11月30日 決勝戦 タイムVSヒイラギ!(inカフェパ)(後編)  編集:消夢


悪対エスパーという、極めて不利な状況ながらも状況は拮抗している。
流石は決勝戦に残っただけのことはある、ということだろうか。

エド「ち;(投げつけられたヘドロに火炎放射を当てる事で瞬間乾燥、ぼろぼろに崩して無効化し)」
ヒイラギ「んー、2ターン後ってそろそろ?ぼむー」
エド「…ぐるっ;(そのまま自分の足元に火炎を撒き、炎の中で未来予知の(衝撃を和らげて)おい、逃げられたぞ!」
ヒイラギ「んー、構わない、続けといてー」

タイム。o(どうしよう、なにか策は……;)
キア「(窓からエドを指差し、そのまままた屋根へぴょんとジャンプし)」

ヒイラギ「三回目ー(ぁ」
エド「(再び、窓をヘドロ爆弾で塞ぎ始めた)」

キア「ぬぬぬぬぬ……もう、めんどいわねェェェ!!(そぉい!!と言いながら焼けて弱く(?)なっているカフェの屋根をどがんとサイキネで思いっきり叩き、屋根を崩落させ、熱気を逃がそうとしている!)」

ヒイラギ「伏せろー!;れっつバックドラフト!;」
エド「…ッ;(ぺた、と床に腹ばいになり)/(室内はさっきよりも激しい爆風と爆炎に包まれた!)」


メリー「さあ、エドは何度も何度も、ヘドロ爆弾で穴を塞いでいる! キアもそろそろ我慢の限界! 屋根ごと壊そうとしたぞ!! このまま外対中の――ぎゃあああ!;(バックドラフトで、思わず叫び声を上げて)」

フライト「うわわ〜!?」


…バックドラフトは、大規模な火災などで室内の酸素が炎によって消費され、ほとんど無くなってしまった時に発生する現象である。
炎は酸素が無ければ燃えられない為、外からは鎮火しているようにも見える。
しかしながら、それは見た目だけであり、火種は残っている。そのような状況で多量の酸素が室内に入り込むと、酸素を得た炎が、酸素の欠乏した室内からより酸素のある方――つまり、「外」に向かって爆発的に燃え広がる。

キア「狽ャゃーァァァァァ!?;(体重が軽いため、爆風ですっとばされ、見えない壁でストップするまえにサイキネをクッションにして)……最悪……。(… 」


フライト「すごい爆発だったね〜;カフェは原型をとどめてるのかな〜;(と、どうなのと聞きたそうにメリーを見る)」

メリー「……;(ぱくぱくと口を開閉させていたが、フライトの言葉で我に帰り)……え、ああ!; はい。凄い爆発でしたね; 恐らく、キアが屋根を壊した事で、バックドラフトが発生したのでしょうが……」


演技ではなく、素で混乱していたらしく、フライトの質問に答えていない実況。フライトが様子を見れば、今の爆発を受けてもなお、カフェはしっかり原形を止めていた。


フライト「って〜、割と原形とどめてるんだね〜。さすがカフェは丈夫に作られてるんだね〜」


ヒイラギ「はい、待て終わり、撃ち落とすー、っと!」
エド「(爆風が収まりきる前に走り出し、ヘドロで塞いだ窓を近距離から軽い火炎で炙って崩し、且つキアに狙いを定め)」

タイム「キアさん、来ます!」
キア「ッ、(クッションにしたサイキネをバネにして蹴って、狙いから外れようと。その間にエドに「みらいよち」のダメージが!」

ヒイラギ「オーケイ、3、2、1…ぼむっ(3回目の未来予知、タイミングを読んでる?)」
エド「がるッ…!(衝撃に備えて踏ん張り、よろめかないようにした上で甘んじて受け、代わりに視線で追ったキア目掛け影の塊を撃ち出した!(軌道修正済)」


メリー「……で、エドからシャドーボールが放たれる! さあ、キア! どう迎え撃つか!」


キア「ッ、きゃんっ!;(影の塊が直撃!キアは飛んで来た方向とは逆の方向へ吹っ飛び、地面に墜落!)……っ;(がばっ、と起き上がって、地面をサイキネで持ち上げてカフェの上へ、つまりエドへ投げる!!)」

(※シャドーボール…では無く、爆裂弾(毒)にて、着弾時に派手にヘドロを飛び散らせながら爆発します)

メリー「直撃ぃー!! キア、地面に落下したー! しかし、すぐに土を持ち上げ……エドに反撃!! フライトさん、エドが攻勢に出たことで、互いに一気に攻めてきましたね。

