6月27日 カフェパ7周年記念・思い出座談会!〜1日目・悪夢再来編(その1)  編集:Rista


6月27日、午後9時半。
閑散としていたカフェパに続々と人が集まる。今年になってここを知った面々から、最近来ていなかった古株まで様々。
掲示板で事前に告知されていたのを知っていた者、知らなくて来た者、みんな巻き込んで……今、カフェパの忘れられていた思い出が蘇り、ここに改めて刻まれる!


ヒロ「(来店した皆へと向き直って)……僕ばっかりしゃべっててもしょうがないんで始めるよ、テーマは『プロP入りしてないけど思い出深いエピソード』。誰から話し出してもいいよ。」

 昨年カフェに設置されたグランドピアノの前で、リザードンが声を張り上げている。
 座談会主催者の依頼で(管理人が出るわけにも行かないので)本日の司会進行を委託されたヒロは、集まった皆と閲覧者へ長々と注意事項を述べた後、そう締めくくった。

ドン「・・・コーヒーお願いします。(いつもの扉前の席に座りピアノ周辺に立つヒロ見る)」
カイ o0(まずは様子見でも…っと、どう話せば良いのか観察観察…)(一歩後ろへ下がり、皆の様子見、色んな人集まってるなぁ、と周りを見て)
愁海棠「プロP入りしてない、話か。結構色々あるけど、きっかけ、ってかキーワードみたいなのも必要だよなぁ…皆それぞれ、雑多に持ってるわけだし」
ポケマニ(1175)「ですねぇ・・・。ポケモンバトルもあればライブ、コーディネイター関係などなど色々ありますし。」
デューク「まぁ、それはそうだな。ワシみたいに最近まばらにしか来ていないと「今ほぼ来てなくて一部の人に誰それ状態」の奴とのエピが大部分占めてるってのも少々不安だが…」
ヒロ「別にいいんだよそれで。「誰それ?」で「前にこんな奴が来ててさ」みたいなことを話すのは主催者的に期待してる部分でもあるらしいよ。逆に「最近こんな奴が」でもいいみたいだけど。」
デューク「おぉ、それを聞いて安心した。>ヒロ」
 そう、カフェパに刻んできた歴史は人それぞれ。
 彼らが作ってきた数多くの物語をより多くの人に知ってもらうことこそ、この企画の目的なのだ。

 さて、一番乗りは誰だ……?
零「(エヴァンスを横に、手頃な席に座る。エヴァンスの横にミーナが来たので、三人でぽぽぽん。辺り見回し)…はい!はいはい!(」
エヴァンス「(横でいきなり挙手されちゃあビビリますよ)」
 おっと、早速立候補者が出た。元気よく挙手したこの銀髪の青年は零。双子の弟エヴァンスとその妻ミーナを驚かせつつ名乗りを上げる。
アイグル「… (おろ零さん、プロPをめくりつつ、視線をそちらに向ける。)」
愁海棠「殴り愛もあればロマンスもあるしなぁ…、んじゃ鼻息荒くて鼻でかくなってる零、一番槍は任せた☆(」
デューク「異世界旅行ネタも中々興味深いぞ?ワシの場合は血みどろな感じの行き先も多かったがそうで無いのもいくらかある。 ふむふむ、それじゃあ零くんからだな。」
 まずは様子見という客が多いのか、異議を唱えるものは現れなかった。
 というわけで零さん、あなたの思い出は何ですか?

