2018年8月16日 夏祭りバトル!熱気と気合いを打ち上げろ!  編集:Rista

夏真っ盛り、島はおなじみ夏祭り。
恒例のポケモンバトル大会は一ヶ月間で9試合が行われ、個性豊かな面々が腕を競い合った。

これはそんなお祭りの一場面。
2018年大会のMVPに選ばれた熱戦の記録である。

---

ヒイラギ「あっっついけど天気は崩れてくる感じで微妙!(広場の影から現れ、現れると同時にコートを脱いだ。あっちい。)」
アテナ「あっついの苦手・・・・(あっついよう・・・ってだれながら霧から出てきた。都会の暑さは慣れないんだ!)」
カシウス「やっぱ暑いな……;(靄で団扇を作り、扇ぎながら広場に現れて)」

最近の夏は夜になっても蒸し暑さがとんでもない。氷ポケモンでなくても溶け出してしまいそうだ。
そんな日の広場に集まったのは4人のトレーナー。

ヒイラギ「湿気がいかんよ、湿気が…(コートは畳んで腕にかけ、黒いワイシャツの首からいくつかのボタンを外す。そこを摘まんでぱたぱた。) やあ、アローゥ。飲み物を用意しておくべきよね外でバトルとか。」
アルビノの髪色と黒い服のコントラストが月よりまぶしい、便利屋のヒイラギ。

フィアロウ「夜は幾分涼しいとは思っていたんだけどね。こんばんわ。」
細身のスタイルにテンガロンハットが似合う渡り鳥、フィアロウ。

アテナ「コンクリートジャングルあっつい・・・・(尻尾と耳がぐでんって垂れ下がっている。)子供たちが夏ばてになりそうですよ。こんばんは。」
ピカチュウの尻尾と耳だけでなく、声も元気なさそうなアテナ。

カシウス「タオルも欠かせないな……どっちも持ってきてないけど(…) ん、こんばんは。全員揃ったな。」
体を取り巻く黒い靄(もや)を自在に操れるらしい、医者のカシウス。

対戦を約束していた面々がバトルフィールドに集まったところで、お客さんがやってきた。

セイラ「こーんばんはー!! 見学枠はあいてますかー!!(広場近くの茂みからがさりと飛び出してくれば、挨拶と共にそう尋ねるパチリスの男の子。見学枠、とは。」
ヒイラギ「首をね、首の血管を冷やすんですよ( よっしフィアロウ君宜しく!先ずは当初の作戦通り行ってみようと思うけど、相手によっていきなり変わる覚悟はよろしく!」
フィアロウ「おー。(ヒイラギの言葉に腕を挙げて)よろしく。ヒイラギ。あと見学席はあっち。(ベンチのある見学席を指さして)」
アテナ「こんばんは、セイラ。(あっちあっち・・・。髪をまとめてポニーテールにしておこう。ぷらぷら。)」
セイラ「はーい!!(じゃあ見学してくー!!と、見学席の方へとことこと。」
ヒイラギ「客席ならもうガラガラに空いてる空いてる。(今日はどれにしようか迷わず、予め決めていたらしきボールを手にした。) 順番はどうしようか。」
カシウス「終わったらカフェでパフェでも食べるかな……。(靄の団扇を崩して、ふー…、と一息。) ん、作戦組んで来たのか?」
フィアロウ「ふふふ、秘密の作戦なのだ。」
アテナ「俺とカシウスはその場のノリと勢い?(・・・・・。)先攻後攻はどちらでも構わないですけど。カシウス、どうする?ダイス投げる?」
ヒイラギ「じゃあチーム毎に代表1人でダイス投げよっか。2dでいいかな」
カシウス「秘密かー。そりゃそうか(…) そうだな、ノリと勢いだな!(腰に手を当てて、やたらと自身たっぷりに言って())そうだなー、ダイスで決めるか。」

