2月27日 怪しい薬で善い悪夢(ユメ)を!?(前編)  編集:Rista


 伝え聞くところでは2月の中旬頃。
 あるサーナイトが何の気まぐれか、妙な薬を開発した。
 効果も副作用も不明瞭なその薬は当初、身内や関係者を実験台にして研究されていたが、
 彼女は「より多くのデータが欲しい」と思い、その薬をカフェに持ち込んでしまった。

 問題の薬はいくつかの騒動を巻き起こした。
 そしてある日、何やら悪巧みをしたどこかの悪党により、薬は奪われてしまった……


 これから語られるのは、その2日後の話である。



チェルク「いらっしゃいませ!」

 今日も元気に営業中のカフェ「パーティ」。
 出迎える店長に軽く挨拶しながら、常連客が次々とドアをくぐっている。

バロン「(サングラスをかけた状態で入店)やあこんばんは」
スプリット「…ん、バロンかぁ; こんばんはーw」
ナオキ「・・・ふぅ;やっぱりカンナギシティは寒いな・・・;(何(よく見るとコートに雪が積もっている)あ、こんばんは;」
愁海棠(剣士)「神凪に行ってきたのか……今の時期深奥内陸部はダイヤモンドダストが普通に起きるからなぁ…… 」
 普段着の常連が多い中、何やら物々しい格好の人が1名。
 何とも言えない近寄りがたさのせいか、愁海棠の周囲にはあんまり人がいない。

 店内の別の一角で、ぱさりと音を立てて一冊の本が落ちた。
 ページの間に挟んであった写真がはらりと落ちる。
銀翼「・・・・あれ(落としたことに気づき、本を拾う)写真は大丈夫かな?」
塑羅「ん、しっかりと落ちてるぞ、銀翼。(写真指し」
銀翼「(写真を見つけ)あ、ありましたね。(一礼した後、写真を見て、黙り込む)」
バロン「(ソラから落とした本に目をやり)・・・・金品関連じゃないかぁ・・・・(ぁ」
スプリット「…金にしか目が無いんですか…?;(ぁ」
バロン「俺は基本的にカネじゃないと動かないさ、坊や。(S氏の向かい側の席に座り、新聞を広げ)」
 悠々と新聞を読み始めるバロン。
 その首に賞金がかかっているとは思えないほど、態度に余裕がにじみ出ている。

 ……その真上に、不穏な影がひとつ。
狼我「(天窓から飛び降り、た勢いのままS氏へ骨を振り下ろそうと!/ぁ)oO(……喋らせれば!/何)」

 バロンとは違う意味での“悪い奴”、マグマ団頭領のご登場だった。
 彼の狙いはバロンの向かいのテーブルにいるオーナー一行、監視のお仕事を遂行中のS氏だ。

 が、振り下ろされた骨はあっけなく、突き出された拳に受け止められてしまった。

S氏(W)「…………(拳で骨を受け止めている」
塑羅「で、何やってんだワンコ。(ぁ」
狼我「(後方へ飛び退き)……む。少々、主の口を開かせようとしている。」
紅炎「言ってどーする(ぁ/素」

デューク「うーす、こんばんは!」
バロン「っと、遅れてすまなかった。こんばんは、M団お二人さん。(ロウガとデューク見)」
塑羅「俺も一応M団だぞ。仮だけど。つーか一緒くたにされたくないけど。(ぉぃ>バロン」
バロン「(ソラ見)・・・お前、よくそれでM団やってられるな;」
 マグマ団カフェパ支部の顔ぶれはバラエティ豊かである。
 さっそく仲間内で意見が割れている間に、朝陽と紫電、イレイストが相次いで来店した。

