キャラクターの種族について/基本設定

当店では基本的に、キャラクターの種族を制限していません。
それぞれの種族には違った特徴や、演じる上で注意が必要な点があります。
ここで解説する内容を押さえておくと、他の参加者とより仲良く、楽しく物語を作っていけるでしょう。

初心者の方にはポケモン人間をおすすめしています。
慣れてきた方は『それ以外の種族』や『オリジナルのポケモン』などを物語に登場させたり、「擬人化」などの追加要素をうまく話に取り入れたりもしています。

いろんなキャラクターが頭に浮かんでくるかもしれませんが、焦りは禁物。
複数のキャラクターの性格や行動をいっぺんに考えて書けるようになるには、少し慣れが必要です。
最初は他の方の様子を見ながら会話に参加し、良い描き方を参考にしながら、あなたなりのイメージをつかみましょう。

(2013/5/5 種族以外の要素、キャラクターの持ち込みについての説明を追加しました。)

過去に寄せられた質問などはこちら。(2014/9/8追記)


☆種族1:既存のポケモン

ポケットモンスター、縮めてポケモン。
公式サイトの「ポケモンずかん」に載っている種類なら、特に説明なく使うことができます。(2014年1月時点で718種類)
ただし、一部のポケモンや隠れ特性については、「利用規約」や「伝説系ポケモン使用規定」によって制限されています。
新たに発表・配信されたポケモンについては、そのつど管理人が指示を出します。

公式設定では、ポケモンはまだ謎が多い生き物とされ、ゲームをはじめとした各作品でも明かされていない秘密がたくさんあります。
ですが、以下のような設定は、作品・媒体を問わず、ほぼ共通となっています。(一部は公式サイトの「ポケモンとは?」でも説明されています)

当店では基本的に「どの作品の設定をベースにキャラを作るか」「何をどう解釈するか」は皆さんにお任せしています。
一から考えたオリジナルの世界観を使ってもかまいません。
また、この島に住む野生ポケモンになることも、トレーナーのキャラが島のポケモンを仲間にすることもできます。

もちろんポケモンバトルもできます。
ここでは主に、動きや技の使用をロールで描き、相手のロールに応じて自分の行動を決めていく「ロール式判定」が用いられます。
(人によっては「ダイス式判定」を併用します。くわしくは「ダイスの使い方」で説明しています)
技ごとに設定された基本的な効果や命中率、ポケモンが持つ特性などはロールに織り込んで表現できますが、
ゲームに見られるレベルやステータスなどの数値はあまり重視されません。
アニメなどのように、キャラの動き方やその場の状況によっては、相性もレベル差もひっくり返されることがあります。

なお、カフェに勤める店員(NPCキャラクター)は全員がポケモンです。


☆種族2:オリジナルのポケモン

人によっては、一から自分で姿や設定を考えたオリジナルのポケモン(以下、オリポケ)を持っているかもしれません。
既存のポケモンの進化形として考え出されたポケモン、既存のポケモンのパーツをかけあわせたポケモン(合成ポケモン)も、当店ではオリポケの一種として扱います。

これらオリポケも普通のポケモン同様、物語に登場させることができます。
ただし、次のことに注意してください。

また、「ポケモン」の定義に合わないような別世界の生き物はオリポケとして認めません。
具体的に必要な条件は以下の通り。
条件がそろいそうにない場合は『ポケモン以外の種族』として扱った方がいいでしょう。


☆種族3:人間

参加者、つまり現実世界に生きる私たちと同じ種族です。
ポケモンがいる世界、いない世界、違うモンスターと暮らす世界、どこの人間でもこの島では平等です。
また、人間とポケモンの間も、基本的に平等です。

利用規約に反しなければ、どんな設定でもOK。
ポケモントレーナーになっても、ならなくてもかまいません。

ただし武勇伝や自慢を語るときは、聞いてる人の反応に注目。
嫌そうな顔をされても腹を立てないように(キャラクターとして「怒る」リアクションはいいですが)。
ちなみに、やたらすごい人よりは、ごく普通のトレーナーの方が、案外いろんな場面で活躍します。


☆種族4:ポケモンでも人間でもない種族

ポケモンの世界にはポケモンと人間だけが暮らしているわけではない、という解釈があります。
たとえば、図鑑に書かれた「○○ポケモン」の○○の多くは、現実の世界に暮らす実在の生き物の名称です。

そんな世界観をベースに作られているこの島も当然、ポケモンと人間だけの世界ではありません。
大きなドラゴンが空を飛んでいたり、吸血鬼やサイボーグがトレーナーとしてポケモンバトルに興じていたりします。

現実に存在するあんな動物こんな植物、聞いたことある空想上の生き物、自分で考えた謎の生物、なんでもありです。
ただし他作品(漫画・アニメ・小説など)から種族の設定を引用する場合、自分のオリジナルの種族を使う場合は、「初めてそれを見る人にもわかる説明」をお忘れなく。
「某ゲームに出てくるあのモンスターを連れてきた!」では伝わりません。なるべく姿形は自分の言葉で説明すると親切です。


☆“擬人化”設定を使う場合の注意点

『赤・緑』のマサキ氏や「不思議のダンジョン」シリーズのような、わけあってポケモンの姿をしている人間。
それとは逆に、人間の姿になれるポケモン。
そういった、両方の要素を持った欲張りなキャラクターも出すことができます。

また、ポケモンを人間の姿に当てはめて描く「擬人化」はイラストサイトなどで人気があります。
ここでは主に「ポケモンを人間の姿に変身させる」という形で使われますが、
参加者の中には「擬人化」が好きでない方もいますので気をつけましょう。

