2019年3月22日 【未来の使者】アテナ  編集:ロイシェ

ハウル (遺跡入口前に回廊のゲートが現れ、そこから出てくる)「……さて、今日はここだったな。」
アテナ (さくさく。重い足取りでやってきた。きょろっと辺りを見回して。)「・・・ふぅ・・・。」
ハウル「お、今日の主役が来たかな。何はともあれこんばんは。……まぁ、気持ちは分からんでもないけどらしくないね。」(アテナさんに)
グランス「やっほー。見届けに来たよー。」(ふわ〜、と、遺跡の前にゆらゆらやってきて)
セレビィ「こんばんわ。みんな。」(ふいよっ、と現れて)
アテナ「・・・・・・ああ、ハウル・・・。・・・・何、あまり、見せられない・・・生き方ってのが、あるからな。」(ん?っと顔を上げる。)「セレビィ?」
スフレ「皆さん、こんばんは。」(自分の試練は終わったというのに、どこか緊張ぎみに挨拶する)
セレビィ「これから案内するけど、今なら引き返せるよ。とだけ言っておくね。」(ちちち、と指を振り、)「そうでなければ、反応のある場所へ案内するよ。」
シェリカ「今日は、アテナさんの試練の日… アテナさんは大丈夫、かな。 …あ、こんばんは?」(とことこ。セイラと一緒に歩いてやってくるシェリカ。今日は緊張気味に。)
ヨシナリ (のそのそ。 遺跡の近くまでゆっくり歩き……少し離れた場所で足を止めた。 心配で様子を見にきただけだから、あんまり近づきすぎて邪魔にならないようにしたい。)
フライト「……? どうしたんですか」(一方横を歩いていた青年、急に立ち止まったつりびとを見て首を傾げた。様子を見にきたのにここで止まっちゃ意味無いでしょ、と急かしてセレビィのほうへ向かう。)
アテナ「・・・ああ、みんな・・・。」(ようっと片手を上げてご挨拶をしつつ、)「・・・・セレビィがそんなことを言うってことは・・・あまり、宜しくないものを見せられるんだな・・・。」
ハウルり結構集まってきたね。過去がどうあれ、それを乗り越えるのが試練だしね。」(アテナさんに)「……引き返すくらいなら最初から来てないさ。」(じゃあ案内よろしく、とセレビィさんに)
グランス「あ、セレビィだ。」(やほー、と手を振って)「今なら引き返せる……?何だかやばそうだね、僕とミズの時みたいにならないといいけど……」(と、不安そうに眉をひそめて)
スフレ「・・・お願いします。」(お世話になった人の力になれるだろうか、と考えている)
シェリカ「…。どうか、案内をお願いします。 いいよね、セイラくん?」(緊張気味ながら。しかし、真剣な眼差しで…セレビィさんに案内をお願いするだろう。それから、セイラに確認するようにそう問いかけて。)
セイラ「もっちろん!おねえちゃんの力になる為に、ここにきたんだもん!」(こっちもいつでもいけるよ〜って。 皆さんが向かうなら2匹一緒についていきます。 …そんな2匹の後ろから、もう2匹。様子を見つつついてきてるけど。未来のエレとリルナである。)
セレビィ「いつだってそうだけど、……遺跡に居るって事は、「いつでも引き返せる」って事だと思うからね。」(うん、と頷き、ふわふわと飛んでいく。)「ついて着て。案内するよ。」

ハウル「さて、行きますかね。」(セレビィに付いていく)
スフレ「・・・。」(ゴクリと唾を飲み込んでセレビィについていく)
アテナ「・・・・もし、見ていたくないと思ったら、遠慮なく逃げてくれ・・・。昔の俺は、そういう生き方だ・・・。」(コートに片手を入れて、付いていく。足取りは相変わらず重い。)
ヨシナリ (ぶっちゃけ戦闘に関しては問題無いんだろうけども。昨日の話からしてまた精神に負担のかかる内容の試練が発生するかもしれないから。 ……そっと列の後ろを追い始めた。)
フライト(つりびとの後ろを歩きながら、この人さっきまで距離開けてたのに遺跡に入った途端距離詰め出したなぁと思っている。 多分試練そのものにビビってるんだろうけど……)
グランス oO(大丈夫大丈夫、死ぬことより悪いことはないからねー………って言おうかと思ったけど、この様子だと言わない方がいいかな……)(空気の沈まりように、幽霊も大人しくついて行く……)
セレビィ (ふわ、ふわ、と後ろを見ながら、飛んでいく。そうして辿り着いた一つの扉。)「ここだよ。僕はここにいるから、覚悟が出来たら入ってね。」
ハウル「こないだの闇の世界に続く扉とは異なるかな。」(扉をじっと見てる)
