7月10日 「メロメロ祭、発動中です♪」  編集:ルビー


霧の奥に、奥に・・・そこには森がある。
ここは、不思議な生き物ポケモンが人間の言葉で話す、不思議な世界。
不思議な世界にあるオープンカフェ「Party」が舞台の騒がしい楽しい物語・・・。


プールから、元気な声が聞こえてきた。
シルド「ライナ〜っ、波乗りしないか〜?」
ルビーのハイテンションシードラ・シルドの声だ。
ライナ「今は波乗りの気分じゃないんだよっ!」
それに答えたのは、ルビーのライチュウ・ライナ。
シルド「じゃ〜、別にいいぜぃ」
ライナ「なんなんだよ!」
今日もまた暑い日が続く。
シルドは、カフェのプールを元気よく泳いでいた。ひとりで。

おかゆ「(じゃあプールに入れるポケモンを出そうか)」
CDプレイヤーで音楽を聴く少年・エメラルの隣で、
ちょっと心配性のおだやかな少女・おかゆは考えた。
おかゆ「ミント、GO!」
と、いうわけで、おかゆはシャワーズのミントをプールに出した。
それを見たエメラルも、波乗りを覚えたピカチュウのピカとカメールを出す。
カメール「やっと出られた〜〜〜〜」
ミント「・・・あら、今はさっきと違って人が少ないわねぇ・・・・」
ボールから出た3匹は、元気よくプールに飛び込んだ。

ピカ&カメール「な・み・の・り〜〜〜」
シルド「ミント!ピカ!カメール!おっよごーぜぃー!!」
おかゆ「シルドさん、すごいハイテンションですねぇ・・・(何」
ルビー「そーゆー性格なんですよね>おかゆさん」
さっきから元気爆発させてるシルドを見ながら、おかゆは言った。
答えたのは、例のシルドとライナのトレーナー・ルビーである。
おかゆ「そーゆー性格なんですか(何」
エメラル「(ピカは水に、凍らしたり、電気を流す事だ出来ますので気をつけろっ)」
苦笑いするおかゆ。
エメラルは、プールに入ったミントたちに小声で注意した。
ミント「ま、技が来たらみがわりするまでだから・・・。」
注意したエメラルは、音楽を聴きながら寝てしまった。

シルド「イェイイェイイェイイェイイェーーイ!!」 叫びながら竜の舞するシルド。
ピカ「○ン○ース○ーr(殴」 カメール「やめろ〜〜〜」
ミント「♪〜」 のんきに泳ぐミント。
ピカ「しゃーねーなー」 本当にメスか!?と思わせるピカの発言。
プールの4匹は、勝手気ままに泳いだり騒いだりである。

おかゆ 「(ミントがここでメロメロとか使ったらどうなるんでしょう(マテ)」
おかゆが小声でつぶやいた。
おかゆ「(技には無いけど、本人いわく、「やり方はおぼえてるから戦闘外でたまに使う」とか・・・(マテ))」
ルビー「(使ってみたら・・・・おもしろいかもしれませんね)>おかゆさん」
わざとらしく、ルビーも小声でおかゆに言った。
おかゆ「(どうします?(マテ)」
ミント「(あたしはやる気あるわよ♪)」
ミントもきいていたらしい。本人はとても試してみたいらしいのだが。

シルド「何話してるんだぜぃ??」
ミント「ちょっとね〜♪」

ルビー「(わたしはどっちでも・・・ミントにまかせますよ?)>おかゆさん」
とかいうルビーも、とっても見たいようだ。
おかゆ「(では・・・ミント、シルドさんにメロメロです)」
ミント「(了解♪)」
と、いうわけで計画は実行されることになった。

店員ルファリー「フリッパーさんいらっしゃいませ〜♪」
カフェの店員・ルンパッパのルファリーが、お客を迎えた。
フリッパー「こんばんわ〜♪」
ダイビング大好き・フリッパーがやってきたのである。
ルビー「こんにちは〜」
ミント「(メロメロ発生中)♪〜♪〜(泳ぐ」
おかゆ「こんにちはです。今から多分面白いことが始まりますよ(マテ 」

シルド「・・・・・」 シルドが動きを止め、ミントのほうを見た。
ルビー「(あ、ミントのほうを見てますよ?)」

シルド「・・・・・か・わ・い・い・ぜぃ〜〜〜!!!
シルドは叫び、飛び上がった。

おかゆ「(効果絶大!?(笑)」
おおげさな反応を見て、おかゆは陰で笑った。
おもいっきり大声で笑いそうになったらしいが。
フリッパー「やっぱりそうきたか・・・(笑」
とかなんとかつぶやくフリッパーも、やっぱり笑っている。

