8月3日 夏祭り! 熱くてひんやり水の対決!  編集:小


 夏祭りの目玉バトル大会! バトルと言えば広場!
 …と言う事なのかは分かりませんが、カフェからここ広場に歩いて来る二人の男の姿が。
 どうやら一人は黒き双翼を持つ人ならぬ人、もう一人は大鎌のロケット団員の様である。



クロ「……あれ、アイツ居ねぇなぁ……俺に恐れをなしたか?」
 それは君が速いだけです先に着いて広場を見回しているクロ。
シュラン「……何々、ルールは…。」
 そこに少し遅れて、浴衣に身を包んだシュランが到着した。画面を見ながら歩くと危ないよ

クロ「おいおい、今更ルールかよ; (振り返り、シュラン見て苦笑し) えーと、何も無いなら制限時間1時間で良いか?」
シュラン「昨日確認しようと思っていたが色々あってな……なるほど、大体分かった。(ぁ(携帯電話をパタンと閉じ) …1時間、良いだろう。(すちゃ、とモンスターボールを持って)」
クロ「OKだな。(此方もモンスターボールを構え、シュランを見据えて)」
 モンスターボールを構える両者、闘志はばっちりの模様。

クロ「じゃぁ、地獄へ逝ってもらおうか!(フィールドへ高々とモンスターボールを放り投げ!)」
シュラン「地獄だと? ……クク、ならば俺様は貴様を水葬にしてやろう!」
 過激な言葉の応酬と共にフィールドに放り投げられた二つのモンスターボール、
 それらの内クロのものからはラプラス、シュランのものからはシャワーズが出現した。
 この時の選択が、この面白バトルを産み出したのである。

クロ「あれ、奇遇だねぇ……。 ……俺もお前を溺死させてやろうかと思ってたんだ。(」
コールド「……シャワーズか。(シャワーズを見据えて、頷き)」
 既に戦う意欲を見せる、首に涙滴型のネックレスを提げたコールドという名のクロのラプラス。
 歴戦の勇者なのか、体にいくつもの古傷がある。

シュラン「o○(同じ水、同じ特性……、……嫌な予感がする;)……先行はくれてやる…来るがいい、ちなみに俺様は泳げるから溺死などせん!(…」
シャワーズ「(コールドを見ながら、尻尾をぴちぴち(…)」
 一見するとただかわいらしいシュランのシャワーズ、果たしてこの選択は正しかったのでしょうか。

クロ「o○(……まさか、特性が同じだと……?)……俺は泳げないんで、直接はカンベンな。(…/ピッ、とシャワーズを指差して)ハイドロポンプ!」
コールド「……!(ドォ!とハイドロポンプを一直線にシャワーズへ放った!(ぁ」
 さりげなく泳げない事を暴露したクロの指示を受け、強烈なハイドロポンプが放たれた!

シャワーズ「(きゃっほー!とハイドロポンプを喰らい!)」
 が、シャワーズの特性はちょすい、効果が無い所か嬉しそうに無駄回復している。

シュラン「よくもやってくれたな、最初のターンからされても回復しないと言うのに……喰らえ、ハイドロポンプ!(ビシィ、とコールドを指して!」
シャワーズ「(コールドにハイドロポンプ!(…)」
コールド「(ズバァ!と直撃!効果は無いようだ!(…)」
クロ「Σやっぱり特性同じだー!;」
 どうやらコールドの特性もちょすいだった様だ、これで水タイプの技が互いに効かない事がはっきりした。

クロ「……コールド、必殺10万V!(トレーナーもまとめてぶっ飛ばせ!とか言いつつ、拳を大きく振って!(…」
コールド「了解!(バリバリ……と身体に電気が帯電し、シュランとシャワーズへ10万Vが飛ぶ!(…」
シュラン「o○(クッ、シェルアーマーの可能性に賭けたがやはり貯水か…!(ぁ) させるか、水攻撃だけと思うな!緊急退避、穴を掘れ!(」
シャワーズ「(わしゃわしゃと地面掘って潜り込み、10万Vを回避!)」
 バリバリにぶっ飛ばされそうになったシュランのとっさの指示によって、当たったら効果抜群だった10万Vを避ける事が出来た。

