2019年3月1日 【未来の使者】フィアロウ  編集:ロイシェ

フィアロウ(軽めの夕ご飯を食べようと店内に入る。こたつを見かけ、歩いていったところで歩を止める。)(もう一人の自分が、そこで寝ていた。)
フィアロウ「……。」(ガン見)
フィアロウ(ダーク化コピー)( ーー)゛ (うとうと)
フィアロウ(無害そうに見えるのは無防備に寝ているからか、しばし眺め、)
アリサ「たのもー!」(バァン!と扉を開けたのはスメーシーワールドのマスコットキャラクター「ひれおくん」の被り物をした制服姿の女が表れ)
フィアロウ「な、なんだ!襲撃か!?」
アリサ「襲撃してんのはそいつ!」(フィアロウ(ダーク化コピー)を指さし、)「セレビィが言ってたでしょ!ダーク化したコピーが出てくるって!」
フィアロウ「そ、それは言われたけれども……!」
アリサ「もー、そうやってこたつの中で寝てるから風邪ひくんだって!ほら、出た出た!」(がしっ、とダーク化コピーの両腕を掴んで出そうとするが……。)
フィアロウ(ダーク化コピー)「やだ!こたつの子になる!」(もそそっ、とこたつに潜り込もうとする)
フィアロウ「う、うわぁ……。」(こたつに潜り込もうとする者と引っ張り出そうとする者の攻防が続き、)
アリサ「この……、」(スウッ、とピカハンを出して、)「クソ親父っ!」(どごす。とダーク化コピーの頭をぶっ潰し)
フィアロウ(ダーク化コピー)(☆◇☆)!!
フィアロウ「…………。」
アリサ「……」(ぜぇはぁぜぇはぁ、と息を切らしている。)「これだから親父は……。」
フィアロウ「……あの、親父って……?」
アリサ「ななな、なんでもないでーす!失礼します!」(ばたばた、と外に出ていく。ぱさり、と封筒が落ちた。)
(静かな入り江のモニター。海面にルギアの形をした影が、ゆらりと揺れた。)

現代人&未来人交流企画「未来の使者」

フィアロウ「………?」(封筒を拾い上げ、封筒を開き読む。一つ頷いて掲示板に張り付けた。)
フィアロウ(転がっていた石を拾い上げた。それをポケットに入れてふと、静かな入り江のモニターを見たが、影はなかった。)