「プロジェクトP 〜チャット版ポケモンカフェ〜」第26回(6月12日)

※基本事項は第20回と同じなので省略いたします。  今回は2004年6月12日のログ(ルビー保存)がベースになっています。


ポケモンカフェ3周年記念祝賀会 〜ケーキパーティー編〜
    今回は3周年記念に行われたポケモンカフェの祝賀会です。
    その中の一部、ケーキパーティーの様子をプロジェクトPの形でお伝えします。



今日のポケモンカフェは一段と盛り上がっていた。
なぜかといえば、3周年記念祝賀会が開かれているからである。

ファッツ(シフトのリザードン♂)「そろそろ作ってきたケーキ、出すかな・・・」
レント(ルビーのピチュー♂)「けーき?」
ファッツ「そ、今日は一応記念だろ?だからさ、結構一杯作ってきたんだw」
自信たっぷりにいったのは、ファッツ。早口でおしゃべりなみかん泥棒である。
レントは、かわいらしい声でケーキを楽しみにぴょんぴょんはねている。
が、実は最強を目指すすごい一面を持っているピチューだった。

塑羅「蜜柑ケーキですか?」
がっしりとしたかんじの少年、塑羅がきいた。
ファッツ「えーと・・・」
冷蔵庫の中からケーキを5ホールほど取り出して、ファッツがテーブルに戻ってきた。
どうやら、事前にケーキをカフェに持ってきていたらしい。
ファッツ「それもあるけど、他にも色々w」
ムームー(塑羅のムウマ♀)「蜜柑以外には何があるんですか?」
ファッツ「蜜柑タルトとイチゴショートとレアチーズとチョコバナナとイチゴのババロア・・・」
塑羅と仲良しのムームーが質問に答えるように、バリエーションに富んだケーキたちが並ぶ。
家庭的なリザードンですね。

ルビー「ふふふ。あたしもケーキつくってきたよ〜♪」
男っぽいポケモン大好き少女ルビーも、ファッツに続いてケーキの準備。
ファッツ「お、ルビーさんも作ってきたんだw何?」
ルビー「よい・・・っしょ!」
特大5段木の実ケーキ登場!結婚式とかのウェディングケーキ以上である。
その一番上の面には、カラフルな木の実クリームで
『ポケモンカフェ おめでとう3周年!』と書かれていた。
ファッツ「でかっ!」
ルビー「苦労して作ったんだよ〜」
それから、ルビーは付け足した。
ルビー「あ、もちろんまともだから。はずれじゃないよ。」

ノロシ(塑羅のマグマラシ♀)「んなら、あたいも特性ケーキを・・・。」
にっこり笑った料理人ノロシは、自慢の手製のケーキを出した。
それは・・・・真っ赤に染まった、熱気漂うケーキだった。
ファッツ「・・・辛そうだな;>ノロシ」
ムームー「赤くない奴、作れるんですか?」
ノロシ「大丈夫、辛くないと思うよ。味が分かる前に倒れるから。」
せつな 「 それじゃ駄目じゃ」
のんびり大好きなきまぐれせつながつっこんだ。
ファッツ「それは・・・ケーキと呼んでいいのか?」
たしかに、もっともな疑問。
ムームー「味で相手を倒さないとは・・・。料理の域を超えてませんか?」
リリト(ルビーのクチート♀)「・・・倒すためにつくってるの?」
嘘泣きで有名・リリトも首をかしげた。
塑羅「基本的に敵を倒す為ではないと思われますが・・・どうでしょうね。」
誰にもノロシの本心はわからないのである。
ファッツ「最早、劇物だろ;」

佐藤軍師「何で妹に引きずりまわされないといけないんだ」
ぶつぶついいながら、武器と共に信じられないHPを持つ、佐藤軍師が入店した。
ファミリア(シフトのミュウツー?)「あ、軍師さんおかですw」
只今妹に対する怒り爆発中の佐藤軍師である。

ファミリア「しっかし・・・僕が中に入って住めそうなくらい大きいなあ;>ケーキ」
そんな軍師をよそに、小さなミュウツー・ファミリアは大きな大きなケーキを眺めていた。

ルビー「まあまあ、文句はそれぐらいにして、さっさとケーキにとりかかりましょう。 」
ファッツ「皆さんも好きなの選んでw あ、木の実ケーキ下さいなw 」
ルビー「了解・・・よいっしょ!! ライナ、ケーキカット手伝って〜」
ケーキをわけようとしたルビーだったが、大きすぎてきれなかった・・・・。
でもって、元気いっぱいのライナ(ルビーのライチュウ♂)に手伝ってもらってケーキカット!