アテナ「・・・ありがとう、セレビィ。」(ポケットの中のぬいぐるみの感触。見えないように握り締めつつ。コートから手を出して、扉に手をかける。)「・・・・・。」(自分が引き返すわけにいかないのだから、中に入ろう。)
シャイト (皆の後ろから息を切らしながら走ってくる)「ま、間に、合った……?」(呼吸を激しく繰り返しながら皆を見上げる)
アテナ(ダーク化コピー) (扉を開けた先、広がるのは裁判所。踏み込んだのは傍聴席。一番奥の壁に「正義」を示す目隠しをして天秤を掲げる女神の絵が見える。)
セイラ(アテナさんを少しでも安心させようとしているのか。アテナさんのそばにとたたっと近寄れば、にこっと笑顔を見せていき。それから、シェリカと一緒に扉の前へと)「…覚悟はここに来る前に、準備して来たもん。」(そして、大きく深呼吸し、準備もおっけー。シェリカと共に…アテナさんのあとに続く様に、扉に入ろうとするだろう。)
ヨシナリ (……あぁ、この間の試練と似たような雰囲気だ。 一寸目を瞑り、静かに深呼吸をしてから、後に続こう。)
フライト(走ってきたシャイトに小さく会釈をし、自分も扉を潜る。)
スフレ「・・・。」(緊張か怖さか、小さく震えている。それでも、逃げたくなかった。)「すう・・・はぁ・・・よし。」(深呼吸して、皆に続く。目の前に広がる景色に少々面食らっているだろう)
ハウル「なるほど……、いかにもってところね。人の過去を弾劾してあげつらって精神攻撃をしようってかい?ねぇ、偽物さん?」(まだ見ぬ誰かに語りかけるように)
神父「おや、おやおやおや。これは異なこと妙なこと。悪しきちからを感じて来てみれば。たくさんの人が集まっておりますなあ」(懐中時計を眺めながら歩いてくる神父は、大袈裟な動きを交えながら、呟きと称するにはやけに響く声で語りながら、さも当然のように扉の中へと入ろうとする)
アテナ(ダーク化コピー) 「友情の誓いを交わした二人の片割れに、」(セイラの近くの壁に映る、腕を交差する者たちの影絵。)「俺は等しく終わりを与えた。」(片方が倒れ、もう片方が膝をつく。)
アテナ(ダーク化コピー) 「愛の誓いを交わした二人の片割れに、」(スフレの近くの壁に映る、手をつなぎあう者たちの影絵)「俺は等しく終わりを与えた。」(片方が倒れ、もう片方が顔を覆う。)
グランス ……遺跡の構造、どうなってるんだろうねー……?(女神の絵を睨み付けるようにしながら、中に入る。)……それで、ここは何をする部屋なのー?(誰に聞くわけでもなくそう言って)
アテナ(ダーク化コピー) 「子を護る親も、幼き子も、すべて、すべて、」(ヨシナリの近くの壁に映る、子を抱く親が倒れる影絵。グランスの近くの壁に映る、子どもが倒れる影絵。)「俺は等しく終わりを与えて、そうして俺は、ここにいる。」
アテナ「・・・・・。」(正義の女神。天秤。周囲の子供たちの様子に、深呼吸をしたところで神父さんの声に思わず振り返ったり。・・・いや、苦笑を浮かべつつ。今度は前を見る。)「・・・・。」
シャイト 「……っ」(前はあんなことになってしまったが……、今度は大丈夫。皆の試練を目の当たりにして何を思うか。それが、自分に課された試練なのだ。そう考えを巡らせ、拳を握りしめながら中へ進んでいく)
アテナ(ダーク化コピー) (アテナが前を見ると、)「ようこそ、」(証人の立つ場所に居た。アテナに振り向き、)「ルナティックのアスティーナ。そして、その仲間である皆さん。」
ハウル「いい趣味してるじゃん。そっちのアテナはどういう試練を与えるんだい?」(ダーク化コピーを見て)
アテナ(ダーク化コピー) 「ここは、裁判所。罪を犯した者を、裁く場所。」(グランスの言葉に応えて。)「ありがとう。」(弧を描く笑みを浮かべ、ハウルへ。)
アテナ「自分で自分の姿を見ると、何とも言えない気分になるな。・・・そして、久しぶりに聞いた名だな・・。」(その称号はと付け加えて。)
ヨシナリ「……、」(次々と現れる影絵に、折角整えたばかりの呼吸が止まる。 思わず後ずさりかけたところを背後のフライトに支えられた。 ……いや。まだ問題無い。“演出”に、少し、驚いただけだ。)
グランス「へー、裁判所って言うんだねー。」(ありがとー、とダークアテナに手を振って)「……あれ、罪??」(と、首を傾げた。罪人はどこにいるんだろう?)
