カフェパ学園  作:いちご 投稿日時:2018/05/27

僕の名前はハカセ。成績に不安がある、カフェパ学園の生徒です。
「おはよう、ハカセ、お兄ちゃんを起こして来なさい。」そう母親の妖精王が言うのでお兄ちゃんを起こしに行くことにしました。
「お兄ちゃん、起きてください。」そう言いながらお兄ちゃんの布団にのしかかると「おはよう、幸村。毎回派手に起こしに来るよね;」と言い ながら起きたのはCNお兄ちゃん。
弟がやってきて、「お兄ちゃん、おはよう。」と言いながら目をこすってお兄ちゃんの部屋に入って来る。「ハカセお兄ちゃんとCNお兄ちゃんって仲が良いよね。」と言われて
僕は「僕が勝手に近づいてるだけだから…」と言うとお兄ちゃんは「そんなことないよ。俺だって幸村といるの嫌いじゃないよ?」と返事をする。
「大事な弟だよ。もちろん、幸村の弟もね。」そう言いながら三人揃って学校に行く、
彼はCNお兄ちゃん。ラティオスの兄だよ。
「それでさー、ハカセお兄ちゃんがさー。」「そ、そうなんだ;」二人が他愛もない会話をしていると、「あつ、CNっち。おっはー。今日もぎゃんかわじゃん。」という声がした。
彼女の名前はノアさん。飛んでる物が好きな女の子です。飛んでるポケモンが大好きな人です。
「ハカセっちもおはよう。」ノアさんが挨拶してくる。「ハカセっち、今日も勉強一緒にやろ?」と聞いてきたので「はい、喜んで。」と答えておきました。
僕は筋金入りの勉強嫌いだったのですが、ノアさんと友達になってから勉強をするのが満更でも無くなって来ました。
「よお、お前ら。何してるんだ。」この方はカシウスさん。医者をやってて、あらゆる病気を治せちゃうすごい医者らしいです。
何故学校に通ってるのかは謎ですが、僕の一番の親友は彼かノアさんでしょう。
僕は「ああ、ちょっとノアさんと勉強の話をね。」そう言うとカシウスさんは「わからないことがあったら俺に聞いてよ。」と言いました。
弟が「もうそろそろ学校に着くよ!」と言い、みんなと別れることになりました。
もう、お昼の時間です。僕は弟とノアさんに声をかけて弁当を一緒に食べるように誘います。
ノアさんと弟が快諾してくれたので一緒に食べることになりました。
「ハカセっちが自分さんと食べるなんて珍しいね。まあ、友達だしもっと声かけてくれても良いっすよ。」「お気遣いありがとうございます。」
…沈黙が辛い… 「あ、あの…ノアさん、高い所が苦手なのですが、どう克服したら良いでしょうか…?」そう聞くと「ええっ!?ハカセっち高い所苦手なの?」と返事をされたので
「はい、そうですが。でも、ノアさんのポケモンに高い所へ乗せてもらうことは好きです。」と答えておきました。
「もうそろそろ、お昼休みも終わりっすね。」そうノアさんが言って二人共立ち上がると、「あっ、ごめんなさい。足が…痛い…」「ハカセっちどうしたの?」「ひ…貧血で…」
するとノアさんが「しかたないっすね。今回だけっすよ。」と言って、僕を抱っこして保健室へ運んでくれました。
「ハカセっち軽いっすね。羨ましいっす。」そういえば、ノアさんにとって僕は赤くて魔法が使えることが羨ましいと言ってましたね。
…「ところで授業行かなくて良いのですか?」と聞くと「何で?ハカセっちの方が心配じゃん?」と言って僕の保健室のベッドの足元に立っていた。
ノアさんのことだけど、サボりたいからここにいる訳じゃなさそうですし、大丈夫でしょう。