タイム「キアさん、未来予知のタイミング読まれてるっぽいです!!;」
キア「りょーかい……!;」

流石は決勝に残ったトレーナーのことだけはある。ヒイラギがタイミングを読んでいるらしい、という事にタイムは気づいていた。
そう。このバトルはポケモン同士の戦いだけではない。トレーナー同士の駆け引きも、同時に展開されているのである。

エド「…がるっ(着弾確認直後、たん、っと床を蹴り、終に店外へ。その際シャドボで、飛んで来る土を迎撃しつつ地面へと)」

キア「(一瞬だけ目を閉じて集中し、瞑想と思わせて「みらいよち」。外に出てきたエドを見、いつでも回避できるように準備)」


フライト「あっ〜、ここでエドも外に出たよ〜。より積極的に攻めにきたのかな〜」

メリー「両者店外へー! キアは瞑想をし、エドを迎え撃つ構えだ!!」


タイミングを測られてると知るや否や、キアは瞑想のモーションをしながら未来予知を行う。

ヒイラギ「はい、時間無いよ、撃てー、っと」
エド「(ぐばっ、とキア目掛けて、黒い塊を撃ち出す。狙いは足元付近のようだ)」

キア「煤Bo(あれ確か危ないヤツ!!)(横にジャンプして避けようとするが、爆破した瞬間にかすって)っつぅ……!!;(地面を三つ持ち上げ、時間差で一つずつ持ち上げる!!」

(今度は着弾時、内包「炎」により、炎そのものは無効化されるものの、軽い体を吹き飛ばせるほどの爆風がキアを襲った!)

キア「ぬっ、にゃああ!?;(爆風に吹き飛ばされるが、マジカルリーフを背後に思いっきり射出、見えない壁に激突しないようにクッションにする!その後マジカルリーフはちゃんとエドに向かって)」

ヒイラギ「リーフは必中、落として」
エド「(貰い火の恩恵を受けた火炎で、マジカルリーフを灰にと。…指示の瞬間瞬間に殆ど無意識で反応してる様子) 」


メリー「キア、やはり相性面の不利が大きいかー? かなりダメージを受けている模様! しかし、エドも序盤の猛攻と未来予知で、確実にダメージは負っている! フライトさん。この勝負、これからどうなると思いますか?」

フライト「キアはここで距離を縮めるのかな〜?だとしたらより勝負はあわただしくなるかもね〜」

メリー「キアの様子を見る限りでは、そうですね。勝負に出た…ということでしょうか。試合は白熱する一方!」


キア「(地面を持ち上げ、自分の周りにバリアのように丸く固めて浮遊、ちゃんと周りは見えてるようだ。そのままエドに特攻!そして「みらいよち」のダメージが!)」

ヒイラギ「オーケィいける、発射!」
エド「(向かってくるキアに黒い塊を撃ち出し…たところで、未来予知の衝撃によろめき)!?」
ヒイラギ「あれ何時の間に!?;」

キア「へーい!!(後ろの地面をぼこり、と抜いて自分は退避、地面のバリア的なものだけがエドに向かい!塊は地面バリアに当たるよ!!)っ!(一瞬集中し、今度はちゃんと「瞑想」だ!)」

(塊は着弾した瞬間、爆発!…飛び散ったヘドロの飛沫は広範囲に!)

キア「(真後ろに居た為ヘドロの飛沫は当たらなかったようだ!地面のバリアはヘドロがどろどろについたまま地面に墜落!)……!(さらに一瞬集中、今度も「瞑想」だ!」


メリー「さあ、エド……おっと! キア、何時の間にか未来予知をしていたようだ! その隙に更に瞑想ー!」

フライト「ここで、エドがもらい火で上げた調子に追いつこうって事かな〜。どうなるか楽しみだね〜」

メリー 「…ええ、楽しみですね。瞑想をすることで、貰い火に追いつくだけではありません。瞑想は、自分の特防も同時に上げるぞ!」

エドの攻撃は、ヘドロ爆弾以外は全て特殊攻撃である。自分の攻撃能力を上げるだけでなく、同時に防御面でも俄然有利に立った。
それを不利と見たか、ヒイラギの次の指示は。

ヒイラギ「…ふむ。…エドー、ハウス」
エド「待てこらァ!?;(瞑想の隙にダッと駆け出し、カフェの窓から店内へ。未来予知、の「狙う事」そのものをさせないよう、物陰に隠れるように)」

