7月17日 バクフーン&カール もう一つの恋物語  編集:ポッター


パーティ日誌、 2004年 7月17日

あれは去年(2005年3月20日現在)の7月17日のことだった。
俺の・・・・いや、俺と妻の記念すべき日となったのは。
ん、俺はバクフーン。ポッターパーティのリーダーさ。
今回は俺が語ろうと思ってね、一度やってみたかったんだw
いつもワンパターンな書式だったらみんな飽きるだろうし、たまにはこういった語り調子もいいだろ?
さぁ、頭にイメージする準備はできたか? 面倒な前置きはこれくらいにして、物語のスタートだ!w

・・・・・そうそう言い忘れてた。各登場人物についてはキャラクター解説を見てくれ、説明するの大変だから;
では、改めて始まり始まり〜♪






俺は、ポッターが学校から戻ると、彼と共にここカフェ「パーティ」に来た。
暫く雑談が続いた後、どういうわけか恋愛関係の話に発展していった。
・・・いや、正確には俺がシフトパーティのブレイドー(現在はフォルデ)とエクリプスの娘、トビウメの話題であの言葉を発してから発展していったんだな。
まったく、未来は予測不可能だ。



バクフーン「おぉ、ブレイドーとエクリプスの娘さんで? いいなぁ・・・子供を持つって
Rista「最近どうもベビーラッシュのようで…… 」
デューク「ちなみにわしのは残骸なw」
Shine 「残骸!?」
デューク「いや、そういう意味じゃなくて;流石に肉片が転がってたら怖いだろ?」
ポッター 「肉・・・・片・・・・?」
シフト「肉片とか言うな;(鉄骨取り出してデュークを殴」



シフトパーティの巨漢、デュークが子供の教育上相応しくない言葉を発したので、即座に主のシフトが鉄骨で彼を殴った。
だが、巨大サイドンにとって、そんな鉄の棒はたいした威力は発揮しない。
しかし・・・・・大きさにもよるが、一体何処から鉄骨を取り出したのだろう;
まあ、細かいことは気にするな。それがこの世界だからさ。
ここで、俺の言葉を聞き逃さなかったルビーパーティのリリトが、俺を運命の道に導いてくれたわけだ。
(ここでくだらない洒落になってるとか突っ込みを入れるなよ?;)



リリト「結婚したいわけ?>バクフーン」
バクフーン「・・・・・(顔を赤くして下を向く)」
Shine「純情…」
ナイト「だからツッコミ役がいないと困るんだ;(鎌で背中切り裂き。」
リリト「(バクフーン見ながら。小声)したいのね・・・・」
クロウズ「お見合いしてみたら?ここだったら紹介してくれる人もいるでしょ」



恋愛話によく助っ人として登場してくれるRistaパーティのクロウズが、お見合いを勧めてくれた。
でも、正直な話、俺はお見合いが怖かったんだ。
だって、以前にお見合いをしたときに起こしてしまった嫌な記憶があったからさ;



バクフーン「・・・お、俺・・・・・お見合い苦手なんだ。ほら、だってさ・・・」
ポッター「恥ずかしさのあまり、高温化して火事にするかもね」
レント「お見合いしたことあるの〜!?」



ルビーパーティのレントが、本当に驚いたようにそう質問した。
まったく、そんなに驚くこと無いだろ;
俺は小さくこくんと頷いた。



バクフーン「でも・・・・なぁ・・・・・」
ポッター「恥ずかしさで高温化して、火事起こしてジ・エンドでしたね・・・」



ったく、他人の恥ずかしい失敗はこうやって簡単に言うんだよな、ポッターは。口が軽い奴はこれだから困る。
まあ、相手が誰だったとか細かい話は無しにしようぜ。
・・・・長話になっちまうし、何より俺にとって恥ずかしい記憶だから、極力それは避けたいんだ;
いやー、本当に恥ずかしい話だぜ・・・・・。



リリト「バクフーン、ポニータ♀とお見合いする気とかある?」
ポッター「年齢はどうですか?(失礼・・・・>ポニータ」
ルビー「結構年頃の子ですね・・・バクフーンより下か、じゃなきゃ同い年か・・・>ポニータ♀」
バクフーン「ふむふむ・・・・会ってみたいね」
ポッター「お、いつものような乱暴な口調じゃないな?」
ライナ「俺が見るところ、結構あうと思うぞ。ちょっとおてんばでかわいかったし」
佐藤軍師「ちょっと服装変えてきます。」



