12月5日 捕食のち吹雪!どっちが獲物でショー!?(前編)  編集:Rista


 2009年も残すところ一月を切った。
 ここ、カフェ「パーティ」はほぼ例年通りの冬を迎えていた。入口やテラスは一般的なクリスマス装飾に彩られ、店内では昔ながらの趣を再現した暖炉が、しばしば客から忘れ去られながらもけなげに暖かい空気を提供し続けている。

 今回はそんなある日の夜に起きた出来事をご紹介しよう。
 ただし、心温まるお話なんてものは決して期待しないように(…



アイグル「… (何をお話しよう、ポケマニさんを見つめる。)」
ポケマニ(1175)  (´・ω・)〜♪(ポケマニは 相変わらず マニ〜んと している!▼)
アイグル「… (ポケマニさんの様子を見つめ、特に口を開かない。)」

 幾人かの客が休憩と雑談に一区切りつけ、それぞれ帰って行った後。
 人間1人とルギア1匹だけが残っている店内は会話も途切れ、とても静かだった。

 そこへ、チリリン、とドアベルの音がした。
 入口の扉を静かに押し開けて入ってきたのはガブリアスのヒース。暖かかったのかホッと一息つき、ポケマニやアイグルに気付くと扉を閉めてから静かに一礼した。

ポケマニ「こん〜。」
アイグル「…こんばんは… (ベルの音に視線を入り口の方に向け、ヒースさんの姿を確認してから、椅子に座ったまま一礼する。)」
ヒース「(あぁ、と返して頭を上げると二人を見て小さく笑い)何だか久しぶりな気がするな……確か、マリアを助けた時以来だろうか…(なんて事を言いながら、どちらかと言うとアイグルに近い席に腰を降ろして)」
ポケマニ「みゅ〜?」
アイグル「…お久しぶりです…お元気でしょうか… (あの時から、近くにお越しになったヒースさんを見下ろすと僅かに首を傾げかける。)」

 独り言に近い感想をさりげなく聞き取り、先客たちがそろって首をかしげる。
 このカフェパでは、特にある程度顔見知りになった常連客同士だと、誰かの困りごとに際して他の誰かが手を貸すことも多々ある。彼らも最近に助け合い精神を発揮したことがあったようだ。

ヒース「(ん、とポケマニの方を向いて)…いや、覚えてないなら仕方ないが……あの時、俺もな(と、かなり省いた説明をしてからアイグルを見上げて)あぁ……元気にやってるよ(と、笑みを見せて)」
アイグル「…それは良かったです… (こく、と一つ頷く。) …何か、厄介事に巻き込まれていた訳ではないのですか… (たまたまヒースさんとお会い出来なかっただけであろうが、尋ねる様に声を出す。)」
ヒース「(厄介事、と聞いて苦笑を洩らして)強ち間違いじゃないかもな……だが、それも一段落がついた(そう言って深く椅子に寄りかかるとゆったりと尾を揺らしながらグルゥ…と喉を鳴らして)」
アイグル「(間違いでは無いかもしれない、と伺い、ヒースさんを見下ろす。) …それは良かったです… (一段落ついたと聞くとまた頷いた。)」
ヒース「あぁ…(と、穏やかな様子で返す。)」
 喉を鳴らす音を聞き、何か召し上がられるだろうか、と十二月のメニューを見やるアイグル。そのヒースはアイグルの視線に気付いたのかどうか、爪で器用にメニューを取ると目を通す。
 やがて注文が決まったらしい彼が手を挙げると、くるん、と接客係のルファリーさんが振り返った。
ヒース「……クラムチャウダーを一つ、頼む。」
ルファリー「(にこーっと眩い笑顔になる。) はいよー♪ 温かーいのをお持ちしますから少々お待ち下さいねー♪」
 そう言いながら伝票に書き記すと、るんぱっぱー、と厨房に向かった。今日も軽やかなステップだ。
 オーダーに反応して今夜の調理担当、ルアンさんとソーレンさんも動き出している。
ヒース「(つられて笑いながらルファリーへ頷き、厨房へ向かうのを見送りながらメニューを閉じて)寒くなって来たからな……暖かい物が欲しくなる;(と苦笑混じりに呟いて)」
ポケマニ「そろそろ雪降りますかね〜?<寒くなって来た」
アイグル「… 近頃はすっかり寒くなりましたね… (当人は寒さも暑さも平気そうだが、ヒースさんの言葉に同意する様に小さく頷く。)」
 そんなことを話している間にルファリーが戻ってきた。お盆に載った器が良い香りを漂わせ、ヒースの席に届けられる。
ルファリー「お待たせ致しましたー♪ アツアツのクラムチャウダーで御座いまーす♪」
 ことん、ヒースの前に程良く温かいクラムチャウダーを置いただけではない。
ルファリー「どうぞお使い下さい♪」
 と何かを差し出した。
 触れるだけで持てるスプーン。ガブリアスの手でも使える不思議アイテムは、店員が誰かのプロフィールで見つけ、これは使える!と店でも入荷したらしい。今更とか言わないで。
ヒース「(ポケマニを見遣り、外を見て)この島にも降るんだな……(と呟くと、香りに厨房の方を向いて届いた品物に一礼して、スプーンの配慮(?)に気付くと少し驚いた様子で再びルファリーに礼()
ルファリー「ごゆっくりどうぞ♪」
 最後に伝票を伏せて置き、ヒースに一礼を返してテーブルを離れた。
 再び暇になった店員たちだが、彼らはいつ見てもスマイルだ。
ヒース「ん、分かった…(ルファリーを見送って、からポケマニを見遣り、そして爪に持った(?)スプーンに視線を落とす。まじまじと見ながら「不思議だ…」なんて呟くと、早速それを使ってクラムチャウダーを一口…」

