3月9日 カフェパ=何でもアリなどたばた談話室!?(その一)  編集:phase shift


塑羅with花 「……さらにこんばんはーですか;」
今日も賑やかなカフェパーティ、この日はいつにも増して千客万来であった。
デューク「なんで、ここに来てるんだよ・・・;送検されてるのに;」
塑羅はその日、どこかの遊技場の金庫を破って警察にとっ捕まっているはずであった。
確かにここに来れるはずは無いのだが…。
塑羅with花「……無論、残像(身代わり)残して逃げましたが?」
それを聞いたデューク、早速通報していた。検事の知り合いなんぞいたのだろうか?
デューク「・・・えーと、もしもし?X検事ですか?ええと、あなたの所の被告なんですが、こっちに来てるんですけどねえ・・・。ええ、ハイ。看守に確認とって貰ってください。」
塑羅with花「……いまさら金庫破りで書類送検なんて……情けないとは思いませんか?」
ルーク「オイ;」
それを見た塑羅はさっさと窓から逃走してしまった。


Rista「13人……ましろさん、今一人ずつ挨拶するのは難しいかと。」
春風 ましろ 「そうですね、えと春風 ましろといいます。これからよろしくお願いします。」
この日初めて来店していた春風ましろさん。
この人も初日からカフェの先例をあびる優・・・じゃなくて浴びる事になる。


デューク「・・・w」
デュークが風呂敷にしまっておいたバナナをうまそうに食い始めたのが今回の事件の発端。
フォルデ「好きですねえ、バナナ;」
ヴァル 「・・・・〜w」
悪戯好きのヘルガー、ヴァルシオンがソレをいやらしい(?)目つきで凝視している。
何かが起こる予兆だろうか?
ゆねら(4歳)「…。○(バナナ好きなんだ…(何)」
ヒューた「ばななって消化にいいんだよね♪(ぉ」
デューク「そうそうw消化が早くて速攻で栄養になるからスポーツ食として有名w」
ヒューた「おそばもいいんだよぉ♪(スポーツ食に蕎麦・・・」
少しの間喋っている間に、デュークはバナナ一房を平らげてしまった。
デューク「(ムグムグ・・・)ふうw美味かった・・・。」
人房分のバナナの皮が纏めてゴミ箱に捨てられる。
次の瞬間、ヴァルが動いた。
ヴァル 「・・・w」
犬ポケモンの特性(?)を使い、一瞬でゴミ箱からバナナの皮を一個取り出して隠し持ったのだ。
シフト「・・・」
席でパソコンをいじっていたシフトは、その光景を見てパソコンの電源を切った。
フォルデ「どうしたんですか?いきなりパソコンしまっちゃって・・・」
シフト「HD飛ぶかもしれないだろ?」


ヴァル「・・・さて、即決断即実行!w(待」
ヴァルは炎の翼を広げるとデュークの目の前に滞空した。
ヴァル「・・・デュークー?w」
デューク「あん?店内で火炎放射はすんなよ?」
デュークはヴァルの顔を見た。
ヴァル「・・・鬼ごっこしよw」
ヴァルは素早くバナナの皮をデュークの足元に置くと、そのまま部屋の反対側まで下がった。
デューク「こんな所で鬼ごっこなんか出来るかよ・・・;」ぐに・・・
デュークはやれやれとヴァルの方に行こうと一歩踏み出した。と、同時にものすっごく不吉な音が・・・。
Rista「……」
ALIM「……耐震機能は……と。」
ヴァル 「・・・・・w」
Ristaはこの音を聞いた時点で店の外に直行、トロピウスに乗って空中に退避。
ALIMは耐震機能を作動させるべく、首筋に手を回した。
仕掛けたヴァルは既に滞空して安全圏に、ワクワクしながらデュークを見ていた。
ゆねら(4歳)「ぐに?」
デューク「うわぁぁっ!?」
ズッドォォォン!
デュークはバナナの皮で見事にひっくり返り、辺りに地震が発生した。
コンテストだったら救いがたいほどの減点が食らわされていただろう。
ソリュート「うわぁ・・・出た歩く地震発生機・・・・(飛躍)」
Ω「さりげなく何言っているんですか・・・;(飛躍)」
ヴァル 「・・・いったぁっ!!w」
フー「うへぇっ;;(コケる」
たまご「わぁ;」
ALIM 「……ああ、正常に機能しますね。(涼しい顔)」
ルーク「……店が持つのか?(見回し)」
おかゆ「レン、飛べー!」
レン「ハイハーイw」
ゆねら(4歳)「ぎゃっ!?(避けれなくて地震直撃)」
静峰パーティー及び静峰「(特性ふゆう(静峰抱えて&飛行タイプのため全員無傷)〜♪」
佐藤軍師(自分の足元に向けてショットガンのトリガー引き)危ないッ!!(ガス噴射で飛んで回避)
春風 ましろ「のわっ!(地震でこけた)」
最早結構お約束になっているバナナ滑り地震。皆さんの対応も手馴れたものになっている。
それでも結構、被害は出る。


