3月31日 ロケット団襲来!サイドンロボでポチっとな!?  編集:ニコラ


それは、おだやかな春の夜の出来事。
カフェ「パーティ」のフリーバトル場に、何やらいやらしい笑い声が……

ロケット団(以下R団)「ひひひ… はははは、はーっはっはっは!(だんだんボリュームアップし)ひーっはっはっは! はっひゃっひゃ… ごほん。よし、この辺でいいかな。(メガホンを取り出し構え」

どこからかロケット団のしたっぱが紛れ込んだようです。

R団『あー。あー。あー。本日は晴天なり。本日は晴天なりー。
  『えー、この場所は我らがロケット団が占拠したー。
  『言うことを聞かないと、悪いことをするぞ!』 …よし。(スイッチをOFFに)

するとそこへ、騒ぎを聞きつけたポケモントレーナーが現れました。
サングラスをかけて、上から下まで真っ黒なちょっと怪しい感じの少年、ルーン。

ルーン「 闇乃・・・気持ち悪い笑い声がしたと思うのは気のせいか?」
闇乃(ルーンのブラッキー)「俺も聞いた。」

さあ、さっそくロケット団が悪だくみ始めたようです。
R団「(モンスターボールを取り出して投げ)とーう。」
ベトベトン(R団のベトベトン)「(ボールから出)うがー。」
R団「ゆけ、ベトベトン。ここを汚すのだー! …む?(ルーンに気付き)」
ベトベトン「うがー。がおー。(やる気0(適当にヘドロを撒き散らす」
ルーン「勝手に占拠されても困るのだが。」
その通りですね。
R団 「な、何者だ貴様!? 正義の味方か? それにしちゃ真っ黒だが…(眺め」
ルーン「……。敵と見てもいいのだろうか。」
闇乃「俺に聞くな。」

R団「一応聞いておくが、お前がここの管理者か?>ルーン」
ルーン「管理者ではない。此処に来た客だ。」
   「ならば逆に聞こう。‘本当‘の‘正義‘とはなんだ。」
R団「正義はR団だが、R団を邪魔するやつも正義だったりするのだ! …と、そんなことはどうでもいい。関係ない坊やは危ないから向こうに行きなさい。(何」
ルーン「確かに関係ない…だが…貴様がカフェやこの森に被害を出すならば容赦はしない。」

なにやら不穏な空気…
そこへ、カフェ「パーティ」オーナーRistaの監視役、S氏が飛んできました。

S氏「(ホバリングしつつ高度を下げて)一介の客が何を偉そうに……と思うことすら許されんのか。」
ルーン「一介の客で結構…」
CN「・・・やれやれ、だな。(何(姿を消しながら様子を見ている)」
ロケット団と聞いてCNも駆けつけたようです。
でもそんなことお構い無しのロケット団。
R団「むむ、やるか?(闇夜に気付き)ん、お前もポケモン持ってるなー。R団に立てつくと痛い目にあうぞ!(変なポーズで構え)」
R団「(S氏、CNには気付かず)ゆけベトベトン、R団の恐ろしさを教えてやるのだー。」
ベトベトン「うがー。(やってらんねえ…)」
S氏「(ある程度の高さで停止)……使い手に致命的欠陥。問題は無いと見ていいだろう。」
ベトベトン「がー。(ルーンの方向にヘドロ攻撃)(狙い適当」
ルーン「……(ため息はきつつ普通によける)」
CN「・・・(溜息を吐き、姿を現す)」
息の合わないトレーナーの命令に
いとも簡単に避けられてしまうヘドロ攻撃。

R団「むむ、もっとだ、ベトベトン!」
ベトベトン「……(ちょっと多めにヘドロ攻撃」
ルーン「…雑魚…頭逝かれてる(ぇ(といいつつまたよける。よけきれなかったものは闇乃のシャドーボールで相殺」
S氏「……(蒼杖召喚、視線はルーンの動きを追っている)」
CN「・・・(無言でR団、ルーンを交互に見ている) 」
R団「な、なかなかやるな…! (ひとりでぶつぶつと)弱そうな奴だと思ったんだが、このままでは不味いな…我輩の予想では…」

と、ここでロケット団、何かをひらめきます。
R団「よし、ベトベトン。作戦変更だ。ついてこい!(超速ダッシュ)」
ベトベトン「うがー」
そう言うとロケット団は、得意の逃げ足(?)で温泉に走っていってしまいました。
ルーン「…勝手に弱いと決め付けないでもらおうか…」
ルーン「…というか移動した…面倒だが…とりあえず追うか…」
ルーンも後を追います。