佐藤軍師は、まだ妹についてぶつぶついっていた。
リース(軍師のライチュウ♀)「とりあえず、頭冷やせ。」
そういって、おてんば木刀ポケモン、リースはバズーカをひきずりだしてきた。
リース「え〜っと、こうやって、こうやれば……。」
リースは水流弾を装填してトリガーを引いた。
佐藤軍師「オバッ!!」
水流弾は、佐藤軍師に直撃した。

Rista「集まってますねぇ。」
いつも淡々としゃべるRistaがカフェに入店した。
ファミリア「あ、Ristaさんこんにちはw 」
ノロシ「しっかし、どうやって作ったんだか。ご家庭のキッチンじゃ収まらないよ、このケーキ。」
たしかに・・・・この大きさは異常(!?)である。
塑羅「ケーキパーティー中です>Ristaさん」

ファッツ「蜜柑タルトとイチゴショートとレアチーズとチョコバナナとイチゴのババロア・・・なんか欲しいケーキあります?」
Ristaが入店したとき、ちょうどケーキカットが完了した。
ルビー「ふ・・・ケーキカット完了。それと、あたしはみかんタルトで!」
ファッツ「はいはいw」
塑羅「蜜柑タルト一つくださいな、ファッツさん。ムームーは?」
ムームー「レアチーズを一つ。」
ファッツ「それぞれ8つづつしかとれないからな・・・;」
ファッツは塑羅にみかんタルトを、ムームーにレアチーズケーキをわたした。
ファッツ「じゃ、はいwレアチーズケーキと蜜柑タルトw」

ナイツ(Ristaのヤミラミ)「全部食べちゃおうかな……」
そういってケーキに手を出そうとした陽気でお調子者のナイツの背中に水鉄砲が直撃した。
シフト「!!」
シフトがあわててカメラを構えた。
エリオット(Ristaのランターン♂)「今のは僕ですよ……>水鉄砲」
なだめ役をいつもつとめているエリオット。が、カメラを構えたシフトにいった。
シフト「なんだw・・・良かったw」
ナイツ「ちなみにあと1回で発動なw」
シフト「じゃあ、部屋全てをカバーできるように・・・イヴ!」
イヴ(シフトのメタモン)「おっけーwカメラ、隠し終わったよw」
いつもはシフトのパソコンとなっているイヴが、カメラを設置した。
っていうか他人の店に、勝手にカメラを仕掛けてもいいのだろうか。

黒山「ん、じゃあ・・・イチゴのババロアでw 」
パフィー(Ristaのプクリン♀)「それぞれ1つずつください。皆さんで分けますので。」
ちょっと臆病なパフィーも、ケーキを頼んだ。たくさんの注文が飛ぶ。
ルビーとファッツは、てきぱきとケーキを配布した。

シフト「あ、そうだwルビーさん」
ルビー「はい?」
ケーキを配ったルビーに、シフトが声をかける。
シフト「今から落ちなきゃならなくなったんで、明日までにRistaさんが変身したら報告してくださいなw」
楽しそうに、シフトは帰り支度した。
シフト「明日は6時から出撃予定ですんでw それじゃあ、お疲れ様w」
ファッツ「ケーキはご自由にどうぞ〜w」
そういって、シフトたちは店を後にした。
レント「ばいば〜い」
続いて、黒山もケーキを持ってカフェを去った。

ルビー「ではでは・・・」
ルビーは、全員にケーキが配られたのを確認した。
ルビー「3周年おめでとう!!
ポケモンたち「いただきま〜す」

ア・リク「気楽なトーク 豪華に揃う♪ ってことでこんにちは〜」
リズミカルに、ツッコミ少女のリクが入店してきた。
せつな「おかです〜」
ルビー「こんにちは〜・・・一緒にケーキ食べましょうよ」
塑羅「さてと・・・皆で食べたほうが美味しそうですね。」
ア・リク「パーティー中ですか?」
楽しそうにしているみんなの雰囲気を見て、リクも輪に加わる。
ルビー「ケーキパーティー中です。とにかくケーキがいっぱいです。」
Rista「ケーキが振る舞われてますね>リクさん」