零「僕じゃないよエヴァンスだよ(上げていた手を一旦降ろし、横のエヴァの手を、引っ掴んで、上げた)僕の弟の、ライブでの告白ー。公衆の面前での!」
エヴァ「 ま だ そ れ を 引 っ 張 る か 。(…」
ミーナ(びくり。とびあがった。あの超恥ずかしい告白。もじもじ)
カイ「告白?(エヴァンスの方を見てニヤニヤ、上の目もエヴァンスに向く)」
デューク「ほう、若いってのはいいよなぁ。(生暖かい視線)」
愁海棠「おぉ、そういやあれは勢い良かったなぁ。何の曲とリンクさせてたんだっけ?」
 いきなり話を振られ動揺する当人たち。
 が、話題が話題だけに、聞き手の食いつきは非常に良いものだった。
ヒロ「……あぁ。去年の『フィーチャリング“YOU”』だね。」
 それは前年の夏祭りライブの中で開催された企画。皆から集めた「誰かへのメッセージソング・イメージソング」から厳選した楽曲を有志バンドの演奏で披露するというものだ。
 さて、話を振った零はというと……エヴァンスを、ちら、ちら。どうも詳細は本人に言わせたいらしい。
エヴァ「……(じろりと横目で兄を睨んでから)…君=花、という曲を歌った後に。プロポーズした(横のミーナの肩を抱き寄せようとしながらね)」
ミーナ(抱き寄せられました。恥ずかしくてうつむいてますよ)
ポケマニ「あぁ、アレか。(笑)<ライブ告白 アレは凄かったですよね。普通はできませんよ。」
愁海棠「(笑い出すのをこらえながら)公衆の面前でマイクパフォーマンスかと思ったら…だもんな。ライブも良い盛り上がり方をしたのを覚えてるよ。…しかもおまえら良いとこの坊ちゃん嬢ちゃんだしな」
カイ「ほほぉ…(二人を見て2828、カメラでも持ってくれば良かったかな?と思ってたら、偶然ずっと前貸してもらってたカメラがあったので二人にカメラを向け)」
 素晴らしい偶然だね……
アイグル「… (撮影してた、のだけどなぁ。 軽く頬杖などついて会話に耳を傾ける。)」
 こちらはライブ当時の撮影担当。今日はカメラを持っていないらしい。

デューク「…そこの告白の部分をもう少し詳しく(ぁ)」
 さあ、追及が始まったぞ。
エヴァ「…妃になってくれと、(よく見ればこいつは高貴そうな貴族服を着ているわけで)言った。」
デューク「…ふむ、それはステージ上からミーナ君を指名して告白した感じかなぁ?(色々想像しているようだ)」
カイ「…(フラッシュをOFFにして、俯いてるミーナと、話をしているエヴァンスにピントを合わせる、何する気←)」
ポケマニ「観衆皆の祝福を得てましたね〜。むろん、私も。(笑)」
ミーナ「は、背後的も私も衝撃だったですぅ(メタ)ちゃ、ちゃかされた記憶があるですぅ」
ヒイラギ「…何時から計画してたんだかー(←。」
 さりげなく言ってるこの人がイメージソング企画の首謀者主催者である。
零「えっとね、(エヴァは言うの恥ずかしそうだから)曲が終わったあとステージから飛び降りて、ミーナに駆け寄って、うん。いつから計画してたっけ」
エヴァ「ライブに出る事が決まってからだ(」
愁海棠「茶化さないわけがないからな…此処は弄りの巣窟だし。(おっちゃんもあしらうのが大変さねー)」
ポケマニ「いちばんのいじりまはあなたじゃないですかー。(棒)>愁海棠さん」
デューク「ほうほう…ライトスタッフもさぞかしいい仕事したんだろうなぁ…いやぁ、本当若いっていいなぁ(恐らく事実の3割り増しくらいに脚色されたシーンを想像している)」
 想像はふくらむ一方。しかし、案外間違ってなかったりして。
パーレイス「(ふむ。興味津々。) プロポーズの相手を決定したのはいつだ。(!」
エヴァ「(!)……付き合い始めてから、暫くして…だが……本当の決心がついたのは、やはり曲を練習している最中、だろうか。>パーレイス」
ミーナ「……う、うれしかったですぅ(もじもじ、やっと夫の顔を見あげた)」
エヴァンス「(見上げられていた。ん、とか視線を合わせ、微笑んでおこうか)」
ミーナ(目があった、むぅっともたれかかる。ラヴラヴ)
アイグル「… (初々しい新婚夫婦に視線を向け、甘えてるミーナさんにエヴァンスさんはどう接するか、生態観察。)」
 はい、ごちそうさまでした。
 今年3月ついにゴールインしたこの夫婦の話は一度脇に置いて、次の話題に参りましょう。