ここで軍師さんが服装を換えに席を外した。
数分後、彼は何故か物凄い重装備でやってきたんだ。
ビックリしたぜ。
この後色々と会話が交わされるんだが、俺はそれどころじゃなかった。
お見合いのときに言う言葉を必死に脳内で考えていたからさ。



佐藤軍師(将軍装備)「………(凄い重装甲を着込んできた)」
Rista「……何故に将軍?」
Shine「ていうか…!?おかえりなさいませ。」
ポッター「ゼネラル佐藤軍師にパワーアップですね?」
ルビー「バージョンアップ!?」
佐藤軍師(将軍装備「このFEジェネラル装備ならば、フレッジの瓦割りも怖くないぞ!ふはははは!」
Shine「…静電気の方は?」
ウェルフ「……………(触れる。」
軍師「対電気性能はちゃんと用意していますが。」
ナイツ「みんな夏装備だな……折角だから」
Rista「私は着ませんよ。……軍師さん、重くないですか?」
Shine「僕は夏なので今は上着脱いでますが…。そういえば着なくてよかったな、この服気に入ってるし。」
ルビー「バクフーン&ポッターさん、ポニータをひきだしましたよ。」



ルビーさんの言葉で、俺は現実世界に引き戻された。
・・・・いよいよ本番だ。



ポッター「バクフーン、準備しなよ」
バクフーン「ドキドキ・・・・・(顔を真っ赤にする)」
Shine「・・・店員さんの内水ポケ軍は用意お願いします。」
ポッター「Shineさん、ありがとうございます。放水はいつでも可能な状態にお願いします。」



俺が緊張し、オーバーヒートしたときの火災に対処するためか、Shineさんは店員達に放水準備の要請をしてくれた。
・・・・この厄介な上がり症を克服できたらどんなに嬉しいことか・・・・・。



黒山「っと!そろそろ落ちます。(急いで逃げる、否、駆ける」
ライル「待てコラー!」



ここで黒山とパートナーのライルが、撤収時間となった。
黒山は大急ぎで出口から出て行き、その後をライルが追いかける。
・・・・いや、駆けていたというよりは逃げていたようにも見えたな。
私的事情か、それともこの手の話題は苦手だったのかな;
まあそんなことは良しとして、話を続けるぜ。



ポッター「ところで、ポニータの名前は?」

ボン!
モンスターボールの開く音と共に、一匹の美しい、可愛いポニータが出現した。



ポニータ「こんにちは!ポニータ♀のカールです!よろしく!」
ルビー「・・・と、自己紹介しているとおり、カールといいます。」
Shine「…リアンがいたらさぞ喜んだろうに。」



そう、彼女が俺の現在の妻、カールだw
俺はカールを見るや否や、早速近寄って話しかけた。



バクフーン「おぉ・・・毛並みも綺麗だ・・・・・・よ、よろしくな・・・・じゃなくてよろしくね」
カール「ええ!よろしく、バクフーン」
佐藤軍師(将軍装備)「外出てきます。お見合いの場に重装甲は似合わないでしょうし。」



たしかに重装甲は雰囲気に合ってないな。
秘密結社のトップ同士の秘密会合ならわからなくもないが・・・・・。
(ほら、重要人物には大抵重装備の護衛がついているだろ?)



バクフーン「(やったぜ・・・・これで俺にも彼女が!)」
ポッター「(ははぁ・・・・・いいよなぁ)」
カール「バクフーンの炎もすっごいわね〜。かっこいいと思うわよ」
バクフーン「へへ・・・・(背中の炎がさらに大きくなる)」
シフト「ふう・・・ちょっとトイレに・・・行ってる間に急展開!?」
Shine 。0(…舞い上がってますね〜。)
ファッツ「あいつ相当気合入れてるな・・・」
カール「なんか、ここはちょっとせまいし、せっかくだから外行かない?もっとお話したいの!」
バクフーン「あ、わかった! 今行くよ!」
Rista「それなら、先ほど散歩道を整備しましたので。(外の道を指差す)」
Shine「…準備万端。(何が」
エクリプス「雰囲気でそうねえw」
カール「あ、ありがとうRistaさん。さ、いきましょ!」
バクフーン「オッケィ!」
ポッター。0(バクフーン・・・・・上手くいくといいな・・・・がんばれよ)
トビウメ「軍師さん、中はいって!」
佐藤軍師(将軍装備)「ん……呼び出しか……。」



