10月14日 ヤミラミ対決!真剣勝負の行方は?  編集:Rista


森の中にたたずむカフェ「パーティ」。
そこには今日も大勢のお客さんが来ています。

車ニア「ただいま&こんばんはー」
佐藤兵卒(以下兵卒)「……ただいま、そしてこんばんわ〜。」

森の奥へと続いている小道を歩いてきたのは、剣士の服装をした軍……いえ、兵卒さん。
(佐藤軍師さんはこの時わけあってランクを落としていました)
そして3種のポケモンのパーツを持つ車ニアさんでした。

Rista「こんばんは。……バトルしてたんですか?」
車ニア「そうです。バトルしてました。」

この頃はポケモン同士に限らず、様々な組み合わせのバトルが増えているようです。

一方、お店の隅に設置されているカメラが動き出しました。
付属のモニター画面に映ったのは……

ブレイドー(シフトのハッサム♂)『携帯接続カメラ、スイッチオンであります!』
緑翠ルーチェ(以下ルーチェ)「こんばんわぁ・・・」
 ゴッ!(カメラの向こうで打撲音)
車ニア「?(どうしたんだろうか)」
シフト『その喋り方はケロ○軍曹みたいだから止めろといったはずだ!』

さらに別の席でも何やらもめ事が。

ゲンキ(ルーチェのライチュウ♀)「・・・ここってパソコンある?(いきなりなんですか」
ナイツ(Ristaのヤミラミ♂)「パソコンならあるぜ?(指差す」
ゲンキ「・・・よし。おいルーチェ!2軍の(ピー)借りていいか?」
ルーチェ「・・・何するね?」
ゲンキ「水中格闘・・・前々から言ってただろ。」
ルーチェ「・・・あーはいはい、分かりましたよー!(ヤケ(ぁ」

散歩道の新しいルートが開通し、湖に行けるようになったのは、何日か前のこと。
どうやらゲンキさんは、水中で水ポケモンとバトルをするときのことを考えているようです。

ルーチェ「・・・誰がいい?」
ゲンキ「・・・とりあえず(ピー(何故非公開なんだ)と(ピー)でいいや。」
ルーチェ「・・・2体?」
ゲンキ「あ、やっぱ(ピー)だけで良いわ・・・」
ルーチェ「・・・(操作してポケモンを引き出す)ほら、行ってらっしゃい。(ゲンキに手渡す」

モンスターボールを2個受け取ったゲンキさんは、お店の外へ出て行きました。

思兼に頼んで監視カメラの記録を引っ張り出し、兵卒さんと車ニアさんの試合を見ていたナイツさんが、
ふと言いました。
ナイツ「オレもバトルしたi……いや何でもない!(滝汗」

何故かすぐに言葉を取り消すナイツさん。
今まで他のトレーナーのポケモンとバトルをした記録が(非公式も含めて)一切ない彼は、
最近しきりにバトルをしたがっていました。
でも何故か、Ristaさんはバトルをさせたがらないのです。

Rista「何故そんなに焦るんですか?」
兵卒「ナイツか……ってかできないじゃん!!」

今は一切の特殊攻撃が出来ない兵卒さん。
ゴーストタイプにノーマルタイプの技は当たりませんからね。
一方、Ristaさんは特に動揺していないようでした。

Rista「したかったらしていらっしゃい。そして勝てないなら潔く負けてきなさい。
せつな「・・・バトル場にRistaさんを引き込まないでやればいいんじゃ・・・(ぽつり(何
車ニア「♪(何か秘密が有りますねー気になる)」
テンダー「バトルならテンダーもやりたーいっ(マテ。」
せつな「・・・同じくー(ぉ>バトル するなら参加しますy(ry」
ブレイドー『ナイツのバトル…見たかったなあ;』
ナイツ「そこまで言わなくても……別にゲンキとやりたいとか言ってるわけじゃないんだしさぁ……」