シェリカ「……………。」(かつての事。おぼろげな記憶の中で、アテナさんが口にした言葉を思い出し。その意味を理解するだろう。覚悟はしていたが、なるほどね… と、より緊張を崩さない様子で。シェリカ、そしてセイラもダーク化コピーの方のアテナさんを見ているだろう。)
アテナ(ダーク化コピー) 「俺はかつて罪を犯したルナティックのアスティーナとして皆に立ち向かおう。そこからどう乗り越えるか、見させてもらうよ。」(手を地面に翳す。砂埃がふわり、と吸い込まれるように手中へ)
シャイト (壁画を黙ったまま見つめ……進んでいく)アスティーナ……アテナ……(2つの名を交互に繰り返しながら2人のアテナを見遣る)
スフレ「罪・・・」(受け止める覚悟はしてきたつもりだ)
ハウル「はいはい、前口上はいいからかかってきなよ。これはアテナの試練だけど、私のリベンジマッチでもあるしね。本物じゃないけど、負けたままは嫌だしね。」(キーブレードを出現させる)
神父 (特に止められなかったので入ってきた。アテナを見て)「ふふふ。罪、罪ですか。果たして罪業(クライム)か原罪(シン)か? いえ、あるいは陶酔(ドラッグ)やもしれませぬが? はてさて」
アテナ「気をつけろよ、みんな。あの砂鉄、本気出したら岩だろうがざっくり行くぞ。」(シャイトさんの言葉に、そちらを見遣って。)「・・・俺の名前だ。俺の名は、アスティーナ。それが本来の名前なんだ。師匠から貰った名前がアテナなんだ。」(神父さんの言葉に、罪。と呟いた。)「・・・俺の罪は、生まれたことか・・・生き残ったことか。未だに迷い続けている。」(同じように砂鉄を取り出した。)
アテナ(ダーク化コピー) 「それはきっと、原罪(シン)でもあり、罪業(クライム)でもある!」(手を振りかざす。砂鉄が地面から針山のように突き出し、地を征く者も空飛ぶものも貫かんとする。『サウザンアロー』)
グランス (周囲を見渡し、自分の傍の壁の影絵を見て、生きていないが生唾を飲み込んだ。)「砂鉄で岩……!?ぬいぐるみじゃなくて良かったー……;」(「騒ぎが収まるまではまた破られないようにするために使用禁止」と言われていたが、その通りだったようだ…)
神父「なるほどなるほど。生誕は罪なりや? 生存は罪なりや? それは言い換えれば『生きる事は罪となるか?』とも言えますな。なるほど。「被告人は生存している。よって罪である」と主張しているわけで――おっと。これは乱暴な」(足下から出た黒く巨大な何かが、神父の身体を包み込んで砂鉄の雨を防ぐ。それはとぐろを巻く黒い大蛇(アーボック)。爛々と輝く真っ赤な瞳は、生物よりはある種の殺戮機械の如き禍々しさと寒々しを感じさせる)
スフレ「そんな・・・生まれたことそのものが罪だなんて・・・!」(『まもる』を展開し、針を防ごうとする。しかし自分ひとりを守るのが精一杯の様子だ。)
シャイト (アテナの言葉で合点がいく)「……なるほどね。」(罪……と復唱する。心当たりは沢山ある。しかし、惑わされてはいけない。高く跳躍し、足場にある砂鉄の針山を崩そうと『ほうでん』を地面に向かって放つ)
ハウル「よっ!」(針山をホイールロールで間一髪で避ける) 「炎よ燃やせ!」(空中から炎属性の魔法ファイガを三連発。)
イグニス「…これって彼女を倒せばよいのかしら?」(大太刀を構え自分に飛んでくる矢を斜め前に打ち返す)
ヨシナリ (……そんな事 罪だなんて言うんじゃないよ。少なくとも、今の君を気にかけている人の前では。 ……そう言えるほど軽い問題じゃ無いんだろうな。 鞄からモンスターボールを取り出した瞬間、)
フライト「あぁーこれはおじいちゃん死んじゃう!!」(咄嗟につりびとを担ぎ上げて針山から庇った。 もろに傷を負うが人間よりは丈夫なようで、人を担いだ体勢のままコピーのアテナを見据える。)
ヨシナリ「ぇ、っえぇ、あ、あかんこれあかん……」(…(フライトの上で器用に逃げ腰になりつつもボールを放り投げ、これまた器用に竿を前に突き出す。)
錦鬼丸(出てきたアズマオウ、立派な角をコピーのアテナへ向け、真っすぐに『れいとうビーム』を繰り出した!)
セイラ「…かつての罪、かぁ。」(少し心配そうにアテナさんの方を見つつ、構える。と、突きだしてきた砂鉄の針を諸に食らう訳にもいかず)「!? 下からくる!?」(とりあえず、どうにかしないとまずいと思い、こちらもお得意の『エレキネット』展開。地面にばあっと広げてこちらも針山を崩すお手伝いだ!」
シェリカ「…私も微力ながら、援護しますね…!」(こちらは後方に跳んで回避を試みる。とたた、アテナさんに駆けよれば『てだすけ』をかけようとするだろう。まずはいつも通り準備から。)
アテナ「危険と判断したら逃げてくれよな。」(白い砂鉄が獣の手のようになりアテナの両腕にくっ付く。大きく跳躍して『こうそくいどう』をしながら自分のコピーに向かって獣の刃を振り下ろす!)
アテナ(ダーク化コピー) 「青の瞳を持って生まれ、」(するり、と証人の立つ場所を潜り抜けて、)「……そうして多くの者たちに終わりを告げた。」(振り下ろした獣の刃から守るように繰り出すのはダーク技『ダークレイブ』 地面から湧き上がるダークオーラを自身を中心に相対する者たちへ突き刺そうとする。)
アテナ(ダーク化コピー) 「過去に罪を犯した俺に、幸せを享受することは可能か否か。」
グランス「ぬいぐるみだったらヒーラーになれたのにっ……!」(バトルとなればゴーストタイプになる。つまり攻撃を避ける必要が生まれる。)「誰かに潜った方がいいかな……!」(ふわっと浮いて足元の剣山から逃れる。)「うーん、ちょっとちまっこいけど……!」(錦鬼丸の『れいとうビーム』の光で生まれた剣山の影を集めて、『タネマシンガン』としてダークアテナに放った。)
アテナ(ダーク化コピー) (それは、攻撃を相殺するように放つ攻撃だった。炎の魔法も、『れいとうビーム』も、打ち返される攻撃も、『タネマシンガン』も。)
神父「できますとも。貴女が赦しを望むならば。ええ、ええ、いつだって。救いの手はあなたの傍らにあるのですよ。あなたがそれを見ないようにしているだけで。触れないようにしているだけで。ええ、ええ。 ――アテナ嬢。そんなに幸福が恐ろしいのですか?」(三眼のシンボルが、揺れる。ゆらり、ゆらりと。嘲るように)
スフレ「ぐふっ・・・!」(『ダークレイブ』が直撃するも、なんとか立ち上がる)「そうです!・・・犯した罪は・・・消えないのかもしれない。でも、償うことはできるはずです!」(神父さんの声に賛同し、反撃の『スピードスター』を放つ)
ハウル「心ある者は生きているうちは大なり小なり過ちを犯してしまうものさ。それが罪と形容されるものであっても。大事なのは罪に苛まれる事じゃない。それを受け入れ、過ちを二度と犯さないよう変われるかだよ。」(リフレクで『ダークレイブ』を防ぎ、氷の魔法ブリザガで反撃する。氷の弾が一直線にダーク化コピーアテナに飛んでいく。)
チビハカセ「ダーク技を使うなら、ダークポケモン(人間?)の僕の出幕かもしれませんね。」(『ダークレイブ』を引き付ける。小さな体だが、平然と引き付ける。効果はいまひとつのようだ!)
