10月29日 季節はずれの雪合戦?  編集:Rista


時は10月末。台風シーズンも過ぎ、いよいよ本格的な秋が深まっている。
……が、不思議の森は何故か、一面の雪景色だった。

そんなある日の夜、カフェの店内では数人の客とそのポケモン達が、白い息を吐きつつ窓の外を見ていた。

パルス(フリッパーのランターン♂)「雪合戦しよ〜w」
フリッパー「今から?(汗」
フーくん(たまごのフシギダネ♂)「雪合戦する〜!!」
モモ(たまごのモココ♀)「フーくん・・・;」
ツイン(おかゆのマイナン♀)「あたしもやりたいー♪(ぉぃ」
ナイツ(Ristaのヤミラミ♂)「オレも!」
Rista「どうぞご自由に……」
ストロ(フリッパーのゴルダック♂)「大体お前その手でどうやって(雷」
パルス「ほかにやる人〜挙手w」

他に手を挙げる者はいない。
ボールの外に出ているポケモンはほぼ全員が参加の様子、一方トレーナー達は傍観に回るようだ。

パルス「1・・2・・3・・4・・。何とかできそうだね」
フーくん「やったやった〜♪」
モモ「よかったですねぇ♪」
フリッパー「どんなチームにします?(^^;」
パルス「ばらばらでもいいんじゃない?」
フーくん「何でもいいやぁ出来れば(ぇ」
ツイン「あたしも何でもいいよー♪(ぁ」
プール(フリッパーのシャワーズ♂)「雪は外にあるんですから、やる人は外に出てくださいよ〜」
パルス「(外に出る)いくぞ〜!」
ナイツ「じゃ、行ってきまーす(外へ」
ツイン「(外に出る)・・・暗くてよく見えないー!(ぁ」
フーくん「わぁ〜い(ドタドタ(外へ」
雪が降るほど寒いのに、それを感じさせない元気さがある。
若いっていいねぇ……(何

たまご「頑張ってよ〜」
フリッパー「あかりはありませんかね・・・ パルスの周辺だけ明るいって言うのも・・・;」
フーくん「的だね、1人で光ってると(ぇ」
パルス「だれでもこ〜いw
ストロ「確かに的だな」

パルス「じゃぁ、準備はいい?」
ナイツ「いつでもいいぜ!」
フーくん「OK〜!」
パルス「よ〜い・・・は〜じめ〜!(ぁ」

パルスの合図で雪合戦が始まった。

フーくん「ひゃあ〜(とりあえず逃げる」
パルス「(周りにある雪を集めている)」
ツイン「よーっし♪(手当たり次第雪を掴んで丸めて投げる>パルス」
ナイツ「うりゃあ!(雪玉を投げる>フーくん」
 べチョッ
雪玉は見事フーくんに命中。
フーくん「わぁ!よぉし!!(雪集める」
パルス「(直撃)つ・・・・つめたぁ〜・・・」
ナイツ「どんどんいくぜ!(こちらも雪を集める」
フーくん「よぉくもぉ!(雪玉投げ>ナイツ」
ナイツ「うわ!(直撃)」
パルス「(だんだん大きな玉にしていく)よぉし・・・」
誰かが投げてはまた誰かが投げ返す。

ツイン「えいっ!(雪球投げる>フーくん」
フーくん「投げ返しい!!(雪玉連射>ツイン」
ツイン「わっ!(逃、当たったり外れたり」
ナイツ「それー!(雪球投げ>ツイン」
ツイン「・・・とぉっ!(雪球投げて相殺(ぇ」
パルス「(でかい雪だま完成)かんせ〜いw」
フーくん「アタァック!(雪玉投げ>パルス」
パルス「うわッッ・・・(直撃)」

あちこちで雪玉がぶつかって砕け、かけらが飛び散る。
寒空の下で冷たいしぶきを浴びているのに、誰も震える様子を見せない。
やはり動き回るのは寒さ対策に有効らしい……