ミントはさらにメロメロ。そしてわざとシルドから遠ざかった。
シルド「ミント!ミント!ミント!すげぇかわいいぜぃ〜〜!!」
シルドは叫びながら猛スピードでミントに近づいていく。
そしてミントは逃げる。おいかけっこ状態である。
シルド「ひゅ〜っ!その華麗な泳ぎ!すてきなひれ!完璧だぜぃ〜!!」
からかわれているとも知らない本人は、がんばってミントに近づこうとしている。

おかゆ「(すごいですね、戦闘外でメロメロの効果がこんなにあるなんて・・・(笑))」
フリッパー「あはははは・・・(爆笑」
フリッパーはすでにこらえきれずに爆笑である。
それでもシルドは気にとめない。
ルビー「(シルドの場合、戦闘中のメロメロでも攻撃すると思いますね。興奮しすぎで)」
おかゆ「(ルビーさん、もっとミントにメロメロ発動してもらうように言いましょうか?(マテ)」
ルビー「(オッケーです♪)>おかゆさん 」
おかゆ「ミント、もっとやっちゃっていいですよ(マテ」
おかゆは、小声でミントに指示を出した。

店員ルファリー「緑翠ルーチェ さんいらっしゃいませ〜♪」
ルファリーがリズミカルに(?)半ピクミン少女・ルーチェを迎えた。
おかゆ「こんばんはです。今、面白いことが起こってます(何」
首をかしげるルーチェ。その間にも、ミントはさらにメロメロ発動させた。
おかゆ「(実は戦闘でも戦闘外でもメロメロ覚えてる子がいたりする・・・(ぇ))」

フリッパー「ここでパルスを出すのは不味いな・・・」
おかゆ「パルスさんには効果あるか知りませんが、もしもあったらやばいのでやめたほうがいいですよ(ぇ」
フリッパー「そうします。あいつは荒れるとやばいので・・・」
フリッパーとおかゆが小声で話した。
パルス「ねぇ、なにがおこってるの?」
タイミング良くパルスがモンスターボールから出てきた。
フリッパー「・・・なんでもないよ(^^;」

シルド「ひゅ〜ひゅ〜っ!!ミント〜!かわいいぜい!最高だぜい!完璧すぎるぜぃ〜!!」
リリト「(ストレートなのね、シルドって・・・・)」

店員ルファリー「黒山さんいらっしゃいませ〜♪」
今度は蹴術が得意の黒山がやってきた。
おかゆ「こんばんはです。メロメロ祭、発動中です♪(ちょつとマテや」
黒山「とりあえずしゅつz・・・・ルファリーさんですか。で、こんばんは〜」

ミント「ストームはメロメロに興味なし、おかゆのメンバーで他に♂ポケはいない、こういう反応するの見たの初めてだわぁ〜・・・」
ちなみにストームとは、おかゆのダグトリオ♂である。
いつもミントとレンにこきつかわれているやつだとか。
ライナ「(気の毒だ・・・)」
ライナは、メンバーのシルドを見て、男として哀れに思っていた。
フリッパー「かわいそうなシルドさん・・・」

おかゆ「(ルビーさん、どういう指示出します?)」
シルド「ミ・ン・ト!一緒に泳ごうぜぃぜぃぜぃ〜!」
シルドを見ながらおかゆは言った。シルドはまだミントをあきらめていない。
ルビー「(わざと近づいてみたりしますか?)>おかゆさん」
おかゆ「(いいですね♪)」
・・・・このふたりはまだやる気なのか!?
おかゆ「(いいんです、ルビーさんがOKだしてるんですから(何))」

そしてまた、おかゆは別のことを思いついたようだ。
おかゆ「・・・これがヒョウガさんだとどうなるんでしょうか・・・メロメロの効果確か二倍ですよね。」
ルビー「しゃべるのが精一杯でしょうね>ヒョウガの場合」
おかゆ「あはははは・・・(苦笑(・・・ミント、シルドさんにわざと近づいてみましょう♪)」
ミント「了解♪・・・(近づいてみる」
ヒョウガ「チョいどんな状況d・・・・」 黒山「・・・!今は出ないほうが・・・・」

シルド「イェーイ!ミント、一緒に泳ごうぜぃだぜぃ!(興奮しすぎ」
ピカ&カメール「ぶくぶくぶく・・・・・・・・・・・・・」
興奮しすぎで竜の舞までやっている。その間にも、メロメロ発動中。
でもって、その傍らでピカとカメールが沈んでいた(!?)。