クロ「コールド、今のうちにアイツを殺せ!(シュランへ氷のつぶて!と指示し(ぇ;)」
コールド「えー……それは流石にマズいんじゃ?;(苦笑し、クロに振り返り/駄)」
シュラン「ダイレクトアタックかァァ!!;( 勝負が終わったら貴様を粉々にしてくれる!!(グッ(…」
シャワーズ「(コールドの真下の地面から、アイアンテールを繰り出しながら勢いよく飛び出す!)」
 勝てば官軍の勢いのクロ、それに対して冷静なコールド。
 まさかのトレーナー同士のガチンコ対決かと思われたその時、油断大敵、地面に潜っていたシャワーズがコールドに不意打ちを仕掛けようと飛び出して来た。

クロ「ふん、ダイレクトアタックで相手を潰すのは勝負の定石だろう! (そして、コールドを見て) 頭突きで吹っ飛ばせ!」
コールド「!(真下から出てきたアイアンテールは避けようも無く直撃し、大きく仰け反る……が、すぐに頭を大きくシャワーズへ振って、頭突きを決めようと!)ハァッ……!」
シュラン「貴様ァァちゃんとルール見ろォォ!!俺様とて今回はちゃんとルールを見たのだぞ!( …溶けろ!」
シャワーズ「(瞬時に液体化!頭突きが直撃してばしゃあ!と散り、液体のまま地面に落ちて)」
 今回以外はどうなのでしょうコールドの反撃を液体化して上手くかわしたシャワーズ、だが

クロ「あれ、いつの間にか俺敵っぽくね? それはそれで面白いんだがw(ニヤニヤと笑んで、シュランを見つつ)コールド、冷凍ビームだ!」
コールド「(予想外の感触に戸惑ったのか軽く首を振って、言葉に頷いて)おう!(そして、ワンテンポ遅れて液体化したシャワーズへ冷凍ビームを発射し!)」
シュラン「もとより貴様は敵だ。( ……まずい…液体状態を解除、穴を掘れ!」
シャワーズ「(液体状態から戻ったが、穴を掘るまでには至らずに冷凍ビームが直撃! 効果はいまひとつだが命中した右前足が軽く凍りつき!) そんな同時には無理ッ!;(」
 ここに来て初めて喋ったシャワーズがかわいくて …げふん
 的確に指示を受け、そこに冷凍ビームを打ち込むコールド。 さすがに今度は避けられなかったか、どうやら動きを制限されてしまった様である。

クロ「そう怒るなよムキになるなよw(…)追撃のハイドロp……氷のつぶて!;(…」
コールド「調子狂うぜ;(とか呟きつつも、一瞬でコールド周辺の空気が凍りつき……細かい氷のつぶてが、たくさんシャワーズへと降り注ぐ!)」
シュラン「打ち返せ!!(」
シャワーズ「そんな技無いィィィ!!;(ぁ(凍った足で氷のつぶてを弾き返すも、防ぎきれずに氷のつぶてが命中!」
 コールドの冷え冷え連続攻撃を受けるシャワーズに無茶を言う鬼畜シュラン、そんな所から新技が編み出される様でもある。

クロ「ふん、そのままじゃジリ貧だぞ?(シュランへ挑発気味に鼻を鳴らして)」
コールド「……。(弾き返されたつぶてが表皮を傷つけるも、そこまでのダメージは無い様子。 ふーっ……と大きく呼吸し、技連発から一息ついて)」
シュラン「ならば一気にカタをつけてやっても良いのだぞ?(クク、と笑みを浮かべて) …シャワーズ、地面に潜れ!」
シャワーズ「(わしゃわしゃと掘って、再び地中に潜り!)」
 この状況でなぜか余裕を見せるシュラン、何か秘策でもあるのでしょうか。