キア「(三回目、一瞬集中して今度は「みらいよち」だ!/そのままテラス席に走り出す!)」


フライト「おっ〜、ここでエドが店内に戻ったね〜。キアが追いかけるか、また外から攻撃をするのかどっちかな〜?」

メリー「エド、このままだとまずいと判断して店内へ! その間にもキアは瞑想を積むー! ……エドの動向は気がかりですが、キアがそれに対してどう攻めるかも注目しましょう」


タイム「キアさん、物陰」
キア「ほいほーい。(ばっ、とカフェの上空から進入、サイコキネシスで『大きな拳』を作り、隠れてる障害物を壊そうと!!)」

ヒイラギ「…れっつ、砲撃っ?」
エド「(隠れていたものが壊され、姿を表し。…がぱっと口を開けた其処に、結構な大きさになった黒い塊が、ガスを纏った状態で装填されていて、…それを一気に、打ち出した!)」


メリー「んん!? これは、爆裂砲……か!?」

ヒイラギ「b(メリーにYeah!と肯定した(;)」

用語辞典によると、爆裂砲は『爆裂弾に「スモッグ」を纏わせて発射。
着弾し爆発が起きると、スモッグに引火し更に高威力・広範囲で誘爆する』技とのこと。
若干準備に時間はかかるが、威力の高い大技である。


(爆発した「塊」は、その爆発が、纏ったガスに引火(?)し、今まで以上の爆発力を持ってキアを襲う!)

キア「ッ!;(先ほどの大きな拳を使って避けようとするがやっぱりかすって)ぬー!!;(しかしそのまま退避続行!見えない壁の近くまで下がった!)」


メリー「スモッグに引火! エドの必殺、爆裂砲がついに放たれたー!! エド、接近を許さない!」

フライト「この時点でなお、キアを近づけさせないね〜」


キア「狽ソょっと今回爆発がでかッ……、(見えない壁の近くまで退避したせいか、爆風でびたんっ、と張りつけられ。赤ゲージ突入。とりあえず地面に降りて集中して、「瞑想」を積む。エドを指差し、)いっけェェ!!(エドに「みらいよち」のダメージが!)」


フライト「あ、今のはだいぶ効いたみたいだね〜。キア、ピンチ〜!?」

メリー「キアに爆風が直撃ー!! ……おおっと? …今まで積みに積んだ瞑想効果の出た、未来予知がエドに襲い掛かるー!!」


ヒイラギ「ああそうだった!;エド、来るよ」
エド「Σ無茶を!?;(再び火炎の防壁を…と、遅っそい指示で間に合わず、軽く火を纏っただけで殆どのダメージを受けて)がるっ…!;(床に腹ばいに倒れ)」


フライト「お〜、こっちの「みらいよち」も大きいね〜!すごいすごい〜!」


タイム「キアさん、次未来予知!」
キア「りょかーい!(テラス席に登り、窓からエドを狙い、一瞬集中するが「瞑想」で。その後すぐテラス席から降りて)」

ヒイラギ「…どれ。…体力も結構減ったねー」
エド「誰の所為だ!;」
ヒイラギ「狩りのスタイルに変えてこ?」
エド「…るるる;(ふ、と店の中、気配を隠し)」


メリー「エド,キア。双方、かなりのダメージを受けている。……此処でエドは一旦距離を置き、キアは防御を固めるつもりのようだ!」


キア「(サイキネで地面を浮かべ、それをまた丸く固めて自分の周りにバリアのように浮遊。周りはちゃんと見えてる)」

エド「(すっかり部屋の中、何処かへ溶け込むように待ち伏せ状態に)」

硬直状態になるかと思われたその時……キアが、動く。

キア「(一瞬集中して瞑想を積んだ後、地面のバリアを張ったまま店内へ突入!)」

エド「(当然、店内にエドの姿は見当たらず、下火になった火がぱちぱち音を立ててるのみで)」

キア「。o(見当たらない……。)(そのまま上空へ飛び上がり、ぼこり、とバリアから手だけを出して「マジカルリーフ」!)」


フライト「いよいよキアが店内に入ったね〜。どうなるかな〜」

メリー「エドの位置を探るため、キア、マジカルリーフ!! …エド、どうするか!?」


エド「(マジカルリーフは、炭化して横倒しになったテーブルの一つの方向へと)」
ヒイラギ「むー。…らんらんらん、るーじゃなくて(」
エド「(ばっと影から駆け出し、口から黒くスモッグを吐きながら、マジカルリーフに追われたまま、キアの周りをぐるりと駆け抜けようと))」


