8月2日 ホントに『いつもの』バトル!  編集:ポッター

この物語は、8月2日の午後8時頃にポッターが取ったログを元にして作られたものです。


準備編

8月2日、外は記録的な猛暑だというのに、ルーチェはしきりに誰かと戦いたがっていた。
バトルは絶対に断らないポッターのバクフーンでさえも、猛暑のせいで戦う気力をなくしていたのだった。
そのとき、その挑戦を受けるために立ち上がった者がいた。



ノロシ「ルーチェ!その挑戦、受けて立つ!!」
てんなな 「(ぉ」
ポッター「お、ノロシさんが立ちあがった!」
塑羅「おいおい、技無いだろ・・・って、追加してる!?」
ヨール「・・・(これで相手しなくて済む。)」
緑翠ルーチェ「あひゃあ!?・・・何で行きませうか?(ダブルが望ましいでs(駄目」
塑羅「立ち上がっても、恐ろしく小さいな・・・(足元見つつ」



やる気満々で立ち上がったノロシ(塑羅のマグマラシだが、現在はヒノアラシ)を見て、塑羅が呟いた。
実は、ノロシは火炎エネルギーの使いすぎで現在ヒノアラシ化しているのである。
なぜ火炎エネルギーを使いすぎたかと聞かれると、話が長くなるので詳しくは説明しないが、一言で言うとポッターのバクフーンの恋の話が原因ということである。
バトルの相手が見つかり、ルーチェも喜んでいた。



ノロシ「ダブルバトルでいい!」
バクフーン「ノロシ、頑張れよ! 小柄な分、俊敏な動きが可能だからな」
てんなな 「あ、ご飯ROMです〜(え゛ー」



ここでてんなながROM状態に入った。
なんともタイミングが悪かった。
メンバーは了解と返すと、バトルの準備を始めた。



ムームー「もう一人は・・・?」
ノロシ「そりゃあ、あんたが・・・。」
ムームー「嫌です。」



ノロシの要請に、ムームー(塑羅のムウマ)はきっぱりと断った。
どうやらバトルがそれほど好きではないようだ。
そうしている間に、ルーチェは戦闘に出すメンバーを編成していた。



緑翠ルーチェ 「。0(ノロシちゃんはヒノアラシ、ルーイはまず無理、ルシファー(ルーチェのキノガッサ♂)とビビアン(ルーチェのムウマ♂)で行こうかな・・・(ぉ)
緑翠ルーチェ 「。0(あーでも相性が!だからと言ってランペル呼び出すのははっきり言って嫌だし・・・)」
ノロシ「え、ちょっと、待てよ〜。」
ポッター 「僕が実況&インタビューいきますかぁ?」
バクフーン「お前、実況やったこと無いだろ・・・」



パートナーが現れない状況で焦っているノロシの隣で、ポッターはハイテンションだった。
バクフーンと同じく、ポッター自身もバトルは大好きなのである。



緑翠ルーチェ「だーもうこの際なのでルシファーとビビアン、負ける気で行って来い!(駄目だろ
ムームー「疲れますし、阿呆らしい・・・。」
ノロシ「じゃあ、どうするのさぁ・・・。」
ニーク「なら私が・・・。」
ノロシ「おお、やったぁ!」
おかゆ「実況はわかりますがインタビューって・・・?」
バクフーン「勝者へのインタビューかな・・・・たぶん」
ルシファー「・・・ルーイとじゃないのか?」
ルーチェ「無理だろ(きっぱり。」
ビビアン「そうですね・・・」



ノロシにようやくパートナーが見つかり、彼女はホッとした。
危うく門前払いになるところだった。
ニークは塑羅のラプラス♀で、いつも塑羅のことを想っているそうだ。
一方、ルーチェチームのルシファーはパートナーが同種族のルーイ(ルーチェのキノガッサ♂)じゃないことに気づき、少々ガッカリしている様子。
しかし、ルーチェとビビアンはあっさりと『無理』と返した。
恐らく、タイプのバランスが悪いと判断したのかもしれない。
これで双方の準備が整ったようだ。



