8月12日 夏の夜の暴走!変化の杖でラティアスフィーバー!?(前編)  編集:セルティナ


夏の盛りの8月12日。
午後10時を過ぎても続くうだるような暑さに、いつも元気なカフェ「パーティ」の常連客も少々疲れた顔。



トモヤ(ヨーギラス) 「今日寄って来たコトブキなんかは30度前後だったらしいぜ? なんか明後日ぐらいに35度近くなるらしいが」(実測値
愁海棠 「そうさな……簡単にいえばコンビニで買ったガリガリ君が移動時間(自転車2分)で棒すっぽ抜ける位熱かった」
セルト 「…そうなんですか?;こっちでも数日はなりましたけど;」<30度
トモヤ 「……それよか何の為にこっち(=シンオウ)に来たのか分からねぇや、こんなに蒸してるとは思っても居なかったぜ」(避暑地扱い
セルト 「シンオウだって暑くなるときはなりますよ;……ホウエンと比べれば、大分マシですけどね; 」
サンライト「僕の近所にある温度計は34度を示してた。見なければ良かったと思った。(ぁ」

ここでルビーとサンライトが入店。
彼女らも負けず劣らず暑さにやられているようだ。

セルト 「……地方の違いって恐ろしいですよね」(遠い目
トモヤ「おーっす、こんばんはだ;」
愁海棠 「こにゃんぷー……あの辺りはまだマシだろ…………ヒートアイランド現象の駅前に比べればさ」
サンライト「夏場は駅前に行くもんじゃないね。この前映画見に行ったときそう思った;」
エンディ「あ、こんばんはーwこの前は身体縮小化薬をただでくれてありがとーw(ぁ」
ルビー 「どーいたしましてーw 正しく使ってくれてありがとーw」(待
ナカジ「……正しい?」(ルビー見、ナオキを目をこらして見/ぁ)

暑さの他にもう一つ…いや、もう一人注目を集めていたのは、数日前に使われた身体縮小化薬の効果が抜けず、手乗りサイズになってしまっていたナオキだった。
ラティオスのエスパー能力で何かを予感したのかそれとも普通にわかるほどのイタズラ心を二人が発していたのか、ナオキはルビーとエンディに念力でイラッとボールを投げる。

…ちなみに、今の彼とイラッとがほぼ同じサイズであろうことは明白である。(ぁ

エンディ「(直撃)痛っ;」
ルビー 「ぎゃうっ;(イラッと直撃)…純粋な子供心による正しい使い方さ!(どこが」>ナカジ


青海 「・・・今日は36度の中11時から1試合だけ、でも明日はほぼ同じ気温の中9時からと13時からのダブルヘッダー・・・。・・・こんばんは。」
ザック「…大変だなぁ;」

ここで青海が来店。
野球少年の彼らにとって、暑さは文字通り死活問題である。

ナカジ「……なるほどな。」(言った後、ふとフリー見下ろして) 
フリー「なんなのー?;」 
ナカジ「…いや、更に小さくならんものかとな(」

平均身長30cm、さらに子供のフリーがさらに小さくなったら……
トレーナーに踏みつぶされる危険度の上昇だけは明らかである。


ナオキ「・・・で、トモヤさん;さっき何で僕をじーっと見てきたんですか?;(ぁ」
トモヤ「……あぁ、何か素直に弄りたくなっただけだぜ?(すっぱり」>ナオキ
ナオキ「・・・;」

これ以上妙な事になってはたまらないと、トモヤから離れるナオキ。
しかし、そこに彼の手持ちからの追い打ちが! 

エンディ「(ナカジの言葉を聞き、ナオキ見て)今のナオキにまた身体縮小化薬を使ったら、更に小さくなるのかなー?(ぁ」
ルビー 「すっごく楽しそうな思いつきだけど、残念ながらこれ以上は小さくならないんだよねー; 辞典にも書いたけど、「最初がどんな大きさでも手のリサイズまで」なのさ。」>エンディ
エンディ「えー;そうなんだー・・・;」

目に見えて沈むエンディとは対照的に、ナオキは安心した顔になる。

ナオキ「(エンディとルビー見)・・・これ以上小さくならなくて良かった;(ぁ」
ナカジ「(ルビーの言葉聞き、エンディ見)…あぁ残念だ、かくなる上はアレに頼るしかないだろうな。」(ぁ