クロ「ふん、コールドが一気にやられるはず無いだろうが。(フン、とシュランの言葉に鼻を鳴らした後、コールド見て)コールド、周囲を警戒! 出てくると同時に潰せ、遠慮はいらん!(」
コールド「……あぁ。(頷き、目を閉じて口元に冷凍ビームのエネルギーを溜め始めて!)」
 優勢でも警戒を怠らないコールド達、次で決着をつけるつもりの様である。

シュラン「……発射!」
シャワーズ「(コールドの真下の地面から破壊光線発射!(ぁ)」
 しかしまさかの展開、必殺技はここぞという時まで秘めておくもの。

コールド「Σ破壊光線なんて覚えるのかァァァ!?;(真下から吹っ飛ばされたため、上空へと跳ね上がり!(ぁ」
クロ「コールド!; ……負けるな冷凍ビームで押し返せ!;」
コールド「!(真下へ口を向け、さっきの溜めはキャンセルされたものの、冷凍ビームをシャワーズ(或いは破壊光線?)へと放つ!)」
シュラン「なかなか…しぶとい。(」
シャワーズ「(破壊光線は命中と同時に途切れ!反動で動けず、穴の中に居たままで冷凍ビームが直撃!破壊光線で開いた穴ごと凍りつき!)」
 コールドに手痛い一撃を与えられた様だが、引き換えに穴の中で動けなくなってしまった。

クロ「コールド、大丈夫か?;」
コールド「(ズドォン!と砂埃を巻き上げつつ、着地し!しかし、足なんかが無いのでもの凄く痛そう/…)ゲホ……; しんどいわ!;(軽くむせつつ、冗談抜きで破壊光線は効いた様で、息を乱している)」
シュラン「降参するなら今のうちだぞ。(ふふん(…」
シャワーズ「(凍ってしまって動けない!(ぁ)」
クロ「Σいや、オメェにそのまま返すよその言葉ァ!;(シャワーズを指差して、叫び)」
 こうなっても降参しないのがシュランクオリティ、果たして勝機があるのだろうか。

コールド「……ハッ!(独断でシャワーズへ氷のつぶてを放った!(ぁ」
シャワーズ「(穴を塞ぐ氷に阻まれ!だが氷のつぶてで穴の氷が削れて行く!そして凍ってしまって動けない!)」
 氷が氷を防いでいるが、いずれは攻撃が中のシャワーズに到達するであろう。

シュラン「何を言うか、凍ってはしまっているもののまだ戦える!(」
クロ「そりゃそうだが……;(苦笑し)……時間がおしてるというのに!(…」
 制限時間という最大の敵が迫って来たが、二人(一人?)はまだ戦うつもりの様だ。

コールド「……。(クソッ、と悪態をついてもう一発氷のつぶて!(…」
シャワーズ「(パキィン!と穴を塞いでいた氷が割れると同時に、自らの氷も割れて!)」
シュラン「案ずるな、次の一撃で決めてくれる!(」
クロ「ハッ、決めるなんざ100年早い! コールド冷凍ビーム!(ビシッとシャワーズに指を向けて!)」
 コールドの連続攻撃、そして時間の経過によってとうとう氷が砕けた、ついに最終対決が始まる様だ。

コールド「……!(シャワーズへ向かって大きく口を開き、太い冷凍ビームを放った!)」
シュラン「正面から受けたら凍るか……次すぐに穴を掘れるようにしろ!ハイドロポンプだ!」
シャワーズ「(冷凍ビームに向けてハイドロポンプを発射!)」
 どうやらシュランの側は穴を掘ってからの攻撃を切り札にする様、ここを切り抜ければ勝つ見込みが見えて来そうである。

クロ「! 冷凍ビームをやめろ!」
コールド「!(冷凍ビームを中止し、ハイドロポンプが直撃! 若干回復した!(ぁ」
シュラン「しまった…ハイドロポンプ中止だ!……だが今更少し回復した程度が何だ!シャワーズ、地面に潜れ!」
シャワーズ「(わしゃわしゃと地中に潜り!)」
 応戦によってコールドを回復させてしまう事になったが、その隙に地面に潜る事が出来た。

クロ「コールド、真下に警戒! 氷のつぶての用意!」
コールド「……(頷き、さっき同様身体の周囲に氷のつぶてが溜まっていき、その所為でコールドの周囲に霧がかかったように見えるだろう)」
シュラン「……俺様が2度も…同じ手を使うと思うな?(クク、と笑んで」
 なにやら不適な笑み、その時、ばしゃあ!とコールドから離れた地点の地面から噴水の如く水が噴き出した!