 そこへ再びドアベルの音。
 入ってきたのはムックルの八雲だった。小さな体でどうやってドアを開けたのかと思いきや、一緒に来たとんがり帽子のカラカラに開けてもらったらしい。
八雲「(ぱたぱた入ってきて)こんばんはー…………あれ。(何かを見て、すぐに近くのテーブルの陰に隠れた!(ぇ)」
ルファリー「いらっしゃいませー♪」
アイグル「…こんばんは… (店内に入って来た八雲さんの声に入り口の方を向いてご挨拶を行ない、ついでテーブルの陰に隠れたのを見る。()」
 テーブルと椅子の陰をそーっと移動する八雲だったが、アイグルには一部始終をばっちり見られていた。
 ヒースの方も、見えなくとも気配を感じたのか八雲の隠れたテーブルの方をジーっと見ている。
 おまけに、
カラカラ「……挨拶までしたのでしたら隠れないでいただけますか。話を進められません。」
 一緒に来たカラカラの視線が正確な位置を完全にバラしていた。これでは隠れたことになっていない。

アイグル「…こんばんは… (八雲さんが隠れたのを見たテーブルを見つめるのを止めて、カラカラさんにご挨拶を行なう。   ついで、いかが為さいましたか?、と八雲さんの事をカラカラさんに尋ねかけて。()」
カラカラ「こんばんは。(丁寧に一礼、頭蓋骨の上に乗せたとんがり帽子の位置を直して)大方、自分が食われるとでも思ったのでしょう。彼は弱いですから。」
 丁寧に説明している間に、ヒースが腰を浮かしている。
ヒース「…まあ……こんばんは(と、一先ずカラカラに挨拶してから一度スプーンを置いて席を離れると、その八雲の居るであろう彼女の視線の先にゆっくりと近付いてみようと…)」
 忍び寄るヒース。
 八雲はというと、見られていることに気づかず、こちらもこっそり移動している。

 そこへ、
ヨート「世界で一番ジムリーダーなんだぜ!(ばーん、と軽く血迷った発言を主に中の人のせいで発しつつ入店)」
 とっても自信たっぷりにジムリーダーのヨートが登場。今日は弟子のタカトも一緒のようだ。
タカト「(後ろから続く赤毛眼鏡)・・・で?」
ヨート「いや特に何も」

アイグル「…なるほど…私はあの方を頂くつもりは御座いませんが… >カラカラさん (なんて首を軽く傾げた後、こんばんは、とヨートさん達に一礼する。)」
カラカラ「もちろん、そのようなことはないだろうと私は確信しています。>アイグル  こんばんは。(振り返ってヨートたちに一礼。八雲はもう無視(ぇ」
ヒース「ん、ヨート……こんばんは(と、会釈をした後に動く八雲の気配を追うように動こうとしていたが、カラカラの言葉に足を止めてアイグルの方を見て)……食べる、って…何を食べたんだ;(と苦笑混じりに」
八雲「Σ!!;(ヒースの声が中に入ったときより近くで聞こえたので、びっくりして飛び上がった!)」
 あ、気づいた。

