10月9日 大運動会開幕!モヤッと玉入れ!  編集:Rista

ルール(大会告知より)

・一人が籠を背負い、特定エリアを走る。
・その籠を狙い……玉入れをするべし。
・なお籠には錘が入っているため、『素早さ・回避率低下』する。
・籠持ちへの攻撃はあり。但し、籠もちのHPをレッドゾーン
 に追いやった場合は重度のペナルティが……。
・間違ってでも、籠に入った玉を除去るような真似、
 籠にふたをするような真似はしないこと。

人数は大体同数であればよし。
……投げる側は持てる数を考えろよ。100個とか一気に投げれないんだから。

<難易度☆>
ボール1個につき1点、ペナルティはマイナス点


ルーチェさんの提案から始まったと言われる、秋の一大イベント「カフェパー大運動会」。
その開幕戦となる種目「玉入れ」が、昼下がりのフリーバトル場にて開催されようとしていた。

出場選手一同がバトル場に入ってくると、
フィールド一面に大量のモヤッとボール(某番組のアイテム、緑色のトゲ付きボール)が散らばっていた。

佐藤軍師(以下軍師)「さ〜て、ボールはさっきのままだし。」
白組メンバーにして競技提案者の軍師。色々と試案や工夫を重ねたらしい。
軍師「……箱を拡張しておいた、これで100個入る。」
リース「さっきよりかなり多くなったわね。」
ルビー「がんばれ紅組!根性でいけっ!」
ラグア「やっるわよ〜」
プール「(尻尾を振り回している)」
パルス「いっくぞ〜!」
選手やそのトレーナー達は皆張り切っている。

少し遅れて審判(?)のチェルク店長が、ボール拾い係の店員達を引き連れてやってきた。
チェルク「いいですか?バトルフィールドの白線、これより外に出ないように。」
テツ★☆(以下テツ)「は〜い」
リリト「了解です、チェルクさん」
ポルタ「がんばろ〜」
ミドリ「・・・了解。」
ツイン「〜♪」
テツ「軍師、籠の守り手伝うー?」
エターナル「いらねえだろ (ちょっと不満げ」
テツ「言うな」
ルーイ「皆さん、頑張ってくださいね!」
ルレン「がんばれー!」
キノガッサのルーイとキノココのルレン。この親子は選手ではない。
ガラガラの観客席から声援を送っている。

紅白それぞれの出場者から選出された籠持ち役は、籠を前に作戦を練っている様子。
ミドリ「・・・籠持ちが反撃するのってありか?(マテ」
軍師「まあ、攻撃しても良いが、こぼれと背後からの襲撃には気をつけろよ。
ルビー(そっか、こぼれるのもあるんだ・・・激しすぎると)
ミドリ「・・・戦闘不能にするのってありk(マテ」
軍師「この籠にはある程度の逆流は防いでくれるがそれ以上激しく動けばこぼれるからな。」
テツ「逆流?」
軍師「逆流:ボールが籠からこぼれる事。」

チェルク「(トランシーバーでカフェと連絡)……飛び入り枠は1名。テツさんはご自分かポケモン1体か、どちらかの出場となります。」
テツ「俺出ま〜っす」
チェルク「分かりました。」
ユウリ「観客席はこちらです。(エターナルさん誘導」
エターナル「テツ! 次出させろよ! (観客席に移動」
これで出場者が確定した。

ここで500個のモヤッとボールを巡って争う各チームのメンバーを確認しよう。
ライナ「準備完了!」
リリト「OKよ!」
ラグア「いれるわっ」
ポルタ「僕は飛べるしw」
ツイン「ミドリ、がんばって逃げてねー♪」
ミドリ「へぇへぇ・・・。○(人事だと思いやがって・・・(怒)」
紅組は以上6名。ルビーとおかゆのポケモン達である。

パルス「全部入れてやる〜!」
プール「強気ですね・・・;」
軍師「(ルフに箱を取り付ける)……飛べるな。」
ルフ「……大丈夫だ、これくらい。」
白組は上の4名にリース、テツを加えた6名。
フリッパーと軍師のポケモン達に人間2名が加わった構成というのが面白い。

カナタ「ちなみにルーチェさん(白組)から3名の出場希望者が出ると、テツさんとエターナルさんは一緒に紅組として出られますよ。」
ルーイ「・・・(困」
ルレン「僕もやってみたいー!(ぁ」
テツ「このままでいいですけど? (ォィ」
ルーイ「・・・出ても大丈夫なんですか?(あせあせ。」
ルレン「僕がんばるもん!」
チェルク「大丈夫……でしょうか。今すぐに3名……あともう1名、名乗りを上げれば。」
ルーイ「・・・今日はおとなしくしてましょうね、ルレン。ね?」
ルレン「・・・はーい。」
チェルク「ではテツさんは白組で。……始めます。(ホイッスル取り出し)」