今のところ、カフェ(とその周辺の森)では最強のポケモンといわれるゲンキさん。
そのゲンキさんは外へ行ったはずなのに、いつの間にか戻ってきていました。

ゲンキ「・・・同種対決でいいじゃん(ぉぃ」
アリオン(ルーチェのヤミラミ♂)「・・・指定!?」
ゲンキ「やりたくないわけ?」
アリオン「・・・いや、そういうわけじゃないんだけどさ」
ゲンキ「ならやれ。
アリオン「・・・強制!?」
ゲンキ「と、言うわけでナイツ!やりたいなら我が家のアリオンが迎え撃ってくれるそうだ!」
そしてゲンキさんは今度こそ外へ出て行きました。
アリオン「勝手に決めるなー!
ナイツ「……別に気が乗らないならいいんだけど……;」
アリオン「(態度急変)いや、ぜんっぜん平気!(ぁ」
……と、そこへ再びゲンキさんが戻ってきました。
ゲンキ「・・・やっぱやめた。」
アリオン「・・・なんでだよ。」
ゲンキ「見る。(ぁ」

モニターの前を陣取って座るゲンキさん。
手には先ほどルーチェさんから借りたモンスターボールを持ったままなのに、いいんでしょうか?

アリオン「・・・やんの?(ぁ」
ナイツ「やってやろうじゃねーか!(拳を握る」
アリオン「・・・オッケー。本気で行くぜ」
ナイツ「オレも本気d」
リアラ(Ristaのアリアドス♂)「出せる本気があるのか?」
ナイツ「うるさーい!

……何はともあれ、こうして同種対決が決定しました。

アリオン「よっし、行こ。しかし単独バトルは久しぶりだな・・・(ぁ」
ナイツ「行こう!もうどんどんやんないと感覚取り戻せそうにないし!」
せつな「・・・そのとおりですよー(ぉ>どんどんやらないと
ゲンキ「そーだなー(手に持ったボールががたがた動いている」
Rista「……バトルですか……審判と観戦以外のことを最近やってないですから……(遠い目」
そう言っている間にも、ゲンキさんが持っているボールは動いています。
ゲンキ「・・・黙ってろこの水色うさぎ!(この時点で何だか分かると思われる(ぁ」
兵卒「水色兎……(……あれ?)………あ、マリルリか……。」
水色兎@ボールの中『何よその呼び方!うちにはれっきとした(ピー)って呼び名があるの!』
ゲンキ「どっちみち非公開だから変わらん!」
兵卒「声にもプライバシー保護がかかっているし……。」
水色兎@(以下略『・・・はぁ?』
ゲンキ「・・・俺の修行のために呼んだだけだし?」
水色(以下略『・・・今日帰ってきたら見てなさいよ!(ぁ』
てんなな「・・・;」
せつな「・・・ここでもやらないといけないよn(斬り」
飛鳥「・・・あなたはやり始めると止まりませんから駄目です(ぁ)」
ゲンキ「はい無理ー無理ー、やれるもんならやってみなー(棒読み」
水色(以下略『キィィッ!ほんっとうに今日どうなっても知らないわよ!』
ゲンキ「はいそれはこっちのセリフー(ぁ」
あーちぇ「あっちでもやりすぎな部類だしねーw いったい何百戦やってるかしら(ぁ」
せつな「・・・うぐ;」
ピコ「何百戦・・・(ゲンキの方をちらりと見て)向こうはどれだけなんだろう・・・(そう来たか」


ところ変わって、こちらはフリーバトル場。
観客もいない、思兼の監視カメラだけが動いているという静かなフィールドで、2匹のヤミラミが向き合います。

アリオン「さ、頑張ろーっと。」
アリオンさんは意味ありげに、ナイツさんをちらりと見ました。
ナイツ「Ristaのことだから映像全部保存してんだろうな……後でみんなに笑われないようにしないと……」
アリオン「・・・俺も気をつけさせていただきますよ。(所定位置につく」
ナイツ「……よし、行くぜ!(構える」
いよいよバトルの始まりです。

アリオン「・・・そちらからどうぞ?(いかにも挑発(ぁ」
ナイツ「別にどっちから行ったって……変わらないよな!シャドーボール!」
まずは挑発に乗ったナイツさんの先攻です。
アリオン「どこがどう変わるか教えてくれるなら先攻でもよかったがな。シャドーボール」
まずは普通に相殺。
アリオン「・・・俺も知らないから良いけど。(でんげきは。」
ナイツ「(どうするかなー……)っとぉ!」
ナイツさんはシャドーボールを投げつつ飛んできた電撃波に突っ込み、そのままアリオンさんめがけて走り出しました。

