ダイスの使い方

「不思議の森」チャットのみ、ダイス機能を搭載しています。
ダイスとはサイコロのこと。
チャット入室中、手順に従ってダイスを振ると、発言と一緒にランダムな数字が表示されます。


☆ダイスの振り方

[ダイスを振る]ボタンを押すと、赤い文字でダイスの目が表示されます。
(発言欄に何か入力してから押すと、発言とダイスが同時に表示されます。)

ダイス表示には読み方があります。
例: (2D6 → 5 + 4 + (1) = 10)
左から〈ダイスの設定〉→〈1個目のダイスの結果〉+〈2個目のダイスの結果〉+〈修正値〉=〈出た目の合計〉
普通は合計の数字だけを判定に使いますが、1個ごとの結果を利用することもあります。

〈ダイスの設定〉は、「D」の左がダイスの個数、右が面の数です。
「2D6」は『1〜6の目が出るダイスを』『2個』振る、という意味になります。
一番小さな数は必ず1なので、面の数は「1個振って出る最大の値」でもあります。

[ダイスを振る]の隣にある3つのボックスは、振るダイスの個数と面数、修正値を設定するものです。
たとえば、1〜100の目が出るダイスを3個振りたければ、「3」D「100」に設定しましょう。
(初期設定は「2D6」です。)

ボックスの一番右が修正値。0以外の数に設定すると、振ったダイスの結果に、その数が自動的に足し算されます。
たとえば「2D6」の〈出た目の合計〉は必ず「1+1」〜「6+6」、つまり2〜12のどれかになりますが、
ここに「-1」の修正値を設定すると、〈出た目の合計〉は1〜11のどれかになります。


☆使用例

ダイスはさまざまな場面で使うことができます。
通常は振る前に「合計が○○以上で成功」「合計が○○以下で成功」などと決めておき、
それをロールの中で宣言してからダイスを振ります。
選択肢が2つでどちらにするか決めたいときは、1D2を使うほか、2個のダイスを振って奇数か偶数かを見る方法もあります。

◇バトルで…
・戦う前のコイントス
・攻撃が成功したかどうか(命中、追加効果の発動など)
・攻撃を受ける行動が成功したかどうか(防御や回避、攻撃を耐える、受け身など)
・連続して出せる技を何回出せたか(タネマシンガン、おうふくビンタなど)
・自分で攻撃相手を選べない技の、相手の選択(あばれる、げきりんなど)
・まひ、混乱、メロメロ状態のとき、動けるかどうか
・引き分けになった時の判定

◇他にも…
・何をするか決める
・運試し


☆注意点

◇ダイスを使うときは、相手に許可をもらってから
たとえ判定に成功しても、その結果を受けてロールをするのは、対戦や会話の相手です。
ダイスの結果を相手に押しつけるのは確定描写と同じことになってしまいます。
バトルで使うときは、前もって相手に「ダイスを使って判定する」ことを宣言しましょう。

相手にも同じようにダイスで判定してもらうと、より公平に遊べます。
ただし、1つの技が命中したかどうかを攻撃側・防御側の両方で判定すると「両方で成功」が条件になり、命中率が下がってしまうので、
1回で決まるよう攻撃か防御のどちらが判定するかを統一しておきましょう。

◇使いすぎにご用心
何でもかんでもダイスの判定に頼りすぎると、時にそれまでのロールにそぐわない、不自然な行動も生まれます。
(凍りついて動けないはずなのに相手の攻撃をよけてしまう、など)
あなたが戦う相手は数字を出すコンピューターではなく、ロールを読んで状況を判断する、相手の人です。
場面ごとの状況をよく読み、運に任せたいときだけダイスを使うようにしましょう。

◇成功のボーダーラインは少し低めに
基準となる数字○○の決め方によっては、「相手の攻撃がほとんど当たらない」「混乱したはずなのに自由に動ける」など、
自分に有利な状況を簡単に作れてしまいます。
これでは相手の方が大変ですし、バランスを欠いたバトルは他の人が見ても楽しくありません。
判定基準は、自分が思い描いたよりも少し控えめにしましょう。
(技の種類や、それまでのロールで描かれてきた状況によっては、もう少し高くしても大丈夫な場合もあります。)