フリーバトル場に残された二人。
S氏が蒼杖を上にかざすと、雨が降り始めました。
S氏「(CN見、カメラ見)何も成敗を一人に任せる事はあるまい。恨みがあるなら行けば良いではないか。(溜まった水で波乗り(?)、ヘドロを片づけにかかる)」
CN「・・・何故俺も見るんだ?(ぁ」
S氏「只の観察なら、わざわざ此処まで来る必要は無いだろう?」
CN「・・・そうだな。だが、俺が来る必要は無かったな。(腕を折りたたみながら)」
S氏「……相手にそれなりの強さでも期待していたのか。(波を操っている)」
CN「・・・そうかもな。・・・掃除でもしようとしたが、その必要もなさそうだな。(波乗り(?)見つつ、呟く)」
S氏「(隅っこの方にヘドロの山を収束させ)……行くならば行け。少しは骨のある相手が現れているやも知れん。」
CN「・・・そうだな。一応様子見として行くか。(姿を消し、温泉に向かって飛んでいく)」

S氏「……(雨が止む。水をヘドロの周囲に収束させる)」
  「(黄色に変えた杖で雷を落とし、蒸発+焼却=終了)……これ以上追う必要は無さそうだな。」
  「それこそ管理者の、あるいはその周囲の出る幕では無いのだろう……(飛び去る)」



さて、温泉にロケット団が到着したようです。
R団「温泉作戦だー。ここの温泉にベトベトン、お前が入ったら、どうなるかな…?」
  「そう、汚くなるのだー!」
ベトベトン「…。0(お前が入っても同じことだろ」

ルーン「いい加減にしろお前。」
少し遅れて、ルーンも到着。
R団「うむ、さすが我輩。 やや、来たなあ? (メガホン取り出し構える。腰に手をあて」
  『あー、くりかえす、R団を甘く見るなよー。温泉にはいっちゃうぞー
ルーン「………勝手に入ってろ。」
R団『…あ、我輩じゃなくてこっちのポケモンがな…』 ん…って、あれ?」
いつの間にか姿を消したR団のベトベトン。頼りないトレーナに嫌気がさしたのでしょうか。
R団「おおい、ベトベトーン…? 全く、肝心な時に居なくなりやがって…(ぶつぶつ」
ロケット団がベトベトンを探している中、温泉の危機と聞いて駆けつけたフルーティーズのリーダー、オレンジが参上。
オレンジ「・・・緊急指令・・・なんでか温泉の保護・・・一番手っ取り早いのは・・・。(温泉に向かう。)」
ルーン「……トレーナーとポケモンの息が合っていない…トレーナーとしてもだめだな・・・」
オレンジ「・・・横、通行失礼しますよ・・・。(R団の横を通ろうとする。)」
R団「ふ…ふはははは! あんな奴いなくても、まだ手はある!(リモコン取り出し)」

ポチっとな…


ゴゴゴゴ……ッ

(どこからともなく巨大なサイドン型のロボットが現れる)
R団「わーはははは!」
なんとロケット団、こんな隠し玉を用意していたようです。

ロボット(10m程)「キラーン(目が光る!」
R団「どうだ! 怖いだろー! 怖かったら降参しろー。(変なポーズ」

ルーン「・・・トレーナー失格と見てもいいだろうか。これは。」
闇乃「いいんじゃねぇ?というか、ぶっ壊すか?あれ。」
ルーン「八つ当たりとかストレス発散にちょうどいいかもな。」
オレンジ「・・・。(メカ無視し温泉に入る。とりあえず、温泉内の保護のつもりのようだ(ぁ」
全然あまり怖がられていない様子。

R団「降参するなら、ポケモンは全部置いていくこと。いいな?」
こちらはすっかり勝った気でいるロケット団。
不思議なことに、ロボットは夜風に吹かれてふわふわと揺れます。

クロノス「・・・呼ばれた気がしたのだが。(歩いてくる)」
そんな中、サイドンと聞いて現れずには居られなかったのは(?)デュークのクローン、クロノス。
フリーバトル場からCNも到着したようです。
CN「・・・(フリバの方から姿を消しながら飛んでくる)」

騒然となる温泉!
さあ、いったい、どうなるのでしょうか!?



ルーン「・・・誰が降参する、とでも?こんなもの、怖くなど無い(ニヤリ」
R団「そうそう、大人しく降参… 何!? こ、これが怖くないのか?」

ポチっとな…
ロボット「キラーン(目が光る!」
ルーン「そんなモノ、恐れる価値も無い。」
オレンジ「・・・メカ出して勝った気になってるロケット団は良く飛ぶ・・・んですかね・・・。」
クロノス「・・・ん?中々いい趣味だな。お前が作ったのか?>ロケット団員」
R団「(クロノスに気付き)…しまった、本物が来ちまったか。あっちへ行け。あれはお前の仲間じゃないぞー。」
クロノス「個人的には、目が光るは当然として、声が出る!歩く!腕も振る!位はやって欲しかったが。(ぁ)」
サイドンには煩い(?)クロノスさんらしい批評ですね。
R団「な、何…目が光ればそれで十分ではないか!ポチっとなポチっとなポチっとなっ!!(ボタン連打」
ロボット「ピカピカピカピカ…(目が光る!」
CN「・・・(姿を消しながら溜息を吐く)」
クロノス「あぁ、判ってる。でも、サイドンを作るからには・・・(プルプル・・・)」