フィアロウ「じゃあ、ダイス投げるのはヒイラギに任せるよ。(ぽん、ぽん、とモンスターボールを上に投げつつ、)」
カシウス「じゃあこっちは俺が投げようかな。(ボールを手に取りながら)」
アテナ「俺はカシウスに任せようかな(えーっと・・・とボールをベルトから外す)」
ヒイラギ「了解、それじゃまずはダイスからー…(ぽいっとな。 ボールを持っていない方の手で黒いダイス2つを放り投げる。)」
  (2D6 → 1 + 3 = 4)
ヒイラギ「しょっぱ!」
アテナ「兄さんとバトルかー初めてだなぁ。たまに手合わせしよーって話はしてるけど。(ぽんぽんっとボールを撫でる。)」
フィアロウ「こんな色のダイスあるんだなぁ。(黒いダイスを眺めて、さて、もう一方のダイスは、とカシウスのほうを見やり、)」
カシウス「それっ。」
  (2D6 → 6 + 1 = 7)
カシウス「(よくある普通のダイスの結果は7。)ラッキーセブンだな。」
セイラ「4人とも、がんばって〜だよ〜!!(見学席にちょこんと座って、わいわい応援中」

カシウス「……大きい方が先攻って事で…アテナ、いい?」
アテナ「ああ、俺は構わないぞ、カシウス。がんばろうな。(って、笑顔を見せる。)」
カシウス「よし、それじゃあこっちが先攻だ。頑張ろう、アテナ。(ぐっ、と、サムズアップ。所定位置に着くと、ボールを構えて)」
ヒイラギ「それじゃ始めようか!(てってってっ、と走らない駆け足で所定位置に着き、フィアロウ君と並ぶ。)」
フィアロウ「おう。良い戦いをしようぜ!(ぱし、とボールをキャッチした。)」

先攻と後攻が決まったところで、それぞれがモンスターボールを取り出した。
ポケモンたちのお出ましだ!

アテナ「(ぽんっとボールを放り投げる。)フィリアス。頼んだよ!(ぽーんっと投げられたボールが、ぽん!っと音を立てる)」
フィリアス「ふぃあふぃあ〜(ハートやら花びらをまきながら優雅に降り立つ、ニンフィアだ!)うふふ、よろしくね?」
カシウス「よし、ネルギス!(ボールを高く投げる。ポン!と、小気味いい音を立て、降りてきたのは尻尾がかなり長いカイリューだ!)」
ネルギス「はーい!!久々のバトル!!燃えますねぇ燃えますねぇーーっ!!!」(ちょっとうるさい。())

フィアロウ「行くぜ!(ボールをアテナとカシウスに見せた後、)レン!(すぐ後ろに腕を下げて横投げの一投。ぽんっ、と音を立てて飛び出したのはナックラー。たしっ、と着地。)――ッ!(ギザギザの歯を見せつけながら鳴き声を発する。) 」
ヒイラギ「げえっフェアリー。ボクに対してそれぶつけてくるとか鬼かな?? おまけにあっちはアレかあ、…どっちを先に抑えるか。(言いつつぽーんと下投げで高くボールを放る。)」
ペルセア「(レン君の背後。投げ上げられたボールから、ズシリと土煙を立て着地し、上から囲う様に両手を広げて吠える、ワルビアル!)ガァァァオッ、行くよちびっこ!」
アテナ「・・・・あ・・・;(そういえば、ヒイラギさんは、フェアリーがお嫌いだった・・。でも、もう出てしまった・・・。)よし、頑張ろう。」

先攻:カシウス(ネルギス・カイリュー)&アテナ(フィリアス・ニンフィア)
後攻:フィアロウ(レン・ナックラー)&ヒイラギ(ペルセア・ワルビアル)

バトル、スタート!

【ターン1】

アテナ「・・・カシウス・・・・お先どうぞ。(こっちもあわせて動くから。と。)」
カシウス「ん、分かった!始めるぞ!;」
ネルギス「元気にいきましょう!おらーーっ!!!(ぐわっっ!と、翼を大きく大きく広げると、激しく羽ばたいて風を起こした!「おいかぜ」だ!自身と味方のすばやさを上げにかかる!)」
アテナ「フィリアスはサポートと攻撃も得意なんだよ。(背後からの風を受けながら、)フィリアス、『しんぴのまもり』!!」
フィリアス「はーい。ピンクでリボンついてるけど、可愛いだけじゃないんだぞ。(と、可愛らしくウィンク。リボンをくねらせて、可愛らしい声を上げる。広がるオーロラが自分と仲間のネルギスさんを守るように囲みながら揺らめき始める!)」