この後はどうなるのかな? 後半に続く。


パルス「いったい何してんだよぉ〜」
フリッパー「なにもおこってないって・・・(汗」
パルス「何もないならでていいじゃないかぁ」
フリッパー「うっ・・・(^^;」
がんばってパルスを止めようとするフリッパーも、いいわけに困ってきたようだ。
ライナ「パルス、悪いことはいわないから・・・・やめておけ」
ライナが間に入って、パルスの肩(?)をたたきながら言った。
(男の友情か!?)
おかゆ「パルスさん、今ですね、プールはランターンはいっちゃ駄目なんですよ(ぉ 」
とっさにおかゆが助け船をだした。
パルス「・・・えぇええぇ!?
おかゆ「今日だけですけどね。>パルスさん」
パルス「そんな・・・、ランターンが禁止なんて・・・。 なにかあったんですか・・・(あたふた」
おかゆ「プール消毒のため、薬を撒いてるんです。でも、その薬はランターンに害があるそうです(ぉ」

※プール消毒はまったくの嘘です。

ルビー「そうそう。ランターンの明かりが弱ったりする可能性があるらしいって、チェルクさんがいってた」
おかゆ「明日には消毒終わるから大丈夫ですよ♪」
パルス「なあんだ、そういうことなら、今日はやめときます♪」
おかゆ「だから、今日だけの辛抱ですよ♪」
    (まんまと引っかかりましたね・・・ま、パルスさんのためですから)」
フリッパー「(・・・すいません、どうもありがとうございます・・・)」
ライナ「う〜、俺もやばくなってきたかも」
メロメロ状態になりかねないライナは、がんばってミントから目をそらしてプールから離れた。

パルス「そうかぁ・・・、明かりが弱っちゃう薬か・・・、ん〜〜・・・」
リリト「っていうか、ピカとカメールは大丈夫なわけ?」
さっきから沈んでいる2匹を指さして、リリトはいった。
ピカ「負けた〜〜〜」
リリトがつぶやいた瞬間、ピカがざばっとあがってきた。
カメ―ル「勝ったー――――」
耐久バトルだったらしい。
エメラル「はい、戻りましょう」
といって、エメラルは2匹をボールに戻し、また寝てしまった。
黒山「何故に耐久バトルなんかを・・・?」
フリッパー「耐久バトルだったんですか・・・」
黒山「(寝てしまった・・・・。)」
リリト「普通、水ポケモンのカメールが勝つのがあたりまえだと思うけど・・・(ハンデがあるんじゃないかしら)」

シルド「みみみみミント!オっレサマの舞をみてくれよぉ!!」
竜の舞をしまくるシルドに、ミントはさらに近づいた。もちろんわざと。
おかゆ「(さて、ルビーさん次はどうします?(まだやるのかよ、おい)」
パルス「〜・・・・・・・・・。」
フリッパー「ど・・・どうした、パルス?」
腑に落ちないような顔をしているパルス。おかゆはさらに声をかけた。
おかゆ「ぁ、後ですね、パルスさん。」
パルス「あ、はい。なんでしょう?」
おかゆ「明かりが弱まるのと、もう一つ害があるんです(ぉ(ねんのため・・・」
パルス「・・・どんな害が・・・?」
おかゆ「ヒレがボロボロになって、2、3週間泳げなくなるんです(ぉぉぉ」
パルスは絶句。がーん!ってかんじの顔をしている。
(おかゆの嘘も、ちょっとおおげさな気がする)
おかゆ「やめといた方がいいですよ♪」
今日だけですから、とおかゆはパルスをはげまし(?)た。
ルビー「シードラとかカメールは、丈夫なこうらとかとげがあるからいいんだけどね〜・・・。」
ルビーも一言つけたした。(このいいわけも無理があるのでは?)

おかゆ「(ぃゃ、さっきなんか入りそうな雰囲気があって・・・(汗)やりすぎでしょうか(汗))」
パルス「・・・そうかぁ・・・そんな薬を使ってたのかぁ・・・。・・・・。」
残念そうにパルスはなんどもつぶやき、青息吐息。

ルビー「さてと・・・・シルドはどうなったかな?」
さっきからパルスばっかりだったので、ルビーはプールのほうをのぞいてみた。
ルビー「うわわわわわわっ!みなさん、プールからっ!離れてください〜!!」
おかゆ「へ・・・?(汗」
バシュッ! バシュッ! プールから離れるルビーの後ろから、水泡が飛んできた!!
ルビー「シルドが〜っ!ハイドロポンプ連射してます〜っ!!」
フリッパー「・・・えっ!? うわあ!」
おかゆは避難完了。黒山も無言で避けた。
フリッパーの頭を、ハイドロポンプがかする。
そして・・・・
エメラル「ぎゃ・・・・・・」
寝ていたエメラルに、ハイドロポンプが直撃した。
                    キラーーーン★
ミリル「・・・とばされちゃいました!」

