あとがき


最後までおつきあい頂き、ありがとうございます。
12月下旬からお正月まで、6日ごとに繰り広げられる物語。いかがだったでしょうか。

この話を思いついたのは、実は今年の夏のこと。
いつの間にか神社の、そして年末の話になるにつれ、
今回のような連載方式が頭の中でまとまっていきました。

目標は実際の日時と連動、出来れば最後の更新を1月1日の午前0時に。
でもそれを実行に移すことは案外難しく、
「壱」の冒頭は9月に書いたものの、その後たびたび間が空いてしまい、
結局「参」の最後の段落を書いている時に新年を迎えていました。

それでも携帯版サイトとの連動(こちらでは1話を2分割)など、
うまくいった点もいくつかあるので、個人的には満足しています。

神主さんにちゃんとした名前を付けられなかったことが、心残りといえばそうですが……

「だったら今付けたらどうです」
「君はエセ神主で十分」
「そんなこと言わないでくださいよ……」

……では、また次のお話でお会いしましょう。



Rista

2004/1/2 祖父宅にて


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