アイグル「…あの方はそうは考えていらっしゃらないのでしょうか… >カラカラさん (なんて安心した様子で首を傾げたものの、自分を見境なく人もポケモンも喰らう化け物扱いするヒースさんをじっと見つめる。()」
 ちなみにそんな風に扱うつもりは全く無いヒースであった(…

ヨート「ん、こんばんはだぜー。」
タカト「・・・何なんだぜここ、でっけえカイリューもいればルギアもいるのか」
 皆の挨拶に答えるジムリーダーが既に(いろんな意味で)慣れたのと対照的に、弟子の方は不思議そうに店内を見ている。
ヨート「気にしたら負けだぜ。もっと訳分からないのがごろごろ転がってるから。(だよな?と、何故かアイグルに同意を求めた(…」
アイグル「…はい、様々な興味深いものを見る事が可能で御座います… (こく、と同意すルギア。()」
タカト「・・・(同意されタカト。・・・サーセン。(…)へえ、そりゃあ随分と楽しそうな喫茶店だな?暇潰すのにはちょうどいいだろうな」
ヨート「全くだ、ジムにいるよかよっぽど楽しいぜ?」
タカト「何だこのジムリーダー帰れよ」
 聞くところによると結構暇なジムらしい。

カラカラ「おそらく自分より遙かに大きな相手におびえているだけだと思われます。普段から仲間のペルシアンに「食うぞ」などと脅されている、と私は聞いています。>アイグル」
アイグル「(b!( <同意されタカト   謝罪と賠償としてその身を我が前に差し出す事をヒースさんに要求する) …その様に脅されていらっしゃるのですか… >カラカラさん (事も無く、カラカラさんに目を戻して小さく頷く。)」
 一つの疑問に結論が出た頃、プレッシャーにさらされ続けている哀れなムックルは、おそるおそるヒースを見上げていた。
ヒース「(視線に額を掻きながら、アイグルから視線を外すと飛び上がった八雲を見て)……大丈夫だ、取って食ったりするつもりは無い;」
八雲「……ホントに?;(ヒースをじーっと見て)」
カラカラ「そろそろ落ち着いてください。これでは一向に話が進められません。」
ヒース「……ああ、本当だ;(見られて困ったような表情で八雲を見つめながら、どうすれば落ち着いてくれるだろうかと店内の面子を見渡し()」
アイグル「… (どうすれば宜しいだろう、ヒースさんを見つめて首を傾げる。()」
 見られたヒースはアイグルを見て、「それが分からないんだ」とでも言いたげに溜め息を一つ。
 しかし八雲はそのヒースの様子から、どうやら大丈夫だと思ったらしい。
八雲「(近くの椅子の背もたれに降り立って)……よかった〜;」
カラカラ「どれだけ弱気なんですか。」
 ヒースは丁度落ち着いた八雲を見て、ホッとした様子で八雲を見下ろすと、ゆったりと尾を揺らした。
アイグル「…落ち着いて下さった様で何よりで御座います… (なんて小さく頷くと、特に何をやる訳でも無くカラカラさんを見つめ、何か御用だろうかと様子を眺める。)」
八雲「そうだよね、ここカフェだもんね、間違ってもお客さん食べちゃうような場所じゃないよね!;(ごまかすように片羽を広げて振って)」
 まずそんなことを疑う時点で何かがおかしいのに誰も突っ込まない。それがカフェパだ。
カラカラ「手が空いているのがあなただけであることがひどく悔やまれます。(ぽつりと呟き、カウンター席の方へ歩いていって」
アイグル「… (お話というのは八雲さんの方だろうか、カウンター席に向かったカラカラさんを見つめてから、八雲さんに目を向ける。)」
 連れが謎の台詞を呟いても反応せず、ただ安堵する八雲。
 だが、今度こそ本当の悪夢(?)がすぐ背後まで迫っていた。

ヨート「・・・(す、と八雲の背後を取りに行って)がおーたべちゃうぞー!(わしっ、と八雲を捕まえようとする大人気ないおっさんが1人)」
八雲「Σぴいっ!?(わしっと捕まえられ、限りなく鳴き声に近い悲鳴を上げた(ぁ」
 タカトはお冷を片手にヨートの行動を見て凍りついた(…)