言いながら入り口に立てかけられた変化の杖を爪で指し示すナカジ。
…この小さな思いつきが後に自分すら巻き込んでとんでもない騒動となることを、まだ彼は知らない。

青海「さて、明日も早いので短時間でしたが帰ります。」

ここで青海が退店。
挨拶は通常通り省略させていただく。

エンディ「(ナカジ見、変化の杖を見)うん、そうだn…」

エンディの言葉が終わらないうちに、突然変化の杖が空中に浮かび上がる。
どうやら、ナオキが念力で持ち上げているようだ。

ナオキ「・・・;」
ナカジ「(素早い動きで、空中の変化の杖に飛びつく!)」(待
ナオキ「Σ(ぁ(変化の杖だけを振ってナカジを振り落とそうとする!) 」

そんな変化の杖をめぐるやりとりを見つつ、トモヤが一言。

トモヤ「……アレ貰ったとしてもやるコトが湧かねぇってコトはやっぱり駄目なのか俺orz」(あ 落ち込んだ▼)



愁海棠「…………エンディ、たまにはどこかで覗き見したりストーカーしてる(大誤解)ルドリンで遊びたまえ。」
エンディ「(おっさん見)えー;ルドベキアは何時の間にか居なくなってる事があるから無理ー;(ぁ」
愁海棠 「呼べばやってくるよ……振られ虫とかヘタレ守護神とか犯罪ポケとか」

その隣でそんなやりとりがされている内に変化の杖争奪戦の決着がついたようで、ナカジがひとりでに振られている杖から振り落とされた。

ナカジ「……ッ…!;」(恨めしそうに杖見/ぁ)
ナオキ「・・・ふぅ;(ぁ」

その間にナオキは更に杖を浮かせ、万全の防備体勢に入っている。

アテナ(ネガフォルム:つぼみ状態)「Σこのカフェってストーカーがいるんですかっ…!?(ぁ」
愁海棠 「おう、姿を隠して接近したりするエロ兄弟が居るんだぞ、気を付けたまえよ?」(ぁ)
トモヤ 「エロ兄弟扱いかよΣ いやいやいやΣ」(唖然

ストーカーに怯えるアテナの後ろに、怪しい影が一匹……
スマイルが、その名前には少々そぐわないような不気味な顔で笑っている!

ナオキ「Σ何で僕まで!;」(ぁ

不名誉な称号に反応し、愁海棠にラスターパージを放つナオキ。
援護攻撃とばかりに、外からはCNのものらしき大量のシャドーボールが雨霰と降り注ぐ。
常人ならば当然ダメージは受ける筈、なのだが……

愁海棠 「(察知し)無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄〜!」

愁海棠は、その全弾をあろうことか素手で撃ち落としていた。
もうそろそろ人間業の範疇を超えます。

トモヤ「あ、ルドベキアが怒っt──Σ」(おっさんの技(?)見てまた唖然)

ちなみに、ラスターパージを放ったために念力が切れて落下した変化の杖は。未だに杖から振り落とされたままだったナカジに直撃しどこかへ転がっていってしまった。


アテナ「す、姿が見えなくて…?;(びくびく/気配に気づきゆーっくり後ろを向く)Σきゃあーっ!?;」

その叫びの勢いのままに日本晴れを発動させるアテナ。

スマイル「Σ!?;」

やはりゴーストらしく日本晴れが苦手のようで後退するスマイル。
そこに、タイミングよくナスビ…もとい、もう一匹のチェリムである桜花が入店した。

愁海棠「そしてくぬりん、姿を消すから変ポケにされるんだから自重すればいいだろうが!」

シャドーボールが飛んで来た方角をビシッと指す愁海棠。
…しかし、そこにはCNの姿どころか気配すらない。

愁海棠 「ち……また逃げたか…………ヒット&アウェイの痕跡隠し型め……」(とりあえずセルトの隣に戻る)
セルト 「(愁海棠見)…何か攻撃受けてたみたいですけど、大丈夫でした?;」
愁海棠 「セルティが居れば無問題さ」(隣に座って唐突に抱きつく……)
セルト 「…!」(抱きつかれてちょっと驚き)
愁海棠 「油断大敵だよ…………」(▼愁海棠はセルトにいちゃついている)
セルト「………;」(ちょっと赤い)

……気温に負けず劣らず、熱い二人である。
そのころ、日本晴れに照らされている面々は……
アテナと桜花の二人が、特性の「フラワーギフト」を発動し、本来の姿である桜の花の形態になっていた。

アテナ「ぱーんっ!桜の咲いたアテナちゃんに怖いモノはないもんねー!w(びしっとスマイル指さし(何)」
桜花「誰だ日本晴れしたのはぁーッ!?;(」
スマイル「………!」

