルーチェ「・・・ゲンキが壊れた。そして攻撃がやばい。今他の人が行ったら即死かな・・・(待て」

ティーダ「十万ボルト!」
ライナ「うわっ!い、いい電撃じゃないかティーダ・・・波乗り!」
ティーダ「お褒めの言葉ありがとうございます、波乗りには波乗り!
・・・わっぷ!(それでも波乗りが当たる」
お互いに息切れながら、言葉を交わし、それでもって攻撃する。
佐藤軍師「二匹とも店に向かって波乗りしないでください!!(青の防御円発動1・2回目)」
ライナ「悪いな軍師・・・うわわっ(波乗り突撃)」

佐藤軍師「タッグバトルのはずが1on1×2、「ラグアvsゲンキ」「ライナvsティーダ」の構図……。」
ルビー「まあ、それはしょうがないでしょうね」

Shine「復帰、復帰。」
Shineが戻ってきた。が、もちろんバトルのまっただ中。
Shine「まだやってるんですか!?」
黒山「15ターンですからね。」
佐藤軍師「15ターンと言うより15分間ですよ」
ウィング「『試し撃ち事件』を越える大事件の悪寒…」
Shine「まぁ、第一次ポケカフェ大戦は流石に超えませんけどね。」
でももうすぐですよ、15分。 」

ゲンキ「うーらーらー!・・・おらっ!」
バトル開始からずーーーっと破壊光線を乱打しているゲンキ。
ときどき破壊光線の威力が上がったりしているようだ。

ティーダ「目覚めるパワー氷!」
ライナ「影分身!」
目覚めるパワーを、ライナは影分身でかわそうとした。
直撃はさけたものの、冷たい力がライナにかすった。
佐藤軍師「10分経過か……そろそろ決着つけてくださいよ。」
ティーダ「ライナさんもなかなかやりますね・・・破壊光線・フルパワー!
ライナ「ティーダもやるぜ?・・・・雷フルパワー!!
この2匹は、いっきに決着をつけるようだ。

ウィング「まともに話をしたい… 」
Shine「ひっそりとやりますか?(何 」
ふたりはつぶやいた。しかし、まわりがこんな状態だと、
しゃべりたいにもしゃべれないのである。

佐藤軍師「Shineさんも14:03にジャッジメントの発動を……できますか?」
軍師は時計を見ながら、shineにいった。
Shine「軍師さん、了解です。出来ます。」
約束とはいえ、このふたりの会話には恐怖を感じさせるものがある。
黒山「強化型範囲破壊音波ならしますけどね。(汗」
Shine「音波だと何処までも広がりそうですね。(笑。」
この会話に、またひとり加わったような・・・・。

ティーダ「むみょ!?(謎の叫び」
ライナ「うわわわわわぁ!?」
佐藤軍師「……直撃したか?」
ルビー「いや・・・今のはライナとティーダの相打ちか 」
ティーダ「あうう・・・・(自分の技が怖い(何」
ルビー「ライナ、ティーダ。やめっ!」
ルビーが叫ぶ。あのコントロール不能となったラグア&ゲンキはともかく、
この2匹だけでもやめさせなければならない。
佐藤軍師「まあ、結局こんな短時間では決着は着かないって事だ……悪いな。」
Shine「丁度良く止まりましたね。」

ゲンキ「ティーダ、おいで!(ぇ」
ティーダ「・・・よかったぁ。ってええー!」
ティーダが一息つこうとしたが、ゲンキに強制的に連れて行かれた。

佐藤軍師「15分!!続行したらラスゴだ!!

ゲンキ「ラスゴが何よ、あたしはやるわ!(待て」
ティーダ「や、や、や・・・・」
Shine「ジャッジメントも同時ですよ?」
黒山「破壊超音波もつけますか?」
軍師に続き、ふたりも脅しをかけようとした。が、ゲンキには通じなかった。

ティーダ「助けてー・・・・(泣」
ゲンキ「最大ため・フルパワー・・・」
ティーダ「ひぃぃ・・・・」
ひぃひぃ泣きながらも、ティーダはチャージをはじめた。
ライナ「おーい、ティーダ!だいじょうぶか〜?」
ティーダ「逃げたいけど・・・・ココで逃げたら確実にフルパワー破壊光線(汗」