軍師「籠持ちは互いに相手チームの真正面に立っているからな……。」
ミドリ「・・・・・・(逃走準備」
テツ「軍師!がんばれよ〜!」
パルス「・・・・(構」
テツ「・・・・・(構」
ルレン「みんながんばれー!」
ルーイ「白組、ファイト!」

チェルク「参ります。紅組は軍師さんの、白組はミドリさんの籠を狙ってください。……よーい……ピ――ッ!!

ミドリ「・・・・・・(誰も線からはみ出ないように誰もいない方向へ逃走」
軍師「三十六計逃げるに如かず!(逃走開始)」
籠持ちが同時に走り出し、競技が始まった。

パルス「影分身!!(パルスが3体に)」
プール「(2〜3個のボールを1箇所に集めている)」
テツ「・・・・・・・・(15個弱回収」
リース「(ルフに取り付けた箱にボール詰め込み中)……100個って時間がかかりそうだわねぇ。」
まずはボールの回収。手持ちがなければ投げようがない。

ツイン「よーしっ♪(追いかけて投げまくる」
ラグア「いっくわよ〜・・・冷凍ビーム!(軍師の足場固め」
軍師「おっと!(飛んで回避) ってうわっ!!(そのまま氷を踏んで転倒」
ルレン「わぁ・・・・」
ルーイ「軍師さん、頑張ってください!」
籠持ちの軍師が転倒。起き上がるまでの隙を狙い、紅組選手が群がった。
ライナ「チャンスだぞっ、入れろ!>連続で入れる」
リリト「えい!やっ!(10個ぐらい入れる」
軍師(上からは防いだがここまでで10個IN……。)

テツ「おりゃあ!(ミドリさん方向に突進」
ミドリ「・・・・・・・(反対方向へ」
プール「ミドリさんの位置確認・・・(ボールを高くあげる)」
パルス「おりゃぁ〜(3体が別の方向から投げまくる)」
ミドリ「・・・影分身・・・厄介だな(逃げながらタネマシンガンで影分身を1体消す(ぁ」
パルス「うわぁ; まだまだ〜(さらに影分身3体に戻る」
テツ「瞬間移動! (ミドリさんの上よりボール投下」
ミドリ「・・・ちっ!(5、6個程入るが逃走」
ルーイ「パルスさん、プールさん、頑張れ!」
ルレン「がんばれーっ」

リリト「えいっえいっ!(とにかく投げる」
ポルタ「僕は上からーっ(5、6を上から投げる」
ツイン「えーいっ♪(投げまくる」
軍師「畜生……転倒中にさらに20個か……。」
チェルク「競技時間は15分です!時間には気をつけてくださいね!」
バトル場を無数のモヤッとボールが飛び交う。
効果音を付けたらさぞかし凄いことに……

リース「装填完了!(ルフに乗り、離陸。)」
ミドリ「・・・影分身しつこすぎだな(タネマシンガン>影」
テツ「・・・・・・・(急いでボール回収」
リース「ほらほら〜!(ミドリの頭上から20個爆撃)」
テツ「も一回瞬間移動!(同戦法」
ミドリ「・・・消すのに気を取られてたら駄目っぽいな・・・(ほとんど入る(逃走」
ルーイ「リースさん、頑張れー!」
ルレン「りーすさん、がんばれー!」

ライナ「今度はこれだっ!(電気をまとった尻尾で軍師の足をひっかけようとする」
軍師「残念! (わざと引っかかりそのまま蹴り飛ばす」
ライナ「いてっ・・・このやろ!(影分身→軍師をとりかこむ」
ツイン「えいっ!(手当たり次第投げる」
リリト「噛み砕く攻撃!>パルス」
ポルタ「宿木の種!>リース」
ルフ「……!!(宿木回避)」
リース「ほらほら〜!(20個爆撃)」
籠持ちへの足止めから、敵チームの選手の妨害が広がっていく。
当初からの懸念通り足の引っ張り合いが始まった。
ルーイ「軍師さん・・・・・頑張って!」
ルレン「ぐんしさんがんばってー!(まね」

テツ「・・・・・・(三度回収」
ツイン「えいえいっ!(手当たり次第(略」
プール「高くジャンプ)必殺、アイアンテールスパイク!(違」
ミドリ「・・・・・・(ほとんど避ける」
ポルタ「よいしょっと!(上から10個くらい投げ入れる」
テツ「10個くらい!(5個たたき返す」
パルス「影分身・・影分身・・(5体ほどに増える」