アリオン「どんどん行くぜ?(水の波動」
ナイツ「かわして……騙し討ちだ!」
アリオン「必中技持ちねぇ・・・(直撃)ま、いっか!(再び水の波動」
ナイツ「正直迷ったんだけど……(言いつつ妖しい光」
両目から光が放たれます。
当たれば混乱の効果があるのですが、アリオンさんはあっさり攻撃を見切って回避していました。
アリオン「(見切り)迷ってたら負ける。(さっさとでんげきは。」

ここでナイツさん、何かを思いついた様子。
ナイツ「……やってみるか。(目覚めるパワーを光に絡めてみる(何」
アリオン「(飛行めざパに・・・回避だな(ぁ)・・・で?(回避」
ナイツ「必中……」
妖しい光と入れ違いに来た電撃波は直撃。
ナイツさんはシャドーボールを返しつつ一歩後退です。

アリオン「 (シャドボ直撃)・・・必中技、ヤミラミって三つ覚えられるんだよな。(再び電撃波」
ナイツ「そういやそうだな!(電撃波3回目直撃」
3回目の電撃波の直前に軽くジャンプしていたナイツさんは、そのまま上へ打ち上げられました。
アリオン「俺も覚えさせてもらうかな・・・めんどいしなぁ・・・(マテ(と言いつつ上方向に水の波動」
アリオンさんはさらに追い討ちを仕掛けます。
ナイツ「っつーわけで行くぜ!(目覚めるパワー発動」
一方、ナイツさんの身体をたくさんの光の球が包んだかと思ったら、何故か一列になってアリオンさんに突進してきました。

アリオン「・・・っとぉ!?(直撃」
ナイツ「噴水ねぇ……懐かしいわ……(波動に乗ってさらに跳ぶ」
アリオン「・・・何故に噴水なんだ・・・(電撃波。」
ナイツ「こっちの話ー!」
通じる人はまずいないと思われることを言いながら、シャドーボールと目覚めるパワーの連続攻撃。
アリオン「連続で来られても、ねぇ。(見切りでほぼ回避」
さすがに見切りは強いです。攻撃を無駄なくかわしています。
ところが落ちてくるナイツさんは何故か、笑っていました。

ナイツ「……さーて……」
アリオンの後ろでUターンするめざパを睨みつつ落下)
アリオン「こっちには見切りがあるんだしな!(電撃波→水の波動。」
こちらも連続攻撃に出るアリオンさん……の後ろで、先ほどの目覚めるパワーの列がUターンしていたのです。
ナイツ「でも全部見切るのって難しいんだろ?」
アリオン「(Uターンしてきためざパ直撃)・・・・ああそう。(何がだ」
ナイツ「うん、一応成功。(電撃波食らいつつ着地」

アリオン「まあ、あくまで俺は全部見切るのはまず無理だけど・・・(電撃波」
ナイツ「回避できないイコール全部直撃でもないし?(シャドーボールで相殺」
アリオン「そういうことにつながるかな。(後ろに回りこんで水の波動」
ナイツ「うあ。(ギリギリ回避、一瞬姿を消す→騙し討ち」
アリオン「・・・見切った!(何を(自分の正面に電撃波(ぇ」
ナイツ「うげぇっ!?」
必中のはずの騙し討ちを見切られ、まともに電撃波を食らったナイツさんは吹っ飛ばされました。
アリオン(・・・見切っても電撃波必中だから意味ないし!(ぁ)

アリオン「さ、どんどん行くぞ。(シャドーボール」
ナイツ「これだよ……この感覚だ……(シャドーボールはシャドーボールで返す(何」
アリオン「・・・水の波動は何で返すんだろうな?(知るか(水の波動。」
ナイツ「 ……やっぱバトルはこうでなくちゃなあ!(シャドーボールを地面に打ち、反動で跳んで回避」