ノロシ&ニーク「じゃあ、そういうわけで!」
緑翠ルーチェ 「誰かログ取りお願いしまs(駄目。」
ルシファー「・・・・」
ビビアン「よろしくお願いします。」
ノロシ「やったるで〜!!」
ニーク「こちらこそ、宜しく御願いします。」



両チームはお互いに礼をすると、フリーバトル場へと移動を開始した。
だが、まだログ取りが決まっていなかった。



ポッター 「取ったこと無いですが・・・・どうすれば・・・・?」
おかゆ 「ログ取り・・・親に黙って勝手に保存していいのかわかんないので・・・(汗」



おかゆはしっかりと断ったが、ポッターはやってもいいと言っているようにも聞こえる。
結局、ログは『ダメ!』と言わなかったポッターが取ることになり、観戦者達もバトル場へと移動を開始した。
移動の最中、ポッターは始めてログを取ることに不安を感じていた。


前編

さて、場面は変わってここはフリーバトル場。
塑羅チームとルーチェチームが作戦タイムをとっているときに、ポッターはやや遅れて到着した。
彼はフィールドのセンターラインの端に立つと、やる気満々で声を張り上げた。



ポッター「両者、スタンバイしてください!」
ノロシ「さてと、準備万端!」
ニーク「(塑羅さんにいいところを見せるチャンスですね・・・(ニヤリ)」
ルシファー「・・・・」
ビビアン「本気で行きますよ・・・あ、オリ技って使ってm(駄目だろ普通。」
ルシファー「・・・ビビアン。(ごにょごにょ」
ビビアン「・・・!?分かりましたよ・・・」
ノロシ&ニーク「よし、行くか(行きます)!!」



号令がかかったところで、対戦メンバーは所定の位置に移動した。
バクフーンは、ポッターとは反対のセンターラインの端に立って反則がないかどうか目を光らせる。



ニーク「こっちは何か作戦は・・・?」
ノロシ「無い!!」



ノロシはハッキリとそう言った。
具体的な作戦は考えていなかったらしい。
しばらく考えた後、ノロシは付け加えた。



ノロシ「強いて言うなら、『気合いと根性』!!」
ニーク「はぁ・・・。」
ビビアン「あのー、オリ技って使っても・・・・(駄目だと思うけど。」
ポッター「準備いいですかぁ?」
ニーク「オリ技ですか?構いませんが、私も使いますよ?」
ルシファー「・・・(ごにょごにょ。」
ビビアン「使えたらの・・・・話ですよね?(汗」
ルシファー「・・・・」
ビビアン「準備いいです。」
ノロシ「こっちは言うまでも無いね!」
ニーク「あれ、塑羅さんは・・・?」



そのとき、ニークは大好きな塑羅がいないことに気づいた。
せっかくいいところを見せるチャンスなのに・・・・・
そう彼女が思っているときに、バクフーンの声が響き渡った。
バトルスタートだ!



バクフーン「バトルスタート!!」
ノロシ「ニーク、そこにいな!」
ニーク「はい!」
ビビアン「まずは・・・でんげきは!>ニーク」
ルシファー「心の目・・・(さてどっちでしょう(ぇ」
ノロシ「近くに居たほうがよさそうだねぇ・・・。」
ニーク「そうですね・・・。」



ルシファーとビビアンは一気に先制攻撃で来た。
対するノロシとニークは、固まって戦うようだ。



ビビアン「(問題はあれをいつ使うか・・・・切り札としてとっておこうか。(ぇ」
ルシファー「爆裂・・・・パンチ!>ニーク」
ニーク「(塑羅さんは、何処・・・。)きゃっ!」
  ノロシ「大丈夫か!?」
バクフーン「おっとぉ、爆裂パンチがニークを襲ったぁ!」



ルシファーの強烈なパンチがニークを襲い、彼女は悲鳴を上げた。
普通、爆裂パンチは命中する確立が低い技だが、ルシファーは特別な訓練をつんでいる戦士のように確実にヒットさせた。
しかし、命中はしたが混乱状態にはならなかった。
ルーチェチームは、塑羅チームに容赦無く攻撃を浴びせかけた。



ビビアン「シャドーボール!>ノロシ」
ルシファー「心の目・・・・(ゎ」
ルシファー&ビビアンチームの猛攻は絶える気配が無い! さて、ニーク達はどうくるか!?」
バクフーン「ニークは大丈夫なのかぁ!?」
ニーク「まだ、大丈夫・・・です・・・。」
ノロシ「上等!!」