ライナ「おい、ラグア。どうするんだ?」
ラグア「いいわよ。つきあってやるわ!!」
そういって、ラグアは冷凍ビームチャージをはじめた。
ゲンキもそうだが、あれだけ連射して、なぜまだ撃てるのだろうか。
Shine「ちょっちょっちょっ…(汗。」

ゲンキ「ダブルビーム!」  ティーダ「いやあああっ(でも打つ」
ラグア「冷凍ビーム!!」 ライナ「(つきあうか・・)雷!」

佐藤軍師「ランクアップ……「神の怒り」→「抹消」。 」
Shine「えーと…ここは詠唱始めるべきなんでしょうか?(汗。」
佐藤軍師「まあ、その前にこのターンの戦闘は……「聖なる日」だ!!」
黒山「・・・・・・(黙って破壊超音波発生器のチャージ)」
佐藤軍師「ダブルビーム、冷凍ビーム、雷を無効にした。」

ティーダ「助けてーっ!」
ティーダは叫んだ。叫びつつ、なんと!ゲンキに破壊光線を撃ったのだ。
ゲンキ「はぐぅわっ!?(ゲンキぶっ飛ぶ」
ラグア「あらら。ふっとんでるし」
ラグアはふっとんだゲンキを眺めた。
佐藤軍師「もうやめてくださいよ!!試合は終了したんですから!! 」

ティーダ「・・・・ルーチェ、戻して・・・・・・」
ゲンキ「・・・・・(瀕死」

佐藤軍師「皆さん、ポケモンをしまってください、モンスターボールの中までは手を出しません!!」
ナイト「早い内にやめないと此奴は止まらないぞ…」
ルビー「・・・ラグア、もういいか?」
まわりがいうので、ルビーはラグアに聞いた。
ラグア「気は済んでないけど・・・次回に持ち越しだわ」
ラグアは瀕死したゲンキを見ながら言った。今日はもうあきらめたらしい。

ティーダ「戻ります戻ります戻ります」
ルビー「みんな、戻れ!」
ティーダは急いでボールに戻った。
そしてルビーも、手持ち全員をボールに戻す。(いやがった手持ちも強制的に戻した)
黒山「戻って、アシュトン、シェード、キール、キーン。」

黒山「つ、次まで持ち越し・・・・・ 」
佐藤軍師「終わりましたね……」
Shine「次がいつになるか。(笑。」

佐藤軍師「この勝負、引き分けとする!!

Shine「ラグアさんとゲンキさんは結構力は同じぐらいなんでしょうかね?」
ゲンキ「・・・んー・・・・・(ぷちっ)ティーダぁぁ!(ぇ」
ゲンキは気が付くと、飛び起きてティーダのボールに近づいた。
ティーダ「ゲンキ・・・アンタ・・・」
ティーダの声は、いつもの調子と違っていた。そして。
ティーダ「悪いんだからいい加減にしろっ!
佐藤軍師「あ、キレた……。」
ゲンキ「・・・・(唖然」
ルビーは、ティーダの様子をポケモンノートにメモしていた。
ルビー「体内の電気急上昇。さらに、耳が立ってる・・・で・・・」
こういうところは抜け目ない。

ゲンキ「分かったよ。・・・それと、これからはバトル2人でしような?(ぉ」
Shine「大人しい奴ほどキレると怖いって言いますよn(殴。」
ティーダ「うん、分かった(ボールから出てくる」
ゲンキ「そんで。♪(ティーダを締める(何ぃ!?」
Shine「絞めてる絞めてる!死んじゃいませんか!? 」
佐藤軍師「やっぱり……」
ティーダは、目覚めるパワーでゲンキを凍らせ、なんとか逃げ出した。

ボン!ボン!ボン!ボン!
ラグア「ふう・・・」ライナ「あーあ、やっぱりボールはいやだな」
リリト「同じく・・・ね」レント「レンも・・」
Shine「ボール、そんなに嫌いです?」
ライナ・リリト・レント「嫌!」
何気ないShineの問いに、親子3匹は即答した。
Shine「素敵にハモって…(何。」