カフェパオーナーのRistaさんが、夕日に染まる散歩道を指差した。
俺達は早速二人きりになるためにそこに向かった。
会話を見ているとわかるけど、俺は何故かお礼を言わなかったな;
いや、正確に言うと言えなかったんだ。
それほど期待に胸を膨らませていて、頭の中がそれに占領されていたからさ。
だから、ここで改めて言うよ。Ristaさん、ありがとう!
俺達は軍師さんと入れ替わりに店を後にした。



バクフーン「物語はまだまだ続くぜ!w」


・・・ここから先は俺が外に出て行ってしまったため、ポッターから聞いた通りに話すよ。



ルビー「相変わらずほれっぽい・・・。ボールからでた瞬間にバクフーンに一目惚れと見た。」
Shine「浮気とかならなければいいのですが…!」
ナイト「不吉なことを言うなッ!(傷口に蹴。」
Shine 「そ、そうですか…。(蹴られたところ押さえて。」
ママルバーン「お互いにかr・・・じゃない;惚れっぽい性格なのねw」
シフト「今、ママルさん何言おうとしました?(微妙に殺気」



シフトさんのママルバーンがそう言ったらしいが、正直むちゃくちゃ気になる!
ってか、俺だけじゃなくて目の前のお前も気になるだろ?;
一体何を言おうとしたんだろ・・・・機会があったら、今度本人に訊いてみよう・・・・



ルビー「一応なんでも一筋な子だから、浮気はないんだけど。一つのものに目が付くと、他がみえなくなるみたいです。」
ポッター「バクフーンには、誓いは決して破らぬように言っています。偽りは許さない、と。」
ルビー「あれだけがんばってるなら、裏切らない・・・でしょう。」
Shine「そうだといいですね♪」ナイト「だから不吉なことを言うなと言って…!(鎌斬りつけ、Shine回避。」
ポッター「いつもは乱暴な彼ですが、いざとなればパーティの中で一番頼りになるんですよ。きっと、うまくいくはずです(ぁ」
佐藤軍師「(←ちなみに刃物をもてない体質。刃物を持つと手が震えだす。)」
Shine「槍は刃物じゃないんですか?」
佐藤軍師「さっきちょっと表示しましたが……私が扱うのは棒だったりする。」
Shine「槍と言っても棒何ですか。」
ポッター「僕は針が嫌いです・・・・・・」
Shine「…針?(ポーチから裁縫箱取り出す。」
ポッター「・・・・・・や、やめてください! 入院で針は・・・・十分刺されました!」
Shine「…縫ったんですか?(ポーチに戻して。」
デューク「ってことは針灸なんて・・・」
Shine「…針治療とか。(待。」



おいおい、どうすりゃ恋愛関係の話から急に刃物や針等の話に発展するんだ;
しかも、俺の主であるポッターまでその話に入るなよ・・・・俺のことを心配してくれていると思ったのに!(ぇ
まあいいや・・・・過ぎてしまった事をとやかく言っても無意味だし、次に進もう。

場面を再び散歩道に戻すぞ。
俺達は沈む夕日に照らされながら、笑顔で会話していた。



カール「すてきな散歩道ね。ところで、バクフーンってどこ出身?」
バクフーン「え? あぁ、ファウンス出身さ」
カール「ファウンス?いったことはないけど、広いところなんでしょ?きいたことがあるわ」
バクフーン「ジラーチが眠っていた場所として密かに知られている。自然が豊かな美しい大地だよ」
カール「すてき・・・そんな所で走り回るのが夢なの。あこがれるなぁ」
バクフーン「今度ポッターに頼んで連れていってあげるよ。ポッターのやつ、簡単に説得できるから(実際やってみるとわかる;)」