おかゆ「・・・(汗)ルビーさん、どうします?(汗 」
ルビー「とりあえず、ミントを戻してください。あとはこっちでどうにかできますから・・・ 」
ルビーはライナのほうを見た。ライナはうなずいた。
おかゆ「・・・このまま、ミントに倒れるぐらいのメロメロしてもらうとか(ヤメロ」
ルビー「あれ(=シルド)は、倒れるよりも逆効果ですね・・・。>メロメロ 」
自分のポケモンを「あれ」呼ばわりするのか!?
フリッパー「ェ、エメラルさん、大丈夫ですか・・・(汗」
おかゆ「あはは・・・(苦笑>逆効果」
しゅんっ。  エメラル復活(!?)。
ミントは悪のりでメロメロ♪ そして逃げた。
ルビー「さてと・・・あれをどうにかするか!」
ルビーは、みんなが避難したことを確認して、プールサイドに上った。
ルビー「ライナ、雷!」
バリバリバリバリバリバリ!!

ミント「・・・(汗)みがわり!」
いきなり雷が飛んできたので、ミントはあわててみがわりした。
シルド「ミントミントミ(雷直撃)うぎゃ!?!?!?」
そして暴れ回っていたシルドに雷が直撃した。気絶。
ミント「セーフ♪」
おかゆ「・・・っていうか、復活してミントまた追っかけたり・・・(笑)そんなこと無いですよね〜♪」
黒山「あったりして・・・・」

エメラル「リザードン、最大火力でブラストバーン(何故?」
今度は、カフェ側からブラストバーンが飛んできた。
ルビー「・・・・ブラストバーンまで;」
ミント「ハイドロポンプフルパワー♪」
ブラストバーンは、プールの直前のところでハイドロポンプとぶつかりあい、消し飛んだ。
ルビー「ハイドロポンプまで・・・;」
ミント「多分もう終わったのにねぇ・・・」
フリッパー「だんだんシルドさんが哀れに・・・(男として」
エメラル「再起不能に」
ミント「カフェの何かが燃えたら大変でしょう(汗」
フリッパー「弁償ルールもありますし・・・」

ルビー「ま、いいや。とりあえずあとは・・・ラフィーア、よろしく。」
ルビーは軽くボールを放った。中から出てきたのはきまぐれラフレシアのラフィーアである。
ラフィーア「おっけ〜。甘い香り♪」
大きな花びらからふわふわと甘い香りが漂う。
ミント「とりあえずあたしはまだプールで泳いどくわぁ〜♪」

シルド「・・・・ん〜・・・」
ミント「ぁ、復活したわねぇ♪」
プールで泳いでいたミントが顔をのぞかせた。
おかゆ「・・・また暴走したり(笑)・・・それは無いですよね。うん。」
シルド「うぅ〜・・・・イェーイ!」
いきなりシルドは飛び起きた。パワー全開の様子。
ラフィーア「オッケーね」 ルビー「起きたな、シルド」
シルド「なんかあった気もするけどオッケーだぜぃ!」
黒山「眠いんで寝てます。はい」 ライル「マジかよ・・・・」
目がぱっちりのシルドの横で、黒山があくび。
それにエメラルもあくび。
おかゆ「・・・暴走の記憶が吹っ飛んでるようですねぇ・・・」

ラフィーア「どこまで覚えてるの?」
シルド「雷があたるまでだぜぃ・・・あ!そうだ!」
シルドがひらめいたように、ぱちっとまばたきした。
シルド「たしか、ミントが近づいてきて、でもって最高〜!ってことになってだぜぃ、それから・・・」
フリッパー「・・・おもいだしたのか・・・?(汗」
おかゆは必至で笑いをこらえていた。
シルド「オレサマのかっくい〜ところを見せようと・・・」
ルビー「ハイドロポンプ連射したのか?」
ラフィーア「ばっかみたい(小声で)」 リリト「男って哀れね(やっぱり小声)」
小声でつぶやくメスの2匹。
とかなんとかいうリリトは、ライナと結ばれています(!?)。
ミント「あんなに効くとは思わなかったわぁ〜♪(ぉ」
ミントも小声でいった。
黒山「強さを見せ付ける感じなんだろうか・・・・。zz」
寝る前に一言言った黒山はすでに夢の中。

シルド「やっぱりオレサマ最高だぜぃ!で・・・ミント〜!!」
シルドはプールに飛び込み、ミントに近づいていった。
メロメロの効果はまだ切れていないようだ。


おかゆ「・・・ふと思いました」
おかゆがカフェでドリンクを飲みながらつぶやいた。
おかゆ「これをリクさんが見てたらどうなってたんでしょう・・・(滝汗」
ルビー「う・・・・・。たしかに・・・。」

さて、そろそろこの不思議な世界と別れ、自分の世界に戻ったらどうですか?
大丈夫、また来れますから・・・・。
そのときもまた、メロメロ祭がひらかれてたりして?