ヒイラギ「よっし、そのままイケそう。フィアロウ君、レン君宜しく!(目では相手の動きを確認し、指をふいとワルビアル、ペルセアに向けつつ。隣の相方に声を飛ばす。) (※ターンではない)」
フィアロウ「うむ。(ヒイラギに頷く。風が髪をなびかせた。フィリアスとネルギスが揺らぐ。が、)……まずは、「きあいだめ」をしようか。」
レン「(ネルギスの「おいかぜ」はこちらには向かい風になる。四本の足を踏ん張って口先を少し下げた。ふんす。負けぬ。気合いを入れて勢いをつけようとする。) 」
ヒイラギ「ペルセア、わかってるね!(指揮するように、向けた指を上に返す。)」
ペルセア「(牙を剥き出してにい、と口角をあげながら、レンの真隣に踏み出しつつ。 風を生み出す為に広げたネルギスの翼を狙って片腕を擡げ、)さーァこっち来いッ!!(向かい風に負けない勢いの。元々空を行く剛翼を引きずり落とす為の技、「うちおとす」の尖岩を発射した!)」

セレナ「随分騒がしいけど…………ん?(なんで戦いが?という顔で)」
……こちら観客席。
白いフード付きケープと仮面をつけたライチュウが、ふらっと遊びに来ていた。
セイラ「およ? こんばんは〜だよ〜。(お〜い、とベンチ付き見学席からセレナさんに声をかけるこやつ。見学席はこっちだよ〜って」
セレナ「セイラくん?(声をかけられれば観客席に。)……これ、何の催しです?(バトル大会を知らない勢)」
事情は知らないようだけど、とりあえず見ていくことにしたようだ。
見学はいつでも大歓迎だよ!

【ターン2】

カシウス「どうにか作戦を崩したいが……!ネルギス!「アイアンテール」だ! 「綺麗なオーロラと涼しい風!気分最高!あんな遅い玉はホームランにしちゃいましょう!!(くんっ、と、僅かに高度を上げると、長い尻尾を持ち上げ、力を込めて鋼鉄の如き硬さにすると、尖岩に向かって大きく振って、打ち砕いた!砕けた岩が風に乗って相手のフィールドにぱらぱらと降りかかる!)」
アテナ「・・・・・とと・・・。(さて、この後は、フィアロウさんの前で頑張っているレン君にちらっと視線を向けた。これは、正々堂々・・・恨みっこなしのバトルだ。手加減は、しない。それは一番してはいけない。)全力だ、フィリアス。(僅かに声が上ずったけど、)レンや兄さんにも教えてあげよう。トレーナーとのバトルの楽しさ!」
ニンフィア「そうこなっくちゃ。子供だから、なんて言ってたら、叩いてたよ!(ふわりふわり・・・。愛らしく白と桃色の体が踊る。リボンが空中に光で描く。光でできた薔薇。)・・・オリジナル『マジカルシャイン』ローズバージョン!(光の薔薇が回転して花びらを散らし、意思を持ってレン君やペルセアさんに襲い掛かる!)」

フィアロウ「先制攻撃をかけさせてもらうよ。レン、「フェイント」!」
レン「(ネルギス・フィリアスが動くよりも早く。ひゅんひゅんひゅん、と前後ろ右左、とステップして)――ッ!(トンっ、と半回転してペルセアの腹に頭突き!) ――?(をした後に風に乗って砕けた岩がぱらぱらと振ってきた……かと思えば光る薔薇の花びら!ぐいぐいとペルセアをさらに頭でさらに押して。)」
ペルセア「(突然の味方からの攻撃。無防備な…「わざと無防備にしていた」腹にレンの体当たりを食らい、)……グルル、 ッガオオオオオオッ!!(さあ、っと血管が浮き出るように体を走り、元々赤かった体色が更に深みを増す。空気を震わせる怒声と共に、「怒りのツボ」を押されたワルビアルの攻撃力は一気に最高点まで上り詰める。 そして、うぉんと唸る尻尾が、自分とレンとを両方マジカルシャインの花弁から覆うようにぶん回されて、狙うのはフィリアス。 …初撃をあっさり叩き落された「じだんだ」が、2倍の威力に加えて能力上昇フルチャージで放たれた!)」