俺の故郷に行きたいと言ってくれたことに、俺は物凄い喜びを感じた。
恐らくカールが初めてだろうな、そう言ってくれたのは。



カール「本当!?わぁ、ありがとうバクフーン!大好き!」
バクフーン「何か頼みたいことがあったらなんでも言ってくれよ、カール!」
カール「うん!あ・り・が・と♪」
バクフーン「ハハハ、俺も嬉しいよ」



大好き・・・・あの言葉は俺の心に響いたなぁ。
でも、不思議なことに俺は動揺せずに、気軽に話すことができたよ。
生き物って、本気になれば何でもできるものだな・・・・。

・・・・・さて、舞台は再び店内に戻そうか。



ミリル「(窓から外を見ながら)いきなり大好き、ですか・・・。すごいですね」
ポッター「針治療・・・・針は見るだけでめまいが・・・・・」
シフト「それだったら私と遭遇するたびに倒れてますよ;」
Shine 「…刃物はどうなんですか?(縷紅抜いて。」
佐藤軍師「刃物を見る分にはいいんです。刃物を持つことが出来ないだけです。」
ポッター「刃物・・・・彫刻刀でズバっとやったので、イヤです・・・・・」
佐藤軍師 「刃物、といっても剣や槍など『斬撃』が出来る武器が持てないだけです。」



なっ・・・・・何でまだ刃物の話題が続いてんだよッ;
俺はポッターから店内の状況を教えられたとき、まずそう心の中で思ったな。
・・・・恋愛関係に弱い人の気持ちも分からなくもないけど。
その時、ポッターが俺達に聞こえるくらい(外に居て聞こえた)の大声で帰宅することを告げた。



ポッター「(外を見る)バクフーン、戻るぞ!」
カール「ただいま〜(店内に戻ってきた)」
バクフーン「カール、また明日会えたら・・・・・散歩道で!」
カール「バクフーン、またね!」



あーあ、もう物語の終わりに近づいてきたのか。
まったく、時間が過ぎるのは早いもんだぜ。
俺としては、もっと一緒に居たかったんだけどな・・・・・
でも、帰る時間はどうにもならないから、俺はしぶしぶポッターと共に店を後にした。



ポッター「皆さんお疲れ様でした〜」
ルビー「情熱的な・・・炎ポケモン2匹ですね。」
Shine「…結構相性は良かったんでしょうか?」
ファッツ「本当だな・・・シフト、俺って情熱的かな?」
シフト「情熱的通り越してやばいだろ;恋愛に狂うタイプ;」
ファッツ「そうかなあ・・・」



・・・・だが、やっぱり気になって俺は密かに窓から中を覗き込んでみたんだ。
(決してストーカーでは無いのでご了承を!)
シフトのファッツが、頭を掻きつつ首を傾げていた。
さっき聞こえた恋愛に狂うって、どんなタイプなんだろう・・・・・。

一方、ルビーさんはカールから感想を訊いている様だった。
俺はじっと耳を澄まして、会話を聞き取った。
ここで完全にストーカーじゃないかッ、って突っ込もうとした奴はこんがり焼くから。それとも焦がした方がいい?(マテ



ルビー「(悪くはなさそう・・・かな)カール、どうだった?」
カール「久しぶりに外を見たらすてきな方がいるんだもの!すごくうれしかったわ。バクフーンっていい人ね・・・」
ナイツ「いや人じゃないっt(蹴飛)」
Rista「敢えて言うことでもないでしょうが。」
デューク「好感触みたいだなw」
カール「すてきな人に会えて良かった!また明日、散歩道にいきたいな・・・。」



まあたしかに、ナイツの言う通り俺は人じゃないな;
それにしても、すてきな人という言葉・・・・・その言葉を聞いた時、俺は宙に浮くような喜びに満たされたなぁ。
本当に良い思い出だったよ・・・・・一生忘れられない、大切な思い出だ。
あれから飛ぶように月日は過ぎ、俺達は結婚し、娘のレイアも生まれた。
そして、現在に至っているってわけだw



さて、これで俺の物語はお終いだ。
何か質問はあるか、ん?
質問があったらどんどん質問しに来い、可能な限り答えてやるぜ!w
ただし、ブーイングはお断りだ。もしそう来たら、俺の怒りの火炎放射を一発ぶち込んでやるぜ、はっはっは!(ぇ
目の前のお前も、大切な思い出を作っておけよ!・・・・・俺が言うのも変だけど、若い内に
それじゃ!