7月22日 アンノーン襲来?昼下がりのカフェで鬼ごっこ(前編)  編集:おかゆ


2007年7月22日。
皆楽しみにしていた夏祭り初日が終わり、2日目の昼下がり。
誰もいないカフェに、暇人がやって来た。

フルル「暇なときと暇じゃないときの差が有りすぎやしません?」
おかゆ「集中してると言ってくれ。(…。」

おかゆとおかゆPTのフルルであった。
他愛もない話を2人で続けていたところ、

おかゆ「……ていうか、二人漫才ってつまらなくないですか。」
フルル「私が喋らなかったら貴女はただ独り言を言ってる人になってしまいますよ?」
おかゆ「……うん。(…。」

どうやら虚しくなったようだ。
そんな中。

フルル「(アンノーンAに気づいて) ……誰かいますよ?よかったですね。」
おかゆ「え、何処?(…。」
アンノーンA「(適当なテーブルの上に立ち、じーっとおかゆ達を見つめている(何)」
フルル「あそこ。(蔓のムチで指(?)さして」
おかゆ「……どちら様でしょう?(…。」
アンノーンA「………。(黙ったまま見つめている」

(不意に、おかゆ達は天井から何かに見られている気がするかもしれない!(いや何)

おかゆ「……?(ぁ/アンノーン見つつも天井には気づいてない」
フルル「……。(天井を見上げてみる」
アンノーンA「………。」
アンノーンB〜Z・!・?「(ビッシリと隙間無く天井にへばり付き、おかゆ達を見下ろしてる(…)」

何処から来たのか、カフェの天井にアンノーン達が集合しているようだった。
(※尚、これからアンノーンは『A』のように、記号だけで省略させていただきます。)

フルル「(サーッ、と血の気が引く音/…。)……おかゆ、さん。……一時撤退ですよ。(蔓のムチでおかゆ引っ張り、店外へ」
おかゆ「え、何?何ー!?(ぁ/引っ張られ」
危険を察知したのか、素早くカフェの外に移動する二人。

A「デテイッチャウ?」
B「アソバズニデテイッチャウ?」
C「ソンナノ……」
全員「ダメナノダメナノダメナノダメナノ!(待」
そう言いつつ全員天井から離れ、一斉にドアから飛び出そうとするアンノーン達。

おかゆ「(外)え、何かあったんで?」
フルル「おかゆさんは気にしなくて良いんです見たくないものを見てしまっただけなんですからええそうですよ!」
おかゆ「句読点くらい付けましょうよ……。(ぁ」
見た当人は相当パニック状態に陥っている。
A「………デラレナイ。」

……しかし。
なんと詰まってしまい、アンノーンでカフェのドアは封鎖されてしまったようだ。
実際に想像してみるとかなり怖いものがある。

おかゆ「(ふと振り向き、アンノーンが視界に入り) ……何あれ?」
フルル「……アンノーンです。」
おかゆ「見たら分かりますけども。」

(全員ドアに詰まって身動きが取れない!)

A「(おかゆ達にキラキラ視線を送り) ……タスケテ?;」
おかゆ「(アンノーンを見て) ……カオスですね。」
フルル「……そうですね。」
おかゆ「(ヒソヒソ) ……ここは助けるべきなんでしょうか。」
フルル「……さあ。(駄」
A「………カノジョタチ、ミテルダケ…。」
B「タスケテクレナイ?」
C「ソンナノ……」
全員「ダメナノダメナノダメナノダメナノ!(」

メリー「…………。…珍妙なデザインの扉作ったと判断するべき?」
キャン「嬢。残念ながら生きているようだ(ぁ」

アンノーン達が助けを求め、おかゆ達が困っている中、メリーとその仲間、キャンことキャンちゃんが現れた。

A「タスケテクレナイ。」
B「タスケテクレナイト。」
C「メザメルぱわーイッセイシャゲキ。」
全員「(ギョロッと全部の目がおかゆ達に向き(待)」
やっぱりこれも怖いものがある。

メリー「(おかゆとフルルを見て)…こんちは。アレ何?(」
おかゆ「あ、メリーさん!この子達(アンノーン指差し)どうすれば良いでしょう!?(ぁ」
フルル「……なんか、私達が入ってきたらいつの間にか天井にいて、外に退避したんですが……追ってきてこうなりました。(…。」
メリー「馬鹿だね(ずばーっと;)…で、助けてって。具体的にどうしろっての? 」
助ける気はあるようだ。
そして今度はアンノーン一同が一斉にメリーの方に視線を移す。

A「……ばかダッテ。」
B「デモタスケテクレルッテ。」
C「トリアエズ……」

全員「ヒッパルカオシコンデ1ピキヌイテー!(…」

メリー「…うわ怖;(見られて一歩退き)……押して、かー;
    …そんだけぴっちりとなってたら、生半可な力じゃ無理そうだねー;(ぽりぽりと頭をかいて)
キャン「(おかゆ見)……何かしてみたか? 押すなり引くなり」

A「ガンバッテ。」
B「ガンバッテ。」
C「ガンバッテ。」
(以下皆それぞれガンバッテと順番に(…)

おかゆ「いや、まだしてないです……。(ぁ>押すなり引くなり 」
キャン「む。…では、とりあえず引いてみるか? 案外、あっさり抜けるかもしれないしな」
メリー「……いや、そっちは大丈夫なんだけどさ; …そんな力を、一体誰が受けるの、ってこと。
    ……割と痛い目に合うと思うよ? そいつ(……」
確かに、パズルのピースの様にピッタリとはまっているのを抜くのは、相当な力が必要だろう。
それを受けたアンノーンかなり痛いと予想される。

