10月11日 凄まじい大戦闘! ポケモン大戦略!!(後編)  編集:ポッター


〜後編〜


フリーバトル場は、飛び交う色とりどりの光線に包まれ、まるで施設全体が七色に光っているようだった。


フェード「ポンプなのだー!(ハイドロポンプ>あーちぇ」
あーちぇ「ゲンキらがほかに気を取られてる・・今のうちっ!(宝石奪い逃走開始(ぁ)」
クロ「コールド!そっちは?」
コールド「赤軍に接近(岩かげから飛び出す)」


せつなのあーちぇが白組のコマンドポストから宝石を奪い、自陣へ逃走を開始した。当然白組が黙って見ているはずが無い。


ヨール「・・・(もしもしー?(あーちぇさんにシャドーパンチ)」
ライ「それそれー!(電磁波>ロンドさん」
ゲンキ「・・・(あーちぇの上に飛び乗る(何」
ロンド「(紙一重でかわす)ツバメ返し!>ライ」
ライ「てか、いまひとつーw(でも避ける<ツバメ返し」
ミドリ「モグラ。行け!(レレクを蹴って自分の本部に行かせる」
レレク「うわー!?(本部前に落下」
あーちぇ「・・・・ちっ・・・、ラッセル!(宝石を放って攻撃受け)」ラッセル「オッケーw(逃走開始)」


集団虐め・・・・・いや、集中攻撃により危険を感じたあーちぇは、パートナーのラッセルに奪った宝石をパスした。


ゲンキ「あーちぇ!(破壊光線とか攻撃乱舞@あーちぇの背中の上(ぇ」
ロンド「…くっ(何発かかわすが1発当たる」
クロ「ウイニング!あぶねえ!!」
ウイニング「わっ!!(被弾」
ゲンキ「るせぇなー!(あーちぇ踏み台にしてジャンプ(マテ」
ラッセル「・・・急げ急げっ・・・! ・・・うわ;(集中攻撃受けてるあーちぇ見(ぁ)」


目を覆いたくなるような戦線から離脱したラッセルを、ゲンキが集団的暴行によってボコボコにされたあーちぇを踏み台にしてジャンプし、追跡した。
それとほぼ同時に、白組も相手の宝石を奪った。
宝石を握るのは、てんななのライだ。


ライ「宝石もらったー!(ぇ」
ヨール「・・・(とにかく地震連発中」
バクフーン「奪還しろー!!」
ポッター「負けるなー!」
レレク「返せー!(ライにニードルアーム連発」
フェード「援護なのだー!(ニードルアーム受けた(ぁ」
ライ「やだねw(ジャンプ回避」
ミドリ「・・・蹴って正解(ぁ ・・・ギガドレイン(>ヨール」
バクフーン「ちなみに両方取った場合、先にたどり着いたほうが勝ちなんだよな」


ルールに表記していなかったが、両チームが各々のコマンドポストから宝石を奪った場合、先に自陣に辿り着いた方が勝ちなのである。
そんなこと聞いてないぞ!という方は、ポッターに直接怒りをぶつけてくださいませ。(マテ


レレク「マテー!(落下地点にニードルアームで待機(ぇ」
ヨール「・・・(へぇ。(直撃→移動開始)」
ライ「よろしくーw(フェードさんに宝石を渡す」
フェード「分かったのだー!(高速で自陣に飛行」
クロ「コールド!情け無用だ!取れ」
コールド「分かってら…うぉ(間一髪でよける」
ゲンキ「ラッセル、落ちろ!(空中でラッセルに下に落ちるようメガトンパンチ」
ラッセル「・・・落ちるもんかっ・・・(空中で耐える) フェードいないしライチュウが空中で浮ける!?(ぁ」


