12月22日 アルクVSレレク!  編集:セルティナ


許される世界の森の中に位置するフリーバトル場。
そこにカフェの方角から、2匹のポケモンが走ってくる。
おかゆのノクタス、レレクとセルティナのピカチュウ、アルクだ。
なぜこの2匹がバトルすることになったのかは、レレクが数時間ほど前にあった雪合戦の際に「体がなまっているから、誰かと練習試合を」と言い出したからなのだが、詳しい様子はログが手元に無いので省略させていただく。

レレク「えーっと、じゃ、宜しく頼むぜー! ・・・ルールとか決めた方が良いよな?」
アルク「おう、よろしく! …ルール?」
まずはバトル前の挨拶を交わし、ルールについて話し出す2人。そこへ、セイジのキルリアであるリズがテレポートしてきた。
リズ「(テレポート)…見張り兼審判、やらせていただいてよろしいでしょうか?」
レレク「・・・Σ見張り!?(ぁ とりあえず頼むー。>見張り兼審判」
リズ「バトル狂は放っておくと危険ですからね。ルールはどうします?」
何故通常バトルに見張りが必要なのかという大きな疑問を抱えつつ、ルールは協議されることとなった。
というか、こういうのはバトル前に決めるのでは無いのだろうか。

レレク「道具と時間制限のあるなしぐらい…か?>ルール」
リズ「そうですね…時間制限はできるだけないほうがいいと思います。道具についてはきちんと決めるべきですね。」
レレク「時間制限は無い方がいいよな…うん。(何 道具って言ってもオレ何も持って無いぜー!(ぁ」
アルク「この電気球は…と」
リズ「フェアじゃありませんからね。私が預かります。」
レレク「じゃ、これでルールとかは終わり…だよな?」
リズ「ええ…それでは。(片手を上に上げ)準備、よろしいですか?」
アルク「無論!」
レレク「こっちもオッケーだぜー!」

ルールの制定も終わり、両者も準備完了。

リズ「では。(観客席まで移動)…始めッ!」

真冬のフリーバトル場に、リズの声は響きわたった。
それとともに攻防が始まる。

レレク「よし、行くぜー!(アルクにニードルアーム)」
アルク「負けるかぁッ!(電光石火でかわしつつレレクに突っ込んでいく)」

初めにニードルアームと電光石火による激しいぶつかりあいが行われる中、バトルを見に来た観客が数名ほど集まってきた。
最初に来たのはシャドー。カントーからオーレまで、幅広い地域を股に掛ける義賊だ。
シャドー「(席に座る)…試合か。」
リズ「(シャドーの方は見ていないが、気付いてはいるようだ)…観戦で?」
シャドー「ああ、最近試合をする奴が多いな。」
リズ「そうですか?私はここにはあまり来ないので、わかりませんね…モニタもあまり見ませんし。」
フリーバトル場の利用状況について話す2人。審判は大丈夫なのか?
…ともかく、2人の話していた間におかゆのキノガッサ、ミドリがやってきていたようだ。
ミドリ「(いつの間にか観客席にいる(えぇ) ・・・一時期は結構少なかったがな。>試合」
シャドー「そうか・・・。(席を立ち歩きながら二人を見ている) 」

一方、さらにバトル場の方はヒートアップが進んでいた。
レレク「こっちも負ける気はないぜー!(電光石火で突っ込んでくるのをニードルアームで迎え撃つ)」
アルク「!!(ニードルアームに正面衝突)…ぐ〜っ!(飛び退いて間合いを広げ、影分身を張っていく)」
レレク「(こっちも微妙にダメージ。)影分身・・・なら!(アルクに騙し討ち!)」
必中技の騙し討ちに影分身は相性が悪い。しかし、さらなる隠し玉というのもあり得るわけで…
アルク「くはッ(だまし討ちにも当たり)ちくしょ、電撃波でも覚えてりゃ…(一瞬ひらめいた顔)俺にはこれがあるッ!(ものまねを使用)」
レレク「うぁ、ものまね覚えてたか・・・!(警戒)」
ものまねは相手が持つ技ならほとんどがコピー可能、レレクの警戒の対象になるのも当然である。
アルク「…お返しだ!(影分身が一斉にニードルアームを出しながら突っ込んでいく)」
レレク「Σちょ、待・・・!(数発当たりつつ上空へジャンプ)」
どうやら、今回まねたのはニードルアーム。正直ピカチュウの腕で使っている所は見たくない気がする。