S氏「……今度は何を企んでいる。」
狼我「いや、その。……昨夜の延長というか、飲んでみないか主?(昨日の瓶を取り出し/ぁ)そして其処のアルバイター、貴様何を言っている(ぁ」
デューク「・・・何を言うか貴様;>ソラ」
塑羅「(デューク見)……だって、偶に本気で後悔する時があるぞ?(狼我一瞥し、再びデューク見)……今とか。(ぁ」
狼我「フン、給料を先一年分渡してやっただろうが塑羅。イコール一年は胸を張ってマグマ団と宣言しろ。(ぁ/さらりきっぱ」
塑羅「うわぁ嫌だorz<胸張ってマグマ団宣言」
紫電「その給料はどれくらいなんだよ・・・」
狼我「アズキだ、アズキ。>給料一年分  一年分以上の価値があるだろうが(」
デューク「・・・ソラ可愛そうに。>小豆」
朝陽「Σ小豆・・・・・・よしそらやん!それ全部使っておしるこつくろ!(ぇ」
アズキ「(デューク見)……私です、私。(ぁ」
狼我「間違えるなよ、ミカルゲとかいう種の「アズキ」だからな……」
 年俸はポケモン1匹。もちろん、1年分の食費込みなどという親切仕様であるわけがない。

愁海棠「今日もにぎやかだなぁ……(←狼我にとって驚異な雰囲気を持つ剣を持っている……)」
狼我「(脅威な雰囲気を持つ剣、には注意行かず)……おい、聞いているのか主? おーい?(ぁ/瓶振り」
S氏「……何を言うか、理解出来ん。」
狼我「まあ、その。理解は後付で充分だ、飲め主。(S氏へ一歩歩み寄りつつ、瓶突き出し/…)」
S氏「……貴様が飲め。(納得いかなさそうに狼我を見ている」
狼我「俺が飲んでは意味が無いのだ、……主に捧げたいと心底願っている。(笑顔、但し邪/……)」

 契約を交わした主人に、悪い思惑丸出しの笑顔で近づいていく狼我。
 近くのテーブルではバロンとスプリットの雑談が、バロンの妻の話に発展している。

デューク「・・・そう言えばリナ姐ぇとは最近一緒のところ見ないよな。」
狼我「そうか? 最近良く会えるのだが。ネコミミやネコミミやネコm(ry>デューク」
 リナ、の言葉に反応したらしい狼我が口を挟んできた。
紫電「ネコミミに萌えすぎて愛想が尽きたのか?」
狼我「バカをぬかすな。……リナにネコミミが付いて、相乗効果で効果は抜群なのだ(謎」
デューク「・・・でもさ、カシラがネコミミつけて効果倍増させる相手はリナに限らないよな。それってまずいんじゃないか?」
狼我「フン、リナとルーチェが最強で……、……て、主貴様聞いているのかッ!?;(ぁ/がおう」

 狼我がデューク達との会話に気を取られている間に、S氏はさっさと座ってRista監視体制に戻っていた。
 常に自分の任務を優先する彼にとっては邪魔でしかなかったのだろうか?

バロン「(新聞を捲りつつ)・・・・ああ、そういや地球の新聞を見たことが無いな。持ってないか?(スプ見)」
デューク「あ、スプの世界の新聞ってのはどんなんなんだ?ワシのは朝夕刊があって、売店で買うのだが。」
スプリット「地球の新聞…?;(キョロキョロ見渡し)…オーナーに聞いてみたら?; 僕はテレビ欄しか見ないから…;(駄」
狼我「(瓶を片手で揺らし)oO(力ずく、で飲ませることは可能だろうか……/…)」
Rista「お疲れ様でした。……当店に新聞は置いていないんですよね;お客様一人一人の世界が違うのでは情勢も違うでしょうし;」
 常連PTの数を考えると、全部の世界の新聞を購読したらあっという間に倉庫が一つ建つことだろう。


狼我 oO(……良し)(そーっと、S氏の背後に回りこもうと移動開始/ぁ)
 S氏がRistaの動向に注意を配っているのを見た狼我が、方針を変えたのか、動き出す。
 その様子を目にしたスプリットがすかさず近づいた。
スプリット「(狼我に近づき、小声で)……飲ませたいの?(ぁ」
狼我 (ぴくり、として/スプの方向かず、小さく首肯して)
スプリット「(狼我の肯定に気付き)…よっしゃw(S氏の目の前で背中から煙幕を噴出す!/注意をひき付けるためのようだ!(ぁ)」
狼我「(←消音行動中)…………。(スプへグーサイン、S氏背後に回りこみ接近試みーっ)」
S氏「……(スプリット見、呆れ顔」
 突然煙幕に囲まれたS氏。
 見抜いているのか見抜く気もないのか、ずいぶんリアクションが薄い。