神父の黒ボック(広範囲に広がる『ダークレイブ』に対して、竜尾(ドラゴンテール)の如き渾身の一撃を叩きつけて相殺させる)」
アテナ (吹き飛ばされそうになりながら、攻撃を受ける。全身が痛い。)「・・・・全てを壊した俺が・・・滅ぼした俺が、誰かを幸せにできるなんて思ってもいなかった。憎しみしか向けられなかった俺に、温かさを教えてくれたのは・・・みんなだった。・・・過去の俺も、今の俺も・・・・全てひっくるめて、俺なんだと。・・・俺は、罪を犯した俺を倒したいんじゃない・・・。全部受けて生きて・・・生きたいだけ・・・。」
フライト「っ、あぁーもう今日は介護に徹するからね! 指示はお願い!(つりびとを後ろに投げ捨て、『ダークレイブ』の盾になる。 大丈夫だ、次からは防御に徹すれば何とかなる……はずだ)
ヨシナリ「……っづ、…………「罪を償わせること」と「幸福を取り上げること」は別モンだろうが」(周りのダメージに比べれば地面に落ちた衝撃位文句を言うほどの事でもない。 今度は下から上へ、竿を平行に引き上げた。)
錦鬼丸(ぽん、と大きく跳ね、ダークアテナに近づいたかと思えば、角から放たれた光が大きく伸びてダークアテナを追尾するような軌跡を取り始めた。 『スマートホーン』だ!)
イグニス「守りに来たよ。」(大太刀を構えてフライトさんのところへ駆けつける)
シャイト「セイラ、ナイス!」(親指を立ててグッドサイン。地面に降りるや否や『ダークレイブ』を食らう)「くっ……!皆の言う通りだ。幸せになることは悪いことじゃ……ない!」(そう叫びながら、地面に手を叩きつける。ダークコピーのアテナの足元から草が生えて、足を捕らえようと伸びていく。『くさむすび』だ!)
シェリカ「今度も下から…。きゃっ!?」(『ダークレイブ』を再び避けようとするも、『てだすけ』直後ではさすがに間に合わずに、かするだろう。思わず悲鳴を上げつつ後退。」
セイラ「…誰だって、間違いはするものだよ。間違えない、完璧な存在なんて…いないもの!」(足元から噴き出した『ダークレイブ』を前に向かって走る事でかわしつつ、当たらないようにしながら前進!前進!ある程度、前に進んだところで手を掲げ、指を輝かせる! 広範囲に影響する攻撃が多いので意味ないかもしれないが、『このゆびとまれ』による攻撃吸引を試みるだろう)「大事なのは、間違いをしたあとでどう向き合うか。どう生きるか、だと思う!」
フードの男 (いつのまにやらアテナの背後にいた)「…。」
アテナ(ダーク化コピー) 「数多の裁き切れないほどの罪を抱え、生きていく。」(『スピードスター』を視線に納めながら、裁判官の座る場所に辿り着き、)「不幸せになった者を其の儘に、俺は幸福を重ねて生きていく。」(再び砂鉄を準備し、『サウザンアロー』を放とうとして、『くさむすび』で捉えられた。)
アテナ(ダーク化コピー) 「………。」(捕らえられた自身に氷の魔法を受け、『スピードスター』『スマートホーン』を受けた。)「全部受けて、あなたは生きたいの。」(傷を受けた、もう一人のアテナが、アテナに問うた。)
フライト「え?」(イグニスを見て瞬き。)「……あー……大丈夫です、自分で何とかします。俺の近くにいるとちょっと危ないですから……」(ただいま介護している“攻撃役”からの流れ弾に当たるかもしれない。ご自分の身を守ることに専念してください、と。)
グランス「怖いなー、当たったら多分、僕一撃だよー……;」(『ダークレイブ』から逃れるために、更に距離をとった。色々な技が発する光で出来た、地面の石ころの影を使って再び『タネマシンガン』)
フードの男 (コピーアテナが裁判官の席にいるのを見て)「…被告人は誰でしょうね。被害者は誰でしょうね。ー少なくともあなたは裁判官ではないでしょうけど。」
イグニス 「えっ?」
チビハカセ「わかったわ。気を付けてね。」(イグニスの声で喋り定位置へテレポート)」
ハウル (スフレさんを見かけて駆け寄り)「癒しを。」(魔法ケアルガをスフレさんと周囲の皆に掛ける) 「過去は過去、今は今よ。過去の鎖に縛られないで生きてもいいと思うんだけどね。」
アテナ (突然背後に立った、フードの男に思わず振り返った。)「誰?」(そう問うた時に。自分のコピーからの問いにすぐに前を向いた。)「・・・・俺は・・・。」
リュネル「ティーナ!」(白いマントを翻して、飛び込んでくるエルレイド。『テレポート』でアテナの前に立って剣を構えた。)「遅くなってすまない。」
アテナ「・・・リュネル・・・。」
リュネル「・・・今度は、君を守るから・・・。」
アテナ「・・・・・。」(ゆっくりと頷いて。)「・・・ああ・・俺は、仲間のためにも・・・生きて、いきたい。全部、受けて。」
スフレ「・・・私に、何かを言う資格はないのかもしれない。でも、背中を支えることはできます!」(傷が癒えていくのを感じる。たかだか十六の子供に、何が言えるだろう。今できるのはアテナさん達を支えることだけだ。こちらもタネマシンガンで攻撃!) (1D5 → 1 = 1)