ヒロ「元々その曲自体がミーナ宛だったんだっけ?(聞き手も含めて楽しそうだと思い、ふと愁海棠を見て)……弄りといえば、そのライブで僕らも一つやったんだよね。演目。」
愁海棠「果て何のことでしょうか私まったく記憶にございませんねーあーこのけーきうめーいったいどんな材料つかってんだろうねぇまったくおくぶかい」
 おや、名前が出ないうちから愁海棠の態度が変わった。明らかに棒読みだ。
エヴァ「嗚呼。(ヒロに頷き)丁度良い歌詞だったからな」
零「あ、覚えてる覚えてる!海棠さんとセルトさんのこと弄ったよね!(>ヒロ」
ヒロ「後で本当に歌詞通りの展開になったって聞いたんだけど本当なわけ?(去年のライブのことは知っているが、その後のことを知らない1匹。首をかしげて尋ねる)」
デューク「ふむ、歌詞…?」
カイ「(パシャリ、シャッターを切る)…良い写真が取れましたぁ…(カメラ収納)んで、歌詞通りというのは?」
零「…本当なわけ?(視線を、おっちゃんへ。じっ)」
愁海棠「歌詞?(…ぽく、ぽく、ぽく、チーン!) HAHAHAHAHA, なんのことでしょうかねー?(視線をそらした)」
ポケマニ「みゅう。珍しく愁海棠さんが弄られている・・・!(・・・)」
ヒイラギ「…えーっと、歌詞歌詞。(手元にポケナビ取り出し、カチカチ検索ちう…()」
零「あー本当のことになったんだ!絶対そうだ!(おっちゃん見、2828。ひーの様子も観察するわくてか)」
 普段は様々な客、主にカップルやヘタレをいじり倒すことで有名なこの男は、言葉で攻撃するだけに自分へ矛先が向いても常に開き直ってのらりくらりと受け流してしまうという。
 このような反論になっていない反論はとても珍しいのだ。
ヒロ「去年の会場にいなかった人のために説明すると、僕らは「ラヴ・パレード」歌ったんだ。彼女が家に来るって聞いてどたばたしてる男の歌を、とっくに結婚式挙げてるのに同居どころか旦那の家に行く気配もない嫁のイメージに重ねて。」
 ▼しゅうかいどうは ひょうじょうを こていしたまま ひやあせを ながしている。 だらだらだ!
デューク「…成る程。」
ヒロ「いい顔してるよね今。(愁海棠を見やって)事情よく知らないみんなもよく見ておくといいよ、おっさんのあんな顔って超貴重だから。」
ヒイラギ「…おぅべいべー。(おっさんの顔を、じーっ。)」
デューク「うむ、後で古参社員の皆に送ってやろう。(パシャリ!)」
ポケマニ「今回含めて片手で数えられるぐらいですよね。(・・・)<超貴重」

パーレイス「推測するに、その曲を練習する事で結婚の意思が固まったのだな。」
 人の恋愛というものに強い興味があるらしいパーレイス。まだエヴァンスへの質問を続けている。
 せっかくなのでもうしばらくご紹介しよう。
エヴァンス「(凭れ掛かられればミーナがずり落ちたりしないようにしっかり支えますよ)…そういう事だな。最も、挙式は互いの世界のいざこざが落ち着いてから、とも決めていたが。>パーレイス」
ミーナ「ひ、ひと段落はぁ、してたですぅ。ねぇ?(夫を見あげ)そういえば、最初のデートで、私からお付き合いしたいってお願いしたですぅ」
アイグル「… (そこに夫婦がいるから。 落ち着いた夫ととろけそうな妻の対比を眺めた後、目を軽く細める。)」
エヴァ「…そういえば、告白はミシェーナからで、プロポーズは、私からだった(なんという)」
カイ「へぇ〜……(ニヤニヤと笑って、ミーナの話を聞いて、エヴァンスの方を見て)」
パーレイス「論理的な判断だ。(頷いた。」
ツタージャ「こ、告白の時の事も、おぉぉ教えてよ……!(やけに熱入ってる。」
ミーナ「初めてえすとりあにつれていってもらったときに、「王子様になって」ってぇ(むぅっと夫見あげ)」
エヴァ(ツタージャの質問に対して、ミーナを見ておこうか。いやほら私だけしゃべっても的な。と思ったら早々言ってくれたよ()
カイ「…o0(ここで生まれたカップルって多いのかなぁ…なんというリア充)(爆発しろなんて言わないが、ちょっと楽しそうに二つのカップルを見つめて)」
アイグル「… (ロイヤルな告白。 みんな恋人とか夫婦だなんて、椅子の背もたれに体を預け、見おろす位置から会話を聞く。)」
ミーナ「あ、あんまり私たちの話ばっかりはダメですぅ(ぶんぶんぶん。話を無理やりかえようと必死ですよ)」
ツタージャ「も、もっとよく……知りたいけどね……。(控えた。(」
 そりゃ気になるよね……

