「プロジェクトP 〜チャット版ポケモンカフェ〜」第25回(6/5)

※基本事項は第20回と同じなので省略いたします。
 今回は2004年6月5日午後のログ(Rista保存)がベースになっています。


3周年を間近に控えた週末のポケモンカフェ。
この日もいつもと同じように大勢の客でにぎわっている。
常連達が雑談に興じているところへ、四面楚歌(以下楚歌)が現れた。

楚歌「こんにちは〜」
シュライヤ「………;」
ブレイドー「あ、こんにちはw」
Shine「こんにちは〜。」
ブレイドー「良かったねえ、シュライヤさんwファッツは今病院で退院の手続き中だよw」
Shine「た、退院…?(汗。」
シュライヤ「そ、そうか(汗」
第9回のフォーリンラヴ(待て)話以来、シュライヤは仲間のタリスがファッツに取られないか心配で仕方ないらしい。
タリスに付き添う一方、ファッツには敵意をむき出しにしていた。

ブレイドー「月曜には出て来ますよwデュークのおじいちゃんw」
サイ「おお!遂に退院ですかw」
Shine「ああ…もう一ヶ月ですか。」
こちらの話題の中心、デュークは某常連A(一応伏せます)の逆鱗に触れて全治一ヶ月の重傷を負い、ずっと入院していた。
そしてようやく退院の日取りが決まったようである。
楚歌「月曜って言うと、7日ですから……つまり…」
ファッツ「一ヶ月のところを三週間で出てきたという事だ;」
Shine「ウソ!?(汗。おじいちゃん凄すぎですよ!(何。」
サイ「なんつう方だ。(ぇ」
シュライヤ「すげェな、デュークさんは; …って、今ヤツの声が…!;」
ラズリ「…「ヤツ」呼ばわりですか。」
ブレイドー「あ、ファッツおかえり〜w」
Shine「…○タ――――――!(あえて伏せる。」
ファッツ「オウ、ただいま」
サイ「ついにファッツさんを「ヤツ」呼びになったのか。シュライヤさん」
楚歌「最初から名前で呼ぶ気は無いかと;

Rista「……目が痛い……」
Shine「目?大丈夫ですか?」
ナイツ「いやこいつはほっといて。(ゴンッ)……うう……」
ナイツはいつもの調子でRistaに殴られた。

ブレイドー「あ、楚歌さんタリスさんはいいです;」
楚歌「ってか、ファッツさん、血圧大丈夫だったですか? タリスが心配してましたよ(汗」
ブレイドー「ああ、まだダメっぽいです;」
Shine「…血圧?」
ファッツ「しばらくはあっても彼女を心配させるだけなんで・・・;
     ・・・まあ、しばらくは会わない事に決めたんです;彼女にはよろしく言っといてくださいw」
楚歌「はは………; わかりました、ファッツさん」
ファッツ「そういうわけだから、よろしく頼むよ>シュライヤ」
シュライヤ「ん………; ああ………;」
ファッツ「じゃあ・・・」
身を引くような言葉を残し、ファッツはボールに戻ってしまった。
リアン「なかなか進展しませんねー。」
Shine「ぶっちゃけどうでもi…何でもないです。」
楚歌「Shineさん、こういうのは苦手でしたよね?;」
Shine「基本的には。しかしリアンといるとどう頑張っても逃げられないサダメ。(えぇー!?」
ブレイドー「リアンは色事魔・・・と(メモ」
Shine「メモられてる…(笑。」
楚歌「ってか、シュライヤ、やっぱり名前で呼ばないとね(汗」
シュライヤ「へいへい……;」
ラティ「ふぶあ・・・話題について行けない・・・
やはり頻繁に関わっている人にしか分からない世界なのだろうか……?


シフト「さてと・・・」
話が一段落したところで、シフトはどこからかエプロンを取り出して着用した。
シフト「皆さんご注文は何になさいますか〜?
ブレイドー「いきなり職務に復帰しないで下さいよ;ネタわかんない人もいますよ?」
ラック「お! 何だ何だ?v」
唐突に楚歌のモンスターボールからラック登場。
ブレイドー「あ〜;シフトさんここの店員臨時代行になったんです;」
彼は第21回でも店員のバイトをしている。
今回がその話の翌日であることを頭の片隅に置いて読み進めていただきたい。

シフト「まさかサ店にきてお冷だけで過ごすなんて考えてないでしょうね?(スマイル0円)」
笑顔の脅迫を前に、常連達は一斉に注文を考え始めた。
(今まではどうしてたかって?気にしない気にしない……)
ナイツ「えーとね……」
まず何かを言いかけたナイツがRistaに殴られた。
Rista「コーヒー1つだけで。」
続いてShineとおかゆが相次いで挙手する。
Shine「アイスのミルクティお願いします。」
おかゆ「オレンジジュースください。」
楚歌「喫茶店のメニューってよくわからんのですが…; えーと…」
サイ「ハイハイ。んじゃ、珈琲(ブラック)w」
黒山「・・・・しょうがない、んじゃ、珈琲で。」
サイ(この野郎・・・・(ぇ)
ラティ「じゃぁ日本酒とびきり苦いコーヒーを・・・」
シフト「え〜と、Ristaさんと黒山さんが珈琲、シャインさんがミルクティー、おかゆさんがオレンジジュース、サイさんがブラック珈琲、ですねw
    ラティさんがウィンナ・コーヒー・・・ですねかしこまりましたw」