神父「1の生は10の死で。1の幸福は100の不幸があってこそ成り立つもの。社会とはそのシステムを効率よく運営するための屠殺場。宗教とはそのシステムに適当な謳い文句をつける肉屋にすぎず。 自分の手で不幸を捌いたからといって、そう嘆く事もないでしょう。皆、似たり寄ったりなのですから。」
アテナ(ダーク化コピー) 「全部、受けて、」(グランスとスフレ、二重の『タネマシンガン』を受ける。)「過去を、背負って、生きる。」(リュネルを一瞥し、)「仲間のために。」
ヨシナリ (全部受け止めて生きると言った。 ……実際の行為を目にしたわけではないが、耳にした限りでも一般とはかけ離れたほど重たい意識を背負っていることはわかる。ひょっとすれば全部受け止めるという名目のもとに皆の前から姿を消した方がよほど楽な道かもしれない。) 「……。選ぶ勇気があるなら、周りに道を開けてもらう権利くらいは持っていいだろうさ」(それをやさしい言葉で言うと「過去はどうあれ今の君は自分が支える」だ。 ……そこまで真っ直ぐな言葉は周りの子供達に任せることにして、こちらは体勢を整えて竿を構えよう。)
シャイト (地面から手を離す)「砂鉄の攻撃は止めた、けど……」(ダークコピーのアテナを見上げる)「逆にアテナが不幸せになったって……不幸せになった者が幸せになる保証なんて無いじゃないか……!」
イグニス「…私もみんなみたいに良い言葉が言えれば格好良いのになあ… ただ、無念に思うばかりね…」
フードの男「かつてあなたは、尽くせる範囲での最善を尽くしてきたのでしょう。その結末が既に出たと、誰が決めるのでしょうね。」(アテナへ)
スフレ「そうです!」(シャイトさんに続く)「それなら、あなたはどうしたいんですか!?アテナさんはどうすればよかったんですか!?」(ダークコピーに問うだろう)
セイラ(話を聞き、一度…『このゆびとまれ』を解くだろう。指を降ろし、アテナさんとリュネルさんの方を見ている) 「おねえちゃん… 過去は変えられない。けど、今からなら…変えられるよ。僕は、おねえちゃんを支えたい。僕やシェリカ、みんなを救ってくれたおねえちゃんを……。」(だから、おねえちゃんも…一緒に幸せになろ?と、伝えようとするだろう。誰かを不幸にしたかもしれない。けど、アテナさんは誰かを救ってきてもいる。そう伝えようとするだろう。)
シェリカ「私も、その… 間違えたけど、アテナさんに救われて。そして、幸せになれたもの。」(だから、アテナさんも幸せになれるはず。と、伝えようとしつつ。)
アテナ「俺は今でも夢に見る。地獄を・・・赤い景色を声も臭いも全てだ。だけど、彼が・・・・生きていて欲しいって、傍にいて欲しいって言ってくれた。血にまみれた俺でも、いいって・・・。」(周囲の人の声に耳を揺らして、フードの男を一度振り返ってみた。)「・・・・こんな俺でも、誰かのために生きていける・・。誰かの何かになれる。勝手に死ぬなんて、許されない。俺は、もう・・・1人じゃないから・・・。」
ハウル「過去のアテナがどんな事をしたかは知らないし、興味もない。でも、今は「仲間との絆を信じているアテナ」がいるという事は変われたって事。確かに罪は赦されないかもしれないけど、あいつはそれを背負って生きているんじゃないのか。それが償いでいいんじゃないか。それを掘り返して弾劾する権利はダーク化コピーであってもない。」
アテナ(ダーク化コピー) (シャイトの言葉に視線を向け)「不幸せとなった者が、復讐をしたとして、復讐をした者が、幸せになる保証はない……。」(アテナへ向いて、)「誰かのために生きていける。誰かの何かになって、生きていける。」(胸に手を当てる。)「仲間のために死ねない。生きていける。と、そう言うの。」
フードの男 (アテナを見て、コピーを見て)「…なら、あの裁判官モドキに不信任を突きつけるのがいいでしょうね。」(懐から金色の銃のようなものを取り出し、コピー目掛けて引き金を引く。当たれば麻痺状態になりそうだ)
ヨシナリ「…………。……まぁ……、そういう覚悟の元に生きても良いんじゃないか」(夢に見るほど罪を意識している彼女に生きることを強要したくはないし、罪を忘れてもいいなんてことを言えるほど彼女を知る人間でもない。 ……罪に手を引かれて「生きていてはいけない」と蹲られるよりは、たとえ重くとも前を向いて歩く理由だけを持ってもらったほうが、今の彼女の仲間にとっては「つらくない」だろう。……そうとしか言えない。) 「……被害者から見た罪が清算されることは無いし、過去の加害者が現在与える幸福が嘘になることも無い。……誰かのために生きることを否定するのは駄目だろ」(……本物のほうのアテナを見た。この状況で立っていられるんだ、もう充分全てを受け止めながら生きるだけの力は証明されているだろう。)