ニークはバクフーンにまだ大丈夫であることを告げた。。
それを見て、ノロシは満足げに頷いた。
そして、彼女らも反撃を開始した。



ノロシ「煙幕!!」
ニーク「冷凍ビーム>ビビアン」
バクフーン「ノロシは撹乱を狙った模様!」
ルシファー「(何か迷ってる)・・・・」
ビビアン「!(直撃)命中率を下げられたって、怖くありません、でんげきは!>ニーク」
ルシファー「爆裂パンチ・・・(ノロシ(心の目で必中ですよ。(説明要らない」
ノロシ「さて、身代わり!!」
ニーク「きゃあ!!」
ポッター「ルシファーの爆裂パンチがまたも炸裂!!」
バクフーン「ノロシは身代わりでかわす! だが、ニークは攻撃を受けた模様!!」



ポッターとバクフーンの絶え間ない実況の中、ノロシは身代わりで分身を作りルシファーの攻撃を防いだ。
これでしばらくの間は攻撃を受けないが、分身を作る際にノロシは全体力の4分の1を消費することになった。
ニークはまたも攻撃を受けたようだ。



ルシファー「無駄。にほんばれ・・・」
ビビアン「どんどん行くわよ、つばめがえし!>ニーク」
ノロシ「(直撃)くっ、まだまだぁ!」
ニーク「(ゲージ赤)ちょっと、早い・・・。」
バクフーン「あーっと! ニークが早くもレッドゾーン! ここで挽回せねば、戦況はルシファー達に有利に!!」



ノロシが相手を撹乱しようと使った煙幕も、ルシファーの日本晴れのより無力化されてしまった。
集中攻撃を受けているニークは試合早々レッドゾーンに突入していた。
苦手な攻撃をあまりにも多く受けすぎている。
彼女のピンチを契機に、ルシファーとビビアンは特殊な攻撃を発動させた。



ルシファー「心の目・・・・」
ビビアン「(1人赤ゲージ・・・・そろそろ行くか。)ルシファー、やるからね!」
ノロシ「もういっちょう、身代わり!!」
てんなな 「つー訳で見物(ぇ」
ポッター「現在、対戦中ですので〜>てんななさん」



観戦に加わったてんななに、ポッターは流れ弾(攻撃?)に注意するようにと彼に警告を送った。
少し目を離しただけでも、試合はどんどん進んでいく。



ビビアン「・・・かげうつり!(ルシファーの影へ。」
ルシファー「ソーラービーム。>ニーク」
てんなな 「あ、外出た方がいいですかね?(聞くな」
ポッター「ノロシは再び身代わりでかわした! ビビアンはルシファーの影に後退し、ルシファーはソーラービームを発射!!」
バクフーン「ニークが集中攻撃を受けている! こなままでは・・・・・」
ノロシ「言うまでも無いね」
ニーク「波乗り!!って、あれ?」
ビビアン「さて、と。ルシファー、行くよ!(ルシファーの影がなくなる→動き出す(ぅゎ」
ノロシ「あ、どっか行っちゃった・・・(汗」
バクフーン「おっと! 波乗りは2対2のときは威力半減! って・・・ニーク、どこに行くんだぁ!?」
ルシファー「ソーラービーム・・・・(やみくもに(怖」
ビビアン「心の目。>ニーク」
ノロシ「波に乗れないくせに、波乗り使うなぁ!!!」
ニーク「すいませぇん・・・。(遠くから」



ニークは波乗りを相手にお見舞いするつもりだったが、まだ完全にマスターしていなかったせいか、まったく正反対の方向に技を繰り出した。
そしてそのまま遠くに消えてしまった。
それとほぼ同時に、また1人観戦者が来た。
おかゆだった。



おかゆ「こっちも来ました。(レス不要です。」
ノロシ「うわ〜、見えないよ・・・。自滅だね、ありゃ・・・(汗」
ビビアン「爆裂・・・・パーンチ!>無論ニーク。」
ルシファー「心の目・・・」



しかし、既にニークは波と共に地平線の向こうに消えていた。


後編へ続く。