セイラ「バトル大会、夏祭りのイベントのひとつかな〜。(賑やかだよ〜!一緒に見よう〜! って、セレナさんをお誘いお誘い。それからは再びバトル観戦に戻るでしょう。」
セレナ「バトル大会……かぁ。(ぶっちゃけ観るより戦う派……と言ったら穏やかじゃないので黙っておく。)…サンドイッチ持ってきてるけど食べる?(何故か持ってきていたバスケットにサンドイッチがいくつか入っている。タマゴサラダ、ハムレタス、ベーコンチーズ等。)」

【ターン3】

カシウス「おぉー……、すげーキレっぷり……; .oO(混乱してはいないが…あのキレっぷりなら見えてないか……?) 狙えネルギス!「アクアテール」!」
ネルギス「少し頭を冷やしてもらいましょう!!そりゃああっ!!!(ニンフィアの身軽さと「おいかぜ」の補助に賭けた!「おいかぜ」に乗って、尻尾にみずの力を溜めながら流れるように、落ちるように、ペルセアに向かって上から飛び込み、ペルセアの真上でぐるん!と、空中で前回りをして、遠心力の付いた「アクアテール」を振り下ろした!)」
アテナ「(おっと、これをくらうのは流石にまずい。攻撃はネルギスさんに任せ、こちらに気を引くために)フィリアス!」
フィリアス「そんなの受けたら僕は、倒れちゃうね。ひんしだね。僕の舞台はまだ終わってほしくないって(ふんわり。薄桃色のベールがつつむ)・・・僕のトレーナーのお願いなんだ・・・。まだ幕は降ろさせないよ!(『まもる』!自分自身を守るが、流石に威力が高すぎる。前足とリボンで踏ん張って踏ん張って耐え耐え・・・あ〜〜たってられない・・。おっとおっとおっとっと!ふらつきながらも攻撃を耐えている。)」

フィアロウ「守ってくれてさんきゅな、ペルセア。さて……(人差し指を立ててくるくると円を描いて)チャンスだ。そのまま足元を崩させてもらおうか!(ふらついているフィリアスの足元を指した。)「すなじごく」!」
レン(ペルセアの傍からタッ、と走り出してフィリアスの周りをごりごりごりごり、と広場の砂を渦巻きのように掘り進んでいく。深い、深い砂の渦。いつもの「すなじごく」よりも渦の回転数が大きい。)」
ヒイラギ「(此方のトレーナーは、手持ちの動きの死角を補助する。振り向き、位置の確認、そういった動作は全て削ぎ落させ、その場で最短最速でできるだけの短い行動を指示する。即ち、)真上そのまま!」
ペルセア「(そしてそのトレーナーの判断と、自分の背中たるもう一匹の相手はちびっこに託した。振り回した尾の此方も遠心力のまま、相手が接近し一回転するまでの時間を追い風の分と相殺して、ただただうぉんと空中に向かってかちあげる。上がった調子と能力で驚異的なポテンシャルとなった「つけあがる」で、アクアテールを迎撃にかかる!)」

セイラ「カフェの掲示板に書いてあるから、見てみるといいかもだよ?(バトル観戦も、色々と参考になって面白いんだ〜って。相変わらずバトルはあまり得意ではないからか、観戦の方が頻度高めな子。サンドイッチの話を聞けば) うん? よかったら、食べたいかも。(バトルが終われば、みんなとも一緒に食べられるかなぁって。思いつつ、答えます。」
セレナ「……そうねぇ、腕試しにはいいかも。(これからなす事を考えれば必要な事かもしれないと思いながら。)うん、よかったらどうぞ。」

【ターン4】

ネルギス「ヤバイですマスター!!これは弾かれる………ッ!;(落下のエネルギーも乗せた一撃ではあったが、相手の「つけあがる」は鋼鉄の様に硬く感じた。弾かれてしまうと、そのまま高度を上げ、ペルセアを見下ろして)」
カシウス「全体攻撃が無いのは痛いな……;(能力値爆上げのペルセアをフィリアスに近づけるわけにはいかない。) もう一度だネルギス!気合いだ!」
ネルギス「おうとも!!頑張っちゃいますよーーっ!!(尻尾をしっかりと掴み、大剣の様に構えると、今度はペルセアに向かってまっすぐ飛び込んで行く。「おいかぜ」の恩恵を足して、スピードを乗せた「アイアンテール」を振り下ろ……さず、ペルセアと多少離れた所に、フォークボールの様に落ちるようにして着地し、)ふっっ………っらぁぁいッ!!!(どっしりした身体を思い切りねじって回転して、横薙ぎの「アイアンテール」を放った!)」
アテナ「・・・・・さって・・・(動きをしっかり見ている。)兄さん、レンもすっごく強いね。でも・・フィリアスだって、負けないよ!!カシウス、そっちお願いね。」
フィリアス「僕の『とっておき』。君にも見せてあげる!!(前足に溜まっていく愛らしい桃色の光、『フェアリースキン』でフェアリー技に。)うりゃー!!(自分の足が埋まっていくその足元にどっすーん!!っとたたきつけた。『すなじごく』ごとレン君を吹き飛ばそうと!どかーん!)」