盛り上がってきました。
と、そこへ……
ゲンキ「アーリオーン!ルーチェのあの馬鹿がロムだとよー!(ぁ」
アリオン「・・・マジかよ!ごめんナイツ、ちょっと待っててくれ!」
ナイツ「……あ、そうなの?(普通に着地」
ルーチェさんに呼び出されたアリオンさんはゲンキさんに連れられ、慌ただしくバトル場を後にしました。


その頃、カフェの方では……
S氏(Ristaの監視役)「図鑑など眺めてどうする気だ?」
Rista「いや……あの……」
S氏「他にするべき事があるだろう!(黒杖振りかざし」
Ristaさんが監視役のS氏に脅迫怒りをぶつけられていたり……
ルーチェ「よし復帰でsぎゃああああ!?(引きずられていく(ぁ」
ゲンキ「お前も付き合えよ。(そのまま森の中へ」
ルーチェ「何に付き合えばいいんだぁ・・・・」
ルーチェさんがゲンキさんの修行(?)に連れて行かれたり……
Rista「……大変ですよね、ルーチェさんも……」
ピコ「・・・どうしてこんなによく家で乱闘が起こるのかルーチェに小一時間(待て」
せつな「・・・それにしてもバトル場の2人、楽しそうだなぁ・・・・(ぁの」
……いろんなことが起きていたのでした。


さて、話をバトル場に戻しましょう。

アリオン「・・・よっし、復帰・・・!(ぉ」
ナイツ「おかえりー。」
ようやくアリオンさんが戻ってきました。寝転んでいたナイツさんが声に気づいて起き上がります。

アリオン「さて、続き続き。(構える」
ナイツ「……続き、やれるよな?」
アリオン「やれない、なんていったら俺らのプライドが傷つく・・・(知るか」
ナイツ「でもやれそうになくなるトラブルも多いよな、お前んとこ……(←体力はギリギリ黄色の線。」
アリオン「・・・まあな。(認めたし(ぁ」

ナイツ「それに比べてこっちは何て気楽なこと、荒れてるようでいて完璧に平和ボケだ!」
叫びながら投げたシャドーボールはアリオンさんめがけてではなく、何故か斜め下へ向かいました。
アリオン「(←何とか体力ゲージ緑色。)こっちは毎日が戦争だよ、ああそうさ!(電撃波に続けて水の波動」
当然お返しの連続攻撃が来ます。
両方ともキレかかった口調というのが何とも……(ぁ

ナイツ「(シャドーボールが地面を削りつつ直進、一方で本人は後退)戦争ねぇ、いっぺん見てみたいぜ!」
アリオン「・・・見てみる前に巻き込まれるさ。(ぁ(シャドーボールを気にしつつナイツの後ろへ」
ナイツ「カフェパで見てるのより凄ぇの?(地面に手足を突いて電撃波を受け流し、アリオンに掴みかかる」
アリオン「 (見切り)・・・どうだろうな?それば自分の目で見て確かめろ!(水の波動→シャドーボール」
ナイツ「ってぇ!?(至近距離なので両方直撃」
アリオン「少なくともこういう攻撃が普通に飛んでくるぞ・・・(マテ」
ナイツ「……いいなー、ある意味……(バタッ」
ここでナイツさん、力尽きたのか倒れました。

アリオン「守る・見切り持ちは大活躍・・・っと、終わったか?」
ナイツ「…………(返事がない。どうやら戦闘不能のようだ。(何」
アリオン「・・・終わりか。」
アリオンさんは何やら考え込んだ後、
アリオン「・・・まあいい。」
ほとんど似たような体格のナイツさんを抱え上げ、そのままフリーバトル場を後にしたのでした。


アリオン「・・・帰還っと。(ナイツを抱えている」
ナイツ「……ぅぇ……(ぐったり」
Rista「やっぱり負けたんですね。」
てんなな「おかえりです・・(ぁ」
Rista「まあ、久しぶりですから。(ナイツを受け取って席に運ぶ」
リアラ「だから無理だと……」
Rista「やらないよりはましですよ、少なくとも騒ぐのが減りますし。」


こうして夜のバトルは案外あっけなく幕を閉じたのでした……