いつもの道は、異世界への道  作:ミシェル 投稿日時:06/7/31


―――ここは、とある山の小屋。そこには、3匹のポケモンと人が住んでいた。これは、ある日の大きな出来事―――――

目覚まし「リリリリリリリ・・・……」
『ぅぅ…Zzz』
『起きろボケェ!!』(蹴りがクリーンヒット)
『Σぐはぁ!!』
『ぁぁしんどい;』

アタシ、クチートの「クラリア」。通称は「クラ」。
今日も、ミシェルに足蹴りかましてやったんだ。毎朝これだから、すっごく疲れるの。

『何すんだ!!』
『超スーパー目覚まし。』
『意味不明だよそれ。』
『早く起きなよ。もう9時だよ!?』
『えぇ……ΣΣああああぁぁぁぁぁ!!!

朝起きるのは8時とか言って、いっつも過ぎてるの。自分の約束すら守れないんだから絶対人との約束なんか守れっこない

<少し早送り(待;>

ミシェル『はぁ。朝食終了っ。』
クラリア『今日はどこ行くの?』
ラウシェ『はいはい!山の探索!!』
フレイム『何でも良いよぉ♪』

あ、まだ紹介してないね。ラウシェはフライゴン。
フレイムは、超のんきなバクフーンだよw

ミシェル『よし、ラウの意見採用っ!』
ラウ『よっしゃぁww』
クラ『んじゃ、早く行こうよ。』
レイム『ZZzzz……(ぁ』
クラ『(フレイム見)あーぁ;;……起きろぉーーーっっ!!!(叫び』
レイム『パチン!)$&'(#)#%&);:>`{`+Q!!!???』

そのあと、アタシ達は山に行ったんだ。すごく霧が深くて、すぐに迷子になりそうだったな。帰ろうにも、道が分からなくなってて……

ミシェル『此処どこ?』
クラ『この中で分かるのがいると思ってるの?』
ラウ『同じくw』
レイム『同じくぅ。』
ミシェル『………帰れないじゃん。』
3匹『あっ……;;』
ミシェル『とりあえず、先に進むしかないよね?』
ラウ『それしかないんじゃない?』

  【数分後】

クラ『ぁ……霧、晴れてきた!』
ミシェル『やった、これで帰れ……』

アタシ達は、みんな止まって辺りを見回した。だって、さっきいた山とは全然違うところだったんだから。
さっきまでの山は、木がたくさん生い茂ってて、結構暗かった。今いるところは、山じゃなくて森。太陽の光も届いていて、すごく明るい。

ラウ『此処は………?』
レイム『なんか気持ちいぃ〜』(←もう慣れた(早っ;
クラ『後ろにはまだ霧があるし……通り抜けてきたってこと?』
ミシェル『………あぁっ!!』
3匹『何!?』
ミシェル『友達に聞いたことがあるんだ。どこかいろんな場所に、深い霧が立ち込めているところがあるんだ。そこを通り抜けたら、すごく不思議で楽しいところについた、ってw』
ラウ『てことは、さっきの霧が……』
クラ『そう、その霧だよ!!』
レイム『でもさぁ、帰れるの?』
ミシェル『また此処へ来れば大丈夫、って言ってたよ。あの子は。』
ラウ『じゃあ、しばらくここで・・・』
ミシェル『遊んでいきますか♪』
レイム『あの建物は?』
ミシェル『「パーティ」って言うカフェ。ちょっとのぞいていこうかw』

あーぁ、行っちゃった。大丈夫かな、あの人達。まったく、あの中でも誰かしっかりしててくれなきゃ。何が起こるかわかんないんだから……;

ミシェル『いったあぁぁぁっっ!!!』
ラウ『何こけてんのさ、ミシェル!』
レイム『やっぱりドジだねぇ〜w』

ほら。言ってるそばからああなる。やってらんない。
………でも、そういうミシェルに、アタシは少し惚れたみたい。なんか変わってもいつもマイペースだしね。
あ、ちょっと待ってよ。みんな、走っていかないでよぉ!!