そして、放課後。今日はカシウスさんとテニスで遊ぶ約束をしてました。
卓球でギリギリの戦いをして負けてしまったのでリベンジしに行くところです。
詳しくは「温泉旅行に行こう!」を参照してください。
学校のテニスコートでカシウスさんを待っていると、カシウスさんがフィオナさんを連れてやって来ました。
「ハカセ、やって来たぞ。」「テニスを教えてくれるのよね?」そう言うカシウスさんとフィオナさんへテニスのルールと基礎を教えて、必殺技を封印した僕を倒せるまでに強くなったので試合を開始しました。
まずは、カシウスさんVSフィオナさんでの対戦です。
サーブ:カシウス
カシウスさんは「行くぞ!フィオナ!」とサーブを打つとフィオナさんが「言われなくとも!」と力強いスマッシュを打つ。
カシウスさんのラケットが弾かれてフィオナさんがもう一発スマッシュを決めて、フィオナさんが得点しました。
カシウスさんも強く打ち返そうとしたが、かえって泥沼にはまりフィオナさんの勝利で幕を閉じました。
「一つ提案なのですが、二人同時に僕が相手してもしあなた方が勝ちましたら、お菓子を作ってあげますね。」そう言うとフィオナさんがやる気を出して
「カシウス、何が何でも勝つわよ!」そう言いながらラケットを構え始めました。
一点先取したら勝ちという条件のもと、テニスが始まりました。
サーブは僕からです。サーブを打つと前衛のカシウスさんがガンガン打ち返して後衛にボールが回って来ません。
カシウスさんは「まさか、何か隠してるんじゃないだろうな;」と聞いてきたのでお望み通りあまりの球威にひるむ球を打って差し上げました。
「っ!?ラケットが弾かれた!?」「カシウス!」とカシウスさんがラケット弾かれ次の球でフィオナさんに打ち返すも、どういう原理か、怪力のフィオナさんですらひるむ球威の球あんおでまたフィオナさんのラケットがはじき返されました。
しかし、その間にカシウスさんがラケットを持ち直すという連携プレイに驚きつつも、次の切り札を出すことにしました。
僕が打ち返すと、打ち返したカシウスさんがラケットを手放しました。
そのまま、僕が跳ねないドロップで得点を先取して終わりました。
僕は「二人ともよく頑張りましたね。久し振りにヒートアップしてしまいました。お礼に、今度お菓子、作ってあげますね。」と言うとフィオナが「ええっ?本当にいいの?」と言いました。

それから、カシウスさん達と別れて夕飯の時間になりました。
母親の妖精王が作ったご飯とハンバーグと目玉焼きのロコモコを食べながら、夕方やってるアニメを見るのが僕の日課です。
お兄ちゃんが「幸村、楽しみにしてるみたいだね。」と声をかけてきました。
今日のアニメはイーブイが出て来るみたいなので心が躍ります。
「だって、イーブイが好きですからね。今日はイーブイが出てくるみたいですよ。」と言うと、「それはそうだろうね。この時間はイーブイのアニメだし。」とお兄ちゃんが答える。
弟が「ハカセお兄ちゃん、もうそろそろ始まるよ。」そう言うとアニメが始まった。
弟が「今日のテニスはどうだったの?どっちが勝ったの?」と聞くと「そりゃあ、当然僕でしょう。」と自慢げに答えると「へえ、良かったね。」と答えてくれた。
お兄ちゃんが「ハカセはプロのテニス選手にならないの?跳ねないサーブとか打てる時点で適正あると思うんだけど。」と聞いてきたので、「ええ、夢の一つとして検討してます。」と答えておきました。
パチリスの一期さんから、紅茶をもらったのでティータイムにしゃれこんでいると、お兄ちゃんが「幸村、紅茶飲んでるのか?」と聞いてきたので「ええ、そうですよ。僕は牛乳で薄めて蜂蜜をたくさんいれないと飲めないですけど。でも、香りはすごく良いですよ。」そう言ってティーポットと空のコップを渡すと「ありがとう、いただくね。」そう言いながらお兄ちゃんが紅茶を飲み始める。「お兄ちゃん、どうですか?」と聞くと「とても美味しいよ。幸村。」そう言われ嬉しくなりました。選んだの一期さんですけどね。
ティータイムをしてるうちに寝る時間になりました。
「おやすみ、幸村、弟。」「おやすみなさいませ。」「おやすみ!」と川の字で寝る。こうして、一日が終わるのだった。