9月11日 色違いのドクケイル!本当に無敵?  編集:ルビー


誰もいないカフェ・パーティ。
そこで一人、テーブルに座っているルビーと、ルビーのポケモンたちがいた。

ルビー「う〜ん、ライナ、おいで。他のみんなは留守番してて。」
ライナ「? ああ、わかった」
リリト「いってらっしゃい」
ふいに、ルビーが立ち上がり、ライナを呼んだ。
カフェを出て行くルビーとライナを、リリトは見送った。

緑翠ルーチェ「めんどくさい打ち込みかただな全く・・・(知るか」
ちょうどルビーが出て行ったとき、さきほどカフェを出たルーチェが戻ってきた。
リリト「あ、おかえり。ルビーはちょっと森に行ったわよ」
レント「暇だなぁ。ルビーはどこいったんだろ?」

こちら、散歩道。
ライナ「なんなんだ?」
ルビー「いや、用はない。ちょっと散歩したかったから・・・」
ルビー「何をどうしようと思う訳じゃないんだけど・・・ちょっと気晴らしに?」
ライナ「散歩ねぇ・・・」
一人と一匹は、散歩道を歩きながら空を見上げた。ちなみに夜である。

ガサガサッ  ???「ケイルっ!」
急に、何かが飛び出してきた。
ライナ「野生ポケモン!?」 ライナは戦闘態勢を取った。
そのときルビーは、相手がなんなのかを確認した。
ルビー「ドクケイルだ。しかも色違い・・・珍しい!ゲットだ、ライナ! 」

ライナ「よしっ、電撃ぃ!」
先制攻撃をくらわすライナ。いきなりで、相手もよけきれなかった。
ドクケイル「ぐわっ!・・・てめぇ!いきなり何しやがる!?」
ルビー「君を捕獲しようと思って・・・相手しろよ!」
ドクケイルとルビーはにらみ合った。

ドクケイル「んなっ・・・誰が捕獲されるか!返り討ちにしてやるっ、銀色の風!」
ルビー「影分身でかわせ!そして雷!」
ドクケイル「あたるかっ、どくどく攻撃!」
銀色の風を、ライナは影分身でなんなくよけ、雷を繰り出した。
しかし、ドクケイルも雷をかわし、その羽からどくどくを繰り出してきた。
ライナ「うわあっ」  ライナは猛毒をあびた!

そのころ、カフェのほうでは?
レント「ぴぴっ、散歩道から電気反応あり。ライナが電撃使ってるよ?」
リリト「あーあ、ルビーったら何してるのかしら・・・。」
おかゆが来店して、以前暇だった。

ライナ「雷、くらえっ!」
ドクケイル「ギガド・・・ぐわっ!(命中」
ライナはもう一度雷を繰り出した。
ドクケイルもギガドレインで攻撃しようとしたが、雷が速かった。命中である。
ルビー「チャンス!」
ルビーは空のボールを構えた。

ルビー「いっけ!モンスターボール!!」
ドクケイル「な、何!?」  モンスターボールがドクケイルに当たった。
抵抗するまもなく、ドクケイルは捕獲されたのである。
ルビー「ドクケイル、捕獲完了!!」
ライナ「やったな、ルビー!戻ろうぜ」
ライナはガッツポーズをして、カフェに行こうとうながした。

ルビー「ただいま・・・っと。おかゆさん、こんばんはです。」
てんなな「復帰・・と、こんばんは〜」
ルビーがカフェに戻っておかゆに挨拶していると、てんななが店に戻ってきていた。
ルビー「あ、おかえりなさい。散歩道でポケモン捕まえてきました。」

ライ「・・何を?」 ヨール「・・・(散歩道・・。)」
ルビー「色違いのドクケイル。」
ライ「色違い・・。」
ヨール「・・・(ドクケイルがいたのか・・(ぁ)」
ヨールは別のことに驚いている様子。
おかゆ「ドクケイルですか〜。」
ルビー「ラッキーだった♪ メンバーに入れる気はないけど。」
満足そうなルビーだが、ドクケイルをメンバーに入れる気はないようだった。