クロ「指示してねぇクセに!(ビシッ、とシュランへ突っ込みを入れて、噴水を見て)」
コールド「(噴水へと視線を向け、首を傾げ)……なんだ?」
 いきなり噴出し始めた噴水に警戒するコールド、その時森からどすどすと足音を響かせてフラちゃんが現れた。
 どうやらこの時既に時間を過ぎていた様である。

フラちゃん「(森方面からどすどすと現れ、誰かを探すようにきょろきょろ)」
 バトルの邪魔にならない様に気をつけながら、離れた所で誰かを探している様子。

シュラン「(チラッとカンペ見ながら) こー、心の通じ合っている仲間同士ならば命じなくても分かるのだー。(…」
 カンニングペーパーを堂々と見る棒読みシュラン、やがて広場のあちこちの地面から噴水が噴き出して来る!

クロ「俺もだけど、お前が心を語るほど似合わねぇものは無いな!;」
コールド「……?(噴水が吹き出るたびに、其方へと顔を向けて)」
シュラン「やかましい!!; 言われずとも分かっている!(… シャワーズ、……今だ!」
シャワーズ「(コールドの後方にあたる噴水から液体の状態で飛び出し、姿を戻してコールドへ破壊光線!)」
 この位じゃないとロケット団員は務まらないのか開き直るシュラン、その指示を受けてシャワーズがとうとう動き出した。

クロ「Σ自覚してんのかよ!;(シャワーズの姿を見る瞬間に、指で指して)コールド、6時の方向仰角55度!撃て!」
コールド「!(姿は見ていないが、クロの言葉に呼応するように寸分狂わぬ氷のつぶてをシャワーズへと放ち! ――そして、破壊光線が直撃し、巨体が倒れた!)グゥ……!」
シュラン「溶け……! o○(しまった、破壊光線の反動で…!)」
シャワーズ「(氷のつぶてが直撃!吹っ飛ばされ、どしゃああ!と地面に叩きつけられた!)」
 とっさに対応するクロ達、しかし相討ちの形相を呈して互いに倒れてしまった。

クロ「……、……コールド。 ……良くやったぞ。」
 コールドはクロの呼びかけに答える事は出来ずに、モンスターボールに戻された。

クロ「o○(後はシャワーズ次第、か……/シャワーズへと視線を移して)」
シュラン「……残念……貴様を、水葬するだけの余裕は無いらしい。(冷汗を一粒流して、腕を組み」
シャワーズ「(片足ずつ、ぐぐっ…と立ち上がって) ……、……あれ…相手、は…?;(呼吸を荒げつつ、辺りを見て。ちなみに噴水は止まっている」
クロ「……ふん、始めから水葬なんてされるつもりはねーけどな。(肩をすくめて、シュラン見て。そしてシャワーズ見て)……くそ、コールド負けたか……悔しいな;(ぁ」
 どうやらシャワーズの方は何とか立ち上がる事が出来た様だ、この勝負、シャワーズの勝ち!


フラちゃん「(えっちらおっちらとおーーーくから、シュランの背後へ回り込もうと。まだまだ先/…)」
クロ「……あれ。 o0(あれは……フラ?)(とおーーーくだが、ゴーストに敏感なので何とか感知した様子)」
シュラン「(まだフラちゃんには気付いてない様子。) ……まァ、俺様のポケモンだ。負けるワケが無い。
シャワーズ「あ、……勝ったのね…;(どしゃ、と倒れ込んで」
シュラン「o○(氷のつぶて……氷タイプの技だから効果も少なく大丈夫だと思ったが、……。(シャワーズの方を見て」
 忘れかけていたフラちゃんがやって来た、だが気づいているのはクロだけの様だ。