そして、観客席の方でも話は進んでいた。まだまだフリーバトル場の利用状況の話のようだ。
リズ「…やはり、盛りあがりの波もあるんですね。」
ミドリ「・・・まぁ、そうだな。>波」
リズ「…まぁ、あって当然とはいえ。」<波
ミドリ「・・・今は波が高いんだろうな。・・・多分。(ぁ」
リズ「…よくあるということは、やはり波が高いんでしょうね。」
ここで、カフェの方からトレーナーラティオスのナオキが観戦に来た。
ナオキ「(カフェの方から歩いてきて、観客席に移動する。席に座り、バトルを観戦している)」

アルク「へっへー、結構効いただろ(影分身の間に埋もれるようにして見えなくなる)」
レレク「うん、結構効いた!(何返事してんだお前(距離を有る程度とる)」
アルク「 だろ?(何返してる(レレクの次の行動に警戒中)」

こちらも談話しつつ、バトルもしっかりと行っている。距離を取り何かを行おうとするレレク。
レレク「(更に間を取る、結構離れてる状態) ・・・じゃ、行くぜー!(くさぶえ吹き始め)」
アルク「 …!そ、そういう…ことか(倒れ込んで眠り出し)」
レレク「っしゃぁ!成功ー!(近づく)」
レレクの草笛は見事に成功、アルクは眠ってしまう。
しかし、音というのは当然周囲にも広がるわけで…

ナオキ「・・・!(くさぶえを聞かないように耳を塞ぐ)」
リズ「…(耳を塞いでいる)」
シャドー「うっ、(くらっとなるがそのまま立っている)」
ミドリ「(耳塞ぎ)・・・馬鹿モグラ。(ボソリ(ぁ」
観客席の面々にも、その音は届いていた。
シャドーを除く全員は耳を塞げたようだが、シャドーは大丈夫なのか…?

一方、バトルの方も一方的に有利とはいっていないようだ。
アルク「……z。(周りには同じように寝ている影分身×大量が…)」
レレク「・・・Σってちょっと待て!影分身多っ!(とか言いつつ騙し討ちで正確に狙う)」
ナオキ「(塞ぐのを止める)寝ていても影分身は消えてないか・・・(何)」

眠っていても消えない影分身。本体を常時トレースした同じ動きのため、見極めるのは難しい。
ナオキも、観客席から分身達を見て感心していた。

アルク「 …z。(まだ眠っている)」
レレク「・・・つか、影分身消しといたほうがいいよな・・・?(手当たり次第に影分身たちにニードルアーム)」
どうやらアルクが眠っている=これ以上分身が増えない今に分身をできるだけ減らしてしまおうと考えたようだ。というか何人分身を出したのだろう。
アルク「 z…はっ!(効果が切れ、起きる。影分身を消しているレレクを見るなり叫び)…突撃ッ!(わらわらわらと分身がレレクに突進していく)」
ようやく起きたアルクが分身に指示を出す。
レレク「・・・って来たよ影分身ー!?(手当たり次第(略」
アルク「(分身に混じって接近中)」
レレク「だー!(手当た(略」
アルク「とう。(レレクにぴたっと張り付き、10万ボルト)」
分身に混じり、不意打ち的に10万ボルトを出すアルク。
観客席ではこれについての論議が始まっていた。

リズ「…これ、1対多数にはあたらないんでしょうか。」
ミドリ「・・・技だからいいんじゃないか?>一対多数」
リズ「…ですよね。OKでいいですよね。」
ミドリ「・・・技だからな。(ぁ」