レン「(すべての技を使い果たしたフィリアスの「とっておき」をその身に受け、吹き飛ばされてなおペルセアの背を守るように踏ん張って立ち、フィリアスの方角を見据える。かすかに残る体力が身体を奮わせ、力に変える!)――ッ!(咆哮とともに駆け出してフィリアスの身体へ向けて足をバタつかせ、顎を振り下ろす!「じたばた」!/1D6で偶数(50%)なら急所に当たる!)  (1D6 → 5 = 5)
ヒイラギ「う、あやっべ。(上からの、と指示を出しかけて、声を出す前に止まる。次いだ呟きは相手の動きを読み切っていない事を示していて、)当てて縫い付け!(「そっち」は即諦めた。別の指示に切り替える。)」
ペルセア「ぐぉぅ……ッ!(相殺に相殺を重ねたと言え、着実にダメージは蓄積されている。其処へ指示なしの位置からの横薙ぎ。防御行動も間に合わない速度に、脇腹を締めるくらいしか軽減の術はなかった。流石に苦し気に牙を軋らせて、)…ッガァオ、ちびっこにゃ負けてらんねえのよ!!(容赦なく要求されるトレーナーのオーダーに応えるのだ。 この瞬間、相手の攻撃の要、横に振りぬかれる尾を上から、必中の「つばめがえし」にて、地面に縫い留めようとする!)」

セイラ「わぁい……!(タマゴサラダのサンドイッチをもらいつつ、見学に戻る。)ほにゅう。まだまだ、どっちが勝つかわからないかもかな。どっちもがんばれ〜っ!!(応援モード。」
セレナ「夜は冷えるわよ。……寒くない?(と観戦よりセイラを心配するあたり子煩悩の気がある。)」

【ターン5】

ネルギス「ぐぅぅあぁぁっ……!(自身の武器が地面に封じ込められた!)」
カシウス「おう、任された!聞いたかネルギス!」
ネルギス「もちろんですとも!!全力を超えた全力をお見せしてやりましょう!!!(それでもまだ戦える!尻尾の痛みは既に耐えられない程のものになっているが、それを庇うのは……まだ!)さあ!!互いの全力をぶつけましょう!!!(しっかりと相手の方を見据えた。尻尾を持ち上げようとしても動かせない今、フルパワーの「ドラゴンクロー」で、相手を迎え撃つのみ…!)」
フィリアス「(きゃあ。いきなり攻撃してきたレン君を迎撃しようとしたが、間に合わない。『マジカルシャイン』の光を宿したリボンを自分の前でクロスさせた。レン君の攻撃を受けた瞬間に爆発するだろうか・・爆発の煙がなくなった後は、ひっくり返ったフィリアスが・・・・。)きゅう・・・・。」

ここでフィリアスが倒れた!しかしターンはまだ続く!

フィアロウ「役目を果たせ!レン!「フェイント」!」
レン「(ペルセアを背にしたまま、フィリアスが動くより早く駆け出す。ちょこまか左右に動いて、そうして頭突きをフィリアスへとぶつける。)……。(レンの体全体を使った攻撃は、フィリアスの攻撃を真っ向から受ける形となる。それでもなお、突撃の形をとった。ペルセアのマジカルシャインの分もまとめて受けようとしたその体はフィリアスから零れ落ちるように倒れた。)」
ペルセア「グルルルッ、よぉくやった、ちびっこォ!(尾を取り、姿勢で優位に立った以上は、此方も役目を全うせねば。ダン、と尾を地面に踏ん張り、しっかりと膂力を乗せた状態で、)グォラアッ!!(先ほどの尾と同じく。「つけあが」った自慢の顎、ワニの最大の武器で、歯の何本かを犠牲にしながらネルギスの爪ごと噛み潰していく心算だ!)」