ラッセルだけでなく、恐らく読者の70%以上が同じ疑問を持ったであろう。
その疑問に対してゲンキは・・・・・


ゲンキ「滞空時間はこうして稼ぐ!(空中から地面ら破壊光線→反動で浮く」


といった感じで滞空時間を稼ぐそうな。(ぁ
一方、宝石をキャッチしたフェードは、自陣へ帰還すべく全速力で飛んだ。
しかし、行く手には当然ながら・・・・・

ミドリ「・・・スカイアッパー!(>フェード」
レレク「・・・だましうち!(>フェード」
ロンド「(影分身で回り込む)フェードさん、とまりなさい!(ツバメ返し」


敵の猛攻が待っていた。
しかも、先に宝石を奪った分、ラッセルのほうが有利だった。
ラッセルが余裕の表情を見せる。
このまま白組は負けてしまうのだろうか。


ラッセル「・・・・ボーマンダと素早さは一緒・・・、先にスタートした分有利・・・!」
ゲンキ「と、言うわけで!(ラッセルに飛び乗る(爆」
ライ「で・・ただてやられるもんか!(10万ボルト>レレクさん (直撃」
ゲンキ「落ちろ!(背中の上で攻撃乱舞(ぁ」
レレク「守るー♪」
ミドリ「・・・(フェードにスカイアッパー連続」
フェード「回避なのぐぇっ!(当たりつつも飛び続ける」


フェードも猛攻を受けつつ、負けじと自陣のコマンドポストを目指す。
しかし、彼の体力も徐々に限界に近づいていた。
攻撃をこのまま受け続ければ、間違いなくポストに到達する前に撃ち落される!
いち早くそれを悟ったヨールが、自陣のポスト前に素早く移動した。


バクフーン&アイザード「はやくはやく!! 誰か援護してやれーっ!!(怒鳴り声)
ラッセル「・・・こーいう選択肢もあるよ?(宝石下に放る)」
あーちぇ「・・・へばってんのになんであたしを使う!(受け取って神速で移動)」


執念深く宝石を追い求めるゲンキの攻撃に耐えながら、ラッセルは実に見事なパスで下に待機していた相棒に宝石を渡した。
だが、それで諦めるゲンキではない。


ゲンキ「らー!(落下してあーちぇにメガトンパンチ」
ヨール「・・・(こっちこっちー。(自陣からフェードさんに)」
フェード(投げるのだー!(投げた」
ヨール「・・・(キャッチ(ぉ」
あーちぇ「間に合えっ!(神速使ったまま自陣に突撃(待)」
バクフーン「あーちぇが・・・帰還するぞ!!」
ポッター「このままでは負ける!!」
ミドリ「・・・タネマシンガン!(>ヨール」
タク「ゴットバード!!>ヨール」
ヨール「・・・(そしてHP有り余ってるよ。(自陣へ!)」


今までに増して、戦場は飛び交う攻撃で埋め尽くされ、観客の何人かは流れ弾に当たるまいと、少しでも戦場から離れた席へ我先にと移動した。
観客席の幾つかが、流れ弾による攻撃を受け、損傷を受けた。


バクフーン「おぉ!;(頭上をタネマシンガンが通過する)」
ポッター「怖ッ!;(さっきまで居た場所に10万ボルトが)」
ゲンキ「散れー!(あーちぇの前に立つ(何」
あーちぇ「・・・・じゃあ、次は上ーw(宝石上に放り出し」
ラッセル「・・・あいよーw(ゲンキがいないから自由(何)」
ゲンキ「・・・りゃあ!(あーちぇに真正面からぶつかる(ぁ」


しかしゲンキの特攻は空しく失敗に終わり、赤組の奪った宝石はあーちぇの付近で待機していたラッセルの手に渡った。
その頃、赤組の宝石を奪ったヨールは、凄まじい集中攻撃にもかかわらず着々と自陣のコマンドポストに近づいていた。


ミドリ「・・・連射(タネマシンガン>ヨール」
ヨール「・・・(無駄無駄。(直撃しつつも自陣の本部到達直前)」
ライ「・・はいはい、まだやられてないよー!(ヨールの横へ」
タク「いっちゃダメ〜っ!!(無双乱舞的攻撃>ヨール」 
ミドリ「・・・タネマシンガン!(>ヨール」
レレク「・・・(ヨールにダッシュで近づく」
ヨール「・・・(じゃ。(宝石渡し直撃)」
ライ「(宝石受け取り) ・・こっちだよーw(ダッシュ」
ロンド「うわっ(ヨールに突っ込みストップ」