メリー「エド、マジカルリーフから逃げようと試みているー!?; しかし、マジカルリーフは何処までも追い続けるぞ!」


キア「そぉい!!(ぼこん、と地面を周りに10個ぐらいの塊に展開、エドの障害物になるようにがすがすと床に刺していく! )」


メリー「キア、サイコキネシスで障害物を形成ー! 確実にマジカルリーフを命中させようとする! これでは、逃げる事もままならないかー!?」

フライト「これは、エドが自分に近づけないようにするのにも有効だね〜」


エド「(障害物には慣れた調子で(例えるならドッグラン(待)駆け抜けて、マジカルリーフが目前まで迫ったところで、軽く火炎を撒き、葉から葉、そして撒いた毒ガスへと引火させ、キアの周り一帯から爆炎・爆風、そしておまけとばかりに有毒煙を発生させようと)」

キア「狽ハあー!!;(周りに思いっきりサイキネを展開して防御しようとするが、相殺しきれずに爆風の影響で吹っ飛んで。有毒煙は全部吹き飛ばした!)」


フライト「(一旦マイクを外し)・・・すごくて長い試合で解説するの疲れてきたよ〜」

メリー「この障害物、確かに色々な使い道ができそうです……と、エド、再びガスに引火させるー!! キア、吹っ飛んだー!! ……さあ、立てるのか! 」


エド「さんざ室内戦闘は慣れてんだ、これっくれぇで全力疾走でk(
ヒイラギ「追撃ー」
エド「ガルルゥゥ!;(台詞の途中で指示が割り込んで、泣く泣く黒い塊を撃ち込んでいく!;)」

キア「大丈夫、あと一撃だけなら耐えらr――(ごんっ、と塊が当たって瀕死に!!」

タイム「え、……あの、」



キア以外全員『えェェェェェェ―――!?;』



…何か納得はいっていないようだが、瀕死になった以上は、決着である。


フライト「!?(慌ててマイクをセットし)勝負ついた〜!?」


ヒイラギ「あ、今の指示が」

(黒い塊は、その場で炎と爆風を(ry/追い討ちか(;)


ラルス「ちょっ、オーバーキル!オーバーキルだって!;(…」
タイム「え、あ、ちょ、勝負ついちゃったんですか!?;(」
ナイトメア「……。(…」

ヒイラギ「いや、だってほら、もし耐えられてたら次に繋げないといけないじゃない!;最後まで油断しちゃダメなんだよ!;」
エド「…一瞬シャドボと迷ったろ;」
ヒイラギ「念を入れてしまいました(…」


フライト「しかも爆発〜。これはエドの勝ちかな〜?」

メリー「……え(一瞬、思わず絶句。気を取り直して。爆風と炎が収まるのを待ち)……(すぅ、と一呼吸置いて)…エド、爆裂弾で追撃ー! そして、キア、ついに倒れたー!!」


2時間以上にもわたる激闘…もっと言えば、1週間にわたるトーナメントバトルの決着がついた瞬間である。


メリー「トーナメント決勝戦! 勝者は、ヒイラギPT! 種族、ヘルガー! (此処で何かにぶつけたのか、ざざっと雑音が入り/ぇ)だ! 優勝は、ヒイラギPT−!!」

エド「(どた、と疲労にダメージに、更に雑音による脱力で一気に力が抜けて)最後くれぇ名前呼べェェェ!?;」
ヒイラギ「…お、おう、セーッフ、セーッフ!;今日ばかりは判定来なくて良かった!;」


……そして最後までエドは、不遇だった(





タイム「あーあ、2位ですかぁ……;」
ラルス「そんなに残念がることかぁ?俺は2位の賞品の方がよかったけど」
ナイトメア「なんで2人とも考え方が賞品中心なんですか……;(」

シュラン「(がしがしと軽く後頭部を掻いて) ……、……まさかとは思うがヒイラギが勝ったのか。(」
シャワーズ「主様ショーック。」
シュラン「そんな訳ない。………砥石を持って来い。」
シャワーズ「やです。(」

シュランのやや物騒な反応はさておき、賞品目当て(っぽい)タイム達は、2位の賞品でも良かったらしかった(
そして、ヒイラギPT全員が、ヒイラギと共にMBから出た状態で元の円形状へと戻ったフィールドへと転送させられて……。

メリー「優勝したヒイラギPTに、盛大な拍手を!」


タイムとか(ぇ)「(ぱちぱちぱちー)」
ラルス「しかし俺とキア以外の出番がなかったなぁ……。」

シュラン「(一応拍手をして()」
シャワーズ「優勝おめでとう、ホントにおめでとう!(ぱちぱちぱちぱち!(」

ヒイラギ「やったー♪何か御土産買ってくよ凛瑠さん!…栄養食とか特定保健用食品とか!」
モモコ「何でだ;」

盛大な拍手を受けて、喜ぶヒイラギ……。
うんまあ、気になるところはちらほらあるけど、そういうことにしておこう(
……と、フライトがヒイラギを祝福しながら、ぽつりと呟く。


フライト「ヒイラギPTおめでと〜! ・・・ところで、かなりの追撃だったけどキアは大丈夫かな〜?」


キアは勿論だが、エドもかなりのダメージ。
…果たして大丈夫なのか?