(ペルセアの大顎が「ドラゴンクロー」を噛み砕かんと迫る。竜の爪と鰐の顎──。)  (2D6 → 2 + 1 = 3)
(では 6段階をつけあがったワニちゃん!)  (2D6 → 1 + 6 = 7)

ペルセア「(託された最終ターン、負けている場合じゃない。がぷりと顎を閉じ切った!)」
ネルギス「うぅぅぅ……………っっっ……ぁ……!!!(ガキンッッ!!!……「ドラゴンクロー」が噛み砕かれた!)……っっ………〜〜〜〜ッ……。(ぐら……っ…ばたん。 ネルギスはたおれた!)」

ネルギス、戦闘不能。
よって勝者、レンとペルセアのチーム!


アテナ「(ひぇ!なんか痛そうなのが見えた。)フィリアス!レン!(ひっくり返ってるフィリアスさんとレン君のところに行こうとして、リボンが危ないからまだきちゃだめよーってゆれているのが見えた。)」
フィリアス「うーん、いけると思ったのに・・・」
カシウス「…!惜しかったな……; (倒れたネルギスに駆け寄って)」
ネルギス「ホントですね……いたた……尻尾抜けない……;;(結構深くに埋まってしまっている様だ)」

ペルセア「(がぱりと口を開くと、数本の牙がぽろりと落ちて、新しい牙に生え変わったのが見える。火照った体表面から薄らと湯気を登らせて。)がおう!!(尻尾で地面を一打ち。空に向かって吠える。) ッグルル、あたしもやったぜちびっこォ!(ずしずしとレン君に歩み寄っていく。)」
ヒイラギ「…最後はあっぶなかったな。レン君フィアロウ君咄嗟にありがとー!」
レン(ひっくり返って固まっている。マジカルシャインで目がちかちかしているようだ。)
フィアロウ「……ん。ヒイラギとペルセアに任せきりだったから、あとレンと一緒にバトルの映像、見させてもらうよ。(息を吐いて笑みを浮かべて)楽しかった。」
ヒイラギ「一発目で楽しめたなら良かったよ。作戦もこれは大成功って言って良いんじゃないかな。(フィアロウ君に片掌を挙げて見せる。)」
ペルセア「いーいコンビできたじゃん?(突き出た鼻先で、レン君を掬って拾おうとしている。)」

セレナ「あら、終わったみたいねぇ。(観客席からアテナ達のところに。)……治療は要るかしら?(とアテナ達に聞いてみる。)」
セイラ「うにゅ。おつかれさまだよ〜っ!!(見学席からおててぶんぶん。それから、立ち上がればセイラもバトルしてたメンバーのところへと。 もふもふなので寒さについては大丈夫そうだ。元気いっぱいだし。」
アテナ「(フィリアスに頬ずり。よくがんばったねぇって。)帰ったら、冷たいプリンがあるから一緒に食べようね?(やった。って喜ぶフィリアスを撫でながら)いや、治療は大丈夫だよ、ありがとう(ってセレナさんに答えつつ、カシウスさんの方に寄って行く)ありがとう、カシウス、ネルギス。おかげでいいバトルができた。」
セレナ「あら、そう。………他の方も大丈夫そうね。(なかなかハードな戦いねぇ、と思いながら。)」
カシウス「ああ、アテナ。こちらこそありがとう。こんなに燃えたのは久しぶりだったよ。暑さも忘れるほどだった!」
ネルギス「お疲れ様です〜…!;」
セイラ「本当にすごいバトルだったねぇ…。 なんていうか、えぇっと… めっちゃ高度?な感じだった!(子供の頭では、とても表現しづらいアレ。作戦とか色々絡んできてて、複雑だったけどすごいバトルだったと思ったようだ。」
セレナ「……さて、私は湖にでも行ってこようかな。あ、残りのサンドイッチはみんなで食べてね。」(といって湖にスタスタ移動する)