グランス「復讐が済んだところで事実は事実で変わらないし、死んだら受け止めるも何もないもんねー……」(自分とも重ねながら、うんうんと頷いている…)
スフレ「・・・。」(涙が頬を伝う。何も言えない自分が歯がゆい。)
リュネル「・・・・それに、彼女がこうなった原因は、元々は・・・私の・・嫌、国のせいだ・・・。そう選択させてしまったのは・・・」
アテナ「・・・・・復讐したやつが、幸せになってはいけないって保証もないはずだ・・・。・・・・生きていけるじゃない。生きていかなくちゃいけないんだ・・・。死ぬことは楽だろうさ・・・。何も考えなくていいんだ・・・そこで終わりだから。」(でも。と首を横に振って、笑顔を見せる。)「・・・それじゃあ・・・だめなんだよ・・。死んで楽になるんじゃない・・。俺は、傷だらけになってもぼろぼろでもみすぼらしくても・・・無様でも何とでも言われてもいい・・。・・・・生きていかなくちゃいけないんだ。こいつらのためにも・・・ここにいるみんなのためにも・・・兄さんや零のためにも!」
神父「まあ、結局のところ。生きたいから生きるわけですが。 先程の、生きていていいのかという問いかけに、今更ながら答えましょうか。 「あなた、今、生きているじゃありませんか」と。 ええ。結局のところ、生きたいから生きていたし、これからもそうするというだけの話でしょう。」
アテナ(ダーク化コピー) (体は動かない。フードの男の銃に込められた物は当たった。)「……。」(目を閉じる。体が徐々に薄くなる。)「生きて。」(そう、一言。)「皆のために。」(光の粒となり、アテナの白い造花の髪飾りへと向かう。)「幸せになって。」(一枚の羽が皆の元に降りる。)「皆のために。」
セイラ(嬉しそうに、にぱっとアテナさんに笑顔で応えるだろう。それからアテナさんのダーク化コピーの方を見れば、およっ。と声を漏らすだろう。)
シャイト「生きちゃいけないなんて誰にも言う資格はない。生きるか死ぬかは自分が決めるんだ。自分の命は自分だけのものだから……」(胸のあたりで拳を握る)りアテナは生きることを選んだ。皆のために生きることを選んだ。それで……いいんだ……」(思いの丈をぶつける。自分でも何を言ってるかは分からないが……とにかく、命をどうするかは自分が決めることなのだ。それが言いたかった。言い終わる頃にはダークコピーは消えていた)
フードの男 (リュネルをチラリと)「尽くせる最善が最悪に見えたとして、悪いのは尽くした側か、範囲を狭めたモノか…、は今は置いておくとして。…尽くせる最善を尽くしてください。」(アテナに向けて)
ハウル「まぁ、誰にだって明日を夢見る権利はあるからね。長い夜にも必ず夜明けは来るものだしね。」(消えていくダーク化コピーを看取るように見届ける)
スフレ「・・・。」(消えていくダークコピーを静かに見送る。結局、自分に何ができただろうか。そんなことを考えていた)
神父 「――また祝福(のろい)を1つ」(アテナを見て)「あなたは幸せにならなければならない。生きなければならない。死んでいった者達の為にも。――あなたはきっと、死んだ方が良い状況になったとしても、死ねないのでしょうねえ。」
アテナ「 あ・・・・。」(消えていく光が自分の髪飾りに宿っていくのを見て花に触れた。これは・・・。)「・・・・ありがとう・・・。」(えっと・・・とフードの男に首を傾けながら。)「君は誰・・・?」
リュネル「・・・・。」(剣を納める。周囲を見回して、)「僕よりも、信頼できる人達がいっぱいだ・・」
アテナ「・・・・・・俺は、死なないというか・・・死ねないだろうね。すっごい苦しんでも、後悔はしないさ。」(と、神父さんに笑顔を浮かべる。)「だから全部受け入れるんだよ。」
アテナ(ダーク化コピー) (光の粒は消え、声だけが残る。)「あなた達なら乗り越えていける。「試練」を乗り越えられなかった者の怨嗟を、最後の「試練」を。」(アテナの白い造花の花飾りに宿ったのは一度きりの『ワイドガード』、皆の前に降りた羽は、一度きりの任意効果のOパワー(Lv1)。それらを残して、声は消えた。)
セレビィ「えいっ。」(空いた扉から滑り込んでくる。)
スフレ「最後の・・・試練・・・」(嫌な予感を覚えつつ、やってきたセレビィの方を向く)
イグニス「ふわー…終わった!それじゃあ帰るわねっ!」
ハウル「最後の試練ってのは明日の事だね。そっちはカゲロウに譲る約束しているから明日はカゲロウと……コスモスだったかな。その二人が来るかな。」(セレビィを見つつ)
フードの男 (アテナに)「…名前はー、「ミトメズ」、ということにさせてください。」(なんとなく恥ずかしそうな苦笑をして)
セレビィ「えいっ。」(空いた扉から滑り込んでくる。)
神父「 ――ふ。ふふふ、ふふふふふ! なるほど、すべて受け入れ、来る者は拒まぬと。ふふふふ! それはまるで、聖人のようですなあ。」