クロ「……ふん、さすがシュランだな。(言いたくないが、とか呟いて近づいて行き。右手を差し出して握手を求めて)」
シュラン「……、……貴様もな。(ふん、と笑んで右手を出し、クロと握手をして)」
 善戦を称え合い握手を交わす二人、うーうるうる(…)

クロ「ふん……ところで、手当てしてやらなくて良いのか?(シャワーズを背中越しに、親指で指して/ぁ)」
シュラン「(『シロガネ山の美味しい水』の大きいペットボトルを取り出して、シャワーズに飲ませながら) ……薬だの何だのは持ちあわせん主義でな。(」
シャワーズ「(ごく、ごく…)」
 ミックスオレならもっと回復するのに、お〜れ〜、お〜れ〜、マツケン(略

クロ「(ちょっと苦笑を浮かべるも、頷いて)俺もポケモンの体調管理はシロに全部任せるから、持ち合わせていないな;」
フラちゃん「(シュランに背後からゆらりと近づく。…が、プレッシャー撒き散らしているので気づかない方がどうかしている(;)」
 ホラー映画の様に背後からシュランに近づいて来るフラちゃん、しかし気配は駄々漏れの様子。

シャワーズ「ふっかァァつ!!シロガネ山の水は違うなーw なんか消毒系の薬とか入ってたりなんとなく鉄の味がしたり。(…」
クロ「えーっ; シロガネの水って塩素みたいなの入ってるのかぁぁぁ!?;(ぁ」
 鉄の味のする理由も気になります。

シュラン「体調管理か…まぁ各自なんとかするだろう。( ……で……何だ、貴様。(フラちゃんに振り返って(」
フラちゃん「……じーっとシュランの顔を見/……;、何か判断したのか、一つ頷くとシュランに向かって自分の心臓部分に釘を打ち込み、呪いをかけた!(…)」
シュラン「……、……。(じーっとフラちゃんの顔を見て……ハッ!と目を大きく見開き!(」
 いきなり呪いをかけられるシュラン、安らかにお眠r(略

シャワーズ「はーぁ分かってないねぇ、これだから山の水の素人は; ほらほら、飲んでごらん?(ペットボトルをクロに差し出して(」
クロ「……素人、って水タイプに言われても;(苦笑しつつ、シャワーズからペットボトルを受け取って)……頂きます。(間接キスだなぁ……とか思いつつ、飲んでみる)」
シャワーズ「(間接キスなんて気にしないのさwとか思いつつ) ……どう?(ちなみに水は明らかに水道水な感じがするだろう(…」
クロ「……何これ、くさいな。 薬品が混じってる感じがするぜ?;(でも、喉越しは良いんだな、とか呟いて。ペットボトルを怪しげに見て/水道水を飲む風習が無い、とわかるだろう)」
 こちらはそんなシュランの受難など知らない様子のアベック一人と一匹。

フラちゃん「(きょと、とシュラン見/突き刺し体勢のまま/ちなみに呪いはかけただけで、命中したかどうかはまた別の話(;)」
シュラン「(当たったらしく、ぐはぁぁ、と胸押さえ込んで) きっ貴様ァァ突然何を…!;(」
フラちゃん「…………(カフェ方面を指差した/…;)>シュラン」
シュラン「?;(頭にクエスチョンマーク浮かべながらカフェ方向見て(…」
フラちゃん「………………(動き停止。指したまま/…;)」
シュラン「……誰かの命令、か?;(うぐ(」
フラちゃん「(こくこく/…)」
 呪われしロケット団と呪いしサマヨール、少なくとも私怨では無い様子。

シャワーズ「またまたー; シュランさんも言ってやってくださいよ、シロガネ山の水の旨みを。(…」
シュラン「水道水だ、一般的な。(」
クロ「飲めないことは無いが……水道水?(シュランを見上げて)川の水、じゃなくてか?(…」
 セルフツッコミの絶えないバトル後の広場での、当たり前の様なカミングアウト。