キア「(なんか所々焦げてるっぽいしぴくりとも動かない(…)」

エド「…;(のったりとだるそうに起き上がり、キアのほうへと)…大丈夫かおい…;」

キア「(ぴくりとも動かない!(…」
タイム「……キアさん大丈夫ですかねぇ;」
ラルス「見たところ全く大丈夫じゃなさそうだ。(…」

なんかダメっぽかった(ちょ
流石に気づいたのか、タイムPT全員が、タイムと共にフィールドへと転送させられるそのついでにHP回復光線なるものがエドとキアへ発射された。
何事も無かったかのように、実況を続けるメリー。


メリー「そして、準優勝のタイムさんにも盛大な拍手を!」


ヒイラギ「…良い試合、って言うか、本気で負け覚悟試合;。…有難うー!;(ぱちぱちぱち、と)」
エド「…がう、…んだァ、光線?;…と、大丈夫…そうだな;」

キア「(謎の光線でHP回復)……、……だるい。(」
タイム「あ、そっか、一応準優勝なんでしたw」
ナイトメア「私も出たかったなー……。(」

シュラン「(一応拍手を(ry()」
シャワーズ「おんしゃあよくやった!あっし感動したッス!(ぱちぱちぱちぱち!(」


メリー「……さて、それでは賞品の授与をしましょう!(ひゅん、とメリーもフィールドへ転送させられ)準優勝、タイムさんには「映画配布木の実セット」を進呈します! おめでとうございます!(木の実セットを差し出し)」

ちなみに、木の実セットはミクル,イバン,ジャポの映画館で配布された木の実だ。

タイム「ありがとうございまーすw(木の実セットもらって」
ラルス「あれってうまいのか?」
ナイトメア「植えて育てるに決まってるじゃないですか。(」

ヒイラギ「…味はすっごい濃いよね?;」
モモコ「戦闘、使う、向け、思うが(;」

植えるも食べるも手に入れた人次第…。

キア「説明ありがとー……で、どうするこれ」
タイム「やっぱ植えて育てるしかなくないですか?」
ラルス「それ以前にこれ育つのか?一応映画配布のヤツだろ?」
ナイトメア「映画配布でも木の実は木の実じゃないですか?」


メリー 「そして、優勝したヒイラギさんには、狐の小宝玉が授与されます!(ヒイラギに、小さな宝石箱に入れられた薄い紫色の全長2cmほどの宝玉を差し出し)」


狐の小宝玉は、直径2cm、球形、薄い紫色、魔力・微弱、妖力・絶大、霊力・中程度。九尾の狐が生成した、簡易狐の宝玉である。高密度のエネルギーとして様々に流用可能で、魔力、妖力、霊力の内訳は術者なら変更可能となっている。ポケがもった場合、HP消費が無い変わりに底上げ率も下がった擬似「命の玉」みたいなものに。各種エネルギー源になる。

ヒイラギ「はーい!;換金希望!;賞金で宜しく!(・・・」

フライト「わかってたけど受賞中にそう言う事言っちゃうの〜?(ヒイラギ見)」

ヒイラギ「…いや、そういう約束…だったもんで;賞金で宜しく、って言ってあって;」
モモコ「提供。」

……なお、この賞品はヒイラギから譲り受けたものである(
で、メリーの返答はこちら。

メリー「後にしろ(笑顔で。ドス黒い声で/……;)」

ヒイラギ「……うえーい;。」
モモコ「きーうぃ?」
ヒイラギ「・・・・・・・。KY、って事か?」
モモコ「?」
ヒイラギ「……;」

これでトーナメントでやるべき事は全て終わった。

タイム(←終始シュランに気づかなかった(駄」
キア「んー……;(」
ラルス「だー、ねみぃ(…」

流石の連戦で、疲れも出ている。
というわけで。

メリー「…それでは、今回はこれにて終了します。皆様、1週間もの間、ありがとうございました。また機会があれば、楽しみましょう!」

カメラに向かって手を振るメリー。

メリー「では、また会う日まで。さようならー!」


そうして、トーナメントは幕を閉じたのだった。
……とりあえずは(何