ヒース「ああ、そうだな;(と八雲に同意すると自分の席に戻ろうと背を向けた……所でヨートへ尻尾を威嚇目的で寸止め程度に振るって()」
ヨート「俺様に捕まったら最後なんだぜケセセセセ、ッ!?;(思いっきり八雲を捕まえた後だったので盛大に盾にした!(ぁ」
八雲「ひいいいいい;;;(滝汗そして涙目、しかし逃げられない(駄」
カラカラ「あなたはいつもこんな目に遭っているのですか。」
 前には思いっきり振り抜かれたヒースの尻尾。後ろには自分をしっかりと掴むヨート。
 ただでさえ小心者の小鳥には恐ろしくて仕方ないのに、さらにその後ろ、もう一つの気配が迫っていた。

 「……あー、ヨートがおとなげねぇなぁ……」

 にゅ、と入ってきたのは、黒銀の毛並みを持つ巨大な狼。ヨートを見て、すんすん、と鼻を鳴らしつつその背後に近づいてくる。
 当のヨートが気づく様子はなかったが、それを見ていた弟子はあっけにとられていた。
タカト「・・・。・・・ばんはーっす・・・」
ヒース「ああ、流石に大人気無いな……(と、発言に同意しながら溜め息混じりに尻尾を降ろして狼を見上げ――)……クロ?;(」
 そう、狼の正体はクロ。
 今年のハロウィンで初めて披露して以来、彼は何故か時々この姿で店を訪れていた。
アイグル「…こんばんは… (入って来たクロさんにご挨拶を行なう。)」
クロ「ういーっす。(店内を見下ろして、軽くニンマリと笑みを浮かべて……)」

 ちなみに店員たちはというと、ちょうど直後にやってきたヒイラギと佐藤軍師を出迎えていた。
ヒイラギ「律すれば律するほど堕ちる…」
猫「やらなきゃならん事がある時に限って、別の事がしたくなる」

ヒイラギ「だめだめじゃん。(背後の猫を楽園に還してArk、影からにょきり。)さてとアロゥ!;」
アイグル「…こんばんは… (ヒイラギさんにもご挨拶を行ない、いかが為さったのだろう、と首を傾げる。()」
佐藤軍師「………たまにはこいつらも持ち歩いてやらないとな。」
アイグル「…こんばんは… (軍師さんにもご挨拶を行なって。)」
ヒース(ヒイラギと佐藤軍師へ会釈。)
 軍師の言う「こいつら」とは、どうやら背負っている長槍と大斧のことらしい。
 そんな物騒なものを持ち歩いてるのに、挨拶はあってもツッコむ者は誰もいなかった。いつものことだから、ではなく、誰も気づいていなかったようだ。

ヨート「大人気ないんじゃなくて少年の心を忘れてないってことなんだぜ!(どう聞いても言い訳です/捕まえた八雲の耳元で)・・・さてどうする?今なら加熱処理から生食まで自由に選べる気がするぜケセセセセ。(…」
八雲「(ささやかれた言葉に一瞬凍りつき)……Σうわぁぁぁんさすがに人間はムックル食べないだろうと思ってたのにぃぃぃ!;(そして悲鳴。やっぱりムックルは1匹だと弱い(…」
 まさに絶体絶命。
 ……と思われたそのとき。

クロ「今なら丸呑みか加熱処理かを選択できるぜ、ヨートのおっさんよ(なんていいつつ、その頭へ前脚をそっと置こうと……)」
ヒース「(ヨートの囁きを聴き取ると呆れた様子の溜め息をついて)……だそうだ。(と、クロに続けて自分もグルル…と本気ではないがそこそこの威圧感のある唸り声(…)」

ヨート「食べるのは俺じゃないぜ、(何を思ったかくるりと振り向いた、その瞬間にクロの前足が頭にぽすっ☆)・・・。・・・(あれちょっとこれ冗談だったのに一体どうなってるのかなああああ的な引きつった笑みを浮かべて凍りついた!(」
八雲「Σ!!!;;;(ヨートの頭に前足を置いたクロを見上げてしまい、口を開けたまま固まった)」
 ヨートの立場が180度変わった瞬間だった。
 いや、まだ八雲を手放してないから90度くらいか?(ぁ