愁海棠「(なんとか汗をぬぐい)まったく、憶測で話をされると困るね。おっちゃん純情な一般人なんだからさ、そんなわけでデューク、娘を嫁に出した時の話を。(The, 投げっぱなしジャーマンパス!)」
 苦し紛れに愁海棠が放り投げたキーワードは――
デューク「(バシン、と窓ガラスがラップ音を放ち)…おっさん、その「周辺」の話をしようと思ってたんだがそのものズバリの話は歯止めが利かなくなると思うんだ。>おっさん」
 ――どうやら効果抜群のタイプの話題であったらしい。
零「(視線はデュークへ。なになになんのはなし?Oh…)窓ガラス割れちゃう…(」
愁海棠「お、おう…じゃぁ娘の旦那の話で。」
デューク「変わんねえよボケが。(何かもう口調がアレな感じに)>おっさん」
ヒイラギ「…今年は誰が吊るさr(いや違う。)ピックアップされるかな。居るかなー。(…」
 このとき既に今年の夏祭りでも同じ企画が行われることが決定していた。今年はどんな伝説が生まれるのだろうか。

ヒロ「……。(びくっ。不穏な音を聞いて、どうしようかと考え)……本当、みんな好きだよね。そういう話。(ピアノ前を離れ、プロジェクトPの本棚を見に行って)結婚式の模様も、時々プロPで紹介されてるんだよね。カップル冷やかす話より多いくらいだよ(…」
 感じたのはカフェの危険か身の危険か、座談会の進行役も話題の切り替えを模索し始めた。
ポケマニ(1175)「みゅ? そうでしたっけ?>ヒロさん<多いくらい」
愁海棠「結婚式、そういやいくつかプロPになってない奴があるんだよな」
オレンジ 。0(……祝い事で人が集まりやすいですし、記録として撮りやすいんでしょうね……。(一般客サイドでお冷ごくごく。()
 ちなみにこの話の掲載時点で、第2部・第3部合わせて4件の結婚式が紹介されている。
 その中には今の不穏なオーラの原因も……いえ何でもありません。
ヒロ「夫婦になる儀式はイベント扱いになるから話をまとめやすいんだろうけど、カップルの話ってなかなかまとまらないんだよね。事件じゃないし。……この中で恋人持ち、ただしこの島で出会った相手限定、他に誰かいたっけ。(店内を見回す)」
愁海棠「ラギりゅう。」
零「……………。(沈黙)」
エヴァ「(兄をちらーみぃ)」
アテナ「・・・・・・。(視線をそらす・・・。)」
ポケマニ (何とも言えない苦笑をヒロさんに返すのみ▼)
 急に静かになった。他人の名(の省略形)を口にする方は気楽だが、自分がそうだとなんとなく手を挙げづらいらしい。
佐倉「あらあら、今日も大盛況で・・・何だか少し懐かしい顔もいますわね。(店内を見回し、ヒロの言葉に)恋人持ちですって?モカ、出番ですわよ!」
モカ「え・・・ふえぇ?!(どきーん)」
 こっちでもいきなり振られてうろたえるミミロップが1匹。
アイグル「…こんばんは… (佐倉さんにご挨拶を行ない、恋人持ち…石を投げれば恋人持ちに当たる。)」
オレンジ 。0(…………12組ぐらいでしたっけ……僕が知ってる限りで……。(氷ボリボリ()
 心当たりがあったりなかったり、無言の視線が行き交う中、中にはこんな意見も。
パーレイス「私は此処で幾人も告白したが、成功した事はなかった。(…」
カイ「ドンマイだね、うん(パーレイスのとこに行き、肩をたたこうと)」


 さあ、次はどんなエピソードが飛び出すのか?