フィアロウ「……ん。いい作戦だった。お互いに良いところを生かしあえてた。(片掌を挙げたヒイラギにこちらも片掌を挙げてぱん、と叩いた。)
レン(掬って拾い上げられたところで目をぱちぱちとさせる。そうして、くるるー。と嬉しそうに鳴いた。)
ヒイラギ「(フィアロウ君とハイタッチ。いぇあ。)野生でも近しい間の種類だし、初チームでもお互い動き易かったってのも大きいよ。 ネルギスちゃんは結構思いっきり刺し込んだけど、大丈夫かい。(長い尻尾を、落とすどころか縫い留めとかいう指示。)」
ペルセア「(上顎を開閉して、レンを上下させている。極度の興奮状態だった体が静まってきて、元の色味に戻っていく。)」

アテナ「ありがとう。また、組むことがあったらよろしくね、カシウス?(笑顔でカシウスさんに手を差し出す。)どうだった、兄さん?バトルは。手合わせとは全然違うよね。」
フィアロウ「ああ。のびのびと戦うことができたのは大きいな。俺も、レンも自信につながったと思う。(そう言いながらレンを見上げると、ペルセアの上下の動きに合わせてうとうとし始めていた。)……アテナも、フィリアスも、相手してくれてありがとうな。手合わせとは違う、いいデビュー戦になったよ。」
ネルギス「大丈夫ですよ!これぐらいならぼーーんっと掘り起こせます!……今は難しいですけど;(その場に座ってボールに戻されるまで待機。手の爪も砕けちゃったから包帯巻かなきゃ。)」
カシウス「ああ、その時はまた頼むよ。(差し出された手に、自分の手を差し出し、握手をした。普段よりも熱が篭って力が強い())」
アテナ「(しっかりカシウスさんと握手して、にこにこ。)俺も最初はバトルって戸惑ったんだよなぁ・・。ポケモンの俺が、人間に化けてるだけで・・本当に指示していいのかーとか・・思ってたんだけど。段々、みんなとバトルするのが楽しくなってきちゃって・・・。・・・レンもそのうち進化して強くなるんだろうなぁ・・。」
ヒイラギ「進化したらその時ももっかい組んでみたいね。」
ペルセア「(小さな前足を口先に持って行って、「しー」のポーズ。うつらうつらと寝そうなレンを、フィアロウの元に、口吻に乗せたまま戻しに来た。)」
ヒイラギ「やー、皆お疲れ様!」
フィアロウ「色々と迷いはあったけれど、「まずはやってみる。」から始めてよかったよ。(ペルセアからレンを静かに受け取り、ボールに戻した。)ありがとう。ペルセア。レンが進化して、一回り大きくなったらまた組んでみたいや。その時は宜しくな。」
カシウス「(此方も自然と笑みが浮かんで。) 俺はポケモンの力は生活に役立てば十分だと思うけどな……。やっぱ、こうやってバトルするといつでも楽しいもんだな。レンはどれだけ強くなるんだろうなぁ……。(きっとかっこいいフライゴンに成長するんだろうなあ、と。)」
アテナ「ふふ。そうだね。(カシウスさんに笑ってから、ぴょんっとフィアロウさんに寄っていって、ぎゅ〜って抱きつこうと)負けちゃったけど。兄さん、機会があったら俺とも組んでね〜?(ね?って)ヒイラギさんのフェアリーへの殺意は相変わらずだったけど。」
フィアロウ「まずは空の飛び方から勉強しないとな。(カシウスの言葉に笑みを浮かべていたら、アテナからぎゅっとされ、)ああ、アテナとも組みたかったんだ。一緒に作戦を立てような。(ヒイラギのフェアリーへの殺意へは苦笑いを浮かべつつ)」
フィアロウ「ああ、あと、(セイラの方へ向いて、)最後まで観戦ありがとう。セイラもお疲れ様。」
ヒイラギ「おのれフェアリーは譲らないよ。(真顔。)」
ペルセア「まァ、悪で纏まってる所にフェアリーばかすか撃たれたら困るのは事実。(小さく腕組みして頷いている。)あたしもキビシー。グル。」
カシウス「空を飛ぶ練習かー…(人間が自転車の練習をするのを想像した。きっとそれよりも難しいのかもしれない。) まだカフェパの夏祭りは始まったばっかりだし、今年はたくさんバトルしようかな。 (ネルギスにげんきのかけらを使いながら) 」
アテナ「・・零までおのれフェアリーいうんだもん・・・・(ひぇ・・ぶるぶる。フィアロウさんにしがみついている・・。)」