そこへまた別の客が、と思いきや……
佐藤軍師(以下軍師)「乱入者出現!!」
ブレイドー「あ、軍師さんおそい〜;」
この軍師、さらに彼のポケモン達もバイト店員である。
シフト「軍師さん、いま6人分のオーダーが入ってるんで、急いで厨房入ってください;」
軍師「はいは〜い。リース、デアリ、手伝って。その前に木刀小太刀は回収な。」
すぐに役割分担が決まった。
シフトが厨房で全員の飲み物を準備し、軍師達がそれを運ぶのである。
楚歌「んじゃ、トマトジュース頂けますか?(あるのか?」
シフト「まずおかゆさんのオレンジジュースあがりました〜w」
おかゆ「やっぱりオレンジジュースは早いですね(ぇ」
リース「しゃあないわねぇ……。」
リースはオレンジジュースを受け取ってトレイに乗せた。
ラティ「ウインナ・コーヒーか初めて飲むな・・・」
シフト「・・・これで・・・Ristaさんと黒山さんに普通の珈琲、佐為さんにブラック!」
リース「お待たせしました〜。」
次の指示が飛ぶ間に、リースはおかゆのテーブルにオレンジジュースを置いた。
おかゆ「ありがとうです」

楚歌「自分は、軍師さんのポケモンさん達とは初対面何だなぁ………(呟き
軍師「これが、ブラックですね……、それと砂糖にクリームを2個、っと。」
シフト「さらに楚歌さんにトマトジュース!」
マリン「トマトジュース、本当にあったのか…」
軍師「はい、お待たせしました。」
手を休めている暇はない。軍師はRistaのテーブルにコーヒーを置いた。
Rista「ありがとうございます。ほらナイツ、不満そうな顔しない。」
ブレイドー。0(厨房の方がペースが速いのはナゼだろう)
黒山(ポケモンて珈琲飲めたのか・・・・)
軍師「はい、お待たせしました。」
続いて黒山のテーブルにコーヒーが運ばれ、
黒山「どうもです。」
軍師「んで、お待たせしました。」
サイにはブラックコーヒーが出された。
サイ「ありがとうございます。(いいこぶってる?)」

シフト「あとは、シャインさんにミルクティーと、ラティさんにウィンナ・コーヒーです」
デアリガズ「トマトジュース、お待たせしました。」
デアリガズはShineのテーブルにトマトジュースを置いた。
すぐに指摘が飛ぶ。
ブレイドー「デアさんまちがってる!」
軍師「ゴメン、指示ミスった!(滝汗」
ブレイドー「トマトは楚歌さん!」
軍師「すまないデアリ、楚歌さんだ!」
楚歌「いえいえいえいえ;(汗  ありがとうございます」
軍師「んで、最後に…失礼しました。」
デアリガズがトマトジュースを楚歌に持っていった後、Shineはミルクティーを受け取った。
Shine「あ、ありがとうございます。」
ラック「おもしろいな…w」
軍師「そして、お待たせしました。
最後に軍師はラティのテーブルにウィンナ・コーヒーを置いた。
ラティ「おっ、ありがとうございます。」

注文の品が全て行き渡ったので、ブレイドーは各人のテーブルの隅に伝票を伏せて置いた。
ブレイドー「伝票、ここに置いときますねw」
ラティ「家のブラックコーヒーはちょいと甘すぎるんでね・・・」
ナイツ「…………」
注文できなかったナイツは何故かおかゆのテーブルをじっと見ていた。
その横で軍師は仕置き室ミニを召喚した。
軍師「ちょっと失礼します……。」
サイ「・・・・・・何考えてんだ?ナイツさんよ。もしかして・・・・取ってまで飲みたいとか・・・?w」
サイ「(珈琲のみながら)・・・・・・・・・・・ナイツさん滅殺の予感。」
しかし常連の予想に反して、ナイツにお呼びはかからなかった。
仕置き室には軍師とデアリガズが入ったのである。
Shine「いえ、デアリガズさんですよ。(同じくミルクティのみながら。」
黒山「はいはい。」

デアリガズ「なんで僕に恥かかせるのですか!
軍師「ギィヤァァァァ!!

ブレイドー「・・・;」
ラック「向こうで軍師さんがなにかやってるぞ?」
サイ「・・・・・・ぇ・・・;」
ラティ「悲鳴?
Shine「仕置きですね。…何回目でしたっけ?」
エリス「般若心経でも唱えますか?」
シュライヤ「そういうことも有り得るんだな……>軍師さん」

デアリガズ「……フゥ……。」
仕置室から先に出てきたのはデアリガズだった。
ブレイドー「生ける伝説の軍師さん自ポケに弱すぎ・・・と(メモ」
黒山「(珈琲飲みつつ)軍師さん、どうなったんだろうか?」
軍師「…………。」
開け放たれた出入り口から、中でダウンしている軍師が見える。
おかゆ「・・・(汗」
楚歌「軍師さんはそう簡単には死なない戦闘不能にはならないでしょう;」
Shine「…まぁ、HPが恐ろしいですし…」
エリス「まかはんにゃーはーらーみーたーじー(止めろ)」
本気で般若心経を唱え始めたと思われたエリスだったが、
エリス「というのは冗談w回復呪文でも唱えときますw」
すぐにやめた。
軍師「……小太刀でも赤樫は強すぎる……。」
ぐったりしている軍師。木刀で殴られたらしい。

だが、軍師の受難はこれだけでは終わらなかったのである……


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