クロノス「ドリルは回るようにして欲しかった!(ぁ)」
そこですか…

オレンジ「・・・これならおそらく今カフェに居ると思われる元ロケット団の死神さんの方が上手ですね・・・。」
ちなみにこの時、カフェでは死神さんがロボットの光る目を見て盛大に吐血していたそうな…
ルーン「所詮、光るだけだろう?くだらない。」

R団「ドリルなど付いていないっ;; お、お前ら、はやくポケモン置いてどっかいけー!」

クロノス「そういう理屈なら・・・俺は残っていた方がいいのか。>R団」
CN「(姿を現し)・・・俺自身がポケモンだが。(ぁ」
ルーン「救いようの無い馬鹿だと俺は思う。」
グレン(ポケモントレーナー)「おれもそう思う〜w」
ライ(サイドン)「やっほ〜♪ (サイドンがもう一個オマケされた)」
ここでサイドン追加。
クロノス「あ、さらにサイドン。よかったなお前。(何がだ)>R団員」
オレンジ「・・・ポケモン本人ですが・・・こういう場合は如何すれば・・・?」
なんと、温泉にいるほとんどがポケモンなのでした。

R団「うっ… そ、そうだ、お前らの中に管理者はいるか?」
オレンジ「・・・管理者って・・・何のですか・・・?」
R団「これだけでかい施設だ。そこを仕切ってる奴のポケモンなら強いと、我輩のすばらしい頭脳が分析を…(云々」
ロケット団が長々と話している間、ロボットに異変が…
ロボット「プスっ しゅー……(何かの抜ける音が)」
クロノス「・・・なんだ?なんか様子が・・・。(ロボットの様子見、ついでに写真を取っておく)」
グレン「あれぶっ飛ばしていい〜?」
ルーン「…待て、何故そこで聞く?」
グレン「なんとなく〜w」
だんだんと小さくなっていくサイドンロボ。
クロノス「・・・被り物かよ;」
オレンジ「・・・どうします・・・?」
ライ「…?(ロボットに近づいてつんつんしてみる)」
CN「・・・(再び溜息(ぁ)」
木の枝でも刺さったのでしょうか。大きかったサイドンの体は、もう2m程しかありません。
オレンジ「・・・とりあえず、結論から言いますか・・・さっさと撤退した方が身のためですよ・・・。>R団」
そしてロケット団の話が終るころには…
R団「…という予測を立てたのだ。(ロボットには気付いていない」
ライ「……ふむふむ。 (ロボットをぐいっと引っ張る)」
R団「あ、こら、ロボットに触っちゃ… ん?(ロボットの方を見」


R団「……!!

ああーっ!!(叫 」


完全にしぼみきったロボットに、絶叫するロケット団。
クロノス「あ〜あ;もったいない;もう一回膨らませてみようか;(穴を探してみる)」

R団「ちょ…嘘だろー!? これ、高かったんだぞ!」
クロノス「嘘付け;本当に高かったって言うのは、爪の先から角の先まで、全部金属製でキチンと動くものの事を言うんだ。」
ロケット団はクロノスの批評に太刀打ちできません。
R団「ろ、ろろろR団をなめやがってぇ…!;」
ベトベトン「(いつの間にか戻ってきている)」


ルーン「…ポケモンバトル…やるのか…?ロケット団下っ端。
R団「ううっ…(ルーン見、後ずさり)」
ロケット団にはルーンがカフェパを守る、正義の味方に見えたのかもしれませんね。

ライ「…の〜の、お兄さん、これ欲し〜♪(ビニール?を引きずりながら)」
R団「そ、そんなもの全部くれてやるっ!;>ライ」
CN「・・・(様子を見るだけと決め込んだようだ(ぁ)」
クロノス「あ、ずるい;>ライ」

そこにタイミング良くグレンと飛翔(グレンのピジョット)が…

グレン「飛翔〜吹き飛ばし〜w」
飛翔「どうなってもしらねぇぞ・・・まったく・・・(ロケット団などに吹き飛ばし)」


オレンジさんも言った通り、「メカ出して勝った気になってるロケット団は良く飛ぶ」
これはもうパターンなのでしょうか。


R団「これで平和が戻ったと思うなよー! 覚えとけー!! (空の彼方へ吹き飛ばされ)」

景気良くぶっ飛ばされていきました。


キラーン☆

ライ「あ、ありがとの〜♪ (空に向かってバイバイの構え)」
CN「・・・矢張り、来るだけ無駄だったか。(ぁ」
オレンジ「・・・何しに来たんでしょうね・・・。」
ルーン「…知らん…>何しに〜」
クロノス「・・・笑いを取りに来た?」
ルーン「笑いなら死神とかで十分だ・・・」


それは、おだやかな春の夜の出来事。