 その頃店にはヨワトキらが来店。
 顔見知りの常連達と挨拶を交わしている間に、狼我は狙った位置へと移動していた。

狼我「(背後から接近して、S氏の口を片手でこじ開けようと!/ぁ)……動くな、と言ってみる(」
スプリット「(S氏見て)…動くな!狼我が噛み付くぞ!;(ぁ」
Ω「片手で口をこじ開けるような怪力を狼我さんは持ってましたっけ?」
ヨワトキ「無理だろ、俺だってぎりぎりだし。(おい」
 ちなみに狼我はもっと非力らしい。
エンジェリナ「(S氏、狼我、スプリットの順に見て首傾げ)・・・何やってんだあれは?(」
S氏「……知らん。(狼我に捕まった状態でエンジェリナ見、大した負荷にはなってない様子」
狼我「……ああくそ、貴様少しは驚け主、むしろ口を開いた状態で停止しろ!;(無茶/S氏が喋ったときに開いた口へ、手入れて開いた状態に保たせようと!」
スプリット「お疲れ様ー; Σ!S氏口を開け!(火炎放射!(ぁ)」
S氏「……何がしたいのだ貴様は。(狼我を振りほどくように首を動かし、スプリットにモヤッと投げ」
狼我「(振り解かれて数歩交代、片手に拳銃持ちS氏へ向け)最終手段だ、ええと……動くな?(駄」
スプ「(モヤ直撃)あいた…; ほら、雰囲気読めS氏!;(ぁ/がうがう!」
 さらに物騒な物が出てきた。
 しかし動じないS氏と吠える2匹(違)を見て、エンジェリナがつぶやく。
エンジェリナ「・・・。(S氏他(待)見つつ)・・・平和だなぁ。(」

 ここで一見あまり喋ってないような朝陽が撤収。
 入れ違いでポッターのバクフーン(以下バク)が入ってきた。
バク「(ロウガの必死の姿を見て硬直)・・・・何してんの;」
紅炎「…………さあ(」
 声を掛けられた当人、狼我は必死になるあまりバクに気付いていない。
デューク「お、バクゥ。こんばんは・・・、どうやらS氏に何かするつもりらしい;」
バク「え・・・・デュゥも判らないのか;(視線はロウガのまま)」
デューク「・・・うむ、なにやら液体を持っていることから飲ませるつもりらしいが・・・。」
スプリット「と、こんばんはーw;(バク見て)……頑張ってるから協力して!;(待」
バク「ちょ、待てって!; 俺どっちの味方すればいいのか判らないんだけど・・・・(助言を求めるかのようにキョロキョロ)」


 そこへ、

アメ「あははははははは!!
ツァール「ま、マスター!;」
セラエノ「……嘘だっ!とか言いそうね;(ぁ」

 ……明らかに様子がおかしい神父服の女(以下アメ)と、彼女のポケモン達が入ってきた。

シロ「(入店、アメ見て)……。(ぁ」
狼我「と、今晩h……っΣ貴様イカレ!;(警戒MAX/ぁ」
アメ「ろーうーがーさーn(鈍い音が響き、直後に倒れ)」
セラエノ「……入室直後に卒倒したのはきっとウチのマスターが初めてね(…;)今晩は」
 案外そうでもなかったりします。
狼我「(セラエノへグーサイン/ぁ)……ふう;まだ暴走していたのか、このイカレ女は……ッ!;(倒れたのを良いことに、ぶつぶつと/……)」
 ぶつぶつ言いながら、殴り倒されたアメを見下ろす狼我。
 犬猿の仲とまでは行かないが、この両者はしばしば対立、乱闘まがいを起こしているらしい。
 他にもいろんな人・ポケモンが狼我と対立関係にありますが、長くなるので省略。(ぁ
セラエノ「(狼我見、S氏見)……まだやってたの?;(ぁ」
狼我「うむ、主が中々口にしてくれんのだ。(銃向けたままにセラエノ見遣り/…」
セラエノ「……そう。残念ね。良いデータが取れると思ったのに(…;」<主が〜
アメ「……(時折ピクピクと動くが、立ち上がれないらしく;)」