リクが加わったところで、ラティが退出した。
その手の中には、やっぱりケーキがあった。

ア・リク「ケーキパーティ・・・はずれは?」
リクはそっちのほうに興味があるらしい。
ルビー「ないです、ないです。」
ルビーがあわてて、苦笑いをしながら答えた。
ルビー「さすがに祝賀会にはずれはだせない・・・」
ア・リク「無いですか・・・よかった〜」

とかいいつつ、裏でこっそりとこんな会話が。
ア・リク「ルビーさん、本心は?」
ルビー 「実はだそうと思ってた」
そうだろうとは思っていたが・・・でも、やっぱりはずれはなし。

佐藤軍師 「妹が〜〜うるさい〜〜〜!」
軍師はうるさい妹にまだぶつぶつと・・・。
パフィー「……どんな妹さんなんでしょうね……」

ゆうな(ア・リクのエーフィ♀)「さすがに出しちゃあまずいでしょ」
自己中心的ゆうなの発言。これはもっともなお言葉です。
ムームー「はずれケーキ・・・。地獄ケーキよりはマシでしょう・・・。」

Rista 「……あ、そうそう、ルビーさん。」
ルビー「なんですか?」
Ristaとルビーは、ケーキを食べながら小説について話していた。
ナイツ「なんでさ・・・・」
Ristaとルビーの会話につっこみをいれたナイツ。
(会話自体はあまり関係ないので省略します)
『バキッ!』
あたりまえのように(?)蹴られたのである。
ア・リク 「ナイス、蹴り!」
リクはナイツに恨みあってか、Ristaを応援していた。
佐藤軍師 「ちょっとナイツを仕置室に誘拐しておきます。」
Rista 「軍師さん、どうぞ。変身まであと1回ですし、ちょうどいいので。」
Ristaはナイツをつかんで軍師に差し出した。で・・・
佐藤軍師 「まあ、3分間そこで反省してろ!!」
仕置き室に放り込まれたのである。素早く窓と扉に外側から鍵をかけられた。
レント「がんばってね〜」
にっこり笑顔でレントはナイツに手を振った。
が、すでにナイツには声しか届かない。
佐藤軍師 「封印終了……。」
ア・リク 「早業・・・」
パッパッ、と軍師は手を払う。リクはあっけにとられていた。

リアラ(Ristaのアリアドス♂)「うん、どっちのケーキもうまいな。」
一方でいつも冷静なリアラは、ナイツをよそにケーキを食べていた。
本心は「ざまあみろ」というところか?
クロウズ(Ristaのニューラ♂)「ナイツって最近いつもあんな調子よね……」
なぜか女言葉を使うクロウズも、仕置き室をみながらつぶやいた。
ア・リク 「自業自得、それがぴったりですね」
リクがいった。たしかに自業自得だが、仕置き室行きになるほどのことだっただろうか。
しかし、ここではそれも日常である。

おかゆ 「こんにちはです。」
今度は10歳のおだやかな女の子、おかゆがやってきた。
ルビー 「こんにちは〜。ケーキ食べます?・・・はずれなしですよ」
「またはずれ?」とかいわれてはたまらないので、ルビーは付け足した。
せつな 「こんにちは〜 」
おかゆ 「疲れたですよ、4時間バレーですよ?(何 」
おかゆはくたくただった。昼食もとっていないらしい。ケーキに手を伸ばして、ぱくぱく食べた。
Rista 「4時間ぶっ通しは……倒れる子が出たらどうするんですか…… 」
本人の話によると、4年生はあまり疲れていないらしい。
おかゆよりもたいへんなのはレギュラーたちだろう、とのこと。

佐藤軍師 「ふと気づくと、こんなに……(P 7/35)」
ちょっと軍師の顔色がよくない。・・・「ちょっと」だろうか。
佐藤軍師 「質問……プクリンの特性は?」
震えながら聞く軍師。嫌な予感である。
せつな 「最大ポイントが5減る特性だった気が」
あえて特性の名前をいわずに、せつなは答えた。
佐藤軍師 「や、やっぱり……(P 6/30)」
塑羅 「大変ですねぇ。」
無言の軍師を見ながら、カフェ常連はケーキを食べた。


ここまでがポケモンカフェ3周年記念祝賀会のケーキパーティ編である。
そのあとのナイツがどうなったかというと、それはまた別の話。