クロ「食物連鎖の下位に立つ自分を呪うんだな。(よいしょ、とヨートの身体を肉球で丁寧に口元へ引き寄せようと(…)」
ポケマニ(1175)「・・・えーと、クロさん、捕食はストップー!?(汗)」
ヒイラギ「・・・今日も良く食べられそうです?(」
アイグル「… (今回は決して同意出来ぬ、ポケマニさんをちらりと見つめてから、カラカラさんに目を向ける。()」
 普段は困ってる人をそっとお助けするみんなのお姉さん(?)アイグルだが、今回はなぜかクロをいさめる様子がなかった。何を考えているんだろう?
 ちなみにその頃……
カラカラ「……さて。遠隔同調を既に発動させているとみなして、本題に入ります。(誰かに話しかけながらカウンター席の近くに立ち、身につけた黒いマントから棒状の骨を取り出して」
 お連れ様は八雲を完全に見捨てていました。


 ここでヒース、クロのすぐ横まで割り込んできた。
ヒース「――ちょっと待て、クロ(と、ヨートとクロの方に歩み寄ると落ち着いた様子でヨートの手から八雲を助け出そうとしつつ)……このムックルまで巻き込んだらかわいそうだ(」
 え、ヨートは無視?
ヨート「(E:八雲な状態には全く変わりが無いので、ヨートを引き寄せる=八雲を引き寄せる)いやいやいや待て待とうぜ、このまま行くとお前は哀れなムックルを食べちゃうことになるぜ?」
タカト「(散々他人の振りをしていた弟子)・・・いや大部分が自業自得だよ」
 [E:八雲]がなくなるとヨートは丸腰同然になるので離す気はさらさらないようだ。
 ちなみにEとは装備(多分equipment)のことと思われる。
クロ「俺より下に居る食物連鎖の獲物に、何を躊躇う必要がある(ポケマニを含めて、じー……とヒースとか、ヨートとか八雲見遣って。 肉球ぎゅっ(…)(」
 八雲は びっくりしすぎて 動けない!(謎)
ポケマニ「いや、この島の空気的にさ・・・?!(汗)」
 ポケマニの良識的な?ツッコミをよそに力を込めるクロ。
 一方ヒースも、離さない様子に助ける手(爪)に少し力を込めた。……ただしヒース補正で(
ヨート「 痛い痛い痛いちょっ手が死ぬ!手が死ぬ!;てか俺が死ぬ!!;」
 ヒース補正もといガブリアスの腕力に30代の手が耐えられるわけが無かった。
 上に放り投げるように装備の八雲を外した・・・じゃなくて、八雲を解放した!

 こんなタイミングでガーリィとその息子イグナが来店。
 かららんと入口から入ってくるなり、わー、いつもの光景ー、と言わんばかりに親子共々その場であっけらかんと立ち尽くしている。
ヒイラギ「…あ、アロゥー。(概ね、平和だと言えると思う状況下で、挨拶ッ!(…)」
タカト 。0(あ、炎タイプー・・・(ガーリィとイグナに目を向ける赤毛の眼鏡)
アイグル「(捕食は遊びの一環でもあるとポケマニ氏には分からぬのかっ!   と声を荒げたりはしない、そもそも声を出さない。() …こんばんは… (ご挨拶を行なう。)」
 この本音ボイスは読者の皆様にしか聞こえない仕様でございます(
カラカラ「(ガーリィに「こんばんは」と会釈して)……私はこの席に座っていました。席を立つ前後の記憶がなくなっていまして……(店内の隅を歩きながら、誰かに話しかけている」
 こっちは声に出してるけど違う意味で皆にスルーされている。
アイグル「… (何のお話であろう、主にカラカラさんに意識を向けておく。」
 訂正。約1名を除く。

ガーリィ「(襲われているのがヨートだと分かると、(中略)な理由によってこのまま気付かない方が彼の為だろうなんて思いつつ()……こんばんはー(アイグルやらヒイラギに声を返して)」
イグナ。o0(クロさんやるコトが派手だなぁ……)
 もっと中に入ってもいいはずなのに、目を瞬かせて入口のところで犬座りしているイグナ。
 何しろこの状況だ、下手に動かない方が得策といえるかもしれない。


 八雲は、それよりもヨートは、いったいどうなってしまうのか?後半に続く!