ヨシナリ (生きて。幸せになって。 彼女にとっては「自分のために」ではなく、「皆のために」という言葉をつけなければ受け入れられない言葉なんだろう。 そして自分もそれを否定することができない人間だった。 “ふつう”じゃないのだ。ふつうじゃない道を歩かされながら、普段からあんな笑顔を浮かべて生きることを選ぶ子なのだ。 それ自体に“ふつう”のつりびとが口を出すことはできない。) 「……」(錦鬼丸と羽はフライトに回収してもらい、自分はアテナのほうへ歩いていく。)
神父「ああ、しかし。「自分は死ななければならない」呪いが「自分は生きなければならない」呪いに変わっただけでハッピーエンドとは。世の中とは残酷ですなあ。」
シャイト (羽を受け取る。最後の試練……、と呟いて目を閉じる。深呼吸をした)「ふぁーっ……」(と思ったら間抜けな声が出た)「自分の試練でもないのに緊張したぁ……」(へたり、と座り込む)
アテナ「ミトメズ?何で俺のことを知ってたの?」(君も未来からきたのかな?っと首を傾けつつ、)「・・・聖人ではないけど・・。お前とも友人?みたいなもんだろ。」(と神父さんに言いながら手を揺らして)「・・・みんな、ありがとうな。色々。巻き込んですまなかった・・・。」
グランス「最後の試練……」(ダークアテナが言い残した不穏な言葉に、緊張感を感じた。)「めでたしめでたし……はまだお預けってことかなー……?……あれ、セレビィだ。」(セレビィを目線で追いかけて)
ハウル「まぁ私はあのときのリベンジで来ただけだけどね。ちょっとアテが外れたから、今度は正式にリベンジしようかなって思ってるよ。」(アテナさんに)
神父「ふふふ。さて、どうでしょうなあ? 忍び寄る毒蠍かもしれませぬし。貴女の忠臣かもしれませぬ。」
スフレ「いえ・・・。結局私、何も言えなかったから。」(そう言ってはにかむ。なぜか申し訳なさそうだ)
セレビィ「みんなお疲れさまー。」(ふわ、ふわ。と飛んで、)「明日の「試練」となるだろう大きな反応は、入り江で特定できたよっ、掲示板にも張っておくね。」
セイラ「にゅ、気にしなくてもいいんだよ〜。」(にぱっとアテナさんを見上げて微笑むだろう。にぱやっと!」
シェリカ「最後の試練、そういえば明日にも……。」(大きく、深呼吸。)
エレとリルナ(解決を見届けた後、2匹は先に撤退していったとかそんなこんな)
シャイト「 気にしないで。この試練を通して、アテナと前よりももっと仲良くなれる気がするよ」(ニッと歯を見せて笑う)「あ、情報収集ありがとう、セレビィ!」(飛んでくるセレビィに手を振る)
フードの男「まあ、ちょっと先のところから、色々弄くって便乗してやって来たので。こちらは少し知っています。」(周辺を見回し、少し居心地悪そうに苦笑)
アテナ「ふ〜ん。・・・でも・・・ありがとう、ミトメズ・・・。」
フライト「……うへぇ。まだ試練あるの……」(錦鬼丸を入れたボールをつりびとに返す……のは後にして、セレビィの話を聞く。 ……明日も祖父の介護役に徹しようかな……)
アテナ「ハウルは俺に勝ちたいのか;」(ああ、うん・・・落ち着いたらね。とハウルさんにしっかり頷いた。)「・・・・蠍だったら・・尻尾掴んで武器にするからね?」(・・・・。)「みんなが来てくれたから、一人じゃないって思えたよ。ありがとう。・・・ずっと1人だと思ってたから・・・嬉しいよ。」
リュネル「・・・・。」
アテナ「ふ〜ん。・・・でも・・・ありがとう、ミトメズも・・・。」
セレビィ「今までの試練、皆で乗り越えられてよかった。」(くるりとみんなの周りを飛んで、)「じゃあ、先に行くね。」
フードの男「便乗もそろそろタイムリミットなので、お先に。」(『テレポート』したかのごとく消える)
グランス「大丈夫だよー。全部受け止めるのもいいけど、みんなに頼るのも大事だもんねー。」
グランス「最後は入り江かー。海の方からどわー!って押し寄せたり、浜辺を埋めつく…………ナマコブシ……なわけないかー。(…)」
シャイト (あれー……?そういえば未来の僕の関係者に会ってないなー……と口をへの字を曲げる)「どこかですれ違ってるのかなー……」(頬をかきながらぽつりと呟いた)
ハウル「まぁ、落ち着いたら……というよりは強くならないとリベンジの意味ないから後になりそうかな。」(アテナさんに) 「じゃあ、私もそろそろ帰ろっかな。」(キーブレードを出現させ、その場で回廊のゲートを開く。霧をくぐる必要もないという。)
スフレ「さて、明日も試練があるなら・・・帰って準備しなきゃ。それでは、失礼します。おやすみなさい!」(笑顔で手を振って遺跡を抜け、帰っていく。)
ヨシナリ (セレビィの話を聞く人々の邪魔にならないよう、少し背を丸めてアテナの横まで歩き、そっと鞄から袋を取り出して差し出した。 ……持ち手についたリボンには少々旬のすぎた「ホワイトデー」という文字が書かれている。)