また、むやみに何度も変身させたり、ずっと人間の姿のままでいさせるようなことがあると、
「そもそも何でそのキャラクターをポケモンにしたの?」という疑問が出てきてしまいます。
一回限りの遊びや問題解決のため、あるいは物語の中でポケモンであることを隠さないといけなくなった場合など
はっきりした理由と目的をもって使ってください。

誰かがこうした設定をよく使っていて、「何のために?」と疑問に思ったら、正直にその人に聞いてみましょう。

※ちなみに「お絵かき掲示板」に投稿するイラストについては、上のようなことは問いません。
 制限もありませんので、どうぞご自由に描いてください。


☆種族以外の要素

もちろん、キャラクターを形作る設定は他にもたくさんあります。

○名前
他のキャラクターと同じ名前になっても大丈夫。名前が同じ同士で仲良くなれるかも?
 
○細かい見た目の設定
人間なら体型や髪型、よく着る服装など。
ポケモンでもくせっ毛があったり、体の一部だけ色が違ったりしてもいい。
お好きなようにデザインしてください。
思いつかなかったら無理に決めなくてもOK。交流しているうちに、勝手にイメージが決まることもよくあります。
 
○他にもいろいろ
どこから来て、今はどんな暮らしをしていて、普段は何をしていて……などなど。
平凡な人もいます。普通じゃない経験をしている人もいます。
目立ちたい気持ちだけで突飛な設定を付け足すよりは、なんにもない方がかえって人気者になったりすることも……

特技、ポケモンの技や持ち物について → 「わざ」と「どうぐ」
悪の組織に所属したい → 「悪役」攻略法

☆キャラクターの持ち込みについて

○他のなりきりチャット・PBW、ゲーム(オンライン・オフライン問わず)などからの持ち込み
一般的なPBWやゲームなどが元ネタであっても「自分で作ったキャラクター」であれば持ち込めます。
名前や姿、能力などを自分で選んで作成したものであればだいたい大丈夫です。

ただ、個人運営のなりきりチャット・PBCなどでは、キャラクターの持ち出しを認めていない場合もあります。
「他サイトに移動させる場合はこちらの登録を消すこと」などのルールを設けているサイトもありますので、その場合は先方の指示に従ってください。
PBW:Play By Webの略。PBCの他に掲示板やメールを使うモノも含んだ言い方
 
○自分が作った作品(小説、漫画、イラストなど)からの持ち込み
ネット上で公開している、いないに関わらず、ご自分の創作作品が由来であれば持ち込めます。
ただし、以下の点にご注意ください。
  • 自分だけで作るお話とは違い、100%自分の思い通り、予定通りにいくことはありません。
    他の参加者との関わり方、アドリブ次第で物語は変化します。
  • たとえば、自分の小説の中では「強い」ポケモンでも、ロールの組み立て方や相手の対応、ダイスの出目などによっては、バトルでほとんど勝てないことだってあります。
  • 自分が考えていた設定や名前などを、他の参加者の方に先に使われてしまう可能性もあります。
  • 他の参加者が考えた設定などとかぶってしまうこともよくあります。
  • あなたが自分の思い描く世界を大事にしたい人か、“予想外”を積極的に楽しめる人かを、他の参加者は知らない可能性があります。

☆キャラクター作りに関する、よくある質問

◇他の作品で見たことのあるキャラクターを使ってる人がいるんですが…
「ポケモン」公式に限らず、他作品のキャラの(アレンジでない)使用や盗作が疑われる場合は、できるだけ早く「問い合わせ窓口」より管理人へお知らせください。
報告の際には類似点をはっきり確認できるよう、必ず「元ネタ」の情報(公式サイトのURLなど)を添えてください。

どうしても気になっていて、管理人の判断を待てない場合は、直接本人に聞いてみてもかまいません。
ただしケンカにならないよう、尋ね方には気をつけましょう。
 
◇どれぐらい似ていたら、オリジナルじゃないと言われてしまうんですか?
今まで管理人へ通報があった事例では
「名前は違うけど、姿や服装や仕事や持ち物が漫画のあのキャラと一緒で、口癖もそっくり」
「種族はポケモンに置き換えられているけど、性格や口調や持ち物などが小説のあのキャラによく似ている」
といったものがありました。
ポイントは「特定のキャラクターに似た点の方が、そうでない点よりずっと多い」こと。
一つだけ要素を変えて他はそのまんま、というキャラメイクは「流用」になってしまいます。
特に何かのパロディをやりたいとお考えの方はご注意ください。
 
◇カフェの店員になることはできますか?
残念ながら、今のところ店員やアルバイトなど、お店に所属するキャラクターの「募集」は行っておりません。
非公式にそういったキャラクターを作られてもこちらが対応できませんのでご了承ください。
イベントの時など、店員たちが忙しそうな状況であれば、お客様が自主的な「お手伝い」をするくらいはOKとしています。

カフェの店員はNPCキャラクターですので、原則として誰でも自由に彼らを動かして、会話を作れます。
彼らの全員が常に忙しくしているわけではなく、たいてい誰かが空いていますので、うまく利用してください。
 
◇ポケモンの設定はゲームソフトの中のポケモンに合わせないといけないんですか?
ゲームで可愛がっているポケモンのステータスをベースにしてキャラクターを作ることもできますが、そうしなければならない、という決まりはありません。
これから育てたいと考えている未来のパートナー、ただ単に好きで選んだ1匹など、好きに決めていいのです。
逆にここのチャットでキャラクターを作って、それをゲーム中で「再現」しようと頑張っているトレーナーもいます。