一方ではこんな連係プレーも……
テツ「よっと (ルフに飛び乗る」
リース「弟子さん、いつの間に! まあいいわ、後60個爆撃するわよ!」
テツ「俺のも入れておいて!(補給20個」
ライナ「あまいな。飛んでるなら・・・ポルタよけろ!(雷>ルフ」
テツ「ぐお!(身代わりになる」
ルフ「……くっ!!(直撃、20個をこぼす)」
ルーイ「テツさん、無理はしないでください!」
ルレン「てつさんがんばれー!」

ツイン「妨害技・・・(手当たり(略」
ラグア「りゃりゃりゃりゃりゃりゃ!!(拾っては投げ拾っては投げ」
パルス「(囲むようにして投げまくる)」
ミドリ「・・・この重さにも慣れてきた(ぁ(逃走しながらタネマシンガン>パルスの影」
プール「もういっちょ!(スパイク連打」
テツ「スパ・・・・・・ 俺も負けてられないか〜(落下中」
ミドリ「・・・影しつこすぎ・・・(跳んで影から脱出(ボールは落ちず」
テツ「よっと!(着地と同時に回収開始」
ミドリ「・・・・・・(着地、逃走」
ツイン「えいえいえいえいっ!(手当たり(略」

ルビーのポケモン達の連携は続いている。
ポルタ「ライナに続いて日本晴れからソーラービーム!>リースたち・・・じゃなくて箱」
ルフ「……!!(箱を貫通。)」
リース「しまった!!
穴の空いた箱からモヤッとボールがこぼれ落ちていった。

その頃、リース達のトレーナーである軍師は……
軍師「なかなか良い投げしてるじゃないか……。 (結構打ち落としている。)」
リリト「・・・原始の力>軍師」
ラグア「冷凍ビーム!>やっぱり足元」
軍師「うるさいなぁ……(籠には40個くらいか……)『エルファイヤー』!>リリト」
ツイン「雷!(エルファイヤーと相殺」
……以前にも使った炎の魔法で対抗していた。

テツ「持ち運ぶだけならこれくらい!」
両手一杯のボールは見るからに取り落としそうだが、そんなことを気にしている場合ではない。
テツ「よっ! (再び飛び乗る) これ使って!(+25」
だがそのあいだにも紅組は動いていた。
ライナ「よくやったポルタ!もういっかい雷!>ルフたち」
テツ「ちっ!(雷回避」
ルフ「……くっ!!……すまない……(落下。)」
リース「……ルフ!!」
テツ「また落ちる・・・・・・・・」
雷の直撃を受けたルフはあえなく撃墜。

パルス「(さらに10体ほどに増える) これならどうだ!(全員が少しずつずらしながら投げる」
ミドリ「・・・しつこすぎだって(ぁ(逃走しながら少しはじいてタネマシンガン>影」
プール「(ミドリさんの先回りをしてアイアンテールスパイク連打)」
パルス「(ひたすら投げ続け)」
ミドリ「・・・・・・(来たのを弾いたり避けたりする」
ライナ「標的変更!プールに雷だ!」
プール「うわぁあああ;(雷直撃(ぅぁ」
ミドリ「・・・逃走・・・(誰もいない方向へダッシュ」

ラグア「やっ、えいっ!!(やっぱり投げる」
ポルタ「それっ(上から」
軍師「もういっちょ、『エルファイヤー』!>ラグア」
ツイン「もっかい雷!(エルファイヤーと相殺(ぁ」
ラグア「あますぎっ!(冷凍ビームで相殺」
軍師「最後は……『フォルブレイズ』!>ポルタ」
ポルタ「えーっ、うわっと!(回避するが落下」
リリト「危ないっ!(あごでポルタキャッチ」

チェルク「ピ――ッ!!(笛鳴らす)……試合終了!投げるのをやめて下さい!」

攻撃を出したりかわしたりしていた一同が、ようやく走るのをやめた。

ルーイ「・・・どうだったかな?」
ルレン「がんばれーっ」
ルーイ「ルレン、もういいんですよ」

ラグア「ふぅ・・・終了か」
テツ「ルフさん大丈夫ですか? (回復の薬使用」
ルフ「………すまないな……。」
テツ「いえいえww」
ツイン「おもしろかった〜♪」
ミドリ「・・・こっちは疲れるんだが(ぁ」
パルス「はぁ・・・はぁ・・・(全ての分身が消える」
プール「し・・・・しびれたぁ・・・」
ルビー「みんな、お疲れ!」
ポルタ「ひさしぶりに盛り上がったね!」
リリト「もうっ、飛行型なんだから落ちないでよ;」
テツ「やっぱ避雷針+R 団使用ゴム手袋使えばよかったかなぁ・・・・(ォィ」