リリト「ラグア、次はあたくしとよろしくね」
レント「レンもバトルしてみたい〜っ」
ルビーのポケモンたちは、バトルについて語っていた。
ラグア「そうね、レント。あたいが鍛えてやるよ」
レント「おっけー!レンは最強を目指す!」
リリト「さっすがあたくしの子供♪」 ライナ「電撃も特訓してやるからな」
レント「(パリパリパリパリ)レンは最強になるよ〜・・・ライナとリリトと協力して・・・ね?」
レントは放電しそうないきおいだった。

Shine「特訓!? 」
ルビー「なんか、レントもすごいのに育ちそうだな・・・」
Shine「まぁ、あの2人の子供ですし…。」
黒山「恐ろしく強くなりそうで・・・・」
ルビー「さらにラグアとかシルドとかの影響も受けるとなると・・・癖の強そうな。」
佐藤軍師「その前に生まれも(以下抹消。」
黒山「究極家族爆誕?(ぇ 」
佐藤軍師「その内家族対決もありえるぞ……」
ルビー「いや。うちの手持ちは対立することは特にないですので」
ライガ「将来絶対強いって。」
佐藤軍師「いや、ルーチェさんの……」
ルビー「なるほど。それはあり得るな。」
佐藤軍師「既に対立関係成立ですから危ないですよ。」
Shine「ルーチェさんとこの家族VSルビーさんとこの家族ですか?(笑。」
佐藤軍師「うん。ありうる、いや、いつかは勃発するだろう。
しかし、それは今ではない。」
Shine「レントさんがもっと育ってから、ですね。」

ラグア「それじゃ、今からシロガネ山に!」
ルビー「え・・・今から?」
ライナ「とうぜん・・・」リリト「特訓のため♪」
やるとなったら聞かないメンバーである。

佐藤軍師「シロガネ山も整備されてきていますからねぇ」
Shine「簡単に行けるんですか?」
ルビー「ラグアはシロガネ出身だからね。奥の奥までいって・・・結構くわしいんです」
佐藤軍師「私の場合、時々密猟者シバきに雇われることあるから……」
Shine「雇われ…(汗。」
ヒョウガ「シロガネ山・・・・ラルト(K氏のキングドラ確か♂)と決着を着けたい・・・・」
黒山「密猟者シバき・・・・」

Shine「あ、携帯鳴ってる…はい。…現在シロガネ山ってちょっと待て。」
Shineは携帯を手にした。
Shine「興味持ったからって…!待って、ということはさっき見てたんですか!?
・・・・連れ戻しは流石に辞めてくださいよ…。第一、いきなり消えたら騒ぎになりますからね。」

佐藤軍師「眉間をエアガンでぶち抜いたり(痛いだけ)。
遠くから「催眠弾」撃ち込んだり……。」
ラズリ「それはぶち抜くとは言わないのでは?」
黒山「スナイパーだ・・・・ 」

そのあと、いろいろと会話した。で、黒山には用事ができたようだ。
黒山「キール、代理よろしく。」
キール「遂に再戦か・・・・」
キールは黒山を見送った。
Shineの電話も、かたがついた。
Shine「今からは流石に無…分かりましたよっ!行きゃぁいいんでしょう!行きゃぁっ!! 」
・・・・電話ごしでの会話。結局負けたらしい。
Shine「んでわ。ルドにマリン、行きますよー。」
ルド「いきなりかよ…了解。」マリン「同様だ。」

レント「ねえルビー。レンはシロガネに行きたいんだけど」
ラグアたちの『特訓で強くしてやる』発言をうけて、レントはシロガネ山にいきたがった。
ルビー「ま、いいや。強くなってこいよ。リリト、ポケギア渡しておくから・・・連絡しな。」
ルビーはポケギアをリリトに渡した。
ルビー「・・・・と、いうわけでレント、ライナ、リリト、ラグアがシロガネにいってしまいました 」

ブラッド「ルビー、4匹も消えたのか?」
ルビー「うん・・・・まあ、強くなるならいいけど。」

この調子で行くと、本当に家族対決があり得るかもしれない。
『ルビー家族+ラグア VS ルーチェ家族+クラウド』といったところか。

とりあえず、今回のプロジェクトPはここで幕を閉じるのである。