ナナシマの歩き方

ナナシマはカントー地方の南、海の上に点在する島々のこと。
その名は島の数ではなく、「7日間で作られた」という伝説に由来するそうです。
 

<7つの島>

*1のしま
縦に並ぶ3つの島からなる。
中央の島には遠方との通信を行うネットワークセンターが、
北の島には「ともしびやま(灯火山)」と呼ばれる火山がある。
休火山とされているが、夜中に山頂で炎が燃えているとの目撃談も。

*2のしま
大小2つの島からなるが、小さい島は無人島らしい。
ゲームコーナーがあり、あるポケモンを連れていると一緒に遊ぶことができる。

*3のしま
親子のように並ぶ2つの島を、「きずなばし(絆橋)」という橋がつないでいる。
東側の大きな島はナナシマの中では比較的栄えているという。
西側の離れ小島には実り豊かな「きのみのもり」がある。

*4のしま
小さな孤島。育て屋が店を構える。
水と氷に覆われ、氷ポケモンが多く生息する「いてだきのどうくつ(洞窟)」が有名。

*5のしま
点在する小さな島々の間を、流れの速い海流が通り抜けていく。
北側一帯のゴージャスリゾートは保養地として知られるが、
沖にある「かえらずのあな(帰らずの穴)」に迷い込んで行方不明になる人も多いとか。
最南端の島には誰かが建てた慰霊塔(おもいでのとう)がある。

*6のしま
北端の「はずれの島」には古くからある「へんげのどうくつ(変化の洞窟)」、
真ん中の島には緑豊かな「しるしのはやし(印の林)」、
一番大きな島の南には最近発見された古代遺跡「てんのあな(点の穴)」。
いずれも謎に満ちた場所で、研究者や探検家がよく訪れる。

*7のしま
開発を最低限に抑え、ほぼ手つかずの自然が残されている島。
険しい山道「しっぽうけいこく(七宝渓谷)」を抜けると、
不思議なポケモンがいると言われる古代遺跡「アスカナいせき」がある。
北にはトレーナータワーと呼ばれるバトル施設がある。
 

<オレンジ諸島>

ナナシマから少し離れた場所にある、無数の小島からなる地域。
島ごとの特色の多彩さはナナシマ以上とも言われます。
独自のポケモントーナメント「オレンジリーグ」を開催しており、
腕を磨きたいトレーナーたちが各地からはるばるやってきます。


<ゲームの情報>

ナナシマは、ゲームボーイアドバンス用ソフト「ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン」に登場します。

「赤・緑」のリメイクとして発売されたソフトですが、ただ移植するだけにとどまらず、さまざまな新要素が加えられています。
ナナシマはその一つ。ある程度ストーリーを進めると行けるようになる、新しいマップです。

オレンジ諸島はTVアニメシリーズの「オレンジ諸島編」、映画「幻のポケモン ルギア爆誕」に登場します。