 そう、このセラエノこそ、冒頭で紹介したサーナイトである。
 彼女から奪った薬をS氏に飲ませようという狼我の挑戦は、実は昨晩も行われていた。
 もちろん玉砕に終わったことは言うまでもない。

S氏「何をどう読めという。(スプリットを睨んだ後、狼我見)貴様も貴様だ、それを渡せ。」
狼我「…………渡せば飲むのか、主?(じぃっと、探るような視線をS氏へ向けて/ぁ)」
スプリット「ほらほら!; えーっと…そう! 皆S氏がどうなるのか期待してるからさ!w; 此処は、現状に甘んじて飲んでくださいよ!w;(何」
S氏「何故飲まねばならんのか納得がいかん。(調べるつもりらしい」
狼我「……、……で、では渡せん!; 大人しく飲むのだ、主!(銃向けたままに、じりじりと歩み寄り)」
セラエノ「(S氏見)……調べたいのなら、あるわよ?(瓶を一本取り出し/ぁ)」
狼我「Σ待てセラエノ渡すな、調べられでもしては飲ませようが無くなるだろうが!?;(ぁ」
 確かに怪しい薬、しかも怪しげな笑みを浮かべた相手にしきりに勧められて、さらっと手を出せる人はそうそういないだろう。


 一方、別のテーブル。
デューク「・・・傍観しとけばいいと思うが;」
バク「(デュークに頷き)うん、そうする;」
シロ「……うん、僕も傍観してる;(ぁ/バクの隣へ)」
デューク「まぁ、あまり荒っぽくなりそうだったら止めるのも視野に入れないとな;(グッと拳を握り)」
ガイダンス「何ヶ月ぶりだろうか・・・」
 不穏な空気など露知らず、感慨深げに店へ入ってきたセイバーガイダンス。入れ違いで塑羅が撤収している。

デューク「カシラ〜?その銃、あまり変な事に使うなら返せよ?(ジーッ)」
狼我「案ずるなデューク、変な事にしか使わん(…/くるり、と回して見せ→向け直し」
デューク「・・・まぁ、それをちゃんと人に向けて脅して金品奪ったり、ぶち込んだりするのに使っているならいいのだが(ぁ)」

スプ「……う〜ん…; どうにかしてS氏に飲ませたい薬…!;(ぁ」
紫電「そもそもメカS氏に薬が効果あるかどうかが疑問だ」
セラエノ「幽霊には効果あったわよ?(…;」>紫電
 既に犠牲者、もとい被験者がいたらしい。
 一体どんな仕組みで効果を発揮するんだろうか……?


狼我「(そーっとアメ一瞥)……そのまま、寝たきりにでもなれば、世界は安定するのだろうな(待/ぼそり」
 じゃきん
 ……いつの間にか倒れたアメの手にライフル銃が握られ、銃口が狼我へと向けられている!
S氏「(銃を向けられても大して動じず)……言えぬような物なのか。」
狼我「(アメのライフルには気付いていないようだ!/ぁ)……い、いやあ。素晴らしい薬だ、あるじ。飲んでみれば解る。(歩み寄りつつ)」
スプリット「Σいやいやいや!; そんなこと無いって、きっと美味しいと思うよ!?;(ぁ/S氏へ近づきつつ)」
 徐々に肉薄する2人。
セラエノ「(サッと目を瞑って)…探求心に悪は無いわ!(…;」>狼我
狼我「……貴様の存在そのものが害悪だろうが!?(当然の如く/待>セラエノ」

 狼我が条件反射的に吠えたその時。
 ガンガンガンガンと、狼我へゴム弾の嵐が飛来してきた!