シフト「・・・ふう;(ゆれがおさまった後にパソコン再起動)」
フォルデ「そういうことですか・・・;」
デューク「・・・やってくれたな、ヴァル・・・。」
デュークは若干の殺気を纏いつつ、起き上がると自分の身長よりでかいハンマーを取り出した!(某人によると大型の冷蔵庫に鉄骨刺したような感じだそうな。)
Ω「店内でハンマーを普通に取り出した・・・;」
ソリュート「お前は普通に刀を振るけどな・・・>Ω」


ALIM「……そういえば、私、ALISAお姉様にお会いしていないような気が……。」
ルーク「あ、4姉妹だっけ?」
微妙に(オイ)緊迫した状況をよそに、ALIMは つぶやいた。
ALISA「ふん・・・?」
それに反応したのか、屋根の上に座っていたALISAが天窓から顔を出した。天窓は元からあったようですよ(ぁ)


ヴァル 「・・・はい、大成功ーw・・・えあ、何を?w」
揺れが収まるのを確認したヴァルは下に降りてデュークの顔を見た。つーか何をって一つしかないでしょう;
レン「(下がってくる)回避成功ー♪(何」
おかゆ「(レンから降りる)・・・ハイテンションですね。(何」
おかゆのほかにも地震を回避していた面々が続々と戻ってくる。
デューク 「・・・言わなくても分かってんだろうがw」
デュークは引きつった笑みを浮かべつつ、ハンマーに内蔵されている鎖でヴァルを絡めとった。
ヴァル 「いや分かってないっ!;ってか俺、何にも(バナナ設置以外)してないって!;」
シメられるには充分なことやってる気がするが・・・;


塑羅「……ALISAさん、奇妙なことしてますねー;。0(てか、此処天窓あったんだ;)」
先ほど逃走したはずのソラがALISAの隣に座る。
ALISA「この付近じゃ一番見通しがいいからな。少し歩けば滝の方がいいんだが。」
中の騒動をよそに屋根の上では男女二人・・・別に変な意味ではない。なりようもないし。


Rista「……ましろさん、今「見える」光景はあまり深く気にしないように。悪戯っ子に対するお仕置きが始まるだけですので。」
Ω「お仕置きより制裁の方が合ってる気が・・・」
Rista「あれを制裁と言っていたら、もっと過酷なものを表現する(まともな)言葉がなくなりそうなので。」
Ω「そうだとしたら、虐待や殺戮ですか?」
Rista「……そういう言葉を避けたいがための温存なんです。」
確かに、殺戮や虐待などあってほしくないものだが。


デューク「それだー!当たり!」
そして、当の二人、ハンマーの鎖でヴァルを捕まえていたデュークだったが、そのままヴァルシオンを外に放り出した。
ヴァル「うっわっ!?;」
デューク「おらあ!」さらに、その上からあの殺人ハンマーが降ってくる。
ヴァル「それはヤバいってっ!;」
命の危険を感じたヴァルは即座に翼を展開して飛びのいた。次の瞬間・・・。
ズッドン!
ハンマーはヴァルのいた地面に直撃し、周囲の地面にヒビを入れた。
ヴァル「・・・セーフ・・・;」
ヴァルは滞空しながらその光景を見て生きてて良かったと思ったそうな;

一の二に続きます;


塑羅「……さいですか。別に見通しが良くなくとも、屋根の上は僕は好きだな。」
所変わって屋根の上の男女二人。
塑羅はゆっくりと腰を下ろした、が・・・。
ALISA「で?何でおまえが今頃こんな所をうろうろしている?」
ALISAは馬鹿でかいインパルスキャノンの砲身を塑羅の口に突っ込んだ。
塑羅「……何でって、助手ほっぽいて逃げるわけにもいかんでしょう。」
口に砲を突っ込まれつつ話す塑羅。何でこの状態で話せるかどうかについてはツッコミ禁止。
ALISA「まあ、そうなのか・・・?。0(良く顎が外れないなあこの人・・・。)」
若干唖然としつつ、話すALISA。
塑羅「さてと……風呂タイム!撤収だっ!!」
塑羅は口からインパルスキャノンを外すとしたに飛び降りた。しかし何か違和感が・・・。
ALIM「はい、判りました;。0(てか、顎……;)」
ルーク「おう、じゃ、またなっ!(片手挙げ。0(顎、全開のままだぞ;)」
塑羅の顎が全開のまま・・・どうやら外れてしまったようだ。
アリサ「なんだ、しっかり外れてたのか・・・よだれが垂れ流しになるから注意な。」
ALIM「……本当、塑羅様の体ってどうなってるんでしょうか?:……お疲れ様でした。」
・・・謎である。(爆)


Rista「さて……春のニューフェイスラッシュ、このまま行くと秋以上の勢いかもしれませんね……」
Ristaは名簿を見つつ言った。
若葉ルキア「え!ニューフェイス増えてるんですか?」
Rista「日曜から朱鞠さん、ルキアさん、ましろさんの順に来てますから。ここまで続くのは珍しいですよ。」
若葉ルキア「ニューフェイスラッシュ・・・」
この後も何人かの常連様が訪れている。やはり常連様が増えるのは喜ばしいものだ。