そして、驚いているスマイルは……何故か二人に向けて拍手。(ぁ
どうやら光っている間に一瞬で変身するどこかの戦隊ものか何かだと思ったようで、しきりに拍手している。

そして、変化の杖が転がっていった先。
トモヤが変化の杖を拾い上げる。

トモヤ「──コレ、ねぇ;」
ナオキ「・・・;」

警戒してトモヤから離れるナオキを横目に、エンディがトモヤに悪魔の囁き、もとい耳打ちをする。

エンディ「(トモヤに近づき、耳打ち)何かに変化させたら?この前ラティアスになったりして面白かったよーw(」
トモヤ「(杖を両手で持って興味深そうに見つめ)……つってもなぁ;(エンディの言葉聞き)──へぇ? ラティアス?」(にやりん/あ キャラ変わった▼)

その横、チェリム組は二人とも「フラワーギフト」の効果で気分も上々のようで、ハイテンションな会話を展開している。

アテナ「(拍手されてちょっといい気分(ぁ)日本晴れしたのはアテナちゃーん♪ わあチェリムのお友達ーっw(ニコニコしながら桜花に歩み寄り)」
桜花 「びっくりしたじゃないかぁーっ;」(アテナにびしっ!(えええ
アテナ「アテナちゃんはびっくりしてないもん!w(…/何かずれてる)」
桜花「来ていきなり日本晴れになって「ぱぁーん!」ってなったからびっくりしちゃったよぉ〜;( ねぇねぇ、名前なんていうの?」
アテナ「アテナちゃんはね、アテナっていうのw(ぁ アナタの名前は?>桜花」
桜花 「おーかっていうのーw( アテナちゃんかー、よろしくねぇーw(」

その横で、二人を見比べているスマイル。
ただし特に違いがあるわけでもないようだ。

ラーピー「こんばんは、今日もにぎやかですね〜。」

ここでラーピーが来店。
挨拶は通常通り省略。




エンディ「(トモヤ見てにっこりし、蔓のむちを覚えてないはずなのに蔓でナオキを捕まえる(ぁ)」 

手持ちポケモンの反逆?あっさり捕まえられてしまうナオキ。

ナオキ「Σエンディ!?;」
トモヤ「それじゃ、えっと──(杖持ってナオキに向け)……で、こっから何て言えば良いんだっけか?」(ぁ
ラーピー「(ここは特別に)知らない〜」

肝心なところでド忘れ。(ぁ
そこで、常連客達の誘惑助言が飛び交う。


ルビー「『変化の杖よ、我を手のひらサイズより小さく変えよ!』みたいなw(待>トモヤ」
愁海棠 「(トモヤにカンペ見せ)[変化の杖よ彼の者達(ぁ)を夢幻の霧司る者の姿に替えよ] 」
ナカジ「(起き上がって)…手に乗るより小さなヨーギラスか、それも面白そうだな(待」>ルビー
ラーピー「そうだね〜、でも擬人化もよさそうw」(ぇ

様々な案の飛び交う中、一人リュードだけはその危険性を悟っていた。

リュード「(ふとカンペ見て)。0(Σ達・・・;)(外へ避難(ぁ)」

そんなリュードには皆気づかないようで、とうとうトモヤは変化の杖をナオキに向けて振るう。

トモヤ「(ルビー見、愁見)おぅ、それだそれ; ──変化の杖よ、彼の者達を無限の霧司る者の姿に変えよ──?」(其処まで言ってようやく違和感に気付き/遅)

もくもくとナオキへ出る煙。
ナオキは煙に巻かれる直前に蔓から解放されたが、避ける間もなく煙に包まれる。
……この時点で、妙に杖から出る煙は多かった。

トモヤ「……って、何で「達」?;」(其処じゃないよ問題は/気の所為か いつもより 煙が 多いよ!▼)(広範囲確定

依然止まらずに出続ける煙を見て、愁海棠が一言。

愁海棠 「ラティアスが増えればくぬりんがより取り見取り?」(←鬼より質悪い輩)

そして煙の中から、ラティアス(元ラティオス)が一匹。

ナオキ(ラティアス) 「・・・;」(ぁ
ピッチ「(アスナオキ(待)見)…ああ、前にもありましたっけねー。」(ぁ

ナオキは妙にこういう出来事に遭遇する事が多い。参考はプロジェクトP第二部の「チビナオキの悲劇!幽霊恐怖度五割増!?」を参照である。
そして、未だに止まる気配のない杖からの煙。

トモヤ「……ちょっと待て、何か多いぞこの煙Σ」(思わず空中に手放しグルンと杖が一回転)

…杖を手放した拍子に、使用者さえ飲み込んでカフェ中に広がっていく煙。
さあ、この先店内はどうなってしまうのか!?

バッフェ「後編に続くぞ。