ツイン「今度は攻撃ー♪(雪球投げ>ナイツ」
フーくん「そりゃぁ〜っ(雪玉投げ>ナイツ」
ナイツ「甘い甘い!(こちらも相殺」
敵味方の区別がないので、どこから飛んでくるか分からない。
狙い撃ちされても文句は言えないのだ。

ツイン「・・・ぁ、帰んなきゃ・・・(泣」
トレーナーのおかゆとの約束なのだろう。
ツインは残念そうにしながらも、慌ただしく帰っていった。

一方、雪合戦はまだ続いている。
フーくん「そりゃっ!(でかい雪玉めがけて(えぇ」
パルス「(雪だまを持ち上げる)これでもくら・・・!!(雪玉に命中しバランスを崩す)・・・うわぁ・・(潰れ」
どうやって持ち上げたかを突っ込んではいけない。
パルス「やったな〜!(適当に作って投げる>ナイツ」
ストロ「狙う相手が違う気がするが・・・;」
ナイツ「まだまだー!(手当たり次第に投げる>パルス」
フリッパー「寒いねぇ。(ぁ」
フーくん「よいしょっと・・(雪集め」
パルス「2〜3発あたる)つめた〜っ (逃げ」
フーくん「そりゃ!(雪玉連射>パルス」

ナイツ「でも楽しー!(雪球を転がしながら追いかける」
フーくん「うわぁ;;転がしてる・・僕も!!(ぇ」
ここで何故か対抗意識が芽生える。
パルス「(走るのが遅い)うわぁ・・・;;(潰れ(ぁ」
フーくん「(雪玉転がし)わはぁ〜おもしろい〜♪(ゴロゴロ」
ナイツ「いけいけ〜♪(ゴロゴロゴロ」
フーくん「大きく大きく〜w(ゴロゴロ」
パルス「・・・・・・ぶはっ・・・。(起き 僕も転がす〜!」
ストロ「雪合戦じゃなかったか・・・?(汗」
おっしゃる通りです。(何

フーくん「あ・・危ない!(雪玉がパルスに激突(ぁ」
パルス「(直撃)ぶっ・・・・(再び潰れ」
フーくんの前方不注意(?)により、パルスは再び雪の塊に埋没。
フーくん「だ・・大丈夫?」
パルス「だ・・・・大丈夫だよ・・・へへ・・・;;」

ナイツ「この辺でいいかなー……」
ふたりが話している傍ら、ナイツは両手一杯のサイズになった雪玉を重そうに持ち上げていた。
ストロ「でかいな・・・;(ナイツの雪玉見」
フーくん「おっきい雪玉〜(ぁ」
ナイツ「とりゃあ!(投げる」
パルス「うわぁ;(目をつぶって伏せる)」
ナイツ「へへーんw」
カイン(Ristaのジュカイン♂)「何得意になってんだか……;」
フーくん「よし!(負けじと転がす(ゴロゴロ」
パルス「そんなの危ないよ!(ナイツの雪玉めがけて投げる」
ナイツ「平気平気!もっと危ない攻撃なんていくらでもあるし!(普通サイズの雪玉を投げる>パルス」
パルス「(直撃)うう・・・・さむくなってきた・・・;(ブルブル」
フリッパー「そろそろ帰りますか・・・(^^;」
ある程度の低温には耐えられる水ポケモンでも、さすがにつらいらしい。
フーくん「♪〜(ゴロゴロ」
たまご「1匹浮いてるよね。」
雪合戦というよりただの雪遊びはまだ続くようだったが……

Rista「……もうこんな時間ですか。」
見やった時計が指す時刻はかなり遅かった。

フリッパー「いつの間にか・・・時間がたつのは早いですね・・・」
ナイツ「もう終わり?」
Rista「もう遅いですからね。」
ラナ(たまごのピジョット♀)「フーくん、いい加減もどんなぁ〜」
フーくん「終わりかぁ。お疲れ様でした〜」
パルス「また雪が積もったらやろうね♪雪合戦w」
フーくん「うん!またやろうねぇ♪」
ナイツ「そうだな!」

静かに雪が降り続く中、彼らは笑顔でカフェを後にしたのだった……