アテナ「みんな、ありがとう、お休み」(ばいばいっと去っていく人をお見送り。)「あ、ヨシナリもありがとう!怪我とかだいじょ・・・ぶ・・・?」(あ、何だろうこの袋は。尻尾ふりふり。)
シャイト (帰っていく人たちを見送る。皆に聞きたいけど、特徴とか全然知らないし……と悩んだ末)「明日なら会えるかな……」(と言いながらバッグを背負い直す)「僕も明日に向けてゆっくり寝よっと……」(大きな欠伸をして遺跡をあとにした。)
ハウル 「じゃあ、みんなおやすみ。」(と言って回廊のゲートをくぐって帰っていった。ゲートはその後閉じた。 )
グランス (シャイトの呟きで思い出したかのように)「未来の僕はなんで来ないんだろうー……やっぱり幽霊じゃだめかなー……」(と言いつつ、羽をポルターガイストで持ち上げて)「それじゃあ僕もそろそろ帰るよー。ぬいぐるみが使えるように説得したいしねー。」
アテナ「案外、別の何かになってグランスの周囲をふらふらっとしてるかもしれんぞ・・・?別のぬいぐるみとか。」(すれ違ってると気づかないかもしれないな。って。)「おやすみ、みんな。」
ヨシナリ (帰る人々に小さく頭を下げてお見送り。) 「……あー……怪我のほうは、まぁ」(そこの青年が介護してくれたおかげで……介護ってなんだよコラ(…) 尻尾を振り始めたアテナを見て一瞬なんだか複雑そうな目をしたが、すぐに袋の中を軽く見せるように開いて) 「……娘に聞いて買ったやつだから、あんまり詳しいことは分からないんだけども……こう、一本ずつ、色々な香りがついてる、ハンドクリームの詰め合わせ……? ……です。」(娘曰く「いいメーカーのもの」ではあるようなので。)
シェリカ 「私たちも明日に備えて、そろそろ行くかな…!」(アテナさんにまたね!と手を振り振り。2匹一緒ににこにこと。それから、2匹もまた遺跡の外へ。霧へと帰っていったようでした。 )
アテナ (ハンドクリーム!ヨシナリさんから受け取って、高速尻尾ぱったぱった!)「ありがとう、ヨシナリ!香りがついてるやつかー。大事に使う!」(やったー。って喜んでいる。)「シェリカたちもばいばーい。」
神父 「ああ、それは恐ろしい事ですねえ。ふふふふ! では、宴もお開きならば、私もこれにて!」(懐中時計の蓋を閉じると、煙のように姿が消えた)
グランス「えー、別の何かー……?」(きょろきょろと自分の周囲を見回して)「別のぬいぐるみかー……。そうだとしたら、未来の僕は成長がおろそかになってるって事になるねー……;」(がっくしと肩を落とし)「それじゃあ、おやすみー。明日も頑張ろうねー。」(と、しゃんと背筋を伸ばして、扉をくぐって遺跡の外の霧に向かっていく……。 )
フライト「お疲れ様です。」(続いて帰る人たちにも挨拶をした。)」
ヨシナリ「……、……ああ。どういたしまして」(喜んでもらえたようだ。無邪気だなぁ、……本当に普段は無邪気なんだよなぁ。 また複雑そうな目を向けたが、何も言わず。 代わりにさっと手を伸ばして昨日会った彼女と同じように撫でてしまおうとする。 成功しても失敗してもすぐ離れてフライトのほうへ歩いていくぞ。) 「…………ゆっくり休むんだぞ」(とだけ付け足して。 自分たちも帰って休みましょうね……)
アテナ (頭を撫でてもらった。きゅ〜って甘えたような声を出しながら撫でられている。とっても嬉しそうだ。)「うん、ありがとう。おやすみなさい。」(またね。と。)
フライト「……幼少期の孫並みに甘やかそうとしてません?」(誰をとは言わないけど。戻ってきたつりびとに何ともいえない顔をしつつ、ボールを返してアテナに軽く頭を下げよう。) 「……本当にお疲れ様でした。おやすみなさい」
ヨシナリ「せめて娘並みって言ってほしかったな……」(なんで孫って言ったの……いや理由は想像つかないでもないんだけど。それでもさ……ぶつぶつ(…) アテナに小さく手を上げてからのそのそ、遺跡を後にした。)
アテナ (全員を見送ってから、リュネルに振り返った。)「・・・ありがとう、リュネル。君が来るとは思わなかったんだ・・・。」
リュネル「・・・・約束、今度は守りたかったんだ・・・。」(あのときのことも・・。とアテナを見て、視線を僅かに揺らして)「・・・僕よりも、たくさん・・・君には仲間がいた。」
アテナ「・・・・お前も、そうだろ?」
リュネル「・・・・いいのかい・・・?」
アテナ「・・・・ああ・・・もちろん。」
アテナ (お互いに笑顔を浮かべて、)「・・・生きていかなくちゃな・・。俺はそれを受け入れる。と・・・決めたんだ・・・。」
リュネル「わかってるよ・・・。でも、驚いたよ。本当に沢山の仲間がいるんだね。ちょっと妬けちゃうな?」
アテナ「何言ってるんだか。」
アテナ (また、お互いに笑ったのはいつぶりだったか。)「・・・じゃあ、帰るよ・・・。ありがとう、リュネル。」(またね。と互いに手を振って、互いの世界に帰って行った。)