ライナ「・・・うう〜。ラフィーア・・・」
振り向くと、ライナが猛毒状態で倒れていた。
ルビー「あっ、どくどくあびたの忘れてた!(酷」
ライ「・・・;;」
ラフィーア「はいはい;これ、飲んで!」
ラフィーアは、薬ケースから錠剤をとりだした。ライナは急いでそれを飲んだ。
ライナ「はぁ・・・楽になったぜ。サンキュー」
ライナはほっと息をついた。

ルビー「じゃあ、さっそくドクケイル。出てこい!」
ルビーは、捕まえたポケモンをさっそく外に出した。
きらんっ★ ドクケイル「あ〜、ちくしょう!俺は捕獲されちまったのか!?」
出てきた色違いドクケイルは、開口一番そう叫んだ。
レント「色違いだ〜。光ってるしw」

図鑑を片手におかゆがいった。
おかゆ「羽ばたくと細かい粉が舞い上がる。吸い込むとプロレスラーも寝込む猛毒だ。・・・大丈夫ですよね(ぇ」
ドクケイル「ああっ!?てめえ俺の毒受けたいのか?」
おかゆ「羽ばたかないかぎり大丈夫かなー・・・と(ぁ」
ドクケイルが反抗した。それを見たライナは思った。
ライナ「こいつを見てるとハヤテを思い出すな;」

ドクケイルを観察していたルーシャがルビーに聞いた。
ルーシャ「色違いのドクケイル・・・ルビー?メンバーじゃないですわよね?」
ルビー「もちろん、メンバーじゃない。ルーシャが喜びそうだなぁとか思って♪」
ルーシャ「さすがですわ♪」
ライ「・・・;」

ドクケイル「この野郎〜っ、よくも俺をゲットしたな!」
ドクケイルはばたばたとルビーのまわりを飛び回って体当たりを仕掛けた。
ルビー「八つ当たりか!?もうゲットしたんだからいいだろ!?」
ドクケイル「うるせ〜っ!俺のプライドを傷つけやがって!無敵のドクケイル様がなんなくゲットされるってことが許せねぇ〜!」
ものすごくプライドの高い・・・というか性格の悪いドクケイルだった。

ヨール「・・・(もう遅いし。)」
おかゆ「・・・(汗」

ルビー「野生が良かった、っていうなら返そうと思ったけど・・・そういう理由なら絶対逃がさないからな!」
ドクケイル「この〜っ!!」
ドクケイルはまだまだ反撃しようとしていた。
しかし、次のルビーの行動で全てが終わった(?)。
ルビー「あーもう!ラグア、冷凍ビーム!」
ラグア「了解♪」 ラグアの腕から冷凍ビームが発射された。
ドクケイル「こーのーy(カキーン」
あっというまにドクケイルは氷付けになった。一撃だった。

ライ「・・どこが無敵なんだか(ゑ」
ルビー「同感・・・;」
ヨール「・・・(一撃だしね。(ぁ)」

そのあと、ドクケイルは氷付けのままボールに戻され、そしてパソコン送りとなった。
きっとルーシャに研究されることだろう。

次の日。
ドクケイル「このやろ〜!てめぇ、昨日はよくもやったな!!」
ルビー「どっちがだよ!部屋の中にどくどくふりまきやがって!神秘の守りがなかったらどうなってたか!」
ドクケイル「俺の知ったことか!無敵のドクケイル様が人間なんかに飼われるって言うのが気にくわねぇんだ!」
ルーシャ「どこが無敵ですの?色が違うだけでステータスは高くないし、ラグアの冷凍ビームで一撃だったじゃないの」
ルビー「だから〜、無駄な抵抗しないで協力しろ!」
ドクケイル「誰が人間なんかに!どくどく攻撃!」
防音の聞いたカフェの地下室で、叫びまくってるドクケイル、ルビーとルーシャがいた。
色違いのドクケイルは、またパソコンに送られることだろう。