今更ながらあとがきもどき。


化屋移転に際して全てのコンテンツを見直していたら、この物語が出てきました。
ポケモン関連の更新自体が随分滞っていましたし、お世辞にも読みやすいページとは言えなかったので、
今回、改行など「見た目」に関する点に修正を加えました。

「竹取物語」を書いてみようと思いついたのは、最初のサイトを開いた年。
「purelight」を書き始める前の年のことです。
すぐに学校の図書館で原作(現代語訳でなく原文+注釈付の)を借りて
自分で現代語に書き直していったため、話の筋はほとんど元のままです。
そのためでしょう、今読み返しても出来がいいように感じました。

そして登場人物をポケモンに置き換えていったわけですが……(ここだけがオリジナル要素)
そう、「ポケモントレーナー」じゃないんですよ。
ポケモン達が持つ不思議な技の数々を活かしたかったという思い、
というよりその手のアイデアに事欠かなかったことにより、そういう形になりました。
かぐや姫がピッピでなくプリンだったのは、アニメのポケモンやスマブラの影響があったんだろうと思います。
オオスバメの子安貝ではなくピジョットの宝貝なのは、
ルビー・サファイアが発表されるずっと前に書いたものだからです。
今書いたらもっと違う作品になっていたことでしょう。

そんなわけで、ある意味での「第一作」。
お楽しみ頂けたのなら幸いです。


Rista

2004年8月


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