白組の奪った宝石はヨールからライの手に渡った。
宝石がもはやヨールの手中に無いことが分かると、赤組の全ての攻撃は言うまでも無くライに向けられた。
ラッセルが先に到達するのか、それともライが先に到達するのか・・・・・誰にも予測できなかった。
お互いの自陣との距離の差は殆ど同じだった。


アイザード「集団で止めろー!! さもないと本当に負けるぞ!!」
ラッセル「・・・これでもうすぐっ・・・・自陣本部っ;」
レレク「っと、あっちー!(ライの方へ突進(ぁ」
ライ「はいはいはい、後少しーw(ぉ」
ミドリ「・・・・・・(ライをダッシュで追う」
フェード「てんぷら饅頭ー!(信じられないほどの速さでゲンキの元へ」


何故てんぷら饅頭なのか訊きたくなるが、そこは我慢しよう。(ぇ
ゲンキが相棒の背中に飛び乗る。


ゲンキ「よし来た!(フェードに飛び乗る」
ロンド&タク > ロンド「間に合え!!(ツバメ返し>ライ」
ヨール「・・・(させない。(ライをかばう体勢に)」
ライ「見えてきたーw」
ラッセル「・・・地面走るライチュウよか、空飛ぶフライゴンのほうが早いーっ(何)」
クロ「コールド!ゲンキを援護だ!」
コールド「冷凍ビーム>ラッセル」
ラッセル「・・・; ・・・ほか全員敵陣じゃない; うわっ・・・;(氷受け地面墜落)


まさかの事態が起こった。
クロのコールドが冷凍ビームをラッセルに発射し、見事撃ち落したのだ。
流石スナイパーのパートナーである。
氷タイプを最も苦手とするフライゴンにとっては、たまったものではない。
ライが倒れない限り、形勢は白組の方が有利だった。
赤組は焦った。


ミドリ「・・スカイアッパー(>ライ」
ライ「よっw(ヨールにまた宝石渡して直撃」


ライは素早くヨールに宝石をパスした。
その直後、スカイアッパーで彼は吹っ飛ばされた。
宝石は再びヨールの手中に戻った。


ヨール「・・・(どーも。(急ぐ)」
ゲンキ「・・・てんぷら饅頭パワー破壊光線!(極太(ぁ>ラッセル」
あーちぇ「あんたら一回逝きなさいっ!(熱風>フェード&ゲンキ)」
レレク「・・・だましうち!(>ヨール」
フェード「俺はともかく、ゲンキは一発じゃ沈まないのだ!(受けた」
タク「ドリルくちばしい!!>ヨール」
ヨール「・・・(試合・・終了!(直撃しつつ本部到達!)」


全メンバーの視線がヨールに向けられた。
その時、何もかもがスローモーションに見えた。
ヨールは確かに宝石を片手に・・・・・・自陣のコマンドポストのラインを超えた!
その瞬間、チェルク店長のホイッスルが鳴り響き、元の速度に戻った。


チェルク「(ピピ――ッ!!)そこまで!試合終了!」
フェード「・・・試合終了なのだ?」
ゲンキ「なのだ。(移ったー!(ぇ」
ヨール「・・・(ヤバい・・;;(←とっくに赤ゲージ。)」
ライ「勝ったー!!(←同じく」
アイザード「白組連勝じゃないか!」
バクフーン「・・・・微妙(ぁ」
ゲンキ「(←余裕緑ゲージ)・・・勝ったー!」


白組のメンバー(一人を除き)は皆歓声を上げ、勝利を喜んだ。
一方白組は・・・・・・


ミドリ「・・・ぁ゛ー・・・。」
ロンド「…間に合いませんでしたか…」
タク「…負けちゃった…の?」
ラッセル「・・・・(すでに集中攻撃受けて瀕死)」
あーちぇ「・・・・;(光線何発も受けたためこっちも(ぁ)」
レレク「・・・負けちゃったなぁ・・・。」
チェルク「皆さん、お疲れ様でした…カフェに戻って一旦休みましょう。」


紅組も白組も、重い足取りでカフェに帰還していった。
こうして、参加者だけでなく、読んでいる側も疲れる長時間にわたる大戦闘『ポケモン大戦略』は、幕を閉じたのであった。
紅組の皆さん、次の大会では頑張ってください。
そして白組の皆さん、お出目頭!(殴蹴斬!


試合結果:白組の勝利