デューク「さて・・・。」
外にブン投げたハンマーを回収しつつ、デュークは外に出た。
ヴァル「・・・・・;oO(どーやって逃げようかなぁ・・・?)」
それを見つつ、高空に滞空しているヴァル。
デューク「久々に行ってみるかw」
そういうとデュークはいきなり姿を消した。
ヴァル「・・・!?デュークが消えた・・・?」
ヴァルは慌てて辺りを見回す。
デューク「上だw」
いきなりヴァルの真上に出現したデューク。そのままヴァルにヒップドロップを仕掛ける。
ヴァル「・・・って、上!?;(ギリギリ回避するも、掠る)oO(喰らったら・・・潰れるっての;)」
デューク「ぬ;かわされたか・・・;」
デュークは悔しそうに上を見上げつつ地震が起きないようにそっと着地した。
ヴァル「・・・今、何を・・・?;」
デューク「・・・?ヒップドロップだが。」
ヴァル「いや、そっちじゃなく・・・消えたよね?(言いつつ、逃げ出す体制に)」
デューク「ああ・・・お前は知らなかったっけ?わしがワープ能力保持者だって事・・・。 」
ヴァル「ワープ?・・・ああ、前それで材料回収とかしてたっけね・・・;」
言いつつジリジリとカフェに近づくヴァル。この材料というのはデュークがハンマーを作って貰う際に集めた材料の事である。
デューク「逃がすか!」
しかし、デュークがヴァルの行動を大人しく見逃すはずもなく、ヴァルに鎖を絡ませた。
ヴァル「・・・ばれてたっ!?;(鎖に絡まれ)」
デューク「それじゃあ・・・一撃で決めてやる!」
デュークは鎖をそのままにしたまま、ヴァルに突っ込み、柄で一撃を加えた。
ヴァル「決めr(柄直撃、気絶)・・・。」
若葉ルキア「悪戯はよくないよ〜」
少し遅い気もしないでもないが、ルキアが杖を取り出した、が・・・。
Rista「ちなみに当事者以外が制裁に手を出すと、余計トラブルが大きくなりますのでご注意を。」
若葉ルキア「サッ」
杖はすかさずしまわれたそうな。


デューク「さて・・・Ristaさん、いつもの下さいなw 」
デュークが気絶したヴァルの首筋をつまんで入ってきた。
ヴァル「(ブラーン)・・・・・。」
Rista「これですか?」
Ristaは店内の一角にある段ボール箱からげんきのかたまりを取り出してデュークに投げ渡した。
デューク「それですw毎日のように使ってますしね。」
若葉ルキア「どんな悪戯仕掛けたんすか?」
Rista「ルキアさん、バナナの皮と言えば?」
ヴァル 「・・・毎日のように使われてる気が;」
ヴァルはげんきのかたまりで回復した。
バトルやら悪戯の制裁やらでヴァルシオンはげんきのかたまりのお世話になりっぱなしである。


佐藤軍師「……誰ですかッ!! 凍える風を使った人は!!」
いきなり軍師が謎発言。
デューク「・・・はい?>軍師さん」
デュークはヴァルを振り子のようにブラブラ振りつつ軍師のほうを見た。
リース「……ニューフェイスラッシュと勘違い?」
リースが物騒にもチェーンソーを取り出して起動させた。
どうやら謎発言じゃなくて勘違いだったようで。
軍師「……!!」
リース「今日の悪夢、再現する?(ビィィィィィン)」
軍師「止めてください!!
ヴァル「(ブラブラ)・・・っていやちょっと待った!;ってか降ろせーっ!; 」
ヴァルがブラブラされている事にやっと気付き抵抗を始めた。
デューク「やだね・・・。まだ気がすまないw」
デュークはさらに勢いを強め、ヴァルをグルグル回転させ始めた。
ヴァル「もう済んだだろ・・・って、うわっ!?;」
デューク「オラオラオラオラオラw(ぐるぐるぐるぐるぐるぐる・・・)」
ヴァル「・・・楽しんでるだろっ!目が回る・・・っ!;(グルグル・・・)」
ヴァル君、大正解!(爆)
所変わって店内、「バナナとの皮といえば?」の続きである。
若葉ルキア「・・・生ゴミ(ぇ 」
Rista「……まあ、そうですね。そのゴミをゴミ箱から引っ張り出してデュークさんの足元に放った、というのがヴァルシオンさんの罪状です。」
Ω「(ヴァル見つつ)・・・ここまでされると哀れみを覚えますね・・・;(何)」
若葉ルキア「哀れな・・・」
イチゴ「ヴァル・・・;」
デューク「よっとw」
皆が哀れみの声をあげている所に、やっとこさ気が済んだらしいデュークが目を回したヴァルを真上に放り投げ、そのまま頭に着地させた。
こんな事をされてもヴァルはめげずに悪戯を続けるのであった。

これが、若さか・・・。


しかしこの日の騒ぎはこれだけに留まらなかったのであった。


お話はまだまだ続きますよ。