チェルク「では籠持ちのお二方、中央へ。ボールを5個ずつ放って数えましょう。」
両チーム代表、軍師とミドリがチェルクと共にフィールド中央に立った。

軍師「まず5個……!」
ミドリ「・・・5個・・・。」
軍師「また5個……(計10個)」
ミドリ「・・・10個。」
軍師「また5個……(計15個)」
ミドリ「・・・10個は合計10個のことな(ぁ ・・・5個(合計15個」
軍師「また5個……(計20個)」
ミドリ「・・・こっちも5個(合計20個」

ポルタ「(どきどき・・・)」 ライナ「どっちだ・・・?」
パルス「いくつくらい入ったのかな・・・;」 プール「どうでしょう・・」

軍師「さらに5個……(計25個)」
ミドリ「・・・同じく(合計30個」

テツ「俺あんまり入れてないなぁ・・・(いまさら後悔」

軍師「さらに5個……(計30個)」
ミドリ「・・・合計間違えた(ぁ 今5個だから30個。」
軍師「さらに5個……(計35個)」
ミドリ「・・・5個(35個」

ラグア「うーん、玉入れるよりも妨害のほうがおもしろかったかも・・・やっぱりバトルがいいわね、一番は」

軍師「さらに5個……(計40個)」
ミドリ「・・・5個(40個」

ルーイ「・・・(どきどき。」 ルレン「どっちがかったのー?」
テツ「たくさん入ってるなぁ」

軍師「さらに5個……(計45個)」
ミドリ「・・・5個(45個」
軍師「さらに5個……(計50個)」
ミドリ「・・・5個(50個」

パルス「結構入ってるね・・・」 プール「接戦ですね・・・(どきどき」

軍師「さらに5個……(計55個)」
ミドリ「・・・5個(55個」

ライナ「ドキドキするな・・・」 ラグア「結構いけたと思ったけど・・・?」

軍師「さらに……ん? (籠を逆さまにする、何も落ちてこない)」
パルス「あ・・・っ」
ルーイ「・・・(どきどき。」ルレン「・・・?」
テツ「55個か・・・・」
軍師「55個ですね。」
そして一同の視線は残るミドリに注がれ……

ミドリ「・・・同数っぽいんだが(ぇぇ(ボールは出てこない」
プール「な・・・・ッ(汗」
チェルク「……引き分けですか……」
この言葉で全てが決まった。

ポルタ「ひきわけっ!?」
ラグア「それってあり〜?」
軍師「緒戦は互角か……。」
ルレン「・・・ひきわけ?」
ルーイ「同数・・・まあ、これもありでしょう」
ツイン「まぁ、総合とかは今日もまだあるし明日とかでがんばろ♪」
ミドリ「・・・そうだな。」
ラグア「引き分け・・・・っ(一番嫌いな結果」
リリト「ああ、しょうがないわよ」
ルレン「でも、もっといっぱいあるんでしょ?」
ルーイ「(次は見れないけど)・・・ええ。」

テツ「軍師〜ほれ(一応ケアルラ」
軍師「まあ、悪くはないねぇ……良くもないけどな。 お、サンキューな。」
プール「得点は・・・どうなるのでしょう・・・」
ルーイ「得点は入れた数分だったと思います。」
チェルク「……引き分けですね。双方に55点が入ります。」
ミドリ「・・・1個でも弾けばよかったな・・・。」
ツイン「明日とかで勝とっ♪」
ミドリ「・・・そうだな。」
パルス「でも負けなくてよかったじゃんwみんなお疲れ〜♪」
ラグア「もう一個きめてればぁっ!」
ライナ「よくあることだ。終わったことをいってもしょうがないだろ?」
パルスとライナの言う通り。運動会はまだ始まったばかりである。

軍師「ああ、そうそう。 せっかくだからそのボールも備品にしちゃってください。」
そしてカフェには以前からあった100個と合わせ、600個ものモヤッとボールが常備されることになった。

プール「さぁ、戻りましょうか・・・」
ルビー「さ、戻ろうぜ」
ライナ「オッケー!」
レント「レンも出ればよかったかな・・・」
ライナ「綱引きは勝つぞ!」
ラグア「もちろんよ!」
リリト「がんばってねw」

こうして開幕戦は無事に終了したのであった……


試合結果:55vs55、引き分け