2019年3月19日 【未来の使者】スフレ  編集:ロイシェ

「パンドラの箱」が開かれて暫くした後、黒の文字で書かれた灰色の紙が貼られた。
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どうも、私はスフレのダーク化コピー。
スフレ、あなたには大切な恋人、バロンが居るでしょう?
ホワイトデーののひと時はあなた達、バロンとスフレにあげる。
でも、その後にもっと素敵な「試練」をあげる!
3/19(火)21時に広場で待ってる。
一人で来ちゃだめよ?バロンも一緒に来てね。
約束よ?
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そして当日。広場にて。

スフレ「・・・。」
バロン「やあ。約束通り、二人で来たよ」(決意を秘めた表情で歩いてくる。)
スフレ(ダーク化コピー)「ふふ、約束通り来てくれてうれしいわ。」(木々の奥から声が聞こえる。)
スフレ「・・・それじゃあ、さっそく始める?私。」(一歩前に進み出る)
カゲロウ(観客席にいる。そこからまずは見守っているようだ。)
スフレ(ダーク化コピー)「ふふっ、うふふっ、」(愉しげな声を上げて、)「物心ついたころから孤児院に預けられていた。かわいそうな私。」(木々の隙間から歩いてくる。)「を、救ってくれた、バロンの愛。」(バロンを見て)
スフレ(ダーク化コピー)「それってさぁ、」(スフレを見て)「本当に愛なの?」(首をかしげる。)「私からの攻撃、5ターン耐えたら……スフレ、あなたのバロンへの愛ってものを認めてあげる。」(手をバロンへと向け)「耐えられなかったら、……その程度の愛って事!」

スフレ(ダーク化コピー) 《バトルが成立!コピーなので素早さは同じです。そちらの1D6vsこちらの1D6で高い方が先行を取ります。》(1D6 → 2 = 2)
スフレ「・・・!(バロンに向けられた手を見て、反射的にバロンの前に立ち、守ろうとする)(1D6 → 4 = 4)
カゲロウ(見た感じは二対一。危なそうな時に助けに入れるよう準備はしている。)

【1ターン目】
スフレ「行くよ!」(まずはバロンがリフレクターを展開。挨拶代わりにスフレがスピードスターを放つ)
スフレ(ダーク化コピー)「お互いに必要として、必要とされてる……。」(スピードスターを受けながらも練り上げるダークオーラ)「あのね、それって、言葉を変えると……」(ダークオーラを二人に浴びせようとする。)「依存って言うの!」(ダーク技『ダークダウン』)
カゲロウ「頑張れー!ダーク化コピーに負けるなー!」(観客席から応援)

【2ターン目】
スフレ「依存・・・!?」(ダークダウンの効果で、体から力が抜けていく。バロンもそれを感じているようだ)
バロン「・・・思ったより、言葉がきついね。君は本当にスフレなのかい?」(2ターン目はスフレがタネマシンガンでけん制。回避コースをつぶしたところにバロンがムーンフォースを叩き込もうとする)
スフレ(ダーク化コピー) 「ふふっ、ちょーっと手厳しかったかな。でも本当の事でしょう?」(弧を描くように笑み、カゲロウの応援を聞き、)「色んな人に支えられて、今を生きている。」(ダークオーラを練り上げながら、走って、)「でもどう?貴女は、その人達を失ってもなお……。」(走って、ムーンフォースを叩きこむバロンへ手を伸ばし)「自分で立てる!?」(バロンへ『どくどく』を仕込もうと!)
シアス(あのチラチーノがラモン達が言っていたポケモンかな?と思いながらハトーボーと一緒に観客席に座っている)
カゲロウ「バロン、危ないっ!」(と叫ぶが、間に合うかどうかはわからない)

【3ターン目】
バロン「しまった・・・!」(回避が間に合わず、どくどくを喰らう。若干だが顔が青ざめた)
スフレ「バロンっ!」(『自分にかまうな』というバロンの目に気付き、コピーに走り寄ってがむしゃらにスイープビンタを繰り出す)
アテナ(ひょいっと観客席にどこからともなく現れて、座っている。尻尾を揺らして、様子を見ているようだ。)
シェリカ「確か今日、だったわよね。」(観客席のそばにやってきつつ、様子を見るのは白いチラーミィの女の子、シェリカ。実は観客席の陰に未来から来たエレもいるようだ。)
スフレ(ダーク化コピー)「……やるじゃない。」(スフレのスイープビンタを食らい、ふふっ、と笑って、)「やっぱり怖いんだ。自分の親のように失うことが。一人で立てないから!やっぱり依存じゃない!」(こちらもスイープビンタを繰り出す。1D5の出目分当たる。) (1D5 → 1 = 1)
カゲロウ「……………。」(拳を握る。こんな時に何も出来ないのが悔しいようだ。)
シアス(親という言葉を聞いて、少し目を見開いた。そうか、彼女は……。と思いながら、スフレを見守っている)