シュラン「誰のだァァ!; 貴様のトレーナーか、メリーかァァ!;( ……、……川の水では…ないな; 貴様いつも川の水を…?;(」
フラちゃん「(ふるふる/首を横に振り)」
シャワーズ「(あれェェェ!?おかしくね!?変じゃね!?とか言いながらペットボトル見て(…)」
クロ「それ以外に飲むものなんて無いだろう?(カフェのココアはマジ絶品、とか呟くも、前者は至ってさらっと言ってみせ)……その水道水とやらを飲まされたのか? どっちが素人かわからんなぁw(シャワーズへ笑んで見せて/…)」
 呪いをかけられたままのシュラン、イエスノーだけで会話をするフラちゃん、今になって騙されていた事に気づくシャワーズ、ココア好きのクロ、カフェの日常は複雑怪奇。

シュラン「……じゃあ誰だ?;(」
フラちゃん「……(暫く停止。…シュランを指し。地面を指す/シュランの部下,後輩と言いたいらしい(;)」
シュラン「……、……なるほど分かった。分かったから……呪いを解けェェ、とりあえず呪いを解けェェ!;(ぐはぁぁ(」
 それだけ元気ならそのままで十分そうなのに。

シャワーズ「ぐっ………水なんてどれも同じじゃないかぁ、全部エイチツーオーなんだ、天然水でも水道水でも何でも同じなんだぁ!!(…」
クロ「エイチツーオー……なぁ。(首をかしげて)」
 こちらは平和そうな一人と一匹、隣で苦しがっているシュランは目に入らないのでしょうか。

フラちゃん「(ふるふる/首を横に振った;)」
シュラン「何故だァァ!; 賄賂か、賄賂を貰ったか!;(」
フラちゃん「(ふるふるふる/貰ってはいない。貰っては(;)」
シュラン「なら何だ、何ゆえ奴の言うがままに俺様に呪いをかけた!?;(」
フラちゃん「………………(こて、と首を横に傾けた。そのポーズを言語化するならこう。「さあ?」)」
 さあ?で呪いをかけられているシュラン、日頃の行いのせいなのでしょうか。

シャワーズ「そうそう、水なんて全部同じ同じ。味なんて殆どしないしぃ、どっちかと言えばサイダーの方が好きだしぃ?(…」
クロ「サイダー……は、まぁ美味いよな。 水よりかは(…」
シャワーズ「そうそう!特にサイダーの缶を振りまくって人に向けて開けるのがまたw(…」
クロ「それイタズラじゃーん; 俺やられたら、イラっと投げちゃうよ?;(」
 サイダーを服に浴びるとべたべたが取れません。

シュラン「……貴様なんぞ成仏してしまえ…;(ばたり(」
フラちゃん「…………(シュラン見。困ったように/…)」
 そうこうしている内に、頑丈だったシュランもとうとう成仏してしまうのでしょうか。

シャワーズ「せめてモヤッとにしてよぅ、アレ当たったら痛そうだから…;(ぁ(はむ、とシュランの浴衣の裾を咥えて」
クロ「ふん、サイダーをかけるのはそれくらいの重罪なのさ。(…」
シャワーズ「……いつかサイダーかけてやるー;(…(咥えたまま、ずるずると引っ張って) さてと、そろそろ僕らも行きますねぇ?」
シュラン「(ぐぉぉ(…)」
クロ「……あぁ、お疲れ様。 またな。(シャワーズを見送って)」
 シャワーズに回収されるシュラン、それを見送るクロ、この日も平和なカフェでした。

フラちゃん「……(ひらひらと手を振り、クロ見)……(一礼すると、ドスドスドスドス(ry)と、高速の早歩きでカフェへ(;)」
 呪いをかけるだけかけて帰るフラちゃん、後で呪いはちゃんと解けたのでしょうか。

シャワーズ「あのラプラスの方にありがとうございました、と伝えてください、ではではぁ。(唸り声を上げて苦しんでるシュランを引きずって森へ(…」
クロ「あぁ、お疲れ。(此方も森へと消えて行き)」
 一人二人と帰って行き、やがて広場はいつもの静けさを取り戻した。



 バトルの結果:シュランのシャワーズの勝ち!