8月22日 夏祭りビーチバレーバトル4日目


ハヤテ&ロンドVSラッセル&ウィルリス 編集:Rista

夏祭りは盛況(?)のうちに最終日を迎えた。
が、昨日に引き続き店の方では乱闘騒ぎバトルが行われており、くつろいでティータイムなどとても望めない雰囲気であった。

Rista「……最終日くらい平和に締めくくりたかったんですが……」
ビーチバレーの受付時間に気づいて駆けつけたRistaに続き、ヤマブキが来た。
彼は危うく場外乱闘の巻き添えを食うところで逃げてきたのである。
ヤマブキ「ハア…ハア…いきなり攻撃されるとは…」
Rista「……来ていただいたついでです。誰か出場できそうなポケモン、いらっしゃいます?」
ヤマブキ「飛行タイプでもよければ…」
Rista「飛行タイプでも大丈夫ですよ。」
さらにフリッパーも来る。
フリッパー「ギャラリーです!(わぁ〜(黙れ」
ヤマブキ「じゃあ、ハヤテとロンドで。」
Rista「あとは対戦相手が決まればバトル出来ますね。……どうしましょうか……」
ナイツ(ヤミラミ♂)「……オレは?」
Rista「実況の方が向いてますよ。」
自ら立候補したナイツをRistaが一蹴する頃、出場が決まったハヤテ(ピジョット♂)は見るからにぐったりとしていた。
ハヤテ「う〜…二日酔いだ…頭がガンガンする…」
ロンド(オオスバメ♂)「私でよろしいので?」

そこへせつなが2体のポケモンを引き連れて現れた。
ラッセル(フライゴン♂)とウィルリス(ラプラス♀)である。
フリッパー「お、これは・・・!(何」
せつな「前と同じ2匹連れてきました(」
Rista「……と、せつなさん。対戦希望ですか?」
せつな「ん・・・・、一応(何」
フリッパー「決まり・・・ですね。」
こうして対戦カードは無事決まった。

Rista「……ハヤテさん、変則バトルですけど、その前に薬要ります?」
ハヤテ「ん…くれ…あ〜、痛てぇ〜」
Rista「はい。」
Ristaはどこからともなく謎のドリンクを取り出し、ハヤテに手渡した。
ハヤテ「ん…(飲み干す)…ふぅ…ちっとは楽んなったかな…」

ナイツ「ハヤテ・ロンドペアVSラッセル・ウィルリスペアか……」
せつな「あぁ、ナイツさん、瀕死になりたくなければ、何か身を守るもの着といたほうがいいですよ(待」
ナイツ「……またやる気?アレ。」
せつな「しないとラッセルしか動けないんで。 水上ならまだしも」
プール「いったいどんな技が・・・」
それでもナイツは特に準備をする様子もなく、実況モードに切り替わった。
手にはカフェから持ちだしたとおぼしきスプーンが1本……
ナイツ「前回は引き分けに終わったフライゴンとラプラスのペア、今回の対戦は鳥ポケコンビだ!」
せつな「と、今日は砂地獄が使えないから水技か・・・」
ハヤテ「おい、ロンド!足ひっぱんじゃねぇぞ!!」
ロンド「分かってますよ…」
Rista「時間がもったいないので、さっさと始めましょう。ヤマブキさんチームのサーブから。……ルールは分かります?」
ロンド「ハヤテ、分かります?」
ハヤテ「俺にまかしとけって!!」
Rista「落としたら負け、やられたら負け。制限時間は30分。参りましょう。」

そしてボールを渡されたハヤテは……
ハヤテ「うっし、いくぜ!!おらぁぁぁぁ!!」
……ボールを思いっきり投げた
ロンド「(ドテッ(コケる)ちょ…何してんですか!?」
ハヤテ「え?」
ロンド「ボールは投げるんじゃなくて打つんです!!」
ハヤテ「んだよ…そういうことは先に言えよ!」
ロンド「…(頭を抱える」
ケンカが始まっている間にボールは弧を描き、とりあえず相手チームのコートに入っていた。

ナイツ「最初くらいは別にいいけど……せつなチーム、手本を見せてやれ!」
Rista「何ですかその言い方。」
ラッセル「Σ いいの?」(しっぽレシーブ)
ウィル「さぁ・・・。」(頭トス)
ラッセル「気にしないどこう・・・。」(しっぽ返し)
プール(シャワーズ♂)「美しい返し方ですね。(マテ」
せつな「前の対戦から練習したそうです(」
こちらはいつの間にか解説の態勢である。

ロンド「ハヤテ、持っちゃダメですよ!!」
ハヤテ「ハイハイ…そんぐらい知ってるっつーの!!(上げる」
ナイツ「ヤマブキチーム、どう返すか!」
ロンド「…なら、いいです。(いたって普通にトス」
ハヤテ「いくぜ!!ツバメ返し!!(返す」

ラッセル「技使われると追いつかない・・・(汗)」
前回もそうだったが、ラプラスに陸上での素早い動きを求めるのには無理がある。
ボールは無情にもネット直下に落ちた。
フリッパー「は・・・はやいっ!(驚」
Rista「決まりましたね。」

<Yamabuki 1 - 0 Setsuna>

ハヤテ「んで、これでどーなるんだ?」
ロンド「ハア…得点になったんですよ…」
得点が記録された頃、バトル場全体が軽く揺れた。
マグ(チャーレム♀)「……地震だ。」
カイン(ジュカイン♂)「大方、カフェの方で何かあったんだろうな。」
それに合わせるかのように、おかゆが観戦に来た。