狼我「……さあ、主。自らで試しtΣ痛痛ッ!?;(ゴム弾直撃、慌ててアメ見遣り)き、っさま、何をする!?;」
セラエノ「……(シャドボを両手に構え、にっこり笑い)……吹っ飛ばされたいのかしら?(…;」>狼我
狼我「効果は抜群だが、遠慮させて頂く(セラエノ一瞥→きぱっ/ぁ」
 アメは無反応だが、手にしたライフルの銃口は正確に狼我を狙っていた。
 当たったのを見た後も、弾丸はなおも発射され続けている。
セラエノ「却下(…;/弾丸の雨に紛れ込ませるように、シャドボを狼我へ発射し)」
狼我「っ、待て、おい、イカレ!; 貴様昨夜に続き今日までも、痛っ、落ち着っ、撃つなあああッ!?;(ぁ/直撃直撃→シャドボ直撃、がくりと膝付き)ぐ、貴様、ら……っ!;」

ナオキ「・・・えーと、狼我さん;リフレクト・シールドである程度防ぎましょうか?;(ぁ(狼我見つつ(ぁ)」
 あまりに悲惨な袋叩きを見て可哀想になったのか、ナオキが助け船を出した。
 ここで言うシールドは彼が有する謎の宝石のひとつ、赤石で作り出せる反射障壁のことだ。
狼我「シールドよりも、あの諸悪の根源であるイカレどもを倒せナオキ!; ドラゴンクローだ!(アメ・セラエノ指し/ぁ」
エンジェリナ「・・・何時から狼我ってナオキのトレーナーになったんだろう。」
キア「いやなってないから;」
 アメは依然倒れたまま、強化水鉄砲をもう片方の手で取り出し、そっちも発射し始めた。
 二丁の銃から撃ち出された水流とゴム弾、さらにセラエノの容赦ないシャドボ乱舞が狼我に迫る。
狼我「痛ッ!?;(水流も直撃、逃れようと大きく飛び退いて)ぐ、……っは、痛……っ!;(ひくひく)」
セラエノ(ナオキを一瞬、物凄い目で睨む;)
エンジェリナ「・・・。(狼我に火球投げ(」
狼我「(吸い寄せるように火球を貰い火→回復)む、良いぞエンジェリナ!」


 その頃。
 店の窓の外に怪しげな白衣の人影があった。……KEである。
シエル(ピカチュウ♀)「すごいよね、怪獣サイドンw」
リヒト(ヒトカゲ♂)「・・・いえ、僕はこういうの慣れてますから・・・(汗」
 KEは店内の騒動など興味なさげに、ある一点のみを見ている。わかる人には視線の先は想像つくだろう。


デューク「さて、そろそろ大概にしておいたほうがいいぞ?(風呂敷からスパス12を2丁抜き出すと構え)>アメ」
アメ「…………(銃を向けられた瞬間、ピタ、と止まり/…;)」
 見事に攻撃停止。ちゃんと周囲は見えていたようだ。
デューク「うむ、流石にカシラがボコボコにされるのを放置するのは部下として如何なものかと・・・;」

 一方、当のS氏は目の前で叩かれる狼我とアメ達を見て、呆れている様子だった。
ツァール「……あの、すみません;;(S氏に向かってぺこぺこと/…;)」
スプリット「…S氏、僕の存在を忘れていただろう!?w(S氏へ飛びつき、押し倒そうと!(ぁ)」
S氏「(飛びついたスプリットをよろけつつも押さえ)…………」

 人の姿だが機械の身体であるS氏と、バクフーンのスプリット。
 体格はスプリットが勝っているが、出せる力はS氏の方が上であるため、押し倒すまでは行かなかった。
 成功したらしたで変な構図になってたと思われるが(何
 しかし動きを止めることには成功した。


 S氏は、そしてアメは、一体どうなってしまうのか……!?



サンクル「後編に続きます。