【4ターン目】
スフレ「うぐっ・・・!」(お返しのビンタにふらつく)「違う・・・!そんな薄っぺらいものじゃない!私は、私はぁ・・・っ!」(泣きながらもう一度スイープビンタを繰り出すも、反論は出てこない。そこにバロンが体をおしてすてみタックルで飛び込む)
バロン「依存だって、なんだっていい・・・!俺はただ、スフレが笑っていてくれれば、それで・・・!」[スイープビンタの回数!] (1D6 → 5 = 5)
スフレ(ダーク化コピー)「泣く?泣いちゃえば?助けてって!そう、バロンに泣きついたらどう!?」(『ハイパーボイス』を二人へ向けて)「……っ!」(スフレの『スイープビンタ』5回と、バロンの『すてみタックル』をくらい、体が薄くなり始める。)「薄っぺらくないのなら……最後まで見せて貰うわよ!スフレとバロン、貴方達の意志を!」
アテナ「言ってやれ、スフレ!好きな奴と一緒にいて何が悪いってな!大好きな奴の傍にいたいのも一緒にいたいのも、当たり前のことだろう!それで、依存だったら俺も依存になるわ!世の中の夫婦も恋人もな!」(なんて、声をかけつつ尻尾を揺らしている。)
カゲロウ「……………。」(けれど、最後まで見ていようと決めた。それが自分が出来る精一杯の事だから。)
シェリカ「……依存。」(スフレさんのダーク化コピーが口にした言葉に、考える仕草。依存。大切なひとのそばにいたいという気持ち。これがもし依存だというのなら、きっと…。) 「…ふたりとも、負けないで… がんばってぇ!!」(大声で、応援を精一杯。)
シアス「イーハトーブ!」(両手を組んでハトーボーに声をかける)
イーハトーブ(一声上げると、両翼を合わせて目を閉じた。『おまじない』だ)

【最終ターン】
スフレ(みんなの声援を受けて)「みんな・・・!」
バロン「なら問おう!君にあるのか!?すべてをなげうってでも守りたいと思えるものが!」(その言葉に呼応するように、どこからともなく飛来したてだすけの乗った10まんボルトがハイパーボイスを打ち消す。)
ラモン「遅くなった!ごめんな、母さん、父さん!」(説明は後!とアマリアも参戦)
スフレ「あなたの問いに、答えはまだ出せないけれど・・・!それでも、私は!」(力強くコピーを見つめ返す。さらにスイープビンタを繰り出し、バロンはとっておきを使う!)(1D5 → 2 = 2)
スフレ(ダーク化コピー)「それじゃあ、耐えきって見せつけて!」(スフレのスイープビンタを食らい、)「私を乗り越え、」(バロンの『とっておき』を食らって)「運命を凌駕する!」(二人へ向かう姿。力を振り絞り、)「絆の強さを!」(再び『ハイパーボイス』!)
スフレ「・・・っ!!」(スフレはバロンに覆いかぶさるようにまもるを展開。その後ろからバロンがムーンフォースで、ラモンが10万ボルトで、アマリアがハイパーボイスでそれぞれ相殺を狙う!)
カゲロウ「………絆、か。」(自分の胸に手を当てる。今でも感じられる、暖かな繋がり。それが絆なんだと。そして、それが悪夢に打ち克つ力だと。)
アテナ(傍にいたカゲロウさんの傍に移動しながら)「カゲロウ、お前も心配で来てたんだな。」
カゲロウ「……あぁ。スフレもバロンも、俺の大切な、友達だからな。」(アテナさんに応えて)
アテナ「・・・そうだな・・・。・・・・俺も、試練か・・・。」(と、声のトーンが落ちた。)
カゲロウ「大丈夫、アテナは独りじゃないから。」
アテナ「そうだな・・・。」

スフレ(ダーク化コピー)「……私には居なかった。」(光の粒となって、それでも聞こえる声。)「守るべきものが。お互いに思い合って、お互いに必要としてる。二人で築く「愛」が。」(光がスフレの元にふわりと来て、)「そして、スフレとバロン、二人には私が持っていなかったものを持っていた。………スフレが泣いてでもここまで守り切れる、「愛」の形が。」
スフレ達「・・・。」(四人で声に耳を傾けている)
スフレ(ダーク化コピー)「お疲れ様。みんな。」(そう言いながらスフレの前の光の粒が形作るのは……誕生石であるグリーンスピネルのペンダント。希望と幸福。そして愛情の意味を持つ石。)「あなた達なら、これからの運命も、乗り越えられる。」(バロンとラモン、アマリアの元にふわりと羽が舞い降りる。任意のOパワーLv1が一回だけ使えるようだ。)
スフレ(ダーク化コピー)(光の粒はペンダントを残して消える。そこにはいつもの広場が広がっていた。)
スフレ「ありがとう・・・私も、もっと頑張る。この愛を、誇れるように。」(ペンダントを首にかけ、にっこりと空へとほほ笑む。)