全員「…………。」
A「ドウスル?」
B「イタイラシイヨ。」
C「カクリツ、28ブンノ1。」
D「ウンダメシ。」
全員「ゴウイ。(」

その時、カフェの入り口近くにシュンがやって来た。

シュン「あ、あのー・・・、みなさん、何してるんですか・・・? 」
メリー「こんちは。…なんか詰まったから、押すか引くかしてって(」
おかゆ「……運試し……。(ぁ/ふと思い
    ……エスパータイプでサイコキネシスとか駄目なんでしょうか? 」
メリー「良いんじゃない? 使うエネルギー量は同じだと思うけど<サイキネ」

その発言を聞いたアンノーン達は、またも一斉に視線を移す。
(全員一斉にギョロっとシュン見、直後おかゆに視線移し)
A「……テンサイショウジョ。」
B「テンサイショウジョ。」
C「ダレガさいきね。」
D「ツカエル?(」
おかゆ「残念ながら使えません。家にならサーナイトが居るんですが。(…。>サイキネ」
フィーナ「あ、サイコキネシスなら私とお兄ちゃんが使えるけど。」
メリー「物理的に押し出せるのなら一匹いるけど。……でも、アンノーンってエスパーだから効果半減じゃない?(ぁ」
おかゆ「……うーん。>効果半減」
フルル「……やってみます?(何>フィーナさん」
サイコキネシスで押し出す作戦は実行されるようだ。

全員「(おかゆ、メリー、シュン、フィーナの順に見)」
A「……さいきねツカエルコガイタ。」
B「オネガイ。」
C「オネガイ。」
全員「カカッテコーイ!!(…」
メリー「……ま、やってみれば?(ぁ/離れて)」
ブラお「な、何、君達にやるの?死んじゃわない?」
フィーナ「大丈夫よお兄ちゃん。まず私だけでやってみるわね。」

先ずはフィーナがアンノーン達にサイコキネシスを繰り出した。
そして、フィエリー一行が疑問符を浮かべながら入り口に現れた。

フィエリー「・・・・あんんたたちなにやってんの?」
ウィザ「んだ?」
ウィッチ「んだ?」

全員「(ググッ……っと少し動いたような気もするが…)」
A「……タリナイ。」
B「タリナイ。」
全員「マダマダツヨク!!(」
やはり生半可な力では到底動かないらしい。

メリー「こんちは〜。…詰まったから出してるの。」
キャン「…嬢。ソレはあまりにも失礼だと思うが」
おかゆ「こんにちはです。 」
フィエリー「・・・・(アンノーン見)・・・入れないじゃないのよ? 」
ウィザ「よーう」
ウィッチ「よーう」
A「(全員一斉にフィエリー見) …シカタナイモン。」
B「デラレナイモン。」
C「ダシテクレタラ。」
D「ハイレルヨ?」
フィエリー「・・・・打ち抜くけど良いかしら?(ぁ;>破壊光線でアンノーン」

メリー「……んじゃ、こっちも並行してやってみる?(MBを構えて) 」
シュン「こ、こんにちは。と、とりあえず、ブラおもやってみて・・・。」
ブラお「わ、わかった。えい!」
フィーナ「私ももっとパワーをあげよう!」
今度はフィーナの兄、ブラおも加わり、二人でサイコキネシスを繰り出した。
微妙に動いたが、まだ取れそうにない。
 
A「……ア、ツギデヌケソウ。」
B「モスコシデヌケソウ。」
全員「ミンナイッセイニオネガイ!!(」
取れる目処がついたようだ。

メリー「必要ないみたいだね。…むしろオーバーキルっぽい?(…」
キャン「…そう言えば。奴等、何のために此処に?(おかゆに視線向け)」
ドアに詰まって忘れ去られていたが、何故アンノーン達がカフェに来たか。
それも大事である。

フィエリー「・・・・サイコキネシスのほうがいいのかしら?破壊光線のほうがいい気がするけど?(手荒(酷」
ウィザ「ん〜?サイキネか〜ぃ?」
ウィッチ「ん〜?サイキネか〜ぃ?」
メリー「……じゃ、キャンちゃん。火炎放射(待」
キャン「……抜け出すための役に立つとは思えないが(」
おかゆ「……わかんないです。いつの間にか天井にいて……。>キャンさん 」
キャン「……いつの間に入ったかも分からないか。……外れた後にどうなるか、見当もつかないな(ぐるる、と唸って)」
フルル「破壊光線……て、下手したらカフェの周りごと壊れません?」

フィーナ「くー!こうなったら最大パワーでサイコキネシス!」
ブラお「僕も、もっとパワーアップするよ!」
フィエリー「・・・・ジャマ。(とりあえずサイキネ!」
ウィザ&ウィッチ「サイコキネ〜〜〜〜〜〜シ〜〜〜スゥ」

不穏な事を言っていた者もいたが、5匹のポケモンたちによるサイコキネシスが直撃し、店内に物凄い勢いでアンノーン達が飛散した。

A「…トレタ!」
B「トレタ!」
C「ヌケタヨ!」
D「ヤッタネ!(お前ら」

フィエリー「・・・・ハァ。」
ウィザ「ぃぃやった〜ぉえ」
ウィッチ「ぃぃやった〜ぉえ」
フィーナ「はー。久しぶりに力使ったわ・・・。」
ブラお「でも取れてよかったですね、とりあえず。」
おかゆ「……あ、取れましたね。良かった良かった……。(何」
こうして、一応アンノーンドア詰まり事件(?)は解決したそうな。


ユウリ「鬼ごっこ編に続きます。」