…結局、「技だから」の一言でOKになったようだ。
ナオキとシャドーは、別の話をしていた。
ナオキ「(シャドー見)・・・そういえば初対面じゃなかったっけ;(ぁ」
シャドー「 zzz(腕を組み壁に寄りかかって寝ている)」
ナオキ「って寝てる;(シャドーに近寄り、肩を軽く叩く(ぁ)」
シャドー「 はっ!(起きた)寝ていたようだな・・・。」
ナオキ「寝ていましたよ;(ぁ」
…シャドーが草笛を防がなかったのが出たようだ。
一方、バトルはいよいよ佳境へと入っていた。

レレク「・・・Σうおぁ!?(10万ボルト直撃・・・するがアルクにニードルアーム乱打」
アルク「そらそらそらそらッ!(ニードルアームをニードルアームではじき返すが、防ぎきれない分が当たっている)」
レレク「(HP赤色前半ぐらい) そ、そろそろヤバイかも・・・!(片手でニードルアーム、片手で振りほどこうとする」
アルク「(HPギリギリ赤ライン)ここで決めなきゃな…!(尾で振りほどこうとしている片手に対応、手でニードルアームをはじいている)」

ナオキ「 そろそろ終わりかな・・・(バトル見つつ)」
ミドリ「(バトル見つつ)・・・終わりそうだな。」
観客席のナオキとミドリが呟く。両者ともあと一撃で戦闘不能というところだ。
レレク「これで決めれるといいんだけどなーっ!(振りほどこうとしていた手離し、両手でニードルアーム!」
アルク「!!(油断していたため対抗しきれず、ニードルアームが直撃)がっ…は!」

リズ「(片手を上げ)そこまで!勝者、レレク!」

激しいニードルアーム同士の応酬の末、勝ったのは本家ニードルアーム(何)のレレクだった。

レレク「・・・あ、勝った。(HP赤後半あたり(アルク見) ・・・大丈夫かー?(汗」
アルク「 …なんとか。(影分身が次々に消えていく)」

ミドリ「・・・終わったか。」
ナオキ「・・・(リュックから元気の欠片と回復の薬×2取り出す)」
シャドー「終わったか・・・。(そう言うとここから去って言った)」
ミドリ「(レレクに回復の薬投げ)・・・おかゆに頼まれた。」
ナオキ「(シャドーを見送った後、回復道具を地面の上に置く)使いますか?」

足早に去るシャドー、回復しようとするナオキ、同じく回復させるミドリ。

レレク「ん、ありがとなー。(使用」
アルク「 あ、頼(回復道具に手を伸ばしかけ、降りてきたリズに叩かれる)」
リズ「(無言でアルクにげんきのかけらを投げる)」
アルク「ん、助かる…」

各人が回復し終えたところで、次々に撤収の時間がやってくる。
ある者はカフェへ戻り、またある者は霧の外へと消えていく。

ナオキ「さてと、そろそろ撤収するk(後ろから飛んできた火炎放射回避) 」
フライ「(何時の間にか居る)もう撤収時間過ぎてるぞ」 
ナオキ「ごめん;(そう言いつつ回復道具回収、フライに飛び乗る)さてと、お疲れ様ー!(そのまま何処かへ飛び去る)」
レレク「(ナオキ見) あ、お疲れー。 」
アルク「(ナオキ見送り)お疲れさん。」
レレク「えーと・・・じゃ、カフェに戻るか?」
アルク「…さて、そろそろこっちも戻るか?」
リズ「当然です。」
レレク「・・・よし、行くか。じゃ、今日はありがとなー!(カフェへ)」
ミドリ「(同」
アルク「ああ、こっちこそ!ありがとうな!(カフェへ向かう)」
リズ「(同じくカフェへ)」

練習試合の名目で始まったこの対戦だが、いつの間にか両者とも本気になっていたようだ。
果たして、2人が練習試合で本気にならない日はくるのだろうか…(何