せつな「.。oO(・・・止めれるのが1匹だけだしやっぱりバレーにはきつい組み合わせかなぁ・・・) ・・・さて皆さん、頭の上には十分気をつけてくださいね?(ぁ」
せつなの警告とも取れる言葉を聞き、フリッパーは何処からともなく傘を取り出した。
カイン「こんなにいい天気なのにどうして?」
マグ「そのうちわかるってさ。」
こちらも言われるがままに傘を開いている。
おかゆ「傘なんか持ってきてないよ・・・(何」

Rista「次もヤマブキさんチームのサーブです。どうぞ。」
ロンド「では、私が…」
ハヤテ「しくじんなよ!!」
ロンド「…(あなたじゃあるまいし…)(普通に打つ」

ラッセル「・・・じゃ、先お願いねっ」(いきなり打ち返す)
ウィル「ぁ、はい・・・、霰。」
ナイツ「今度はロンドのサーブ、まあ無難なコースを描いて入り……っと、来たぁ!」
そう、前回のバトルでも使われたこの技。
バトル場周辺にだけ、大粒の霰(あられ)が降り始めたのである。

プール「・・・先に戻ってるね(汗」
おかゆ「(当たりながら(ぇ))霰って傘突き抜けないですよね?(何」
フリッパー「・・・って、おかゆさん大丈夫ですか!?」
おかゆ「多分大丈夫です(多分かよ」
Rista「さて、ボールは……?」
ヤマブキ「ハヤテ、ロンド、大丈夫か!?って、お前等、どこにいんだよ!!」
ロンド「だって、痛いのヤですし…」
何と2人……いや、2羽は揃って場外に避難していた。
Rista「……場外退避により見逃し、同点です。」

<Yamabuki 1 - 1 Setsuna>

Rista「……が、試合放棄となると問答無用で負けですよ?いいんですか?」
おかゆ「時間なので帰ります。試合に間に合ったらいいですねぇ・・・(何」
Ristaが念を押す横で、用事があるというおかゆはバトル場を去っていった。
Rista「試合続行ならあと8分ほど、放棄なら即終了。いかがいたしますか?」
ヤマブキ「わ〜、ダメ〜!!お前等、戻れよ!!」
ハヤテ「わーったよ…」
ロンド「分かりました」
ウィル「よいしょ・・・(がんばって後ろに移動)」
ラッセル「・・・大丈夫?」
ウィル「・・・陸は難しいです(汗)」
フリッパー「うわっ!傘に穴が・・・(汗」
霰は予想以上に強力なもののようだ。

Rista「では続行、せつなさんチームのサーブ。」
ナイツ「今の中断で5分を加えて……あと11分だって。」
フリッパー「いたたた・・・。(汗 ・・・タイムアウトということですね。」

ウィル「はいっ。」(サーブ)
ラッセル「じゃあいくよっ(上で砂嵐)」
ナイツ「……っと、砂嵐!あられと合わせて……いのむーわーるど出現だぁ!」
霰に加え、砂嵐が視界を妨げる上に容赦なく目を襲う。

ハヤテ「痛てぇ!!球どこだ!?」
ロンド「私が拾います!(レシーブ」
ロンド、ハヤテ『影分身!!そして…バシン!!(時間差スパイク
ラッセル「うわっ、逆・・・。」
ウィル「大丈夫ですっ(レシーブ)」
反応の遅い相手に時間差で惑わす作戦は無意味らしい。
ラッセル「ぁ、ありがと・・・・、・・・いけぇっ」(回転してしっぽスパイク)

そこへShineが入ってきた。
Shine「観戦目的です。(何。やってますね、見事。」
ナイツ「時間が無くなってきたぜ!さあどうする!」
只今の天気は「霰+砂嵐」。それは観客席にも襲いかかってくる。
Shine「…ってぇ!;」
翌桧(Shineの式神)「…仕方ないな…。(防護陣発動。」
フリッパー「ううう・・。(←砂が横からくるため傘の意味がない」

ハヤテ「ロンド!とりやがれ!!」
ロンド「…命令ですか…(レシーブ」
そこでホイッスルが鳴った。
Rista「……試合終了。引き分けです。」
ハヤテ「よし!いくぜ!!鋼のつばs…痛てぇ!!(霰HIT,落球」
ナイツ「1対1か……決着つけるのって案外難しいもんなのかなぁ……」
マグ「ハヤテ、終わりだってさ。」
ハヤテ「クソッ!!霰さえなければ…」
ロンド「言い訳は止めましょう…(MBに戻る」
健闘したふたりは揃ってモンスターボールに戻された。
Rista「まあ、負けたわけじゃありませんから。」

カイン「それより……さ……寒い……」
マグ「ダメージも溜まってんだろうね。」
言った直後、カインは熱い炎のパンチ(効果抜群)で殴り飛ばされた。
Shine「殴ッ…!?(汗。」
カイン「寒くなくなったけど……痛い……;」
うぃる「・・・・・・・(這って歩き回ったから汗だく)」
ラッセル「うわぁ・・・(違う汗(ぇ) 」
フリッパー「も・・・戻りますか。(砂だらけ」

全員が色々な意味でボロボロになりながら、最後のバトルに幕を下ろしたのであった……